2022年10月30日日曜日

【チャート読解/副読本】ネックゾーンとは何か。その解釈と活用法①

 10月初旬に日刊ゲンダイ様の取材記事掲載後、新しい読者も増えたようなので、筆者の記事に出てくる手法に関するワードや手法そのものの説明をまとめておきたいと思い立った。記事を十二分に活用していただく為には、ぜひとも書いておかねば不親切と言うものだ。

また、自分の手法を再確認することによって、新たな気づきを得られるかもしれない。そんな一挙両得を狙う。

そこで何から始めようかと思案したが、今回は『ネックゾーン』から。なるべくタイムリーなものから始めた方が読者に有用だろうと考えた。今後『日中マド』『ダウ理論』『エリオット波動原理』『フィボナッチ』『マーケットプロファイル』『各種ライン』など手法を構成する様々な要素についての説明を続けていくつもりだ。

なるべく初心者にわかるような書き方をするが、あまりに基礎的なことは省くため、わかり辛いこともあるかもしれない。そういう場合は各自別途学習していただきたいと思う。

また気分屋なので、定期的に書くことはできそうにない。また途中挫折もおおいにありうる。その点はお許しを。

では、さっそく、『ネックゾーン』から。

・・・・・・

ネックゾーンとはネックラインゾーンとの合成語である。ググっても一向に出てこないのでどうやら筆者の完全な造語であるらしい。どう呼んでいいかわからなかったのでとっさにつけた名称である。(もちろん言葉は造語であるが、中身はよくあるやつ、もしくはそれから派生したものであるので、すでにご存じの方も多かろう。)

一方、『ネックライン』のほうはポピュラーなようで、特にライントレードには必須の知識となっている。一般的には、天井なら押し安値同士を、底値圏なら戻り高値同士を結んだラインのようであるが、人によっては、また時によっては、もち合い相場の高値や安値に引くラインのこともそう呼ぶ場合もあるらしい。

また、直近高値をつけたローソク足の安値や、直近安値をつけたローソク足の高値に引いたラインもネックラインだ。※筆者はこの意味で時々使用する。

要するに、ネック(首)ということで、どれも相場の転換点になるラインということらしい。

しかし、ネックとはビジネスシーンでもよく聞くことがあるだろう。

例えば「この問題がネックとなって前に進めない」「何がネックとなるか、最初に考えろ」などという会話の場合は、「問題点」「障害物」などといった意味合いのようである。まあ、この場合も「首」という意味から派生した使用法なのであろう。(首根っこをつかむ、とかの首の意)。

筆者の造語である『ネックゾーン』もどうやら後者の意味合いを強く持つものらしい。これは後になってのこじつけであるが、進行上での障害ゾーン、という意味にしておこう。

では、相場の障害ゾーンとは何か?に話を移そう。

相場は買い方、売り方双方のせめぎ合いで進んでいくものである、とは周知の事実だ。我々はその道程をチャートというツールで知ることができる。いや、知ることができると信じるのがテクニカル分析というものである。買い方の、売り方の足跡や力関係が波動やローソク足にあらわれると信じている。(実際はどうかわからないが、そうではないか?と想像するだけの話かもしれないが・・・。)

その観点から導き出すのがネックゾーンである。

例えば、ある上昇トレンドを想像してほしい。

この上昇がどこまで続くのだろうか、もしここから反転するのであれば、どの辺で止まるのであろうか、そして下落はどこまで続くのだろうか。トレンドを前にして我々が考えることはそんなことだけではないだろうか。

その解答のひとつが『ネックゾーン』なのである。

ここでひとつチャートをご覧いただこう。日経225MINI先物12限月の4時間足チャートである。


薄黄色の四角枠で3つのネックゾーンが描かれている。①は下落波動BCから導き出したもの、②③は上昇波動ABから導き出した。それぞれ左側の出発点から右側に目を移してもらうと、四角枠ははっきりと抵抗帯になっていたり、支持ゾーンになっていることがわかるだろう。

これがネックゾーンの威力である。特に①は「どんだけ~」というほどもち合い相場が続いて、われわれを手こずらせた。いったん上抜いたように見えるが、これからもまた戻ってきて色いろ悩ませてくれるかもしれない。

このように上昇トレンドの押し目メドや下落トレンドの戻しメドを考える際に非常に有効的なツールであることは間違いない。

・・・・・・

では、そのネックゾーンの導き方に移ろう。個人の裁量に大きく左右されるという難点があるので、ここではあくまでも筆者の場合と限定させていただく。

買い方と、売り方というのは、言い換えれば、トレンドの種類によって入れ違うが、主流派と反主流派や抵抗(レジスタンス)勢力、攻撃側と守備側などと呼ばれるだろう。

ネックゾーンとはつまりチャート上での少数派弱者側の多数派・勝者側に対する爪痕、抵抗の痕跡のことである。

具体的に言えば、上昇トレンドにおいては主流派は買い方であるから、その反主流派、レジスタンス勢力、弱者といえば売り方である。その売り方がどこで反撃に出たかをチャートから読み解くのである。

上のチャートにもう一度戻って頂きたい。

1)親波の節目に注目する。ゾーン①の場合で言うと波動BCの節目に注目するのである。

2)BC波は下落波動だから、弱者=買い方の抵抗の痕跡を見つける。ローソク足で言うと、何本かの下落が続いた後の反発。安値を切り下げなくなったローソク足の安値(押し安値)から反発して、高値を更新しなくなった高値(戻り高値)の範囲がネックゾーンである。

3)だいたい一つの波動で上・中・下、3つくらい候補を見つけておけば事足りるだろう。今回は「上のゾーンで、押し目は終わっている(現在限り)。

※)上・中・下のゾーンはそれぞれ『天ネックゾーン』、『節目ネックゾーン』、『底ネックゾーン』と呼ぶことがある。


我ながらちょっとわかりにくい説明になってしまった。それに用事もできたので今回は尻切れトンボで終わる。下の記事も参考にしてほしい。今回の続きと、また最新の活用法も考えついているので、それらはまた次回ということで・・・。


【株デイトレード入門】ラインからライン、ゾーンからゾーンの狙い方。

ネックゾーンを利用したデイトレ法【日経225MINI先物、来週(12/6~)の展望とトレード戦略】


以上。








2022年10月29日土曜日

【高値を売るべからず】日経225MINI先物・10/31月曜日の環境認識とトレード戦略20221031

  またもやエスカレーターか。

金曜日は10時すぎにようやく買い出動。前夜に玉を持ったばかりであったから、少し慎重になった。ブログ記事のようにカッコよくはできないのだ。けれど30分後には27200円ジャストで決済。口約通りで+110円だ。

それでも後場の急落にはやっぱりびびる。たまたま現場にいなかったからよかったものの、チャート見てたら更に利確を急いでいたろうな。知ったのは出先で引けてからだった。

で、6時すぎてからビビりながら覗いたナイトは、強そうな足取りでひと安心。もう1枚追加!といきたいところだったが、すでに回転すし屋でテイクアウトしちゃってる。外出時から飲む気マンマンだったのである。

というわけで、途中チグハグな動きがあったものの、総じて順調なチャートを肴に、ちびちびやっていた夜であったとさ。

現有ポジは買い2枚のまま。いつも通り朝早く目覚めていたら利確したけれども、土曜の朝は絶対できやしないのだ。

来週月曜日はどうしようか。さすがに上げ過ぎで利確の嵐か。しかし土曜朝に利確できなかったのも何かの縁。トレンド追求派の筆者としては、もうひと伸び頂くとするか。


<重要ライン>

①28745・・・3波目標値

②28595~28655・・・日中マド4

③28460・・・次の戻り高値

④28305~28440・・・4時間足大天ネックゾーン

⑤28060・・・4時間足の目先反転目標値2

⑥27890・・・4時間足大チャネルライン上辺処

⑦27820・・・4時間足の目先反転目標値1

⑧27810~28300・・・日中マド3

⑨27785・・・9/14・28460円からの下落の76.4%戻し

⑩27770・・・4時間足小チャネルライン上辺処

⑪27650・・・日足抵抗ライン処

⑫27545~27825・・・日足節目ネックゾーン

※27535・・・ナイトセッション終値

⑬27525・・・ナイトセッションバリュー上限

⑭27410・・・(仮)ナイト下落の23.6%押し

⑮27330・・・(仮)ナイト下落の38.2%押し

⑯27290・・・5日線処

⑰27280・・・前日マド埋めライン&ナイトセッション・バリューハーフ

⑱27265・・・(仮)ナイト下落の50%押し

⑲27190・・・4時間足元ネックゾーン上辺

⑳27020・・・ナイトセッションバリュー下限

㉑26860~26825・・・日中マド2

㉒26635~26430・・・日中マド1


<詳細>

寄りから先に下落してくれるのなら、今回は⑭で手を打とうか。あまり深い押しは無いと見た。むしろ高寄りから始まる確率の方が高いかもしれない。

もし後者なら利確をしておこうとも思うが、それも程度の問題。

と言うのも、筆者が描いている高値目標値は⑧⑦⑥辺りであり、前限月(9月ギリ)のモード帯27600円~27700円台を今度はイッキに飛び越えてくれそうな気がしているからである。その前での利確はもったいないかなあ、というわけだ。

しかし短時間足は推進3波と見るとしても、すでに1波の1.618倍近くに達している。伸びても、高寄りしても前回高値27630円前後までしか上値はないかもしれない。

ここら辺りの加減はやはり相場に聞くしかなく、モード帯に差し掛かってもほどなく反転するかもしれないし。あまり欲張ることなくほどほどにしとこうかな。

逆に⑭での下抜け方、そして⑮への道程の模様次第ではショートもやるつもり。が、長く持つつもりはない。引け前には手仕舞う。ツナギとするには弱そうな下落である。当然底では買い増すチャンス(おそらく27200円台)。


以上。

2022年10月28日金曜日

【地固まるか】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20221028

 昨日は昼も夜も、BでもSでも果敢に攻めたが、どれもこれも5円の逆指しで狩られて終わった。深夜になるまで小さな、それでいて激しい、もち合い相場であった。プラスで終えれたのは、持ち前の辛抱性の欠落。また仕掛けた時間が逆に良かったのかもしれない。動かない時間だったようだ。センスの無さも幸い。

しかし、またよう下げたな。元の木阿弥。昨夜就寝前に「ダメ元」と指し直しておいた買い玉26990円が新たに誕生している。これで現有ポジは買い2(26025、26990)となり、やや不安の残る陣形。捌けるかどうか。

ジグザグ上昇N値まで10円足らずで下落した。きょうは正念場(何度もあったが)。例のラインを超えたらお仕舞。もう逃げっちゃったのだろうか。N値で終わるとは思えないのだが・・・。


<重要ライン>

①28595~28655・・・日中マド4

②27810~28300・・・日中マド3

③27545~27825・・・日足節目ネックゾーン

④27345・・・ナイトセッションバリュー上限

⑤27280・・・ナイト下落の50%戻し

⑥27270・・・前日マド埋めライン

⑦27220・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑧27205・・・1時間足反転目標値

⑨27200・・・5日線処

⑩27195・・・ナイト下落の38.2%戻し

⑪27190・・・4時間足元ネックゾーン上辺

⑫27095・・・ナイト下落の23.6%戻し

※27050・・・ナイトセッション終値

⑬27000・・・1時間足Gファン支持線

⑭26995・・・4時間足Gファン最終支持線&小チャネルライン下辺

⑮26960・・・ナイトセッションバリュー下限

⑯26905・・・4時間足元ネックゾーン下辺

⑰26875・・・最終ロスカットライン

⑱26860~26825・・・日中マド2

⑲26795・・・1時間足下落続行目標値

⑳26740・・・大上昇の50%押し

㉑26635~26430・・・日中マド1

㉒26535・・・大上昇の61.8%押し


<詳細>

例のラインとは⑰で、上昇を確信した筋の防衛ライン。これを明確に割ってくるようだと明日はない。買い玉はいったん清算するつもりである。

しかし楽観的予想すぎるかもしれないが、今回も⑯が守ってくれるのではないだろうか。また27000円処は支持線も多く、深夜の割れはオーバーシュートと見ている。今回の下落が3波前の最終調整となってくれるといいな。

