2023年3月26日日曜日

【ラストチャンスか?】明日3/27月曜日の日経225MINI先物の環境認識&トレード戦略20230327

 まったく上手くいかない。スイングトレードはムリがあるのだろうか?

金曜日の日中セッションはまたしても得意満面であった。

朝記事の予想通り、小保合いに終始したし、その過程で、10時過ぎに27005円、1時20分に27050円の買い玉を獲得した。そして外出先で大引けが高く引けたこと、ナイト寄りが高く始まったことを知って、【貯めこむ】ことに成功したことを小躍りして喜んでいたのである。

『27400円以上にはなるな。なれば1枚は利確しておこう。その後押し目があれば買戻しもアリだ。』

ところがギッチョンチョン。5時から変調。

すでに帰宅していた筆者は、下落し始めた相場に「ほー、マド埋めですか」と余裕をこいていたものの、日中バリュー上限の27105円を割れた時点で白旗。下限値の27015円まで下落する可能性が高まったからだ。

結局は1枚づつ利確し、新規獲得分の利益はプラス60円の小利にとどまった。皮算用がまたしても裏目に出たのである。

それでもまだカイに未練があったため、6時半少し前に27050円で買い直している。ニュースも知らなかったし、ロンドンっ子特有の脅しの下落だと高をくくってもいたのである。当然▲50円のロスカット。

そして27000円割れが確定しそうな7時前26960円でショートを打った。打たざるを得なかった。下のホールド買い玉を守らねばならない。

このウリ玉は26845円で底打ちを感じた後も切れなかった。買い玉は28890円、27950円、27960円とニューヨークが始まるまでに怒涛の仕入れをしたのとは対照的である。

買ったものの、波動が全く読めず、売り玉を決済することをためらったのである。『寝ているうちにまた下落するかも』。

・・・・・・

今もまだ、この気持ちを引きずっている。

『もう1波下落があるのではないか?』

『そもそも下落波動の途中の保合いなのでは?』

昨日から、チャートをながめてはため息ばかり。

見えた、見えない、見える、見えなくなった。SQ日以降、そんな乙女の花占いのような日々が続いているのだ。

しかし、さきほどいい案が浮かんだ。先週記事からチャートを再掲しよう。


これは20日(月)の予想波動である。A,B,C、3つのコースを用意した。

もちろん筆者の期待はAコースであったが、実際はBのコースになって下落していった。

この時の波動と現在の波動は似ていないか?・・・そんな事を思うようになったのである。で、現在の波動にラインを引いてみたのが下図だ。


Cから解説しよう。

これはSQ日からの下落波動をジグザグ修正波のA波とし、このCコースはそのコワい恐いジグザグC波となるかもという予想波動である。もしかしたら、大底は26195円ではなく、もっと下(例えば25600円処)まであるのでは?という、まことに憎らしい予想となる。憎らしいが、もっとも簡単な予想でもある。

Bコースはいったん下落するが、青色のチャネルライン下辺で反転、上昇に転じるというコースだ。修正波にも見えるし、上昇波動の可能性も残すという予想である。その分れ目は、反転上昇の程度であり、チャネル上辺以上にまで上昇するなら、推進波に格上げしてもいいかも、と言えるだろう。

そしてAコース。これは月曜日からの上昇が、チャネル上辺以上になってくれることを祈る、筆者にとっては一番恋しい、待ち望む波動コースとなっている。

日足での2波の底が26195円で終わり、3波目の上昇波動の1波目がリーディング・ダイアゴナルではないかと蒸し返しても決しておかしいと思われない。それくらい価値のある波動なのである。

C波の憎たらしい波動なのか? 恋しい1波がスタートしているのか?・・・

・・・憎い、恋しい、憎い、恋しい、めぐり巡って今は恋しい、となった。

そこで、明日月曜日はこのAコースのシナリオに則った作戦でいこうと思う。その方が筆者らしいではないか。


〈重要ライン〉

①28200~28285・・・日中マド4

②27930・・・4時間足3波目標値

③27720~27820・・・日中マド3

④27580・・・全下落の50%戻し

⑤27475・・・4時間足上昇目標値

⑥27400~27550・・・前限月モード帯

⑦27370・・・全下落の38.2%戻し&直近高値

⑧27295・・・Gファン抵抗ライン

⑨27270~27360・・・日中マド2

⑩27195・・・ナイトセッション・バリュー上限値

⑪27150・・・前限月ハーフ

※27130・・・ナイトセッション終値

⑫27065~27025・・・ナイト下落の23.6%押し~38.2%押し

⑬27050・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑭27045・・・5日線処

⑮26900・・・ナイトセッション・バリュー下限値

⑯26845・・・ナイト安値

⑰26765・・・1時間足5波目下落予想値

⑱26625・・・Gファン支持ライン

⑲26385・・・2番底

⑳26355~26280・・・日中マド1

㉑26195・・・直近最安値

㉒26045・・・4時間足最大下落注意値


<詳細>

上昇はするし、それを期待もするわけであるが、一直線に上昇するわけではないので、さすがに適当に利入れ、買戻しを繰り返すことになる。

まず寄りから先に下落する展開は十分考えられる。けっこう上がっちゃったからね。押し目が先になるだろう。⑬辺りで買い増しできれば最高だ。

しかし、27000円を明確に割ってくるといったん利確玉を増やすだろう。ナイトの再現も有りうるからだ。

今回の上昇の目標は④である。チャネルラインの上辺辺りでもあるし、これを突破することなく、更なる上伸は期待できないからである。

しかし、まずは⑩を突破した後は、⑨の入り口、⑧辺りまでの上昇を狙うのが王道である。今回はここでいったん少し利入れをしておこうか。慎重に事を運びたい。

先に⑩まで上昇し、突破できず反落するような場合でも1枚利入れするだろう。これは反転と言えるほどでなくとも、大きめの押し目になる可能性を秘めているからである。そして27000円割れるようなことがあれば、さっきと同じだね。

少し、消極的にうつるかもしれない。でも、下値では(例えば⑮では)きっちり買いに回る。そうしておいて、少しでも買い単価を下げるつもりである。そんな展開になったら、それで我慢するしかないのだ。


<ポジション>

買い5(26350、26620、26890、26950、26960)VS売り1(26960)

大きめの買い超で、しかも売り玉は含み損を抱えている。最悪1対1で心中してもらうつもりである。今はもう1波下がる可能性も秘めているので手放せない状況。26900円台を割ってもむつかしいか。


※今週は週間予想を省いた。まったくわからない。とにかく、現状を打破できるまでは判断保留とさせてもらいたい。(これも先週といっしょになっちゃったな。)

しかし、今のところ、26195円が大底だとの認識でトレードを進めている。それが崩れるのは26385円(⑲)割れが最終的だ。しかし、もっと早ければチャートのチャネルライン明確割れである。

また、こういった悩ましいもち合い相場では、予想が1セッションずれてやってくる。すなわち、きょうは上がるとしたものが、当日は下がる。でも、そのナイトセッションでは予想通りの展開になるといった形だ。

なので、簡単にあきらめない方が良い。それはラインの端っこで順張りすることにつながるからである。やはりもち合い相場では逆張りがいいに決まっているのだ。目先の値動きにつられることなく、自分の考えている大きな方向にのみ玉を建てることに尽きるのではないだろうか。


以上。



2023年3月24日金曜日

【貯めこむ】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20230324

やはりひと筋縄ではいかなかった。深夜からの急落は何なのだ?

きのうもナイトは複雑な値動き。せっかく日中に貯めた買い玉を急落過程で手放すことになったし、一度ショートもやるはめになった。これは小さなロスカットになってしまい、ド転で27170円で再度買ってみたが、値動きが安定しないまま。結局、逆指値で狩られているしで・・・。そういや、朝も早よからダマシの下落に引っかかっているし・・・。

でも、ようやく全貌が見えてきたような感じ。週末記事で書いたように、アメリカ、ヨーロッパの金利関係のイベントも無事通過した。大底はやはり26195円であった。

ここからは「買い」でいい。(イベントスケジュール分析を再度復習する事)


図のように、この4波(③ー4波)はフラット修正波ではないだろうか。だったら、きのうのような急落が途中1、2度あるかもしれないが、5波(③ー5波)の上昇があるはずで、それで全3波が完成。その5波はかなり大きなものになるように筆者には映る。