なので、きょうも基本は「押し目買い」作戦続行。⑮を背にして、デイトレレベルなら⑦、⑥を目指す。

安心感を得るには、まずは⑫突破。このラインでの攻防戦が見ものだ。安全策ならここからを買いで勝負。


以上。

2022年10月27日木曜日

【あるような、ないような】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20221027

まあ、こんなものなのかな。

きのうの武勇伝はとりたててない。9時早々指しておいた27400円だったが、利確遅れで小利にとどまった。いつまでたっても学習しない性質。

保有ポジは買い1枚(26025)のみとなっている。1枚はナイトになってから27420円と低位利確に終わった。肩で風切って歩くようなブログ記事を書ける身分になるのはまだまだ先だろう。

きょうは迷いあり。ナイトで目標値寸前までいったようだし、寸止めされたような気もしているしで、今のところ態度がはっきりしない。


<重要ライン>

①28595~28655・・・日中マド5

②28460・・・次の戻り高値(目標)

③28305~28440・・・4時間足大天井ネックゾーン

④28125・・・4時間足ジグザグ目標値1

⑤27925・・・1時間足Gファン抵抗線

⑥27825辺・・・4時間足大チャネルライン上辺

⑦27810~28300・・・日中マド4

⑧27785・・・9/14・28460円からの下落の76.4%戻し

⑨27700辺・・・日足抵抗ライン

⑩27680・・・4時間足目標値2

⑪27675辺・・・4時間足小チャネルライン上辺

⑫27640・・・4時間足ジグザグN値

⑬27605・・・ナイトセッションバリュー上限

⑭27545~27825・・・日足節目ネックゾーン

⑮27495・・・ナイトセッション・バリューハーフ

※27440・・・ナイトセッション終値

⑯27390~27335・・・(新)日中マド3

⑰27385・・・ナイトセッションバリュー下限

⑱27340・・・本日下落目標値1

⑲27310・・・今回上昇の38.2%押し

⑳27265・・・本日下落目標値2

㉑27250・・・1時間足Gファン支持線

㉒27210・・・今回上昇の50%押し

㉓27190~26905・・・4時間足前ネックゾーン

㉔27180・・・5日線処

㉕26860~26825・・・日中マド2

㉖26635~26430・・・日中マド1


<詳細>

当初からの目標値⑫には10円届かなかったが、まあ達成と見るべきか。上にもズラリ抵抗ラインがひしめいている。前限MPでも27600~27700円台はヤマ場となっている。なら、ここから少し調整と見るのが大方の筋だろう。

今MP的な見方からは27150円までの調整はいつでもあるだろうから、ここに買い指値は別途置いているが、果たして成就できるかどうか。日中は特にきのうのレンジを少し落としたレンジでの持ち合いに終始するかもしれない。

逆目なら⑮突破で買いたいが、やはりちょっと上が重いか。

それでも常にトレンドを追い求めるタチの筆者としては、⑰割れS、⑲割れでもS、と果敢な作戦を頭に描いているが、これとて上昇トレンドになったことが明白になっている現状としては、小金を獲りに行くことにしかならないかも。

きょうはむつかしいね。


以上。

2022年10月26日水曜日

【もう少しだけ頂戴】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20221026

 やっとこさ伸びてくれた。

ちょっと時間ないので詳細は割愛。現有ポジションは買い2(26025、27260)となっている。昨夜ニューヨーク開始前に仕込んだ。もち合い高値抜け、ユーロやポンドも伸びていた。

本日は続伸望むもどこまで?が焦点。目標達成からの下落に注意。


<重要ライン>

①28595~28655・・・日中マド4

②28460・・・次の戻り高値(目標)

③28305~28440・・・4時間足大天井ネックゾーン

④28125・・・4時間足ジグザグ目標値1

⑤27810~28300・・・日中マド3

⑥27805辺・・・4時間足大チャネルライン上辺

⑦27785・・・9/14・28460円からの下落の76.4%戻し

⑧27740辺・・・日足抵抗ライン

⑨27720・・・4時間足Gファン抵抗ライン

⑩27680・・・4時間足目標値2

⑪27640・・・4時間足ジグザグN値

⑫27615辺・・・4時間足小チャネルライン上辺

⑬27575・・・4時間足目標値1

⑭27555・・・ナイトセッションバリュー上限

⑮27545~27825・・・日足節目ネックゾーン

⑯27535・・・15分足ネックライン

※27520・・・ナイトセッション終値

⑰27460・・・ナイト上昇の23.6%押し

⑱27430・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑲27400・・・ナイト上昇の38.2%押し

⑳27335・・・前日マドウメ

㉑27210・・・1時間足押し目目標1

㉒27190・・・4時間足前ネックゾーン高値

㉓27180・・・ナイトセッションバリュー下限

㉔27105・・・5日線処

㉕27100・・・4時間足押し目目標2

㉖26860~26825・・・日中マド2

㉗26635~26430・・・日中マド1


<詳細>

1時間足、15分足を見ていると、もう1波あるように見える。なので、もう少し上値を欲張ってみるが、急落も十分あるのでそこそこに留めようとは思う。

前限月のプロファイルからは、27600円台~27700円台はもっとも出来高が盛り上がったレンジだ。その点を考慮すると、⑫~⑤辺りまでは欲張ってもバチは当たらないような感じだが、ナイト高値を超えられず、そのまま落下しても文句は言えないだろう。筆者は様子見から、1枚は買い玉を利入れするつもりだ。

もちろんいったん落下すると言っても、近いうちにまたまた蘇生してくるのは確実であろうから、じっと我慢する手もあろう。その時の天井はやはり③②①だろう。

下落の徴候はやはり⑰、特に⑲を意識したい。バリューハーフを割れることだし、5日線処まで戻ってしまう値動きも想定しておく。

しかし、27000円割れはあっても一瞬だろうと思われるので、ここからは毎日「押し目買い」という心身ともに楽しく健康的なトレードが続くと期待している。


以上。

2022年10月25日火曜日

【猪突盲信の買い】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20221025

 戻っとるやないか~い。きのうのドタバタは何だったのか。

当日ブログで大見得をきったものだから、高値を売り切れず、ずるずる落ちていく日経をやっと触れたのは11時過ぎてから。27100円までで止まればフラット調整やトライアングルになって上昇するはず!との甘いイメージで27150円買い。

当然これは押し目ではなく下落途中での買いになってしまったようで、27080円でロスカット。また27000円割れも想定できたので(前日日中マド埋め水準、61.8%押し水準)、持っていた26970円買い玉も同時に手放した。あ~あ。またまた儲け損ない。ホームラン狙いすぎのブンブン丸。「いい加減、学習したら」は女房殿。

すっかりヤル気を削がれたので、私用と称して外出に。戻ってきたのは5時すぎであった。ザラ場で買い玉のロスカット等を行った時、一矢報いねばとほぼ同時にショート(27075円)を1枚入れたが、それには利が乗っていた。

しかし、喜ぶ間もなく、そのSは短命に。上がっちゃったじゃあ~りませんか。5円は駄賃にもらっておいたが、まだ赤字。そこで6時からまた26900円始まりの大陽線になる気配がしたので、半信半疑ながら26980円を超えた処で買いを入れた。26980円は日中バリュー上限値だ。

でも、やっぱり勝たせてくれないらしい。寝た後狩られていた。また5円だけ。27000円は維持してくれると思っていたのだが。

これで現有ポジションは買い1(26025)のみとなった。あかん、上でも下でも勝たれへん。勝ち運が逃げてしまったのか。

そして今朝。こんな風に上がってしまってドタバタ喜劇だ。なら、ドン・キホーテのように突撃してやる。どこで買いを増やそうかな。そもそも買い場はあるのかな。


<重要ライン>

①28595~28655・・・日中マド4

27810~28300・・・日中マド3

③27785・・・9/14・28460円からの下落の76.4%戻し

④27770辺・・・4時間足大チャネルライン上辺

⑤27640・・・4時間足ジグザグN値

⑥27555辺・・・4時間足小チャネルライン上辺

⑦27545~27825・・・日足節目ネックゾーン

⑧27395・・・前高値

⑨27355・・・1時間足ジグザグ上昇目標値

⑩27200・・・ナイト下落の76.4%戻し

⑪27190・・・4時間足天ネックゾーン上辺

⑫27160・・・ナイトセッションバリュー上限&ナイトセッション終値

⑬26965・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑭26905・・・4時間足天ネックゾーン下辺

⑮26870・・・ナイトセッションバリュー下限

⑯26860~26825・・・日中マド2

⑰26705~26585・・・4時間足節目ネックゾーン

⑱26635~26430・・・日中マド1


<詳細>

それにしても27300円台はやはり重いのか。因みに27340円が前限月の中央値である。半値を捉えきれていないってわけだ。

しかし何とか突破口を探さねば。それにはまず⑩を明確に突破することが前提。その時点で初めて⑧奪取の挑戦権が手に入る。その後はもう自動運転で大丈夫だろう。27600円近くまではいくはず。

それでもなるべく安くは手に入れたい。⑬あたりでどうだろう。寄りから先に下落してくれる展開なら、ほぼ無条件で買いを入れるだろう。

・・・・・・

しかし、好事魔多し。やっぱ26900円は見ておくべきか。(いやいや、きょうはないさ)

お願いだから、きのうのように高寄りしないでくれ。


以上。

2022年10月23日日曜日

【強気で臨む2】日経225MINI先物・月曜日の環境認識とトレード戦略20221024

九死に一生。日銀さんありがとう。

金曜日は寄り前から敗色濃厚な売り気配。【強気で臨む】はずの筆者も腰が引けていた。案の定、怒涛の売り攻勢に耐えた15分だった。なんとか日中マドネックゾーンが支えになってくれたようだ。

そして9時半から反撃開始。寄付26935円を超えた26940円で買いを入れた。そして10時にバリュー下限値26965円上まで戻って更なる上昇を期待したが、再度下落。この時点で上トレンドはあきらめ、小もち合いに見込み変更している。同値撤退。

後場も相場はバリュー下限値の直下で小さなもち合い。下はなんとか26865円割れを回避している。「夜はどっちに放れるのかな」。

その問題のナイト。26870円割れ、陰の寄付き坊主を見せられては、筆者の売りシステムが動かないわけはない。26855円で2枚。1枚は買い玉のヘッジ用、1枚はデイトレ現金収入用。

しかし、26790円が寄り前から見えていた。ジグザグ下落のN値である。で、やむなく1枚をチョイ前で利確。7時すぎ位にもう1枚も急反撃され、+5円で撤退の憂き目に。その後は膠着状態で前半戦終了となった。飲酒タイムの始まりでもある。

飲みながら考えていたのは「やはり強い」。あの26865円を4時間足終値では回復している。それに日中同様、叩かれても叩かれても、あるラインを割らせない。誰かが支えている印象。26800円の攻防をじっと見てればわかる。

それでアメリカが始まった後、26950円(日中バリュー上限値)を超えた時点で買ってしまった。酔いが背中を押してくれた。すぐ下がったが、また上がり、また下がるという乱高下にも耐えれたのは為替相場を見ていたからだ。そしてアルコールがもたらす「どうにかなるさ」感。

ユーロやポンドが10時前から反発上昇を開始していたのを確認していた。その時点ではドル円はまだ大きくは下落していなかった。少し弱くなったかな程度の印象。政変中のポンドはともかく、ユーロの反転は心強かった。1,2週間前の朝ブログで、「ユーロドルやポンドドルで売買タイミングがつかめるかも」と書いているし、だいぶ前だが以下の記事も参考にしてほしい。

≪ユーロ/ドルチャートが示唆するものとは≫

これで現保有ポジションは買い2(26025、26970)となって、再度買いに傾けた。筆者のバクチトレードは成功したと言えそうだ。

すなわち明日月曜日も上がると予想する。

火曜日も木曜日も後場の上昇はもしかしたら日銀だったかも。べらんめえの大親分が円だけでなく、ルール無視の覆面でETF買いをしてくれたのならこれからも心丈夫。そんな妄想を抱く筆者である。


<重要ライン>

①28595~28655・・・日中マド5

27810~28300・・・日中マド4

③27785・・・9/14・28460円からの下落の76.4%戻し

④27715辺・・・4時間足大チャネルライン上辺(前記事の赤色ライン)

⑤27640・・・4時間足ジグザグN値

⑥27585・・・1時間足5波目標値

⑦27545~27825・・・日足節目ネックゾーン

⑧27435辺・・・4時間足小チャネルライン上辺(前記事の緑色ライン)

⑨27395・・・前高値

⑩27275・・・1時間足Gファン抵抗ライン処

⑪27230・・・1時間足上値抵抗ライン(前記事の青色ライン)

⑫27190・・・4時間足天ネックゾーン上辺

⑬27180・・・日中マド3上辺

⑭27150・・・ナイトセッションバリュー上限&ナイトセッション終値

⑮27095・・・日中マド3下辺

⑯26905・・・4時間足天ネックゾーン下辺

⑰26895・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑱26860~26825・・・日中マド2

⑲26810・・・ナイトセッションバリュー下限

⑳26705~26585・・・4時間足節目ネックゾーン

㉑26635~26430・・・日中マド1


<詳細>

焦点はナイトセッションでの急騰で逃げた売り方がどこで売り直してくるかだ。それが⑪、⑧、④だが、筆者は⑪あたりで白旗を上げるつもりはない。最低限⑧である。(もっとも早い時間に⑮や27000円までの下落が先にあって、増し玉することができたのなら、その分は決済するが)。

つまりは27000円以下はもうないし、今回の上昇は(5波動目の天井は)、⑥~④と見ているということになる(もっとうまくいけば②の入り口、⑦の上辺までか)。その辺ならヘッジのS玉を持ってもいい。・・・楽しいだろう、想像するだけならタダだから、言わせておいてくれ。

「アイム ファイター」。最短命になったが、その意気や良し。

「アイム フォータイムス チャンピオン」。あの頃のK1はおもしろかったなあ。

・・・・・・

しかし、好事魔多し。やっぱ26900円は見ておくべきか。(いやいや、月曜日はないさ)


以上。


筆者のスランプ脱出法と【日経225MINI先物、今週(10/24~)の展望】

日銀の円買い介入があったようで、日経は上昇して終わった。【強気で臨む】とした筆者は半日遅れながら予想が当たって正直ほっとしている。ナイト前半の時間では敗北を感じていたからである。

その前の週から大きな値動きに翻弄され、トレードが上手くいってなかった筆者が、そもそも金曜日に「強気」とタイトル付けした理由は何であろうか。少々自慢話になるが、読者のこれからのトレードに少しは参考になる部分があろうかとも思われるので、列挙してみよう。




①何といっても、木曜日昼からの急騰(上の4時間足チャートの赤色人差し指)だ。これで「潮目が変わった」と書いた。今回の円買い介入ではないが「これ以上売り込んだらタダじゃおかねえよ」。もろ肌脱いでべらんめえ、という買い方の強力な意思表示を感じたわけである。(直観のみ)

②前兆は火曜日のこれまたお昼。前場高値をつけた後急激に売り込まれた後の大きな切り返しであった(同チャート青色指差し)。この時もウリ玉を外している。(これもまた直観のみだが①の時よりは弱い)

③相場は先々代の親波(25610円→27395円)の23.6%押し=26975円を明確に割ることができておらず、割っては戻されの底固さ。(付け足し)

10/2記事で紹介した天底転換サインである騰落レシオが80%を割らず90%台でウロウロするありようを「下げ渋り」と逆解釈した。つまり長期投資家はもう投げない?(注:実際には10/3に78%をつけた。ちなみに金曜日は80%だった。)(これも付け足し)

⑤日中マドが下にあり、そのひとつ(26860~26825)を埋め切れずに推移していたこと。3波に入ったことの証明か?(押しつけ)

先週予想記事では、下落を予想していたのは大ハズレだったが、下落の底到達時期を先週末から明日月曜日としていたこと。値位置は違うがうねりの底の到達時期は早ければ今日(金曜日)なのではとの(こじつけ)。

⑦筆者だけのアノマリーではあるが、夏時間・冬時間の入れ替わり時期(今期は11/7)が近づいてきていること。年2回あるこのイベント前後は相場の転機になりやすいと感じている(2年前くらいのトレード記事参照)。(後日思い浮かべたこと)

とまあ、直観を肉付けしていった挙句の盛り話ではある。

しかし、筆者を決断させたのは、こんな理論的な分析が元ではない。

はっきり言おう。イチかバチかの勝負に出ただけの話である。バクチであった。

金曜日の早朝はもともと弱気であった。先週の朝記事で見られるように、毎日どっちつかずの態度であり、トレード成績もかんばしくなかったのだ。そんな環境下での丁半バクチ。

が、この丁半バクチこそが筆者を助けてくれることを経験で知っている。


手法の逆張りをしよう。

これは以前も書いたことがあるのだが、スランプの時ほど逆張りをせよ、と言うのが筆者のモットーである。

逆張りと言っても、もち合い相場の時のセオリーだとされる逆張り(すなわち、上がれば売り、下がれば買う)ではない。そんな確率論に裏付けられただけの単純な手法ではない。

これは自分の手法自体の「逆張り」と言えるもので、いつもの手法では買いであるが、今回は逆に売るという感じだ。例えば、「ボリバンの-2σだ。買おう」はいつもの手法。逆張りは「-2σでも売ろう」である。あるいは「5日線に陽線がにょきっと顔を出した。買いだ」の時はウリをしてみる。また「あ、ここにラインがあるぞ。売ってやろう」ではなく、「突破するかもしれない。一丁、買ってみるか」である。といった具合にいつもの自分の手法、セオリーの逆をやってみることである。

これは今まで自分が育ててきた手法やテクニカルを捨てるという意味ではない。むしろ捨てたらだめだ。聖杯探しの旅になってしまう。わかっていながら敢えて中止するだけの話だ。

どうせスランプだ。何をやってもうまくいかないのだ。なら、いつもの逆をやろうじゃないかという「確率論に裏付けされてもいない」単純な思考法である。筆者の危機脱出のひとつの方策である。

なので、今回の買いは見事に上記スランプ脱出法がはまっただけのことであり、また今回だけでスランプを脱出できるとも思っていない。精進を続けるしか道はない。


では、今週の分析・予想に移ろう。もう上昇トレンド入りは明白のように感じている。もう一度下落してくるが、それが最後の押し目、買い場になるのではないだろうか。

【4時間足】



しかし筆者が提示できるのはこのチャートのみ。赤、青、緑、どのチャネルライン狙いますか?というだけに、今回はしておこう。3つのうち、お好きなラインまでの値幅を楽しむべし、である。

それでもエリオット波動的な解釈をちょっと付け加えておこうか。

27370円からの下落は上昇の4波動目で、たぶんジグザグ修正波だろう。従ってこの後5波目の上昇が待っている(と言うより、すでに始まった)。

※5波動といっても推進波ではないので、推進波としてのルール(1波と4波は重ならないとか)は適用できない。まだ調整波中だ。だから、上がり切ったらもう一度下がってくる。問題はどこを「上がり切り=5波目の頂点」とするかだけ。


以上、天井騒ぎの【今日の講釈師、見てきたような嘘を言い】でした。ご清聴ありがとうございました。


ちょっと休憩してから月曜日の予想に入ろうと思う。乞う、ご期待。








2022年10月21日金曜日

【強気で臨む】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20221021

 きのうの午後からの大逆襲で潮目が変わった印象。

突然噴いたのには驚かされた。きのうは前場から上下往来のやり辛い相場で手が出ず、ランチ時に考えていた後場の作戦はS。後場が10円、20円でも上がってくれていたらショートを建てているはずであった。それがそのまま下にいったものだから、やっぱり「手がでない」。・・・そして安値更新で「がっかり」・・・そしてビックリの上昇、というわけ。

これで目が覚めた。モヤモヤが吹っ飛んだ。相場についていくことはしなかったが「これから上がる」の直観。引け前30分の間に売り玉を27040円で決済だけした。それでも買いは決心はつかなかったが・・・。1枚持ってる(26025円)という安心感が悪い方に出て、消極的になっていた。決心の割には実行力はまだまだだな。

ナイトは用事でほとんどチャートを見れなかったのもあるが、ノープレイ。疲れて10時前には寝ていたので、ニューヨーク時間の上昇は知らなかった。朝起きてまたモッドっていたようだが、昨日の直観に変わりはない。

きょうから強気一辺倒でいく。ジリ高傾向であろうが、適時利確を繰り返しながら、以前からやっている4.3倍ブル投信やレバレッジETFを少しづつ貯める方向でトレードする。


<重要ライン>

①28595~28655・・・日中マド5

27810~28300・・・日中マド4

③27665・・・1時間足3波目標値

④27640・・・4時間足ジグザグN値

⑤27560・・・4時間足目標値2

⑥27545~27825・・・日足節目ネックゾーン

⑦27410・・・4時間足目標値1

⑧27400・・・1時間足目標値1

⑨27395・・・前高値(目標)

⑩27295・・・ナイト高値

⑪27280・・・ナイトセッションバリュー上限

⑫27190・・・4時間足天ネックゾーン上辺

⑬27120・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑭27095~27180・・・(新)日中マド3

※27020・・・ナイトセッション終値

⑮26965・・・ナイトセッションバリュー下限

⑯26905・・・4時間足天ネックゾーン下辺

⑰26865・・・前日安値

⑱26860~26825・・・(改)日中マド2

⑲26705~26585・・・4時間足節目ネックゾーン

⑳26635~26430・・・日中マド1


<詳細>

もう27000円割れはほぼないだろうという覚悟でトレードを進めるつもりだ。なので、寄りから27000円を割れようものなら(?)すぐさま買って出る。ロスカットは⑰割れ。これでは自身の決意がまた鈍る。

きょうのところの目標は⑪。きっちり利確するつもり。途中で増し玉できるような展開なら尚〇。

楽天の4.3倍ブル投信はいつもTOPIXが1%前後以上下がるかもという日などに買っていた(申し込み締め切りが確か2時45分)。なので、これからはなかなかお目にかかれないかもしれないが、その分積み金を2倍にして続行するつもりだ。

レバレッジETFは最初から決め打ち。きょうなら先物のその日の安値を27000円と決めて、それに相当するような価格での指値で集める。もちろん前日より安くなりそうな日だけになるが。


以上。


2022年10月20日木曜日

【ゾーンに聞け!】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20221020

 いやー、惜しかった。もう少しであった。売り方さんが慌てふためく様が目に浮かんだが、勢い的に昨日日中までとした上昇波は目標高値を上抜けずに終わった。

突破できるならこの日だけ!と信じ、9時すぎ27225円まで下げた処を狙って27240円で買って出たが、1時間後にはあえなく討ち死に。+5円のロスカットにかかった。という事実が象徴しているように、その前日から乱高下が激しく、ウリもカイも利を伸ばせない。

結局、昼頃には「きょうはノーマルデー」だともち合いを想定。2時くらいまでにもち合い安値26250円処で買うか、26350円処で売るか、といった戦略に切り替えさせられた。

で、2時過ぎてから相場が弱くなったようなので、26310円ショートを持つ。これはヘッジ目的のウリ玉である。

ナイトはGDからのスタート。処分し忘れた買い玉1枚を「どうしよっか」。で、6時すぎに戻った処を同値で処分&27125円のショート追加。が、すぐの上昇に▲30円。アトでもっと下がったのを見てガッカリするという、ここ最近の振らされっぷりは見事だ。

後はもうすっかりヤル気を削がれて、終わってみれば保有ポジは買い1(26020)VS売り1(27310)となり、今週前半いったい何をやってたんだろうか。釣果はサヤが開いただけ。現金実入りはほとんどない。

きょうはホント言って、皆目わからない。上下どちらに動くのか、おとなしく耳をすませば相場が教えてくれるだろう、てな気持ち。


<重要ライン>

①28595~28655・・・日中マド3

27810~28300・・・日中マド2

③27640・・・4時間足ジグザグN値

④27545~27825・・・日足節目ネックゾーン

⑤27465・・・親波61.8%戻し

⑥27395・・・前高値(目標)

⑦27225・・・ナイトセッションバリュー上限

⑧27190・・・4時間足天ネックゾーン上辺&ナイト下落の61.8%戻し

⑨27180・・・前日日中マド埋め

⑩27080・・・ナイト下落の38.2%戻し

※27070・・・ナイトセッション終値

⑪27040・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑫26945・・・ナイトセッションバリュー下限

⑬26905・・・4時間足天ネックゾーン下辺

⑭26900~26825・・・日中マド2

⑮26705~26585・・・4時間足節目ネックゾーン

⑯26635~26430・・・日中マド1


<詳細>

上なら、27100円以上に乗ってくれると、きのうまでの強い相場だった勢いは維持できる。また頂上奪還の目も残されているだろう。

下なら26750円、26500円処といった順次レンジを下げていく値動きになるだろう。

カギを握っているのが⑧~⑬のネックゾーン。昨夜も⑬で止まって反転している。その反転はちょうど⑩で止まったようにナイト終値水準もまた、本日の予想の難解さを象徴していると感じないだろうか。