というわけで、きょうは急落に注意しながら(きのうのように振り落とされずに)買い玉をしっかり握りしめ、また一つでも多く増し玉する日になるだろう。

安全策なら、27370円を越えてから、いったんの押し目を待っての買い出動でもいい。


〈重要ライン〉

①28200~28285・・・日中マド4

②27930・・・4時間足3波目標値

③27825・・・4波フラット倍返し

④27720~27820・・・日中マド3

⑤27580・・・全下落の50%戻し

⑥27475・・・4時間足上昇目標値

⑦27400~27550・・・前限月モード帯

⑧27370・・・全下落の38.2%戻し&直近高値

⑨27340・・・ナイトセッション・バリュー上限値

⑩27270~27360・・・日中マド2

⑪27245・・・Gファン抵抗ライン

⑫27150・・・前限月ハーフ

⑬27110・・・ナイトセッション・バリューハーフ

※27100・・・ナイトセッション終値

⑭27060・・・週足始値

⑮27000・・・5日線処

⑯26995・・・ナイトセッション・バリュー下限値

⑰26915・・・1時間足③ー4波底

⑱26595・・・Gファン支持ライン

⑲26385・・・2番底

⑳26355~26280・・・日中マド1

㉑26195・・・直近最安値

㉒26045・・・4時間足最大下落注意値


<詳細>

どこで買ってもいい。敵は時間だけだ。下がらないけれども、上がらないという状況が続く恐れがあるからだ。

これにはスイング=寝て待つトレードがいいに決まっているだろう。

27000円以下はもうないかもしれない。あれば断固買うだけだ。

例えば⑭前後で買えれば、日中上がらなくても、大きな含み損を抱えることないだろうから、ナイトまで持ち込むことに何のためらいも生じることはない。

全3波の天井は➁、③までは見えている。途中の大き目の障害は⑦~⑤だ。少し抵抗があるかもしれない。適当に利入れしつつ、また買い直したりして、➁、③までは進むつもりである。

そんな大望を抱く筆者だが、やはり⑰割れだけは許せない。きのう同様ダマシであったとしても、いったんは様子見に転じるのは致し方ないか。


<ポジション>

買い2(26350、26620)のみ

なかなか買い玉を増やせない状況が続いている。今日あたりは大丈夫なような気がするが・・・。


以上。

2023年3月23日木曜日

【買いでいく】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20230323

また難しい。岐路に立たされた感。

前夜のFOMCで(筆者の中では)まさかの下落。27000円割れはないように感じていたので。

昨日は予定通り強気の建玉法で、増し玉していったが、それをナイト早めに27345円つけた直後すべて売り払って、利確完了E気分。売り玉もすでに決済していたので(27240円、5時半頃)、夜は快適に眠れた。

しかし、予期しない下落幅だ。ちょっと考える。


もともと昨日からは青色実線のような推進3波をイメージしていた。緑色ラインはその3波目の副次波である。4波(赤④)の深さは3波(赤③)の76.4%ギリギリまでの深押しになった。

しかも赤①頂点26960円とかぶっていることも気になるが、これはわずか5円だし、ヒゲ部分であるので許せる範囲ではあるが、筆者の自信が相当揺るんだことは否めない。

というのも、ジグザグ修正波動の目が出てきたからだ。もしそうなら、このジグザグ波動は28475円からの大きなジグザグ波動のB波ということになり、この後は恐いコワいC波下落が待っていることになる。

従って、きょうは両面作戦になる。しかし、図にあるように赤⑤の上昇がメインシナリオであることに変わりはない。

〈重要ライン〉

①28200~28285・・・日中マド5

②27720~27820・・・日中マド4

③27930・・・4時間足3波目標値

④27580・・・全下落の50%戻し

⑤27475・・・4時間足上昇目標値

⑥27370・・・全下落の38.2%戻し&直近高値

⑦27320・・・ナイトセッション・バリュー上限値

⑧27270~27360・・・(改)日中マド3

⑨27205・・・Gファン抵抗ライン

⑩27195・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑪27150・・・前限月ハーフ

⑫27115・・・ナイト下落の38.2%戻し

⑬27105・・・全下落の23.6%戻し

⑭27050・・・ナイト下落の23.6%戻し

⑮27020~26980・・・(新)日中マド2

※27015・・・ナイトセッション終値

⑯26980・・・ナイトセッション・バリュー下限値

⑰26945・・・3波76.4%押し

⑱26915・・・5日線処

⑲26575・・・Gファン支持ライン

⑳26525~26315・・・1時間足大底ネックゾーン

㉑26385・・・前安値

㉒26355~26280・・・日中マド1

㉓26195・・・直近最安値

㉔26045・・・4時間足最大下落注意値


<詳細>

すでにギリギリの安値を示現しているので、これ以上の安値更新は許せない。従って、ナイト安値26955円割れはひとまずショート玉を持つ。

すぐ戻ってしまうかもしれないが、ダウ理論上のこれはルール。それまでに新たな買い玉を持ってしまっていたのなら、当然ロスカットしなければならない。

それをしっかり頭の中に叩き込んでの買い仕掛けは、もちろん⑭突破してから考えることになる。まずはここまで戻ってもらわねば話にならない。

そして⑫突破してからなら確実だろうが、日中は⑩がカベになるかもしれない。そこからはかなり売りが入りそうで、27100円までのもち合いに終始しそうなムードだから、あっさり利確しておくのもいいだろう。

一部はもちろんナイトに期待してホールドするのはいつもの作戦。とにかく安値更新があるまでは頑張る。


<ポジション>

買い2(26350、26620)のみ

1枚27055円の玉を残していたが、昨夜狩られていた。

安値更新後下落が継続するなら、売り玉を持った上で、26620円玉を利確する算段に。


以上。


2023年3月22日水曜日

【もう大丈夫】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20230322

昨日の祝日はともかくとして、月曜日は激しい値動きであった。

筆者は日中の下げ局面をしっかり獲れたが、ナイトはウリで3度騙され、それぞれ数十円づつの損を出した。が、「この上昇はただ事ではない」と、4度目は素直にカイ。

ボラが大きい時は損切りをしっかりやって、目先の動きに惑わされず、大きなシナリオに沿って行動することの大切さを再認識した。

さて、月曜日の予想=「リーディング・ダイアゴナル」説は無残にも廃棄されることになったようで、それなりの反省をしているが、新1波誕生の期待は叶えられそうである。

しかし、まだ修正波との判断も完全に捨てたわけではなく、ここからの上昇にも疑問符はつく。

新1波の上昇が続くのか、はたまた、修正波で再度下落なのか、本日はそこを見ていくことになる。

・・・・・・

1時間足チャートである。


26195円からの上昇波動(赤色点線)を3波構成のツナギのX波と見るか、5波構成の第1波と見るかで、その後の行く末が大きく違ってくる。

月曜日の予想の時は3波構成として、リーディング・ダイアゴナル説を唱えたのであるが、27150円を突破できずに反落したことで、修正波説になった。この場合は青色実線のようなフラット修正波となって、前の安値26385円を目標に再度下落することになる。C波が拡大して直近最安値26195円を下抜くこともあるだろう。

しかし、26195円からの上昇波動(赤色点線)を「新1波が誕生してるのでは」と見れば、緑色実戦のような波動で上昇していくことになる。金曜日高値からナイト初期までの激しい下落は、第2波だったと解釈するわけである。

その2つを先ほどまで少し迷っていたが、15分足などで副次波を見ると、26195円からの上昇波動(赤色点線)は、どうも5波動数えられるような気もするので、今はほとんど上昇3波が始まっているとの解釈に傾いている。すなわち、きょうもカイである。

でも、心配事がひとつある。

きょうって、WBCの決勝戦だろう?集中して値動き見れるかなあ、だ。


〈重要ライン〉

①28200~28285・・・日中マド4

②27720~27820・・・日中マド3

③27930・・・4時間足3波目標値

④27580・・・全下落の50%戻し

⑤27475・・・4時間足上昇目標値

⑥27460・・・1時間足③ー3波目標値

⑦27370・・・前下落の38.2%戻し

⑧27340・・・4時間足ジグザグN値

⑨27245~27360・・・日中マド2

⑩27240・・・各時間足戻り高値

⑪27165・・・Gファン抵抗ライン

⑫27150・・・前限月ハーフ&直近高値

⑬27125・・・ナイトセッション・バリュー上限値

※27125・・・ナイトセッション終値

⑭27105・・・全下落の23.6%戻し

⑮27025・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑯26975・・・前日日中マド埋め水準

⑰26925・・・ナイトセッション・バリュー下限値

⑱26905・・・5日線処

⑲26525~26315・・・1時間足大底ネックゾーン

⑳26385・・・前安値

㉑26355~26280・・・日中マド1

㉒26195・・・直近最安値

㉓26045・・・4時間足最大下落注意値


<詳細>

なので、筆者としてはもっと間便にすませようと思う。

⑩番を上抜けるかどうか。やっぱこれでしょ。1時間足ではこの条件を満たせば例の3条件が全て満足させられることになる。晴れて3波のスタート。

もちろん寄付きからの下落にも注意するべきだが、それはまた絶好の買い玉追加のサインと見る。⑮まで下がってくれれば、TV見ながらでも買うだろう。

しかし、⑰割れはいったん撤退。26920円割れは許せないからね。

これくらいならTV見ながらでも出来るだろう。


<ポジション>

買い2(26350、26620)VS売り1(27425)

筆者の場合、売り玉をどこで外すかも考慮せねばならない。もちろん、27240円を突破した時点で考えることになる。また、買い玉も増やしたい。デイトレ的にやるなら、⑫を突破してからの押し目狙いか。目標はとりあえず⑧まで。