結局、⑧~⑬までのレンジに抑えられそうな感じがメインで、その上下への放れは2番手の予想とせざるを得ないのかな。

う~ん、消極的な、あまりに消極的なこの態度は、相場予報士協会から大目玉を喰らうことになるだろう。


以上。



2022年10月19日水曜日

【さあ!高値へ】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20221019

恐れ入りましてございます。

きのうもやっぱりSから、9時半ちょい前に27170円。15分足で2本目にも天底転換足(宵の明星型)が出ていたが、慎重方針に変わりなく遅れての参入。例の27150円以下になってくれるのを期待して27190円なら即ロスカットする覚悟であった。

それが上手くいって9時半過ぎには早くも2枚目Sに着手。上の建玉はヘッジ用、この27105円はデイトレ用にとの思惑で、怒涛のウリ攻勢。

その後は思惑通り下がってくれたが、利確指値26990円(バリューハーフ値手前)に届かず10時すぎ27000円に指値を上げて決済を焦った処から歯車が狂ったか。26905円までの安値を獲りり切れず。

それでも変わり身早く、お昼休からの上昇気配に後場早々27055円で買う。そしてド転気味にスイング用Sも処分したのであった。

その日の夜は3度買っては切らされる忙しい相場も、最後は腹を括ってB転換を信じて寝た。27000円割れがあったようで、『ちょっと無謀だったかな』。

保有ポジは買い2(26020,26120)と傾けている。

きょうは高値チャレンジと踏んでいる。きのうの日中でのあの安値からの切り返しに脱帽した。「初押しは買い」の2度目ということになる。あの動きはもう一日上昇するサインだ。もうSはない(しないという意味ではない)。


<重要ライン>

①28595~28655・・・日中マド3

27810~28300・・・日中マド2

③27640・・・4時間足ジグザグN値

④27545~27825・・・日足節目ネックゾーン

⑤27465・・・親波61.8%戻し

⑥27395・・・前高値(目標)

⑦27360・・・4時間足Gファン抵抗ライン&1時間足右上がりチャネル上辺処

⑧27310・・・ナイト高値

⑨27300・・・ナイトセッションバリュー上限

⑩27200・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑪27190・・・4時間足天ネックゾーン上辺

※27175・・・ナイトセッション終値

⑫27155・・・前回バリュー上限値

⑬27015・・・ナイトセッションバリュー下限

⑭27000・・・1時間足右上がりチャネル下辺処

⑮26905・・・4時間足天ネックゾーン下辺

⑯26900~26825・・・(新)日中マド2

⑰26855・・・5日線処

⑱26705~26585・・・4時間足節目ネックゾーン

⑲26635~26430・・・日中マド1


<詳細>

従って急変あるまでは押し目買い作戦で通す。いよいよ⑥が射程圏に入ったようである。

きょうの安値は27100円辺だと割り切って(27000円割れはもうない)、寄りから最初に利確のウリが出ようものなら喜んで買い増すことだろう。27200円を超えたらもう明白。買いっきゃない。⑨もらくらく通り越す。

問題は⑥をどれだけ突破できるかだけ。先夜は寸止めされたが、きょう勢い余れば⑤までは確実と睨んではいるのだが・・・。そうなりゃ1枚を残して利確する予定ではいる。(まだ3波入り!と確定できないので)

(注)1時間足チャネルライン作成、突破に期待。


以上。


【注】

筆者、今朝は少々ハイ。予想が総崩れになる傾向アリ。ご注意アレ。

2022年10月18日火曜日

【再チャレンジ?】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20221018

何か変な感じ。

昨日は26800円超の上昇に怖気づきショートできず。これが響いて、9時半すぎに26735円での苦し紛れの参入は、15分も立たぬうちに+15円で「や~めた」。その後の数十円は儲け損なった。

後場も寄付き坊主スタートだったことに目をつけ、26730円でショート果敢も、すぐ▲20円で降りた。総じて自信がなく辛抱がしきれず。数十円の利益をまたもやとり逃がす。

ナイトはヤル気喪失感いっぱいで、ジリジリ上がっていく相場に売るに売れず、買いに買えず、保有ポジションの売り玉をニューヨーク開場まで引きずる始末。+10円までうしろ髪引かれた。自己の相場観を引きずった1日となったのである。失敗。

これで保有ポジは買いのみ1枚。このまま上がってくれるのなら文句はないが・・・。

きょうはすでに自分の視点にこだわりはなくなっているが、なんか解せないのは確か。やはりこのまま上昇していくとは思えず、調整波動がまだ続くのではないかとの疑念は無くならない。もう一回逆張りをやってみる。


<重要ライン>

①28595~28655・・・日中マド3

27810~28300・・・日中マド2

③27545~27825・・・日足節目ネックゾーン

④27395・・・前高値

⑤27215・・・4時間足Gファン抵抗ライン

⑥27190・・・4時間足天ネックゾーン上辺

⑦27175・・・直近高値

⑧27155・・・前回バリュー上限値

※27120・・・ナイトセッション終値

⑨27115・・・ナイトセッションバリュー上限

⑩26980・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑪26905・・・4時間足天ネックゾーン下辺

⑫26825・・・前日日中マド埋め

⑬26760・・・ナイトセッションバリュー下限

⑭26705~26585・・・4時間足節目ネックゾーン

⑮26635~26430・・・(改)日中マド1

⑯26575・・・直近安値

⑰26515・・・今回上昇の50%押し

⑱26360・・・今回上昇の61.8%押し


<詳細>

この最後の頼みの綱が⑧。先週末27175円まで上昇した日のバリュー上限値である。今ナイトセッションの上限値はこれに届いていない。なので、未練がましいがこの⑧突破を見届けるまでは逆張りショート作戦に構える。

もちろん無謀なマネはできないので、ローソク足やチャートパターンに従ってまじめにやることになろう。

買いに作戦変更するのはもちろん⑧を明確に突破した時だが、それでも「どこまで伸びるかだなあ」。

きょうはそれだけ。自信もないことだし、気負うことなくのんびりやるつもり。


以上。


2022年10月16日日曜日

【日経225MINI先物、今週(10/17~)の展望とトレード戦略】&月曜日の環境認識とトレード戦略20221017

 2波の正体つかんだり!?

先週もホームラン1本が出て、なんとか懐は暖まった。週に1本打てばいい、あとはちょぼちょぼ、大きな損失さえなければそれでいい、と考えている筆者としてはまあまあのラインではあるが、反省点も多く、満足感に乏しい。

その問題点の最大の要因は、最大含み益をかなり減少させての利益確定であり、両建て作戦の弊害が出ているように思われる。単に技術の問題とは言えず、性格的に甘い、厳しさが足りない、ツメが甘いといったことも原因なのであろう。何とかここから少しでも修正していきたい。


では次のチャートから見ていただこう。

【4時間足】



オレンジ色のラインや赤色のナンバリングは、10/3の25610円を大底とし10/6の27395円まで駆け上がっていった波動を第1波とした、第2波の現状を示したものである。このエリオット波動のナンバリングの仕方自体は各人異論はあるかもしれないが、ここではそのこと自体への批判は無視して話を進めたいと思う。

すなわち、

明日月曜日以降にここから(ナイト下落から)反転し、1波高値27395円を超えていけば、相場はほぼ3波に入ったと考えられる(修正波としての3波は除く)。が、金曜日高値27175円を超えられずに反落したのなら、今までの2波のままである。

だからこのチャートは、今週の動きが先を占うにあたって非常に重要であることを物語っていると言えよう。

だが、筆者の言いたいのはそんな単純な事ではない。もっと深掘りしよう。

緑色の実線ラインは価格の高値切り下げ、安値切り上げを現わしており、シンメトリカル・トライアングルの可能性を示唆している。2波の調整の実体はトライアングル(三角もち合い)であろうか。もちろんまだわからない。上記したように、すぐ折り返して上昇すればジグザグ修正波だったということも言えるからだ。またフラット修正の目もかなり残っている。

この3種の修正波を予見するのは困難であり、すべては時間が解決するのであるが、それでもなるべく早いうちに見てとりたいのが人情。では?

更に深掘りしよう。今度は青色の点線2本。これは何を意味するものぞ?

・・・・・・・

正解は1波のフィボナッチ・リトレイスメント85.4%ライン(27135円)と14.6%ライン(25865円)である。

雇用統計とCPIの指標発表で崩された相場が反転して、金曜日の高値まで駆け上がった値動きが、その2本のラインの下から上までの間のゾーンであったということをあらわしている。これらのフィボナッチ比率があらわす意味は、すでに述べている。

押し目(戻し目)メドの求め方3種(2)

木曜日のナイトでの下落は、買い方の最後の頼みの綱を狙ったものであること、そして金曜日の上昇は、売り方の最後の拠り所をも急襲したものであると言えるだろう。その意味では、両端でヤラレたトレーダーも数多くいたのではないか。(筆者も虎の子の25790円買い玉を切らされた。)

・・・・・・

(※注)ところでこの2本のラインは、過去においても効いている。チャートを日足に転換して左方向にスクロールしてみればわかる。このレンジの重要度に目を瞠るにちがいない。

・・・・・・

何を言いたいのか?もちろん2波の正体である。

1度あったことは2度ある。2度あることの3度目はわからない。この先人の有名な言葉を待つまでもなく、同じような値動きは再現される。も一度ある。

ということは、2波の修正の形はトライアングル、この確率がぐーんと高まった。トライアングルではなくとも、相場は下落する。下落するが前の安値には届かない。そしてそこから急上昇する(トライアングルなら更にまたいったん下落する)。

どうだろう、今週の動きが見えてきたのではないか?

それでは筆者が想像する将来の値動きをお絵描きしておこう。相変わらずお絵描きは苦手だ。




次に、次の下落での底はいつになるのだろうか、を考えよう。もし85.4%ライン=26045円まで下落するなら、前の安値同士の期間が10/3から10/14の10日間だから、次は10/24月曜日か、早くて今週金曜日10/21のナイトセッションかもしれない。とまあこんな想像が湧きおこるにちがいない。その辺でアメリカの指標と照合して考えてみるのも面白いだろう。

・・・・・・

もう面倒だから、明日・月曜日の環境認識とトレード戦略をやっちゃおう。


月曜日の環境認識とトレード戦略20221017


金曜日は早朝の決意を実践すべく、9時を15分近く過ぎてからであったか26805円で買いに打って出ている。この価格は9時の本寄付きの価格=26820円の手前で、筆者にとっては8時45分の寄付き値よりも大事にしている指標である(この日はたまたま同じであったが)。バリュー上限値でもある上記価格で勝負に出た。

「この日本当に上がるのなら、ここ(寄付値)からのローソク足は陽線になる。ならばここ以下で買っておけば儲かる」という虫のいい判断である。もちろんロスカットはきちんと設定する。その時点での安値26725円割れである。少々ロスが大きいが自信があったし、スイングの含み益も頼りであった。

果たして相場は上昇し、26900円を超えた時は27100円も確信していた。そして11時すぎに27085円で1枚目のショート建て。少しだけ早い気もしたが、27100円をつけて揉み合いに入った感じがしたので、そこで手を打った。

ショートは2枚目もやるつもりであった。更に伸びたからだ。その時点では27200円越えか、(いくらだったか忘れたが)23.6%押しを割れてからと決めていた。どちらでもよかったが、相場は下がらず、ジリ高は続きそうだしで、集中力が続かず、27180円で指値して昼食。

結果はご存知だろうが、この2枚目が約定しなかったことがナイトで暗い影を落とすことになろうとは、その当時の天井騒ぎ青年には思いもよらぬことでありました、とさ。

それでも引け間際にでも2枚目をやってりゃよかったものを、買い玉を27100円で利確した後は「ま、上がることはないだろう。ナイト早々にでもウリのチャンスはあるさ」といつもののんきな父サン稼業。

それがGDで始まったから、15分後26995円(38.2%押し割れ)でS2枚目はファインプレーもその時だけ。追い詰めたけれど反撃にあい、+20円だけというありさま。そればかりか、1枚目も更なる反撃に耐え切れず+70円での慌て気味の利確は、筆者の悪癖が出っ放し。

そして「あ、2波やんか。またダマシのB波にやられてもうた」は後の祭り。アメリカ開場前に売り直したのが27000円ジャスト。後は事なきを得たが、B波をノーマークだったのがショックだ。たるんどるとしか言いようがない。それとも勝ったあとの油断か。

これで保有玉は買い1(26020)VS売り1(27000)。上記未来予想図からは買い玉に不安が残る。下落までにはまだ時間がありそうなので、ちょっと考える。

明日・月曜日はここからの下落余地はそうないかもしれない。すでに50%近く下落してしまっているからだ。いったんリバウンドが本線かな。でも利確は早い目に。つまり買いはデイトレレベルでやめとくべし、ということ。


<重要ライン>

①28595~28655・・・日中マド3

27810~28300・・・日中マド2

③27545~27825・・・日足節目ネックゾーン

④27445・・・4時間足上昇目標値

⑤27395・・・前高値

⑥27090・・・ナイトセッションバリュー上限

⑦27085・・・4時間足200MA

⑧27060・・・4時間足Gファン抵抗ライン

⑨26905~27190・・・4時間足天ネックゾーン

⑩26830・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑪26720・・・(新)日中マド1上辺

⑫26585~26705・・・4時間足節目ネックゾーン

⑬26570・・・ナイトセッションバリュー下限&ナイトセッション終値

⑭26535・・・1時間足ジグザグ下落目標値

⑮26515・・・今回上昇の50%押し

⑯26485・・・1時間足下落目標値

⑰26450・・・4時間足下落目標値

⑱26430・・・(新)日中マド1下辺

⑲26360・・・今回上昇の61.8%押し

⑳26335・・・Gファン支持ライン

㉑26285~25665・・・日足底ネックゾーン

㉒26245~25865・・・4時間足底ネックゾーン

㉓26260・・・前日日足大陽線始値

㉔26045・・・今回上昇の85.4%押し


<詳細>

それでもやっぱり安値を拾いたくって、いろいろ画策してみた処、⑭~⑰が安値拾いの有力候補。寄付きからまず下がったら、これらをメドに買いを入れる方針だ。GDで始まろうものなら「イタダキ!」てなもの。利確目標を⑪、よく上がって⑩と決めつけての利確後はド転のショートも一考だ。

下落の最終目標を㉔に置いているが、ここに到達は週末以降。それまではのらりくらりの蛇行、あるいは急騰急落の連続となるだろうから、当分はデイトレでガマンだろうさ。

つまりは本日のレンジを26700~26450円前後と見ているわけで、どちらにも逆張り対応である。

逆に27000円にすぐ戻っていくような動きになってしまったら、もうトライアングル仮説云々はないものと思って、買うなり売るなり好きにしてチョーダイ。筆者も考え改めます。


以上。














2022年10月14日金曜日

【続伸注】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20221014

 急いては事を仕損じる、の典型。少しだが儲け損なった。

しかし、よう上がったな。1000円か。先週にもよく似た上がり方があったと記憶しているが、あの時とはスケールが違う。今回は上がる前に800円下落している。下落してからの1000円上昇なのだ。もう大丈夫かな?

きのうの筆者は慌てん坊の性格が災い。

昼間の買い玉は後場2時ちょいまで粘ったが、小さな範囲の保合いに恐れをなして▲20円で退却した。持っておれば大儲けも・・・それは実現不可能か。

問題は夜。筆者の判断は9時半直前までは「上」。それまでの上昇の仕方がフェイクっぽく感じられなかったからである。(まあ、今回も上手くしてやられたということ。)しかし、審判数十秒前の上がりようがフェイク臭!で「下」判断に変更も、時すでに遅く、イッキに下落した。これには追いていけず。

そして、26000円をも割りこみ、25900円台前半になってやっと思い出したことがあった。スイングの買い玉を持っていた!だ。ここからが大慌ての連続。

9時45分くらいに25900ジャストで利確してしまう。決済ボタンを押してからの悔やみは想像に難くないはずだ。そしてそれがきっかけで、10時50分に25990円でショート玉をも利確してしまった。まだまだ上がると踏んだからなのだが、それでも「まずは買い玉を持ってから」がセオリーのはず。それから10分も立たないうちに獲得した買い玉は26020円で、その時点では不安定な値位置であったからだ。

大底だ。買わねば(下記参照)」の焦りが、その26020円玉を大事にしてしまう。今回は26200円を超えるのを見て安心して眠りに入ったが、たまたま結果が良かっただけの話。売り玉を持っていない状態で反転されたら、ひとたまりもなかっただろう。

きょうの保有玉は買い1(26020)のみ。昨日までの含み益を少しだが縮小して両建て作戦は終了したことになる。

さて、本日はどう出る。調整と言うのは簡単だ。でも「もう少し伸びてから、調整」かな。そういえば先週の水曜日も前日1000円幅の上昇の後にもかかわらず、けっこう上がっていたんじゃなかったっけ。ご用心。


<重要ライン>

①28595~28655・・・日中マド3

27810~28300・・・日中マド2

③26905~27190・・・4時間足天ネックゾーン

④26900・・・日中マド1上辺

⑤26855・・・4時間足Gファン抵抗ライン

※26820・・・ナイトセッション終値

⑥26805・・・ナイトセッションバリュー上限

⑦26730・・・日中マド1下辺

⑧26705~26585・・・4時間足節目ネックゾーン

⑨26600・・・ナイト上昇の23.6%押し

⑩26580・・・5日線処

⑪26455・・・ナイト上昇の38.2%押し

⑫26430・・・前日日中マド埋め

⑬26390・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑭25895・・・ナイトセッションバリュー下限


<詳細>

とは言え、これだけの急角度な上昇だ。ここから新規での買いはできないだろう。押し目買いしかできないかな。

今回の上げは4時間足ではまだ新1波とは認定できないが、ゆくゆくは壮大な1波(3の1波)になりうる逸材だと考えている。浅い押し目でも買っていく。それには⑨が最適。ここを明確に割ればS転の憂き目を見ることになるが、なんとか回避してくれるだろう。多少の含み損を抱えたとしても。

一方、15分足ではもう1波小さな上げ波動が残っているように見える。③④の26900円辺りや、いやもっとだな。27100円近くまでか27200円超かな、その場合のターゲットは。そこでヘッジの売りを考えてもいいのだが、ローソク足やチャートパターン次第かな。三尊天井なんかも仕掛けられそうではあるが、勢いがどれだけ残っているかわからない現状ではそうとう勇気がいることだろう。売りはスルーするーか、と下手なしゃれ。

もっとも上記のような目標値が浮かんでいるのなら、無理してでもここから買いに出るか?そうしたろ、よっしゃ決めた!ここ1,2カ月のたるみ脱出の起爆剤にしよ。


以上。


【根拠】

ネックゾーン下辺25885円を少し割ってすぐ反転した。上昇の第1波(25610→27395円)の85.4%押しが25870円で、これにも即反応して反転してくれたので、S転回避(買い玉の最終保持ライン)できた。筆者はこれらの指標を知っていながら、実戦では気づくのが遅れたようだ。だいたいにして26000円割れは想定外であったのだ。ダメだ、こりゃ。

2022年10月13日木曜日

【緊急参戦】26265円。

 朝10時半少し前に26265円にて買い参入。

26350円、あるいは上手くいけば26400円までの戻りを期待してのものであったが、青色吐息。せめて26280円はつけてほしいのだが・・・。(26400円ならいったん利確するかも)。

後場にもまたあいつらが攻めてくるにちがいない。26220円にロスカットを指定しているが、見事花と散ることになるか。

この下げはフェイクの前倒しと考えて買ってみたのだが、昼休み~後場寄りの値動き次第ではさっさと損切りでもして、更なる好位置での買い玉を模索することとなろう。

それは26100円前後だと考えているが、それ以上に下がるようなら単なるフェイクではなく、インサイダー筋筋の早や仕掛けかもしれず、夜は更なる下落に備えなければならないかも。

それにしても皆さん現物投げないな。それがイマイチ買いに踏み込めない原因なのであるが、後場大きく攻めてくるかもしれないと恐れおののいていることも確かだ。

やはり26280円以上になってくれることを願うばかりである。後場はVIX指数とにらめっこかも。


以上。

【夜まで体力温存】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20221013

 阪神、ボロ負けおめでとう。かえってサバサバする。投げ合い負け、打ち合い負けは悔しさだけが残ってしまうから。勝負事はみな同じだ。トレードも天命を待つのみ。

きのうは昼も夜も完全休養。と言いたいとこであったが、夜9時半過ぎに1局指した。詳細は下部参照。

今夜はいよいよ決戦の火ぶたが。昼間は値動き鑑賞だけになるだろう。ポジションは前日と変わらず売り買い1枚づつのニュートラル。どちらに動いてもらっても構わないが・・・。


<重要ライン>

①28595~28655・・・日中マド4

27810~28300・・・日中マド3

③26790・・・4時間足Gファン抵抗ライン

④26735・・・5日線処

⑤26730~26900・・・(改)日中マド2

⑥26660・・・1時間足抵抗ライン処

⑦26625・・・(仮)雇用統計下落の38.2%戻し

⑧26615・・・戻り高値

⑨26585~26705・・・4時間足節目ネックゾーン

⑩26490・・・(仮)雇用統計下落の23.6%戻し

⑪26440・・・ナイトセッションバリュー上限

※26365・・・ナイトセッション終値

⑫26355・・・ナイトセッションバリュー下限

⑬26290~26255・・・(改)日中マド1

⑭26285~25665・・・日足底ネックゾーン

⑮26280・・・直近安値

⑯26255・・・4時間足Gファン支持ライン

⑰26245~25885・・・4時間足底ネックゾーン

⑱26135・・・4時間足S転換かもライン

⑲26030・・・前回上昇の76.4%押し


<詳細>

23.6%戻しも固めさせてもらえない値動きを見ていると、すでに勝負あったと感じてはいるが、それは短時間足でのこと。セッション足ベースともなると、イッキの反撃に備えてライン直下でおとなしく控えくれているようにも映る。

要するに「かなり煮詰まってきた」としか言いようがない。本日の日中分も含めると、モードは26390円前後になると思われるが、そのモードを中心とした正規分布図から、日中トレードやるなら、モードから一瞬離れた処からの逆張りが功を奏すはず。昨夜の1局もその作戦。9時半から崩れた処を26300円越えで買った。そして26400円で決済した。

同じように50円くらいなら日中数度はスキャルできるだろう(筆者はやらないが)。

夜はこれまた同じ戦略が採れると思われるが、9時半発表まではフェイクは1回のみだと思っておいた方が安全だ。そしてその1回が重要。

述べてきたように、先週の指標時と違って今回はヨコヨコな値動きであったので、本番でどちらに転ぶかは事前に予想が困難。なので先週やった「前もって(前日に)玉を持つ」という、それこそ丁半バクチな芸当はできない。

だから今回は発表直前1時間前のフェイクな動きでしか「指標イベントは逆張り」作戦のキッカケがないってことだ。そのフェイクでトレードするしないは別として、心構えだけは逆張りの方向で本番を迎えることになる、というわけである。

9時半前1時間は注視しておこう。値動きが最近見かけない数字(⑩を超えていった!や⑮を割っちゃった!など)を取ってきたら、逆張りで臨む。決して追いかけてはいけない。そんな時間帯にトレンドな動きになるわけないんだからね。

そして9時半からトレンドが出たら、10時半からもそれが続くかどうかを確認するだけ。ニューヨークでもそのトレンドが踏襲されるという保証はないからね。

最後に、そんなフェイクな動きもなかったら?・・・ニューヨークが始まるまでやらないことだ。


以上。

2022年10月12日水曜日

【弱さ際立つ】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20221012

なんか切なくなってきた感。

きのうは上へ下への乱舞、ご苦労さん。筆者もいろいろやらせてもらったよ。

9時半すぎの26640円Sを15分後の薄利確に始まり、ナイトでの最後の買いは10時半すぎてから。どんどんそれまでの上昇分を消していく日経を押し目買い→▲50円カットの後だ。とうとう安値26280円をつけてから目が覚めての最後の買い26315円。

起きてみればジェットコースターだったようで、引け間際27375円で利確した。

前日までの保有玉は売り玉を1枚減らし(26360円でナイトに入ってから)、買い1(25790)VS売り1(27360)のイーブンに戻している。大幅利確もあったが、損切りも複数あった。指値設定ミスもあった。明日が見えない。我が指標は的中も、複雑な気分。上下に振り回されたようだ。