以上。


2023年3月19日日曜日

※限月丸ごとトレードのすすめ(日経225先物6限月で儲けるために)2⃣

 前週に書いたこの「限月丸ごとキャッチトレード」(改称済み)は、折からの日経暴落にかき消され、世間の注目を浴びることのないままネットの闇に埋もれそうになっている。

提唱者の一人として(たぶん言わないだけで多数者がやっているはず)、このアイデアに光を与えてやりたい。その思いだけでシリーズ化しようと思う。

今回は、FOMCが日経に及ぼす影響を探るべく過去の6限月のFOMC前後の値動きを追ってみた。どんな結論になるか、筆者とて楽しみなのである。

・・・・・・

その前にもう一度限月足チャートを見よう。当限月金曜ナイトセッションまでのローソク足も追加されている。


素晴らしい陰線は当然である。SQ日前日大引け値から1度も上回ることなく下落したのだ。

しかし、先週言ったように、このチャートを見る限り、ヒゲは必ず生えてくるものだ。このまま始値28640円を上回ることなく6限月が終焉するとは考えづらい。1度は上回る値動きが発生するだろうと期待している。


では、上のチャートは参考程度に置いておいて、本題に入ろう。

始めに昨年(2022年)6限月の始値から3月末日までの動きを追ってみる。この限月は陽線で、先に安値をつけたので、セッションごとの安値同士をつなぎ合わせてみた。次の図だ。


この時はSQ日当日の日中に限月最安値をつけ、そこからわずか2週間強で限月最高値まで駆け上がっている。この昨年の限月の値動きについては思い出深い。何と言っても「目をつぶって」買ったのが大当たりしたからである。たったの2週間強で3690円の値幅が発生したが、そのうちどれだけ儲けたんだっけな。

それはいいが、問題はFOMCである。この図を見る限り、FOMC(3/16ナイト発表)は無関係なようである。トレンドを転換させたとまでは言えないようだ。

あえて言えば、始値を翌日の東京セッションにおいて上抜いているということだろう。何らかの内容で東京時間は安心し、自信を持って上値を追うことができたようである。


では、2年前の6限月はどうか。同じように始値から3月末日までの値動きをチャート化したが、この時は先に高値をつけているので、各セッションの高値同士を点で結んでみた。


この限月においては、FOMCは陽の極値であったようである。だらだらとした上昇が続いた後に翌朝の東京時間に一閃、その後下落トレンドになっていった。セーリングクライマックス的な値動き、あるいはエリオット波動原理的に言えば、エンディング・ダイアゴナルなのだったろうか。

今回の場合はFOMCが転換点になったという形跡はうかがえるようである。その後2カ月で最大3190円の利ザヤが架空ではあるが稼げた計算になる。

以上、たった2回分ではあるが、限月丸ごとトレードの成果は実感できたと思われるが、問題はFOMCのイベントについてである。日経に影響力はあるのか?である。

この問題についてはその時々によってといういう他ないが、影響力は少なからずあるのではなかろうか。発表が日本時間の明け方4時ということもあり、その影響力が行使されるのは、東京時間になってからである。

前2回を見る限り、よく東京時間ではキッチリと反応しているようである。トレンドを加速させるか、転換点となってるか。

この見地から考えれば、今回は転換点となるのではなかろうか?なぜならこれ以上の値下がりは考えられないからである。

26195円が最安値か、それを更新するにしてもそれほどの事ではないような気がしている。ジグザグのC波になったとしても、A波よりはずっとか小さいと思っているのである。それは、最初の論理=ヒゲは必ず生えてくる=28640円以上はつける、から来ている。

28640円をたとえ5円でも上抜くためには、たぶん26000円前後で安値は止まってもらわないと困るという、こちらの都合があるのである。

考えてほしい。

たとえば安値が26000円だったとしよう。そこから平均値幅の3000円強上昇したとしよう。なら29000円まで上がる。

これは週足の3波N値29350円を目指すとした筆者の思惑と一致する。29350円と言えば、22年3限月の高値29370円とほぼ同じである。

日経はこの限月足の支配から脱却せねばならないと先週記事で書いた。必ずや当6限月中に突破する、少なくとも突破する権利を得る位置にまで上昇しているはずなのである。

結論。

FOMC後につけた安値は必ず拾うべし。その安値から3000円は儲かると思うべし。


・・・・・・

ここで別の考えが生じてきた。

28640円から3000円値下がりしたらどうだろうか?・・・25640円だ!

ああ、これでも週足3波は維持できる。始点は25320円なのだから。

この場合は仕方ない。25320円を割れない限りはウリとカイでちまちま儲ける作戦になるだろう。6限月における「限月丸ごとキャッチトレード」は完全に失敗ということだ。


以上、天井騒ぎの【今日の向こう見ず】でした。ご清聴ありがとうございました。



【26195円は大底か?】今週(3/20~)と3/20月曜日の日経225MINI先物の分析&トレード戦略20230320

 大酒による一夜の過ちで、大切な売り玉を逃して以降、SQ日からの下落相場において苦戦を強いられている。先週後半はなんとか小さいながらリバウンドがあってひと息ついているが、保有しているウリ・カイ両建て玉のスプレッドは狭く、大きく儲けることができていない。

そんな中、とうとう米国FOMC週が来てしまった。決断をしなければならない。限月丸ごとキャッチを提唱する筆者にとっては、大事な週である。

キャッチコピーにあるように、今週のテーマは先週木曜日明け方近くにつけた安値26195円がはたして大底値となって、今週から上昇が再開されるのか否かである。

なんだかだ遠回りして読者を煙に巻きながら、徐々に核心に迫っていきたいと思っている。では、エリオット波動原理を元に始めたい。

・・・・・・


【週足】

週足はすでに3波になっていると信じたい。これは1/3の基点25320円を下回るまでは揺るぐことはない。その3波の第2波調整波動が、6限月の下落波動である。これでいく。

この2波の安値が先ほどの26195円と仮定すると、N値は29350円となる。もしも来るべき③ー3波がこのN値で終わるようなことがあれば、それは推進3波ではなく、レンジ好きのトレーダーたちの好物=修正波となってしまい、はたまた逆張りの餌食となってしまうだろう。

1波の1.618倍値=31300円などは恐れ多くて狙えそうにない。

しかし、この29350円という価格は大変重要な数字であることは覚えておこう。理由は先週の記事を読めばわかるだろう。


【日足】のかわりに【イベントスケジュール分析を】をやろう。日足はようわからない。判断不能。2波であることにまちがいはないが・・・。

ここでの論点は変わらない。22日FOMC前後から相場は上昇に入るという見方である。ただ若干修正点が見つかったので報告しておこう。

というのも2週前の週間予想でECBの扱いを「それまでのトレンドを加速させる役目、逆に緩和させる役目、相場の転換まではどうか」と書いた。その通りであったようで、クレディスイスの問題が起こった時も、その後の対応が良かったのか、日経は一時的に反発している(金曜日日中~ナイト初期にかけて)。

奇しくも22日のFOMCの翌日にはスイス中銀、イギリス中銀の政策金利発表のイベントがある。これを待ちたいと思うのだ。それまで蚊帳の外だったEU関連のイベントもこの際だ、少し重要視しておきたいと思う。

というわけで、少し修正してまとめると、

〇3/10~23前後まで・・・・・調整。日足③ー2波の底探り。

〇3/23前後~4/25前後まで・・上昇。日足③ー3波の恐いものなし相場。

更に付け足すと

〇4/25前後~GW前後まで・・・少し軟調。日足③ー4波

〇GW後~6月中旬・・・・・・・日足③波最後の上昇。

であるが、後の2つは流動的である。たぶん修正の余地は出てくるであろう。

・・・・・・

ここまででわかったことは(推測の域は出ないが)、日経先物は今週から上昇に転じ、それは29350円、あるいは31300円を目指すということだけである。まだ今週の論点である「26195円が大底」だという推論の話は出てこない。

では、大詰めだ。結論から言おう。

『それは、まだわからない』である。・・・

・・・何を!それを知りたくってここまでくそ面白くもない記事を読んできたのに、と叱られるのを承知の上で、筆者としてはそれを断じるのに、もう1日だけ時間を与えて欲しいのである。月曜日の結果を見てからにしてもらえないだろうか?

というわけで、月曜日の予想に移ろう。

大事な1日である。この結果次第で問題が解決できるように書いていくつもりである。

次の【1時間足】チャートをご覧いただこう。MTF分析の王道から言えば、ここで【4時間足】チャートを持ち出すべきであるが、この4時間足チャートによるカウントは、筆者にとっては非常に困難なものと映っている。

3波構成でも、5波構成でも、ABC波動がすべて終了したとも見えるし、まだ途中だとも映る。ここでもまた、「わからない」なので、すっ飛ばして考えることにした。


図のような右肩上がりのチャネルラインが引ける。

「いいから、今のお前の意見を言え」と、のど元に短刀を突き付けられてゲロするのであれば、「この26195円からの上昇波は新1波になりえる素質を持っている」と言うだろう。それは希望でもある。もう3波入りしてくれなくては困るのである。

こういう期待だけの意見でいいのであれば、この右肩上がりのチャネルラインに沿った動きは、リーディング・ダイアゴナルではないかと考えるに至った。3-3-3-3-と3波構成の4つ目、すなわち①ー4波というのが、金曜日ナイトセッションの終わりの位置状況ではなかろうか。

そうなれば、月曜日は①ー5波目の上昇が待っているわけである。

だが、月曜日の動きはA、B、Cの3通りある。最も期待できるのは、いや、上昇の新1波としてはこれしかない!という動きはAしかない。

金曜日ナイトの高値27150円を上抜いた後、戻り高値の27240円を突破することが第1目標。その後にチャネルライン上辺まで達する、あるいはヒートアップして大きくライン突破してくれればなおいい。

この場合は目標達成後には下落することになるが、それは新1波の調整波である2波としての下落であり、したがって26195円を下回ることは考えなくてすむ。ひととおり下落して気がすめば、いずれは3波上昇へ羽ばたいていくだろう。

しかし、Bのケース(例えば、その直前の下落波動の61.8%戻し~76.4%戻し水準の27000円前後までしか戻らないケース)では、上昇後に下落してしまった時の底は測れなくなる。

もうリーディング・ダイアゴナルなどという推進波動ではなく、修正波が続いているだけなのである。

Cに至っては、何をかいわんや、Bケースともども26195円を確実に割れる。SQ日から始まった下落トレンドがジグザグ修正波のA波であり、このちょっとした上昇はB波、そこからの下落がC波にカウントされるなら、26195円を下回るのは当然である。

だから、月曜日は否が応でもAコースをたどってもらわないと困るのである。

・・・・・・

それでは月曜日の攻略法に入ろう。


〈重要ライン〉

①28200~28285・・・日中マド4

②27720~27820・・・日中マド3

③27580・・・全下落の50%戻し

④27475・・・4時間足上昇目標値

⑤27370・・・前下落の38.2%戻し

⑥27245~27360・・・日中マド2

⑦27240・・・各時間足戻り高値

⑧27150・・・前限月ハーフ&金曜日高値

⑨27130・・・ナイトセッション・バリュー上限値&Gファン抵抗ライン

⑩27105・・・全下落の23.6%戻し

⑪26905・・・5日線処

⑫26845・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑬26790・・・前日日中マド埋め水準

※26705・・・ナイトセッション終値

⑭26685・・・ナイトセッション・バリュー下限値

⑮26530・・・Gファン支持ライン

⑯26525~26315・・・1時間足大底ネックゾーン

⑰26355~26280・・・日中マド1

⑱26195・・・直近安値

⑲26045・・・4時間足最大下落注意値


<詳細>

しかしながら、われわれトレーダーは日経がどうのような動きになろうと、そこから利益を出さなくてはならない。悲嘆に暮れているわけにはいかないのだ。

それには次の15分足を見るのが最適だろう。


1時間足で見たように、緑色ラインのような波動での上昇→下落(Aパターン)が理想である。

この場合は、保ち合いの高値26815円を上抜いた時点でカイを入れればいい。あるいは上昇トレンドに自信があるのであれば、もち合い安値近辺である⑭で思い切ってのカイをすればいいだろう。ここなら安値割れでロスカットしても損は小さくて済む。

その買い玉はもちろん27240円突破を狙いたいが、リスクを限定したいのであれば、27000円程度で降りてもいいだろう。

もし。その辺りで上昇が止まり、下落が始まるのであれば、その下落は大きいのであるからド転ショートは当然である。

この場合はいわゆる「B波三山ショート作戦」が有効的になる、斜め三尊天井パターンである。図の青色ライン割れでウリを入れても遅くはない。

逆にナイト安値26640円を割ってしまうようなこと(上記1時間足でのCパターン等)があれば、すぐさまショートである。もうこの上昇に未練タラタラはいけない。22日や23日にまで下落は続くのだから。

・・・・・・

もいおわかりだろう。

月曜日はナイトセッションも含めて、上がれば、その規模はどうあれ、買ってからのド転『戻り売り』が正解なのである。そしてそのまま上がることなく下落するのであれば、追撃売りであろう。

上昇の新1波であれ、修正B波であれ、その後は下落が待っているのは当然だ。

そして上のAパターンの場合の下落メドは26500円台でいいような気もするし、FOMCのネガティブ内容次第では26195円にかなり肉薄することになるだろう。

以上が「1日だけ待ってね」とおねだりした理由である。


<ポジション>

買い1(26350)VS売り2(27425、26985)

夜8時からの急落でウリを1枚追加している。本当は記事通り27100円台で仕掛けるべきであったが、買いの勢いが強かったように感じた。これは上昇と下落の順序が予想とは異なっていたからであり、その場合の対処法がまだできていないことを痛感させられた。

また、寝る前に決済しとけばよかったとも思う。


以上。






2023年3月17日金曜日

【まあだだよ】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20230317

またしてもビックリ。うれしい誤算であった。(誤算続きはいつもだが。)

きのうの第1弾は9時すぎのショートから。バリュー央に届かず下落を良いことに26450円だったが、20分後に▲15円であえなくダウン。

それならばと、更に20分後に26505円カイは高値後の押し目狙い。これは10時10分すぎに26680円で利確できた。その前(10時すぎ)にはホールド売り玉を1枚26680円で利確決済している。

「強い日なのかな」と思われたが、10時42分には26730円で再度ショートIN。「2番天井かな?」

後場の往来をぐっとガマン。ナイトもECBまではおとなしくやる方針だった。

なかなかトレードチャンスが巡ってこなかったが、日中での新規売り玉を外した(27525円で)のはアメリカ時間が始まって30分も経ってない11時前。下がらないのを見て、「最低でも27500円は維持してくれるでしょ」の楽観的トレードだった。

で、今朝の結果は買い1(26350)VS売り1(27425)となっている。ここまで上がるとは思っておらず、売り玉の1枚はプラス5円で狩られていた。こんなことなら買いを増やしておけば・・・は机上の空論。買い玉が残っていたのをむしろ感謝するべきであろう。

前夜の爆上げで欲が出てきそうだが、22日までは安心して買い玉をスイングすることはできない。ましてやここから買って出ることにも不安だ。1時間足ではジグザグN字でちょうど停滞した。寄付きでは買戻しも入るだろうから少々の上昇は見込めるだろうが、はてさてどこまで?

よって、きょうは戻り売り目線で対処するかな。


<重要ライン> 

①28200~28285・・・日中マド5

②27720~27820・・・日中マド4

③27580・・・全下落の50%戻し

④27475・・・4時間足上昇目標値

⑤27415・・・1時間足ジグザグ拡大目標値

⑥27370・・・前下落の38.2%戻し

⑦27245~27360・・・日中マド3

⑧27240・・・各時間足戻り高値

⑨27150・・・前限月ハーフ

⑩27105・・・全下落の23.6%戻し

⑪27090・・・5日線処

⑫27080・・・4時間足大陰線高値

⑬27035・・・ナイトセッション・バリュー上限値

⑭27900・・・(仮)ナイト上昇の23.6%戻し

⑨26835~26810・・・(新)日中マド2

⑮26810・・・(仮)ナイト上昇の38.2%戻し

⑯26775・・・前限月38.2%水準

⑰26740・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑱26525~26315・・・1時間足ネックゾーン

⑲26485・・・ナイトセッション・バリュー下限値

⑳26355~26280・・・(改)日中マド1

㉑26195・・・直近安値

㉒26045・・・4時間足最大下落注意値


<詳細>

なにしろ今回の下落幅2280円の23.6%も戻していない(⑩)。ロングが大きな顔をするのは最低限それを越えてから。

⑫、⑪と抵抗も強い。もしかしたらマド明け寄り天になる可能性もあるだろう。27100円前後ではショートをぶち込みたい。大きく持ち上げられても⑧には届くまいと思って決行するつもりである。

しかし、きのうまでの暴落はもうないだろうとも思われることも確か。なので下落幅も限られた範囲で考えておくべきで、最大でも⑮前後で手を打っておくのがいいのかな。ここ数日のちょっとしたもち合いのバリュー下限が26900円前後であることもその根拠だ。

※相場はナイトセッションで前に揉み合ったレンジに急回復してきた。26900円前後はその保ち合い時のバリューゾーン下限のこと。このことは逆に26900円を明確に割ってきたら、再度の安値更新も有りうることを示唆する。

とにかく22日まではひと癖もふた癖もある相場が続く。筆者の予想にもいつもの冴えがない。買いはデイトレだけに留めて、安値更新した場合のみホールドする。少しづつでも買い単価を下げて、売り玉とのスプレッドを拡げる作戦を続行。

いよいよ核心に迫りつつある。それまでは辛抱。目の前の値動きに惑わされること勿れ。


以上。

2023年3月16日木曜日

【謹慎相場】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20230316

反省することばかりでございます。コテンパンにやられました。

すべてはエリオット波動カウントのマチガイ。③ー1波は完全な誤謬。元の通りの5波終わりからの第2波修正波と訂正する。

このカウント間違いから、買わんでいい処や売りの急所などすべてに狂いが生じてしまったわけである。

9時10分チョイ前買い玉をまず1枚利確。27110円は窓明け始まりからバリュー上限に戻ってきたため。寄付き坊主でもあり、ここら辺からイヤなムードが漂い始める。

それでもまだカイにこだわっていた筆者は9時半手前で27010円カイ。20分後▲30円の損を出す。

「もしかして?」は10時40分。ホールド最後の買い玉がプラス5円の逆指しに引っ掛かり討ち死に。11時すぎの270000円買い指しも堅いと思ったが、12時すぎこれもプラス5円の逆指し決済させられた。これでヤル気消失。トンズラ作戦決行。