きょうは正念場。木曜までは下落を願っていた筆者だが、あまり下がるとやはり心配だ。


<重要ライン>

①28595~28655・・・日中マド4

27810~28300・・・日中マド3

③26875・・・5日線処

④26750・・・1時間足抵抗ライン処

⑤26730~26900・・・(改)日中マド2

⑥26625・・・(仮)雇用統計下落の38.2%戻し

⑦26585~26705・・・4時間足節目ネックゾーン

⑧26585・・・ナイトセッションバリュー上限

⑨26490・・・(仮)雇用統計下落の23.6%戻し

⑩26450・・・ナイトセッション・バリューハーフ

※26380・・・ナイトセッション終値

⑪26355~26255・・・(改)日中マド1

⑫26330・・・ナイトセッションバリュー下限

⑬26285~25665・・・日足底ネックゾーン

⑭26280・・・直近安値(ナイト)

⑮26255・・・4時間足Gファン支持ライン

⑯26245~25885・・・4時間足底ネックゾーン

⑰26135・・・4時間足S転換かもライン

⑱26030・・・今回上昇の76.4%押し


<詳細>

日経は26200円台を守れるかどうかの瀬戸際。⑪、⑬、⑮、⑯と26250円前後に重要な数値が固まっている。特に⑪の日中マド埋めは、筆者の思い入れも強く、なんとか回避したいと勝手なお願い。

寄りから先に下落して⑰を下割れたら買いに走るだろうが、握力は弱い。⑫手前では手放すことだろう。⑨さえも遠く、気分的にも上は重い。

玉はフラットだし、きょうはのんびりしようかな。負けているわけではないが、悲壮感が漂うのはなぜだろう。やはり生粋の勝負師ではないのだろうよ。


以上。

2022年10月11日火曜日

【下落を強く望む】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20221011

 欲ボケはダメだ。

きのうの祝日取引日は売り玉処理が一つの目的であったが、26510円指値を取り下げたことで失敗。ナイトでも2度チャンスがあったにもかかわらずだ。結果がどう出るかな。

そのナイトではいちおう26670円を超えた処でショート指値を入れておいたが、約定即ロスカットの憂き目を見ている。▲30円を計上。自信なかったし、その後も興が乗らず早めに寝た。阪神の優勝がちらついて集中できなかったのは言い訳か。

ポジションは変わらず。余っている売り玉はどこかで利確する。上手く下がってくれるといいが、というより、ここらで上昇していては後々困ることになるだろう。新規での買い玉はスイングできないと感じている。


<重要ライン>

①28595~28655・・・日中マド4

27810~28300・・・日中マド3

③27020・・・5日線処

④26950・・・1時間足抵抗ライン処

⑤26925・・・雇用統計下落の61.8%戻し

⑥26905・・・4時間足ネックライン

⑦26765・・・雇用統計下落の38.2%戻し

⑧26720・・・ナイトセッションバリュー上限

⑨26705・・・4時間足節目ネックゾーン上辺

⑩26655~26900・・・(新)日中マド2

※26650・・・ナイトセッション終値

⑪26625・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑫26585・・・4時間足節目ネックゾーン下辺

⑬26525・・・ナイトセッションバリュー下限

⑭26510・・・直近安値

⑮26505~26255・・・(改)日中マド1

⑯26500・・・今回上昇の50%押し

⑰26395・・・下落目標値1

⑱26345・・・4時間足Gファン支持ライン

⑲26290・・・今回上昇の61.8%押し

⑳26285~25665・・・日足底ネックゾーン

㉑26080・・・下落目標値2

㉒26030・・・今回上昇の76.4%押し


<詳細>

実質休み明けでもあるので、様子見からのスタートになることは否定できない。先に上がるのか、下げから始まるのかまずはそれを見極めること。

注目は⑦番。ここを明確に越えていくようであれば⑤までは比較的早く達成できるだろう。筆者の売り玉もいったん利確せねばならない。(再度売り直すことになるだろうが)

しかし、26670円(23.6%戻し)以下に最終的に押し戻された格好のナイトセッションだ。きょうも弱いと見た。

寄りから上がっていっても息切れし、再度割ってくるようだとショートの出番。今度こそ26500円割れを期待してもいいんじゃないか。筆者は⑲、⑳のゾーン入り口あたり迄を狙うつもり。

木曜日にもCPI発表が注目されているらしい。水曜日まで十分な下落が必要だ。そうすれば木曜日ナイトでのアク抜けが期待でき、日経の明るい未来が再開されるってもんだ。


以上。

2022年10月10日月曜日

【マーケットプロファイル分析による】日経225MINI先物・本日の環境認識とトレード戦略20221010

 今回もマーケットプロファイル分析を使って予想を組み立ててみたい。本日は祝日取引であり、実トレードにそれほど興味もなく、分析に費やす時間はたっぷりある。

ではその前に、先週末、金曜日のトレードを振り返ってみる。自慢話になるので、飛ばしてもらっても結構である。

日中は安く寄り付いたものの、そこから怒涛の上昇となる。またまた筆者の予想は外れた。(それにしても先週は毎日外していたような)。で、勢いからしても追って買えなかったし、「雇用統計前に何をちょこざいな」とウリにまわる。

10時半を回ってハーフバリュー27125円を超えてから27130円と、11時すぎ上限値27190円を背にして27170円で各1枚。

後場は高値保ち合いで恐怖感もあったが、27200円超えたらロスカットすればいいだけと自分に言い聞かせた。

ナイトに入っても心境は同じ。なかなか下がらないのでヤキモキしたが、ご存知の通り9時半から急落。1枚は26725円、もう1枚は26510円に利確指値をして就寝。ニューヨークが始まっても反転せず更に下落したので、約定にはかなりの自信があった。

これでただ今の保有ポジションは買い1(25790)VS売り2(27360、27170)でもう1枚は約定できず。本日に引き継がれている(但し指値は下げる可能性あり)。ペア分だけは残す方向でいる。

さて、きょうの祝日取引、やはり厳しいようである。いいとこヨコヨコ、さらに安値を探る展開になるだろう。


<重要ライン>

①28595~28655・・・日中マド3

27810~28300・・・日中マド2

③27170・・・ナイトセッションバリュー上限

④27035・・・5日線処

⑤26905・・・4時間足ネックライン

⑥26900・・・(新)前日日中マド埋め

⑦26855・・・ナイトセッション・バリューハーフ

※26705・・・ナイトセッション終値

⑧26705~26585・・・4時間足節目ネックゾーン

⑨26670・・・ナイトセッションバリュー下限

⑩26625~26255・・・日中マド1

⑪26565・・・ジグザグ下落終点目標値1

⑫26500・・・今回上昇の50%押し

⑬26460・・・4時間足Gファン支持ライン

⑭26395・・・ジグザグ下落終点目標値2

⑮26290・・・今回上昇の61.8%押し

⑯26285~25665・・・日足底ネックゾーン


<詳細>


金曜日ナイトのMP表である。いつもの朝ならこれをじっくり観察するヒマはないが、前回同様に観察しての感想・感慨から始めようか。(水色部分がバリューゾーン、黄色がハーフである)

①まー、よく下がってくれたものだ。26500円まで下がってくれれば話は早かったが、きょうにでも下がってくれるだろうよ。

②3つの山が形成されているが、どれも低い山ばかりで止まった感じがしない。まだ下がるか、下2つの山のどちらかを盛り上げるような値動きになるかだ。

③大きく反発したとすれば27000円が上限。小さな反発だとハーフ値までかな。このバリューハーフを中心としたレンジ相場もありうるだろう。

④日中はそれほど下げないかも。前祝日取引日は1時から下げだしたが、すんでの処で踏ん張っていた。大きく下げるとしたらナイトセッションになってからかな。

・・・

ざっとこんな感じだが、今、9時7分。寄付きGDから下に行ってしまったようだ。また当たらない。そして利確指値を取り下げた。『あっぶねー』

それでもめげずに上記<重要ライン>の数字を絡めて更に深く予想してみよう。

〇15分足を見るとナイトが終わった段階では下げの3ー5波が終わってからの調整中(4波)に見える。あと1波分下落波動が残っている。・・・『そうか、さっきの26510円までの下げがそれだったか。だとしたらここから反発してしまうではないか!指値取り下げたのはしくじったかな。あーあ、26600円まで上がっちゃったよ』

〇⑥までを狙って買おうかな。

〇でも祝日の朝だし、それほどのエネルギーは無いわさ。逆に⑨まで上がってきたら売ってやるの心意気。

〇筆者の真の狙いは⑭、⑮に置いているのである。夜に期待。でもどこかであきらめるべきだが、さて。


以上。

2022年10月7日金曜日

【売りに安心感】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20221007

やはり筆者にはツキがある。

9時過ぎからああも上げられたのでは、売ることもできず、かと言って買う勇気もなく、10時半前に27270円で恐る恐る買ってはみたものの、やはり恐怖心の方が勝った。27400円までの上昇を期待したものだが、なかなか動かず、27340円で利確した。

そして、ド転気味に27360円でショートしたのが11時過ぎ。心配の種は27395円のマドウメだけで、そこから上はそれほどではないとは思っていた。

それでも後場は27350円以上での値動きにビビリまくりで1日を棒に振った。夜も他事のためノートレ。出先から時々チャートを覗いていたが、まあまあ思う通りの値動きであったのには安心感。

これで本日の保有ポジションは買い1(25790)VS売り1(27360)のイーブン。昨夜狩られた売り玉をサヤが開いた形で再度ペアを構築した。やっぱりツキだけなのかな。

本日の日中はむつかしい。27000円を守れるかどうかに要注。様子見になるような感じがするが、日中上がってくるようなら容赦なく売る。


<重要ライン>

①28595~28655・・・日中マド4

27810~28300・・・日中マド3

③27785・・・C波下落の76.4%戻し

④27690・・・4時間足次の目標

⑤27545~27825・・・日足天ネックゾーン

⑥27395・・・直近高値

⑦27205・・・4時間足Gファン抵抗ライン

⑧27190・・・ナイトセッションバリュー上限

⑨27125・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑩27100・・・(新)前日日中マド埋め

⑪27005・・・ナイトセッションバリュー下限

⑫27005~26995・・・(新)日中マド2

※27070・・・ナイトセッション終値

⑬26975・・・今回上昇の23.6%押し

⑭26885・・・5日線処

⑮26835・・・1時間足押し安値

⑯26715・・・今回上昇の38.2%押し

⑰26700・・・C波下落の38.2%戻し

⑱26625~26255・・・日中マド1

⑲26575・・・4時間足Gファン支持ライン

⑳26500・・・今回上昇の50%押し


<詳細>

きのうも実入りがなかったので、デイトレ収入分は稼ぎたい。

⑨を高値と見てのショートがおすすめ。今晩の雇用統計を迎える直前まではキープでも可。

日中でのロングは下値が見えないだけに恐い。昨夜は⑬手前で反転したので、ここは本日絶対つけにくるはずだと思っているが、割れたら割れたでもっと底があるのではと不安が募ってくる。安易に手出しは出来なさそうだ。この点でもショートのほうが安心感があって場中はのんびりもできる。

夜は雇用統計に注目が集まり、下がるなら、下値は⑰、それまでの下落次第では⑳までもありうる。上がる場合は高値更新も視野に。


以上。


【参考】

雇用統計発表時間には、1時間ローソク足は一目・雲のネジレ部分にブチ当たるような感じだ。上下はわからないがダイナミックな値動きが予想される。それと「指標は基本逆張り」との基本ルールを合わせ鑑みれば、割と容易に値動きが予想できるのではないだろうか。今夜のイベントトレードは面白そう。

金曜日だが、寝る前にちょこっとヤルだけになるかな。


2022年10月6日木曜日

【もうひと休みある】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20221006

またもやしてやられた。

10時前の27100円ショートを皮切り2度ショートを試みるも、その都度反撃に会い、5円、10円の薄利撤退を繰り返した前場。後場も結局はノーマルデーだと断を下し、「なら、ナイトに期待」と3時前後に27090円で最後のショート。

ゆっくりやってくれればいいや、と思っていたのが寄りから急落。その後はもち合い商状が続き、狙うは10時半、11時のイベント勝負。筆者は「指標発表は基本逆張り」としているので、10時半からの20分間ほどダウのリバウンド狙いだろう、能天気な上昇気配を繰り返していたことから、思い切って26975円でウリを1枚追加している。26975円はその日の高値からの下落の23.6%戻しラインである。