戻って、ナイトでは一転ショート態勢。

6時すぎ下割れの26970円、6時25分26890円と立て続けのウリ。これが何とか形を作ってくれたようで、その後の下落を安心して見てられた。あとは買い玉を建てるのみ。

筆者が動いたのは、9時すぎ26450円。根拠はちょっとメモし忘れたが、たぶんフィボナッチ関係であろう。9時半の指標に向かって少しくらい上がって(戻って)くれるだろうとの思惑もあった。しかし、9時半でも動かず、やばそうな感じですぐ▲25円で降りた。

そしてニューヨーク開始。上がらない。手書きでつけていたマーケットプロファイルは、下部での保合にしかならないことを示唆していた。

その時の最安値27315円は、前限月の76.4%押し水準27310とほぼ同じ。よって「これ以上は下がるまい」との甘い考えで27350円で買い指しをしてから終えることにした。これは上で売り玉があることからくる気安さだったろう。

で、今朝の結果は買い1(26350)VS売り3(27425、26970、26890)となっている。この買い玉は安全だろうか?それはわからない。下への恐怖が消えたわけではない。22日までは気が抜けなくなった。売り玉を外せなくないのだ。

きょうもまた容易に買い玉は持てそうにない。V字回復は期待できそうにない。しばらくは下の方でのもち合い相場が続くのだろう。安値が26195円まであったことに恐ろしくなった。底打ちパターンが出るまで辛抱だ。


<重要ライン> 

①28200~28285・・・日中マド5

②27720~27820・・・日中マド4

③27475・・・4時間足上昇目標値

④27245~27360・・・(改)日中マド3

⑤27205・・・5日線処

⑥27035・・・ナイトセッション・バリュー上限値

⑦26835・・・前日日中マド埋めライン

⑧26775・・・前限月38.2%水準

⑨26655~26760・・・日中マド2

⑩26535・・・ナイト下落の38.2%戻し

⑪26525・・・1時間足ネックゾーン上辺

⑫26520・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑬26495・・・日中マド1上辺

※26480・・・ナイトセッション終値

⑭26315・・・1時間足ネックゾーン下辺

⑮26280・・・日中マド1下辺

⑯26235・・・ナイトセッション・バリュー下限値

⑰26195・・・直近安値

⑱26045・・・4時間足最大下落可能値


<詳細>

少なくともきょうはECBがあるのでそれまではV字回復の要素はない。軟調な地合いが続くだろうとの予想のもとでトレード戦略を組み立てたい。

それには⑪~⑭のネックゾーンがいい指標になる。動きがなければ、このゾーン内のもち合いに終始するし、上抜ければ一段上のレンジに移行するのでロングが有効になる。⑨番辺りまで上昇が見込めるかもしれない。

しかし、その動きは制約されたものであるだろうから、利確は確実にやる。筆者の買い持ち玉はいつも通りプラス5円逆指し設定で放置。安値があれば買い直し、22日まで買い単価を下げる作戦でこの難局を耐えるのみ。

逆に下抜ければウリを考えていくことになるが、さすがにここまで下落させられたあとでは売り込み辛い。日中は⑯で止まってくれるであろう、は今回も甘い考えかもしれないが。(夜は26000円近辺までの注意が必要な気がする。)

ただ、ボラが大きいからデイトレで稼ぐという考えは持っていない。そこまでのウデがない。だいたい建てたほうの逆に行ってしまうことが多いし、実行のスピードも要求される。

こういう時は5分足、15分足などの短期足を見るのはやめて、逆に30分、1時間足で調子を整え、スイングトレードをする感覚をより強くすることにしている。仕掛けはスイングだが、結果がデイトレだったという感じ。


以上。

2023年3月15日水曜日

【もういい買い?】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20230315

お前らは最高のストーリーテラーだったぜ。

あれだけこだわった27150円があっけなく崩され、9時20分ちょい前に保有していたB玉を26990円で切らされた。ただ、その5分ほど前に27035円でのショートは屈辱ながら、建てることができたのは評価されてもいいだろう。

が、そのS玉も前場終わり前には26955円で利確してしまったのはまたもや不徳の至り。26835円底から立ち直り、今度こそと思ったのだが・・・。大引けにかけて売られる展開。B玉こそ持たなかったが、筆者の予想を覆す展開が続いた。

しかし、日中のそんな軟調展開が逆に「夜は上がる」という、またもや何の根拠もない直観を筆者に与えてくれたようだ。

最初の30分の安値が更新することなく、次の30分足が陽線で上抜いてきたようなのを見て、26935円で、(その後の27050円カイは失敗ぽいが)、9時半の指標後の逆張り狙いが奏功しての27050円での買い玉は自信の表れだ。

結局1枚は27220円(下落の23.6%戻し)のチョイ手前で、10時50分ごろ利確指値して決済しておき、ホールド玉は買い2(26935、27050)VS売り1(27425)として今朝を迎えた。

前夜の2日続けてのお祈り&お願い「どうか、27150円を回復していますように」をして就寝したのは言うまでもない。

・・・三空明けの上昇から切り返されて三空明けの下落。お前らは最高のストーリーテラーだったぜ。だがこっちもかなり真相に迫っている。どんでん返しはもう許さないぜ。

というわけで、きょうからはいつもの明るい筆者に戻れそうだ。

セッション足は切り返し線が出た。もう一度全戻しの陰線をだして、地獄に突き落とす算段だろうが、一度戻った買い気はそう簡単に崩れないものなのだ。

押し目買い一択。


<重要ライン> 

①28200~28285・・・日中マド5

②28130・・・日足ネックライン

③27850・・・前下落の61.8%戻し

④27720~27820・・・日中マド4

⑤27700~28225・・・日足大天ネックゾーン

⑥27630・・・日足小天ネックゾーン上辺

⑦27610・・・5日線処

⑧27460・・・全下落の38.2%戻し

⑩27300・・・各時間足戻り高値

⑪27205・・・ナイトセッション・バリュー上限値

⑫27195~27360・・・(新)日中マド3

⑬27195・・・日足小天ネックゾーン下辺

※27190・・・ナイトセッション終値

⑭27080・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑮26945・・・日足Gファン支持ライン

⑯26885・・・ナイトセッション・バリュー下限値

⑰26835・・・直近安値

⑱26760~26655・・・日中マド2

⑲26495~26280・・・日中マド1


<詳細>

⑩を突破することができるかどうかがキーポイントなのは誰でもわかる。突破すれば、その時点で筆者の勝ち。再度大きな押し目をつけに下落することはあっても、27000円台では大量の買いが待っているだろう。

きょうの処は27400円台(⑧)までで利確しておくだろうが、適当に押し目を作りながらの上昇トレンドが形作られるだろう。

逆に⑩突破がかなわない場合は、⑭割れを経過しての全戻し返しが待っている。

また「26815円」という数字が気になるので、ここまで落とされるかもしれない。安値の更新になるので非常な落胆を強いられるが、それが最後だ。怒涛の買い勢力が湧きだすにちがいない。

22日までは辛抱第一。花に嵐の譬えもあるさ。それが1波というものだ。安値があるなら買い下がるのみ。


以上。

2023年3月14日火曜日

【底値探り終了】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20230314

 きつい戦いであった。底値探りの第2弾まで一気に消化してしまったようだ。

朝9時すぎ待ちかねたように27630円ショートから入る。

しかし、9時15分バリュー下限27520円から反発してきたので27540円で慌て気味にロング両建て。売り玉を始末したくなかったからだが、7分後に買い玉を▲30円でロスカット。まだ買いは早かったということ。

やっとの買いは10時15分すぎの27380円で。ここなら筆者のメガネに叶う価格だ。売り玉とも見合う。その後ジリジリと上げていったので、2時40分売り玉を27510円で利確した。値位置が悪いと我慢がきかない。

でも、どちらというと日中セッションは想定通り。波乱はナイトにあった。

外出先で買い玉が27450円の逆指しに引っかかったことを知った筆者は、すぐ戻って27425円でショートを打つ。5時40分くらいだったろうか。日中バリュー下限値が27405円だったが、それを下抜くことは必至の様相だったからだ。

そして後は買いの準備だけに精神を集中したが、この夜はそう容易くは買い玉を持たせてくれなかった。追撃売りが正解だったようで、6時すぎ27335円はジグザグC波拡大値だし、出来高増でコツンと聞こえたようだったが、15分後▲45円ロスカット。

それならばと、9時10分前、最後の砦=27150円割れ直後の反発で27160円カイもけっこう粘ったが、9時すぎすぐに安値更新されて▲40円。どこまで下がるんやろは、とうとう27000円割れ。

ここまでされては引き下がれない。9時45分27050円でラストの買い。買い1(27050)VS売り1(27425)の両建てにして終了した。

アメリカ時間初めが順調経緯だったことで少しは安心できたが、27150円回復を願って、祈って寝た。それ以外なす術はなかっただろう。

幸い今朝は回復できていたが、これからどうなるのだろうか。下げ過ぎとは言え、ほとぼりが冷めたら、またあいつらがやってくる。戻り売りの恐怖に怯えなければならない。

こんな時はやっぱ居直ること。自分ではどうすることもできないのだから。

あの4時間足最後の大陰線を下げ切り線と考えて、しばらくはリバウンドを楽しむことにしよう。

だから、きょうは「押し目買い」。ショート玉も上手く外せるといいな。


<重要ライン> 

①28225・・・日足大天ネックゾーン上辺

②28200~28285・・・日中マド4

③28130・・・日足ネックライン

④27970・・・4時間足上昇期待値

⑤27860・・・5日線処

⑥27720~27820・・・日中マド3

⑦27700・・・日足大天ネックゾーン下辺

⑧27650・・・1時間足戻り高値

⑨27630・・・日足小天ネックゾーン上辺

⑩27615・・・ナイトセッション・バリュー上限値

⑪27560・・・全下落の38.2%戻し

⑫27430・・・4時間足ネックライン

⑬27345・・・1時間足底ネックゾーン上辺&全下落の23.6%戻し

⑭27275・・・ナイトセッション・バリューハーフ

※27235・・・ナイトセッション終値

⑮27195・・・日足小天ネックゾーン下辺

⑯27135・・・1時間足底ネックゾーン下辺

⑰27050・・・ナイトセッション・バリュー下限値

⑱26995・・・直近安値

⑲26760~26655・・・日中マド2

⑳26495~26280・・・日中マド1


<詳細>

しばらく底練りが続きそうだが、そのうち上がってこよう。それまではさすがに手が出せそうにない。ポイントは⑬番。ここを1時間足で上抜いてきた時が買い増しポイントになる。その前に⑭があるので、それが前兆となってくれるだろう。また筆者の場合はウリ玉もここで外すかな。

⑩までの上昇が目標であるが、それまでには⑫、⑪と抵抗も強く、適時利確が正解かもしれない。(ただ、今回のリバウンドの最終目標は④であることをひと言っておこう)

しかし、内心はかなりびくついている。

もし逆に1時間足で⑯を割ってきたら買い玉はブン投げ、⑰をも割るようなら全力ショートである。あの27150円を一度は割っているのだ。2度目の安値更新は許されない。


以上。


2023年3月12日日曜日

※限月丸ごとトレードのすすめ(日経225先物6限月で儲けるために)1⃣

前記事であるように、筆者は大事な売り玉を手放しているため、ここからの戦いは非常な困難を極めることを覚悟しないといけなくなった。自信を持って、買い玉を仕込めることができなくなったのである。

それはこの相場の下落がどこまで続くものなのか最終的に判断できないからである。売り玉さえ持っておれば、どこで買ったとしても、その行為は売り玉が補填してくれる。それ以上含み益が増えることはなくとも、損失が増えることもない。両建て戦略の唯一にして最大のメリットなのである。

しかし、筆者には夢と期待がある。ほぼそれらだけで毎日のトレードに臨んでいる以上、それらを実現させるための材料探しを徹底させる以外ないのである。

そのために今回、限月トレードを提唱してみたい。

さっそく始めたいが、そのトレードの正当性に読者を導くために知っておかねばならないことがいっぱいある。さあ、始めよう。


【イベントスケジュール分析】


スケジュール表を再掲しておく。

これに基づく分析内容は先週予想記事から変わっていない。すなわち、エリオット波動カウントとからめれば、

〇3/10~22前後まで・・・・・調整。日足③ー2波の底探り。

〇3/22前後~4/25前後まで・・上昇。日足③ー3波の恐いものなし相場。


3/9に天井をつけた相場は、日銀会合発表から下落が加速した。これは的中だ。

しかし、日程的には的中と言えるが、下落の勢いは的はずれなものになった。筆者はなだらかな下落になると思っていたのである。

判断の理由は③ー2波の期間が2週間程度であると規定したことが大きい。2週間かけてゆっくり下落してもらいましょう、とまたしても勝手な判断である。急落では、時間が持たない、すぐ2波の底に到達してしまうではないか!あとどうやって過ごせばいいのか?

悩んでいるうち、いい手段を思いついた。エリオット波動原理には「複合修正波」があるではないか!

前記事において、今回の急落を筆者はジグザグ修正波とし、もうすぐそのC波の底到達と書いた。でも、いっぽうでは底ではないかもとも書いた。それはこの複合修正波が発生するかもしれないと考えたからである。

これならいくらでも時間が稼げるではないか!

ジグザグが終わったアトは、つなぎのX波(3波構成)、そこからまたジグザグになるか、フラットかトライアングルか。そこまではまだわからないが、少なくとも22日までの8日間(16セッション)はぐだぐだ言いながらでも、何とか読者からのクレームを凌ぐことができるではないか。

22日まではこれにしよう。このカウントでもって日々の暮らしを支えようと思う。

なので、前記事に書いたように、C波底が大底とは言えないのである。もっと下を見なくてはならないかもとした根拠である。

そして、上の予定に書き加えるなら

〇4/25前後~GW前後まで・・・少し軟調。日足③ー4波

〇GW後~6月中旬・・・・・・・日足③波最後の上昇。

こんな絵空事でいこう。


次に【週足】【日足】をまとめて簡単に。

週足】は陽線といえども長い上ヒゲをつけた。現物の225指数に至っては上ヒゲ陰線である。また【日足】ではあの悪名とどろく「宵の明星」の出現だ。

これが前回の(だけではないが何度目かの)高値近辺で出現したものだから、「すわっ、天井だ。逃げろ!」は仕方ない。それほど強烈なサインだったのである。(筆者にとってはアメリカの投資銀行の行く末などどうでもいい。テクニカルこそが真実である。)


しかし、筆者は信じたい。確かに当面は軟調な相場展開が続くだろう。しかし、【日足】は③ー1波をつけたばかりである(※)。この1波の始点=26685円を下回ることは許されないのである。

61.8%押し=27370円、あまり考えたくないが76.4%押し=27105円、最近はやりのようである90%押し=26865円が最大の下落幅ではないだろうか。

現在の筆者の抱くイメージでは、27150円は下回らない、だ。これを下回り、すぐ戻らないとすれば、もう日本株には明日はないとも考えているほどである。この根拠はまた後で明かすことになろう。

(※)筆者自身は先週記事よりこの③ー1波説に転向しているが、28475円までの上昇が5波とする説にも未練がないわけではない。なにしろ1月初めからの上昇波動は5波とした方がカウントしやすそうだ。

そうとすれば、今回の下落はABC調整ということになり、売り派が幅を利かせることになるだろう。下値メドはぐっと下がる。61.8%押し=26525円以下になっても驚きはない。

この辺は趣味の問題だ。筆者もいくらでも、いつからでも転向する用意はできている。


ここまではご理解いただけただろうか。では、いよいよ本筋の限月トレードの話だ。


【限月足】


筆者の手法は、まずその限月の値動きを探ることから始まる。

その内容はもちろん日足や週足のチャートを分析することが主であるが、日々のマーケットプロファイルの累積プロファイル図からも読解を試みる。

当限月、次限月の高値や安値はどこらへんか、どちらを先につけるのか(陽線か陰線かの意味だ)、現在はその高値安値の間のどこに位置するのか、などを考え、スイングやデイトレをその方向に順張りで仕掛けるのが主たる戦術である。

そこでまず、前限月(3月限)のフィボナッチ表を掲載しておこう。


金曜日ナイトセッションは61.8%水準で止まったと言ってよいだろう。前限月の3分の1強が削ぎ落されたのである。たった2セッションで。しかもまだ下がる余地あり、となればそのメドを憶測してみたくなるのもまた人情。

半値水準が27150円である。この数字はただ半値というだけではない重要な意味を持っている。

表の最下部にモード帯を示してある。モード帯というのはマーケットプロファイル分析で使う出来高をあらわすイニシャルが最も多く重なった部分である。ほんとうの意味での出来高とは違うが、相場がもっとも往来した時間が多かった価格帯をあらわしている。それが3限月で言えば、27550円から27400円なのである。

そして、そのモード帯を放れ、半値27150円を下回る価格帯では、イニシャルの積み上がりが極端に少なくなっている。この累積プロファイル表は膨大な大きさなのでお見せすることに無理はある。が、日足チャートを見てもだいたいの見当はつくと思う。

もしこの27150円を下回れば、累積プロファイル表からは、26500円をも簡単に下回ることが想像できるのである。そうなれば日本株は全滅である。それは避けたい、避けねばならぬ。

よって、この半値27150円は下回らないと判断している。大底の大底である。

しかし、今回筆者が言いたいことはそんな事ではない。もっと夢のある話だ。


次の表とチャートを見ていただこう。今回初めて作成してみた。限月足、別名SQ足といわれるものである。株の世界では3か月間の値動きをあらわす四半期足と同じ考え方だが、先物なのでSQ日から次のSQ日までのローソク足を作った方が理に叶っているのではなかろうか。