ここまではいい。思う通りの展開にもなった。で、1枚は残し、1枚は26825円(全上昇の23.6%押しのチョイ前)での利確指値を指定して就寝したわけである。かなりの自信度でもあった。

が、朝はご存知の通りの急反発。それを恐れてもいたので、筆者の売り玉は▲30円、+70円の逆指しを入れておいたのが上手いこと狩られていた。結局持ち玉は買いのみ1枚と変わらず。ヘッジに失敗となった。

まだ修正が続くならジグザグ修正の公算が大。深夜はダマシのB波にしてやられたというわけである。ならばここからは再度下落すると予想する。


<重要ライン>

①28595~28655・・・日中マド5

27810~28300・・・日中マド4

③27690・・・4時間足次の目標

④27545~27825・・・日足天ネックゾーン

⑤27370・・・C波下落の61.8%戻し

⑥27285・・・4時間足Gファン抵抗ライン

⑦27260~27395・・・日中マド2

⓼27190・・・直近高値

⑨27115・・・ナイトセッションバリュー上限

※27070・・・ナイトセッション終値

⑩27030・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑪27005~26995・・・(新)日中マド2

⑫26855・・・ナイトセッションバリュー下限

⑬26835・・・1時間足押し安値

⑭26815・・・今回上昇の23.6%押し&ジグザグN値

⑮26685・・・4時間足Gファン支持ライン

⑯26645・・・5日線処

⑰26625~26255・・・日中マド1

⑱26595・・・ジグザグ下落最大目標値

⑲26585・・・今回上昇の38.2%押し


<詳細>

盛り返しは⑨が精一杯とみてのショートが優位性がありそうだ。筆者の手法とも合致する。寄りから上がる展開なら、昨夜同様⑭までの下落を期待して断行する。下落から始まる展開だとしたら、⑩を下回った段階でGOするかもしれない。27000円台ならやる価値はあるだろう。

昨夜のような急反発はもうない。心配なのはきのう同様上下200円幅のもち合い商状に終始すること。本日も27000円トビ台を中心としたレンジに収まる動きになるかもしれないが、こればっかりは防ぎようがない。ナイトの安値近辺なら利確しておくのもいいだろう。また複数枚持てれば、1枚はヘッジ目的も兼ねて、⑲までの下落を狙ってもいいだろう。


以上。


【演習】

上記下線部にあるように、ナイトセッションでの5分足等短時間足チャートで26975円に水平線を引き、そのライン前後での値動きをよく観察してみよう。ラインを巡っての攻防戦が見えてくれば合格。フィボナッチ以外でも買い方、売り方の攻防ラインが実戦でも観察できるようになってくる。


2022年10月5日水曜日

【そろそろ、そろそろ?】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20221005

 いったいどこまで上がるんだろうか。逆に不安になってくるではないか。

昨日は朝からウリ準備万端で構えていたが、9時寄りからバリュー上限値突破しちゃってるし、寄付き坊主だったようだしで、買いに変更。9時半には26870円、ややもすると27000円もの期待から26780円で買うも、27000円にはなかなか近づかなかったので、26900円で手放してしまった。

そして、11時前にそろそろ弱まってきていた気配を察知し、ようやく本線のウリ26885円に着手。その時点での23.6%押しから50%を過ぎるまではしてやったりのムードも、61.8%押しに届かずに反発され、結局+5円の逆指しで決済した。強いですな。

その強さを実感したのならカイで攻めまくればいいものを、さすがは小心。ナイトでも買う決心がつかないまま、ちょうど時間となりました。

持ち玉は昨日のまま。利が伸びているのが唯一の救い。

しかし、きょうはさすがにここからは買えないような。ヘッジもしたいしな。できるかな。


<重要ライン>

①28595~28655・・・日中マド4

27810~28300・・・日中マド3

③27690・・・4時間足次の目標

④27545~27825・・・日足天ネックゾーン

⑤27370・・・C波下落の61.8%戻し

⑥27355・・・4時間足Gファン抵抗ライン

⑦27275・・・フィボナッチ系目標値

⓼27260~27395・・・日中マド2

⑨27190・・・ナイト高値

※27185・・・ナイトセッション終値

⑩27175・・・ナイトセッションバリュー上限

⑪27050・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑫26950・・・ナイトセッションバリュー下限&1時間足押し安値

⑬26815・・・(仮)今回上昇の23.6%押し

⑭26800・・・4時間足Gファン支持ライン

⑮26625~26255・・・(新・統合)日中マド1

⑯26585・・・今回上昇の38.2%押し

⑰26510・・・5日線処

   

<詳細>

注目は⓼のマド。埋めるか埋めないか。⑤まで、抵抗帯がぎっしりひしめいており、埋めた後の反落は間違いない。また埋めなくても、マドの入り口近辺まで上昇してくることは目に見えている。なので、寄付からの展開によっては(27100円台なら)買いをやってもいいだろう。

しかし、妙味はウリ。必ずや2波の調整があることも見えている。これだけ大きな上昇の調整だ、例え全体の23.6%押しで終わったとしても稼げるはず。投機家としてはチャンスであろう。

なので、きょうは高値更新を確認してから23.6%押しを計算し直す。安値はナイト安値26920円か、本日日中ザラ場の安値にするか。どちらかだが、23.6%押し割れからのウリをメインに据える。

逆に先に下がるような展開なら押し目買いには絶好。⑪をメドに買う。

また、あまり下がらず、上昇自体をひと休みする値動きもおおいに有りうる。その場合は⑪を中心とした上下100円幅の保合い展開になろう。このケースを考えたら、⑫を安値と想定して買うことに。⑪で買うと100円幅の含み損を抱えることになるので慎重に。そして⑩での逆張りショートができないのは当然。


以上。


2022年10月4日火曜日

【どこまで反落か】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20221004

 1000円以上上がったのか。もちろん全部は獲れなかったが、まずは底割れ回避できてよかった。

まず再度15分足の安値更新してきた25700円でショートから。「そんな先端で?」ご批判はごもっとも。「危ぶむなかれ」。これが筆者のやり方だ。なるべく機械的にやろうと努めている。苦しまぎれのトレードではない。予定通り余った分の買い玉は寄付きで処分していた。

果たして25610円まで追いこんだが急反転された。でも▲35円は手数料さね。

さてここからが本番。10時15分頃、23.6%戻し=25760円を超えてきたので25790円で買った。買い直したことになる。そして寄付き25850円を超えてからでもう1枚。

ナイトは終始様子見。節目26250円を超えたのでやっと安心感。これでN値26540円まで期待できると、売り玉の方を25300円で外している。そして11時の指標発表を待って26530円で1枚を利確、残った1枚は25300円の逆指しをしっかり入れた。土曜日朝のような落胆はもうごめんだ。

これで持ち玉はすっきり。買いのみ1枚(26790)。これは本日早々にでも利確しようか、また売り玉でヘッジしようか迷っている。

さすがにきょうの日中は反落しそうだ。1000円以上も上がっちゃってるし、1時間足では「宵の明星」の亜流が出てるのでは。少し戻したらウリかな。


<重要ライン>

①28595~28655・・・日中マド4

27810~28300・・・日中マド3

③27260~27395・・・日中マド2

④26870・・・今回上昇最大目標値

⑤26705・・・ナイト高値

⑥26700・・・C波下落の38.2%戻し

⑦26685・・・ナイトセッションバリュー上限

※26595・・・ナイトセッション終値

⑧26520~26680・・・日中マド1

⑨26495・・・15分足押し安値

⑩26475・・・4時間足Gファン支持ライン

⑪26445・・・今回上昇の23.6%押し

⑫26400・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑬26285・・・今回上昇の38.2%押し

⑭26280・・・C波下落の23.6%戻し

⑮26255・・・前日日中マド埋めライン

⑯26250~25710・・・日足底ネックゾーン

⑰26210~26040・・・4時間足底ネックゾーン

⑱26205・・・5日線処

⑲26110・・・ナイトセッションバリュー下限   

⑳25610・・・前日安値

㉑25235・・・3ー1波始点


<詳細>

戻りのメドは⑦で、もしかしたら勢い余って、5円の高値更新があるかもしれないが大したことではない。ここでショートしよう、やっぱり。

というのも、もうすでに前日で大底は脱したと感じているからだ。再度の26000円割れでもない限り、この買い玉は大事にしたい。

また今日の処は下げ気分といっても、⑭まで明確に下回ってしまう展開は考えていない。夜以降はともかく、日中は⑫までではなかろうか。⑨⑩⑪とその前に控える支持線も強力である。それらの値からまたすぐ上昇とはいかないだろうが、モミモミにはなろう。

なので、本日はどこまで下がるか見極める日になる。買いはそれからゆっくり。

願わくば⑧のマドを埋めて、今度は下にマドを開けてもらいたい(⑮には達しない展開だね)。そうすれば3-3波と呼ぶにふさわしい上昇トレンドになるだろう。


以上。


2022年10月3日月曜日

【上昇を希望する】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20221003

 金曜日ナイトの恨みつらみを書こうと思っていたが、面倒なのでやめた。その代わり、いいことだけを書き残しておこう。精神面ではそのほうがいいに決まっている。

金曜日日中ザラ場。その日はまだ買う気が残っておったせいで、高い寄付きからの下落に対してショート参戦できず、前場の半分以上は棒に振った。それはバリュー下限値=26045円での買いを待っていたと言えば聞こえはいいが、所詮どっちつかずの態度が災いして手が出せなかっただけのことである。

それじゃいかん、と思い直し、10時過ぎに26025円でショートした。「きょうはどう考えても弱いのだ。売らねばならん」。バリュー下限値を一度割った後を買わずに2度目の割れで売った。

この、高値から200円以上下がっていた状況での売りがいいのかどうかはわからない。今までだったら絶対にやらない行為だ。下がっても後100円程度だろう、リスクの方が大きすぎる、である。

そして、じりじり下がるのを「まだまだ、25800円割れまで」と念じながら、25790円をつけた後の保合いを我慢して25820円で買ったのが2時半をちょい過ぎた頃だった。そして売り玉を25850円、更に買い増し25850円と怒涛のトレード。上昇して終わった後の爽快感は格別であった。今までにないトレードだったからだ。

ウリの大切さを改めて感じ取り、そして実践できた。両建て戦略を行う過程で感じていたトレード法である。読者にはピンとこないかもしれないが、今はウリは大切だよ、とだけ言っておこう。

そんな感慨にふけりながらの夜。高く寄り付いた後もウリをやっている。これは買い玉のヘッジ目的で儲ける気はあまりなかった。なので、26125円から反発を喰らったのもあって30円利幅を獲ったのみである(その後100円くらい下がったが)。

そしていつものことだが、アルコールに浸された頭で、1枚だけ利確して寝た。「上がってもここから100円くらいかな。でも来週はもっと上がるだろうしな」で1枚だけ26240というまぐれもまぐれの高価格であった。ちょうどバタンキューの時間に高値をつけたということだ。

しかし、そんな野望は土曜日朝に壊されたのは前記事とおりである。これほど下がるとは思っていなかった。それで持ち玉は買い2(25800、25820)VS売り1(26685)となっている。売り玉は外せないが、増えた分の買い玉が重くなっている。本日少しでも利があるうちに処分予定。

気張って書いた週間予想記事だが、本日朝を迎えたらまたまた態度がブレだしている。よく考えたら、底値はそう深くないやん、である。1枚分はホールドしておいても・・・と欲も出ている。きのうまでは売っぱらうつもりでいたのに。優柔不断な性格は直らない。


<重要ライン>

①28595~28655・・・日中マド4

27810~28300・・・日中マド3

③27260~27395・・・日中マド2

④26890・・・ジグザグの戻しならの目標値2

⑤26740・・・Cー3波50%戻し

⑥26655・・・ジグザグの戻しならの目標値1

⑦26545・・・4時間足戻り高値

⑧26520~26680・・・日中マド1

⑨26250・・・日足底ネックゾーン上辺

⑩26210・・・ナイトセッションバリュー上限

⑪26040~26210・・・4時間足底ネックゾーン

⑫26010・・・5日線処

⑬26005・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑭25870・・・ナイトセッションバリュー下限