このチャートの作成上の注意点は下記に示すとして、このチャートや表から読み取れることを列挙してみたい。読者もまずは自分なりに読解に挑んでみよう。

・・・・・・

①ここ3本は下ヒゲ連発で、26000円~28000円手前の価格帯は堅そうだ。

②3月限の実体は過去3限月の実体部分を超えて終わったが、その前の22年3限月の実体の高値(=始値)28745円にはわずかに届かずに終わっている。どうやらあの大きめの陰線に支配されてるような感じだ。

③赤色の日付を見ると、高値安値を先につけるのは、次限月が始まってそう時間は経過していない。とすればSQ月が終わるまでの間だ。20何日という日付が多い。3限月は12月は忙しいので、次の年に持ち込んでいるが、それも新年早々に達成しているぞ。

④安値、高値にはヒゲが必ずついている。したがって、始値よりも上や下が必ず示現するということか。

⑤限月の値幅は1つを除いて3000円以上ある。大きめの陽・陰線を付けるときは4000円以上だ。3000円メドで考えていいのではないか。

ざっとこんな感じだろうか。他にも発見できるかもしれない。また書こう。

いよいよ限月トレードの本題に入る。あるある早く言いたい。

結論から言えば、限月トレードとは


『当限月が中心限月になった月内に仕掛け、SQ日までに決済するトレード』である。


当然のような気もする。すでに実行されているトレーダーも多いだろう。無意識であろうとなかろうと、スイングトレーダーなら安値から高値、またその逆を全て獲っている方もいるだろう。

なので、自慢気に話すつもりはない。この6限月に限ったトレード法を示すに留めよう。

まず大事なことは各自の相場観である。次のSQ日まで相場がどちらの方向を向いて動くのか、自分の態度をはっきりさせなくてはならない。

筆者の場合はもちろん上昇である。超目先は軟調といえどもいずれは反転、3万円に向かって進むはずである。

仮に底値のメドを27000円としよう。これに平均値幅3000円をプラスすれば簡単に3万には到達するであろう。週足3波の目標値は30310円と試算している。なのでこの6限月で達成する公算は大きい。上手くすれば最高値30710円突破も不可能ではないだろう。

一番の難関は、上の②番で書いたように、22年3限月の高値29370円である。おそらくそれを突破するか、その手前で大きめの下落があり、振るい落としにかかる確率が高まるだろう。もちろん利確してもいいのであるが、平均値幅3000円以上を信じて激震に耐えることも修行のうちであろう。もし27000円前半の玉ならば精神的に安心だ。


限月トレードの決済に関しては、なるべく次のSQ日まで引きつけるのが理想であるが、平均値幅の3000円以上を達成した段階で決済するのもいいだろう。上のチャートを見るまでもなく、反転、長いヒゲが出るかもしれないからだ。

筆者はこの6限月のローソク足を、どちらかといえば下ヒゲが短く、実体の長い陽線を思い描いているが、人によっては、下ヒゲが長い陽線を思い描いて仕掛ける方もいるだろう。あるいは、陰線をイメージする方もいるかもしれない。最後は相場観の勝負であると言ったのはそういう意味である。

なので、6限月のローソク足をイメージすることに集中するべきだ。そのイメージができないうちは、こんなトレード法などナンセンスなものになるだろう。

筆者がなぜこんな事を考えるようになったかというと、昔の大敗の経験からくることだ。

昔の筆者はいわゆるコツコツドカン型。毎日デイトレードして小さく儲けるが、時折り大きな失敗をしでかしてロスカットもできぬまま、トータル負け。

ある時気がついた。「あれ、SQ日の寄付きで買って放置、次のSQ日で自動決済しておればミニ1枚で10万円儲けられたやん。何の為のデイトレ?」・・・こんな体験が数度あった。

でもその時はエリオット波動もフィボナッチもダウ理論も、何も知らぬ時代。「明日のこともわからんのに、3ヶ月先の株価なんてわかるかいな!」で、赤字を垂れ流す日々。

しかし、今は違う。天底の研究の甲斐あって、大体だがわかるようになってきた。そしてもっと大事なことは間違ってもすぐ訂正すればいいということを学んだことだ。

だから、相場観などという大層な事を持ち出さなくともいい。なんとなく上がる、なんとなく下がる、そんな軽いノリで最初はいいのである。

あとは仕掛けるべき高値や安値のメドをしっかり研究することである。間違っていた時に、最小の損切りで済ませられるように。


ちょっと脱線した。話を戻そう。

仕掛ける日は上記③番から、今月の20日すぎになろうか。ちょうど【イベントスケジュール分析】で書いたように、22日は転換日に当たる。匂うではないか。マークすべき日がだいたいつかめてきたようだ。

最後に上記④番からは何を引き出せそうか。始値より高値はあるという気づきからである。もっと言えば、6限月は陰の寄付き坊主にはならないということだ。

もうおわかりだろう。6限月の天井は28640円ではない。それ以上には絶対になる。極端な話をするならば、27000円台なら、どこで買っても儲けは出るということでもある。莫大な含み損を抱えるショックに耐え忍べるならだが・・・。

あるいは6限月は陰線だと判じておられるトレーダーにとっては、この事実は不吉と映る。金曜日に建てた売り玉を持ち続けることはできそうにない、ことになろう。

こんな事を信用できるかどうかは人次第だ。筆者はできる。なぜなら自分が導き出した結論であるからであり、それらを一時的ではあっても信用できる資質が備わってきたという自信があるからである。(一時の恐怖心から見事に裏切ることはあるが。昨ナイトセッションのようにね。)

それでは最後に限月足チャートの表記上の注意点だけ書いて終わりにしよう。

終値はSQ日前日=木曜日の大引け値。翌限月の始値は前限月の終値と同じとした。この設定には迷ったが、大引け値でロールオーバーしたと考えることにした。日付欄のNはナイトセッションでのもの、赤色日付は高値安値のうち先につけたことをあらわす。


以上、天井騒ぎの【今日のてんでバラバラ】でした。ご清聴ありがとうございました。












【底値探り第1弾】日経225MINI先物・明日3/13の環境認識とトレード戦略20230313

それは 金曜日ランチ時。

筆者は得意満面、意気揚々という言葉がぴったり当てはまるほどの満足感に満たされていたはずである。

なにしろ予想記事はぴたり的中したのだ。日銀会合結果発表の時間が前回より更に早まったこと以外、筆者の予想に寸分の違いはなかった。

11時半。トイレ休憩に入ろうとした筆者の目に写ったのは、ローソク足の急変。思い通り相場の急騰。それをニュースサイトで確認。28145円ショート参入。

またしても日銀のすかしにあって、気づくのが一瞬遅れたにせよ、この価格ならいい方だろう。あとは下がるのを待つだけである。春の訪れが近いせいなのだろう、筆者はセーターを1枚脱いだ。ぽかぽかして陽気な気分でもあった。

昼時に下図にあるような青色ラインを引いた。


得意としている15分足、B波三山ショート作戦だ。

『相場はここからもう一度上に上がって3つ目の山を作るだろう。それが上昇エネルギーの出尽くし。いずれはこの安値切り上げラインを割ってくる。A波の長さから言って、大引け近くになるか、ナイトまで伸びるかだ。割ってきたら追撃してもいいな。』

筆者の中では後場すぐの急落のイメージはなかった。だから、席でうとうとしてしまい気づいたのは割って2本目の大きめの陰線。ラインまで戻るのを待ったが、戻らず結局ウリ乗せはできずじまい。

そして生まれたある疑惑。『これはジグザグ波動のB波ではない。波長が短かすぎる。ではなんだ? ナイトはどのゾーンを往来するのだろう?』

ナイトが始まって、マーケットプロファイルを手書きする。それを日中セッションのと見較べたりして、必死に値動きのゾーンを割りだそうとしていたようだ。

が、その夜もWBCだ。さらにアルコール解禁日が重なっている。相場の事より、そちらの方が脳内に浸透してきた。悲劇は始まっていた。

それでも5時45分に27845円ショートは30分後▲25円。10数分後27930円でまたショートと頑張ったが、何だあの反発は。またしても▲30円で撤退。こんなところでは買えない。もっと下がありそうだが・・・。

7時が近くなってあきらめた。少し前からちびちびやりだしている。

・・・ニューヨーク時間前から乱高下していたようだ。12時すぎまで起きていたが、あまり覚えていない。夢のなかで、売り玉を始末している光景が見えた。筆者の顔は恐怖にひきつれていたようだ。

夢は正夢だったか。朝の筆者の建玉リストには何も入っていなかった。前夜夢うつつの中で28000円でウリ玉を決済していたのだ。

なんたる悲劇。適正な価格で買い玉を得るためのヘッジの売り玉、咬ませ犬的存在の売り玉を失くしていたのだ。27500円まで下がっていた相場がその悲しみに拍車をかける。

月曜日はどこまで下げるのだろう。しかし、下げ過ぎではないか? 波動読解に時間がかかる。わからない。

そして本日居直った。わからんものはわからん。見たままでいいのではないか?