※25865・・・ナイトセッション終値

⑮25790・・・前日安値

⑯25710・・・日足底ネックゾーン下辺

⑰25705・・・4時間足Gファン支持ライン

⑱25680・・・直近安値

⑲25630・・・Cー5波下落目標値1

⑳25445・・・Cー5波下落目標値2

㉑25235・・・3ー1波始点


<詳細>

迷いが生じているのは4波中か5波が始まっているのかを判じかねているからだろう。それには⑮、⑱が重要な役割を持つようだ。

まず⑭割れではウリ目線は当然。⑭を背に売りを仕掛けるだろう。もしかしたら反発されることも大いに考えられるのだが、筆者はまたひと皮むけた。こんな時でも売れる。反発されたらされた時のことだ。後は⑱を割れるかどうかだけ。

1時間足での最後の陰線がいかにもウソ臭いような気もする。ダマシかもしれない(美人局足!?)。だから寄りから高く始まって上昇するかもしれない。もともとはジグザグ波動をイメージしているのだ。何事もなかったように26000円台に戻っているかもしれない。

この場合は、たぶん買い玉1枚は早々と処分しているので、買い直しせねばならない。そんな動きになったなら、26500円までは普通に見込めるからだ。⑬超えでリーチだね。

決戦は金曜日ではなかった。きょう、月曜日に延びた、というわけ。


以上。


【参考】

デイトレならユーロドルやポンドドルのチャートを開いておくといいだろう。売買ポイントがつかめるかもしれない。


【PS】

猪木の闘病中のメッセージ聞いた?「今、最大の難敵と闘ってます。自分自身です」。自分に甘い筆者にはとても出てこない言葉だな。

それからタイガース。最上の下剋上を見せてくれ。3位争いを勝ち抜いた力は本物や。


2022年10月2日日曜日

売り目線からに転じる【日経225MINI先物、来週(10/3~)の展望とトレード戦略】

 土曜日朝はがっかりした。近年すっかり増加してきた目ヤニを拭って二度見した日経の数字。「全戻しやないか~い」。

金曜日の日中からナイトにかけてのトレードの仔細は別記事に譲るが、夜寝るまでは相当勝てていた。来週は相当な含み益をもって臨めるはずであった。それが「全戻しやないか~い」である。

この事実は筆者の波動シナリオに破滅的なダメージを与え、その後シナリオ変更することを決心させた。

すなわち、

下落波動はもう1波残っている。

・・・・・・

説明に移ろう。

その前に金曜日までの筆者のメインシナリオを記しておこう。エリオット波動原理での波働カウントである。



これは1時間足チャートである。長く続いた下落の底からスラスト的な上昇で立ち上がったローソク足群を1波の芽生えとし、その後の調整を2波と見立てて、筆者は押し目買いに夢中になっていた。(先週の水曜日・木曜日の朝記事参照)

新1波のスタートの3条件1戻り高値の突破、2短・中期移動平均線のGX、3一目均衡表雲の上抜け)をすべて満たしたためである。正確には1-1波、1-2波ということになり、1波の芽生えとしたわけだ。というわけで、1波の始点25680円を割らない限りは、買い目線一択には問題はなかった。

そしてこのシナリオには可能性が少なからず残っており、捨ててしまおうという今でも、後ろ髪を引かれる思いであることは事実だ。

上記金曜日ナイトのショックが別れろ、切れろの理由となっただけである。男女間の問題同様、別れは突然やってくる。そしてその理由もまた当人同士でなければわからないだろう。

こういうわけで、このシナリオは廃棄処分とする。では、新しいシナリオとはをこれから話そう。


実は下落波動がもう1波残っているとしたシナリオにも、2つのシナリオが存在する。若干の意味合いが違うだけで最終的には下方向に進むことに変わりはない。

それはエリオット波動原理のカウントで言うと、現在値が4波であるとするものと、5波がすでに進行中であるとするものである。

結論から言うと、前者に比重を置いているが、後者もまた侮れない。まず、日足のシナリオから順番に説明しよう。


【日足】





図のように、現在は2波(正確には青3ー波)の調整波中であり、その波動はジグザグ波動である。ジグザグ波動の3波動目=C波中である。当然、1波の始点=25235円(赤色のを割ればこのシナリオは破綻する。

このシナリオが大前提である。25235円を割れば、買い玉の棚卸セールを実施せざるを得ない、ということだ。

では、このC波を下位足に分解して詳しく見てみよう。


【4時間足】




ジグザグ修正波のC波は5波動構成で進行する。このC波のカウントが間違っていたのではないかというのが、今回のテーマである。

C波の中でも3波がエクステンションし異常に長くなってしまったようだ。が、図のように現在は4波中であるとするのが本日の見解だ。あの火曜日の暴落を筆者はC波全体(Cー5波)の終局とみなして、「大底キャッチ作戦」を翌水曜日に断行したわけであるが、あの暴落はまだCー3波の終局にすぎず、その後の歓喜の上昇、そして落胆の下落は全てにっくき4波の仕業であるというのが本線である。

そして、4本の陽線の後に始まった上ヒゲ陰線から5波の下落がすでに始まっているのではないかというのが別シナリオであり、これも捨てがたいが、前者を第一シナリオとした理由は後述する。


ジグザグか、はたまたフラットか

では、4波とした場合の今後の動きはどうなるだろうか。それを少し考えてみたい。上のチャートをもう一度じっくり観察しながら、頭の中でイメージしてほしい。

修正波のタイプは複合型を除けば3つあるが、例えば、ここから少し下がって(前の安値25680円前後まで)、その後前の高値=26545円程度まで上がってから反落したのであれば、それはフラット修正。

ここから再度上昇して、前の高値を追い抜いていくのであればジグザグ修正。

もちろんそれらの中間的な値動きでトライアングル修正ってのも考えられる。

本当は25680円から26545円までの上昇波動の副次波が何波動構成になっているか(3OR5波動)を正確にカウントできればある程度絞り込めるのだが、一つ下の1時間足を見ても判然としないのが実情である。3とも5とも数えられるからだ。

フラット修正なら話は簡単だ。25600円程度まで下がってきたら買って、利確は26500円程度。拡大型があるからド転ショートは慎重を要するが、その後5波動目の下落があるのが期待できるので、魅力的ではある。

ジグザグ修正であっても同じようなものだ。25790円のできれば安値切り上げで買えば、N値なら25655円まで上がったところで売り払い、様子を見てショートに転じる。これも5波下落が確実なのだから、フラット修正より値位置が高い分おいしい思いができるだろう。

トライアングルについては割愛するが、三角もち合い下抜けでショート、あるいは4波動目高値でショートするのであろうが、値位置が前2者より低い分儲けは少なくなるのは仕方ない。

どうだろう、筆者が売り目線(買いをしないという意味ではない)に転向した理由が少しでもおわかりいただけただろうか。やっぱり別れを切り出すにはそれなりの理由はあるのである。


では、残った問題。実はそれがもっとも大事な問題であるが、

いったい底値はどこなんじゃい!

に移ろう。

まず上記チャートでわかるように、3波動目は実に長かった。通常3波は1波の1.618倍程度の長さが計算されるが、今回は4倍以上という長さであった。(つまり売り方がそれだけ調子に乗っていたということだ)。

こんな場合によく起こる症状としては未達(フェイラー)がある。つまり、5波の終点が3波の頂点に届かない、という現象だ。もしそうなら、安値は25680円を下回らない、あるいはほんの少ししか下回らないということになる。

この現象は厄介だ。疑心暗鬼のなかでトレードしている者にとっては、どこで大底買いを仕掛けていいかわからない。ローソク足パターン(下記注1参照)やチャートパターン(逆三尊とか)の出番であろう。

もう一つ、こんな場合(3波が異常に長い場合)は「1波=5波」の計算式を適用する場合が多い。それだと、今回の1波は(28460→27545)で915円だから、それを4波の高値からマイナスすればいいのである。

仮に前の高値からなら、26545ー915=25630円だし、ジグザグ波動の高値26655円からなら、25740円となる。

いずれにしても、1波の始点=25235円を下回らない。みなみな様、万々歳となろう。

そしてもうひとつ気づくことはないだろうか。そう、いずれの安値予想も直近安値25680円を大きくは下回らないということだ。夜明けは近いということである。

では、これらを踏まえて、今週の戦略を練ろう。


【戦略】

すでに5波の下落に入っているのなら、月曜日はウリから入らざるを得ない。値位置が低く抵抗を感じるかもしれないが、デイトレのウリ感覚がわかっているのならできるはずだ。思い切ってやるしかない。そして上に記した底値候補近辺で買いに転じるだけである。

4波の最中なら複雑だ。筆者が第一シナリオとするのはジグザグ修正である。その理由は筆者特有の「妄想」に属するものであるがいちおう披露しておこう。

『上述したように夜明けは近い。そんなに下値は期待できない。なら、個人投資家の買い玉を投げさせる(振るい落とす)ためには、いったん価格を上昇させるしかない。個人投資家を阿鼻叫喚させて、玉を吐き出させるのがあいつらの手口なのである。上昇させといて、急落させるしかないではないか。未だセリクラ感はない(下記注2参照)とずっと感じてはいたのである。』

というのがジグザグ波動を演出するのではないかという理由である。フラットやトライアングルでは生ぬるい。なので、N値26620円以上に上昇しても「3波に入った」とは思わず、粛々と売るのが正解である(いちおう限界高値は26850円程度まで見込んではいるが)。

「3波に入った」と思わせて買わせておいてから、イッキに1000円以上下げる。その下げが直近安値をも下抜いたのであれば、大抵の買い方は逃げる。玉を放り出す。その玉をあいつらは嬉々として受け止めるのであろう。想像するだに憎々しいではないか。

あいつらと同じように、筆者は底値で買う。それが筆者の生きる道である。(しかし以上のような妄想すらも、すでにあいつらの術中にはまってしまっているのかもしれないな)


以上、天井騒ぎの【今日の綺想曲】でした。ご清聴ありがとうございました。


(注1)

ローソク足パターンはネットで探せばいくらでも無料である。わざわざ高額なお金を払って求めるべきではないし、一番いいのは自分で学習してみることだ。以下の記事ではその学習法の一例を書いておいたので参考に。

【株デイトレード入門2】天底転換サインの学習法

まずは自分で勉強してみること。そうすれば悪質商材屋に騙されることはない。

また、天底転換パターンは多くあるように見えるが、筆者はひとつに絞り込めるように感じている。それはズバリ!「明け(宵い)の明星」で、他はその亜流にすぎないというのが自説である。例えば9/13から始まった下落トレンドを1時間足チャートで見てみよう。天底の折り返し点はほぼ全てそんな形のローソク足パターンだろう。


(注2)

今週大底買いに走った筆者ではあるが、その時でも相場にセリクラ感が不足していることを感じてはいた。まだほとんど投げていないのではないか?というのが本音で、だから買い玉を持った翌日以降でも売り玉を外せないでいるし、ブログ記事でもイマイチ歯切れが悪いような印象を受けさせてしまっているのではなかろうか。

理由はある。

天底ハンターを目指す筆者は、毎日のルーチンとしていくつかの指標を帳面に記しているのであるが、相場の転換度をはかる指標として2つを紹介、説明しておこう。

ひとつは騰落レシオ。日経新聞では25日平均のものが掲載されているが、先週はずっと80%を割れそうで割れない、80%トビ台を維持しているのである。筆者の経験からだが、やはり70%台(半ば以下)にならないと底を打ったと言えないのではないだろうか。

もう一つは株探さんが掲載している、25日線乖離マイナス10%以上の銘柄数である。先週は月曜日にやっと200銘柄を超え、その後徐々に増加し始めたとはいえ、金曜日でも304銘柄(これらは全市場の中の数字)であった。が、これも大底という時は400,500以上あって当然なのである。5月の連休明けの1118銘柄は特別としても、3月SQ週の時は連日500,700銘柄あった。

また、今まさに思いついたのであるが、VIX短期先物指数のETF<1552>の日足チャートを掲載しておこう。日経平均株価とは逆相関の関係になる銘柄だ。もう少し伸び余地(日経は下落余地)がありそうな気がしないだろうか。




【参考】

筆者がエリオット波動で時々参考にさせてもらっている、マネースクエア社の宮田直彦氏の9月30日朝のレポートでは、日経平均の波動カウントを修正されていた。3波から2波、それも8/17からの下落はランニングフラットのC波ではないかというものである。
その信憑性については筆者なんぞにはうかがい知れないのであるが、筆者がまだ抱いている3-2波説(現在値はジグザグ波動のC波説)とは、底値のメドの違いだけの問題であり、文章にはしておられないが、ここからまだ下落余地は少なからずあるということは言外からもわかる。フラットC波もジグザグC波も5波動構成という点では同じである。今はまだ4波動目ではないのか?