理由(わけ)のわからないことで、悩んでいるうち、老いぼれてしまうから、さっさと下手な考えを捨てて出した結論が次のようなものである。


【1時間足】



ジグザグ波動でいいじゃないか。金曜日の前場の動きはやはりB波だ。後場からC波、ナイトでその3波動目まで伸びている。そう結論付けた。

本当は28475円~27500円までがA波ではなかろうかともカウントしてみたが、カウント自体は可能なのだが、そうするとC波の底がえらく下になってしまう。27000円を割ってしまうような計算はできない。それは3波を否定すること、ひいては日本株全般に対する絶望を意味する。今はその時ではないはずだ。

ということで、今回は月曜日の予想から片づけることにしよう。大枠を語るのはそれからだ。


<重要ライン> 

①28225・・・日足大天ネックゾーン上辺

②28200~28285・・・(統合)日中マド5

③28130・・・日足ネックライン

④27995・・・ナイトセッション・バリュー上限値

⑤28015・・・5日線処&4時間足戻り高値

⑥27880・・・1時間足戻り高値

⑦27870・・・4時間足38.2%戻し

⑧27830・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑨27790・・・日足③ー1波38.2%押し

⑩27730・・・4時間足23.6%戻し

⑪27720~27820・・・(統合)日中マド4

⑫27700・・・日足大天ネックゾーン上辺

⑬27580・・・日足③ー1波50%押し

※28530・・・ナイトセッション終値

⑭27520・・・ナイトセッション・バリュー下限値

⑮27385~27355・・・日中マド3

⑯27370・・・日足③ー1波61.8%押し

⑰27335・・・ジグザグC波拡大目標値

⑱26760~26655・・・日中マド2

⑲26495~26280・・・日中マド1


<詳細>

前述のようにもう1波あるように見えるので、買いは27500円より下である。

結論から先に言ってしまえば、筆者が考えている大底(今回の下落の底、Cー5波)は⑰である。ここでは何としてでも買いに転身せねばならない。それは来るべき日足3波の始点になりうる可能性があるからである。

しかし、その底値が月曜日、日中につけるとは限らないだろう。夜には可能だと思われるが、日中はCー4波のリバウンドがメインの値動きではないだろうか。

なので、戻ったら売るのが適切である。当日中に戻る最大値はせいぜい⑧まで。⑪マドを埋める程度か。あるいはマド埋めさえさせてもらえない可能性も大だ。その場合というのは⑩までで上昇を抑えられる事を意味する。筆者の今の気持ちは後者に傾いている。戻り売り。

ここで注意点をひとつ。

先ほど「大底」と書いてしまったが、本当の大底と確信するにはまだ早い。時間的にはまだまだ軟調相場自体は続くのである。もしかしたら更なる安値更新があるかもしれない。このことをただ心の片隅にでも小さくメモして【第1弾】を終わるとしよう。

その前に。ともすれば悲観的になりやすい相場環境である。「やっぱ日本株はどこまでいってもレンジだな」などと内心の負け犬根性が頭を持ち上げてくる。

こんな時は、去年の同時期の記事をもう一度かみしめてみよう。弱き心の筆者にとっては、非常に含蓄ある文章となっている。

底打ちする!と信じよう。【日経225MINI先物、来週(3/14~)の展望とトレード戦略】

さあ、皆さんもご一緒にー。


以上。


※この後、章を変えてやや長期的な展望、それに基づく戦略についての記事にチャレンジする予定だ。乞う、ご期待!






2023年3月10日金曜日

【会合後をにらんで】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20230310

まー、当たらないったらありゃしない。

【最期まで看取る】態勢の筆者は、9時チョイに28395円カイ。マド明け上昇=三空のイヤなムードが漂っていたが、ある意味期待通りのロスカット9時半前▲45円。同時に前夜からのホールド玉も決済した。

「売っときゃよかった」はアトの祭りで、きのうの筆者は弱気の虫がまたもやうじゃうじゃ。見てるだけの情けない日中となった。

ナイトではジグザグ修正のB波を日中からイメージしていたので、難なく売ることができた。支持ライン割れ後の28290円は5時すぎあたり。

C波拡大目標値である28090円までガマンしようとしていたが、手前で反転。泣く泣く28200円で買い戻した。その前からロングも仕掛けたかったが、WBCで集中力不足。試合終了後すぐに床に入った。

戻しも強烈だったが、その後の下げも深夜組にとってはオイシい動きとなっただろう。

さあ、本番だ。3限月は終盤基礎体力の無さに右往左往させられたが、きょうからの6限月はしっかり獲っていきたい。秘策はある。

とりあえず、きょうは日銀会合結果発表後の値動きがどうなるかだけ。その前にイメージトレーニングはしっかりやっておかなければ。


<重要ライン> 

①28335・・・1時間足戻り高値

②28315・・・ナイトセッション・バリュー上限値

③28270・・・日足61.8%戻し

④28240・・・1時間足ネックライン

⑤28225~28285・・・(新・統合)日中マド5

⑥28210・・・日足50%戻し

⑦28185・・・4時間足ネックライン

⑧28145・・・4時間足38.2%戻し

⑨28130・・・5日線処

⑩28125・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑪28070・・・4時間足23.6%戻し

⑫28050・・・日足③ー1波23.6%押し

※28000・・・ナイトセッション終値

⑬27975・・・ナイトセッション・バリュー下限値

⑭27895~27720・・・日中マド4

⑮27790・・・日足③ー1波38.2%押し

⑯27385~27355・・・日中マド3

⑰26760~26655・・・日中マド2

⑱26495~26280・・・日中マド1


<詳細>

1時間足では下落の5波までしっかりある。ここからはリバウンド。

そのリバウンドの動きは大きく2種類。一つは寄り後すぐ急騰、会合前に調整があって、会合後に再急騰。

もう一つは、寄り後のゆるゆるした上昇が続いた後、会合後に急騰するパターン。

どちらにしても、この急騰は「ダマシのB波」と言われるもので、前日までの強い上昇トレンドの再現だ!と期待されるが、単にその前の下落5波(=A波)に対する反転調整の動きである。

なので、反転の初期に買うのはいいが、ホールドするべきものではない。急騰後はいわゆる2番天井を形成。ジグザグ修正波のC波の出番となる。つまり、ウリの急所である。

以上のことを踏まえて、きょうの筆者の作戦。

寄付き後はまずロング。28000円前後なら上等だ。そして急騰待ってからの決済。B波の天井は⑥前後までと見ておくとしよう。

以降は呼吸を整えてのショート決行となる。但し、相場が本格的下落に傾くのは夕方前に行われる黒田総裁最後のコメント後だろうか。それまではのんびりできるはず。

そしてそのC波の下落の底を拾う仕事は夜か、月曜日になるか。計算は簡単なはずだろうから、しっかり準備しておくつもりだ。


以上。

2023年3月9日木曜日

【最期まで看取る】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20230309

 狩られていたのは売り玉の方だったとは!

きのうの筆者のウリ目線は完全失敗。

1発目9時10分すぎ。28075円ショートは61.8%戻し28085円を見てから。これは即死の▲15円。

2発目はその5分後。やっぱりウリやろ、と28080円で。いちおう28050円まで下落したがすぐ反転上昇されて、▲10円撤退。

ラスト3本目は満を持しての10時半すぎバリュー上限での28175円。さすがにこれは勝てると思ったが、後場1時に反転されて28150円で泣く泣く決済させられた。

取り戻したとはいえ、この3本による敗北感は大きい。何より、週末記事で「今週の4日間の上昇は全て頂く!」との宣言がまったく実行されておらず、目線は連日ウリに傾いていたように思う。反省だ。

で、こんな相場付きを見ながら、「!」と思ったのは、「これって、全戻しどころかナイト高値更新するパターンやないか」。そして思うや否や、デイトレ組では絶対考えられないド転気味の28150円カイを断行したのであった。

思惑は当たった。高値更新後少し反転したようであったが、ナイトではまた上昇開始。5時からの底打ち→5時半からの反転は、前日同様その後の上昇パターン。6時、自信を持っての28190円買い増しだ。

が、昨夜と違うのは、ジリ高になるはずだった相場が急に動き出したこと。8時台でのぐいぐい感たっぷりの加速度を伴なった上昇は確かに天井サインであったはずだ。出来高も伴っていた。

筆者は前もって計算しておいた上昇目標値27370円の手前で1枚を指値利確。27375円で新規ウリ指値も約定させた。確信的。

案の定相場は下がり始める。27275円で止まったのは23.6%押し。これさえ割ることができたなら・・・。

・・・割れた。そこで眠いばかりの筆者は売り買い両玉に+5円の逆指し保険をかけて終了したのだった。「明日は両建てでのスタートかな」なんてね。

今朝の結果は、全戻しにあって売り玉はチョン。すごいトレンドだ。さすがに3波だけのことはある。買い玉1枚(28150円)だけ残ってホッ。

きょうはSQ日前日3月限最後の取引。勢いは止まらないか。夢見た3空が示現しそうだ。最後までこの上昇を信じてあげられなかったことが反省点として残る。

時間足はもう1波残っていそう。下値切り上げ型の三角もち合いになってるし、窓明け寄り後上昇、新高値をとってから下落に入るパターンをイメージする。

と、こんな考えではいつもの負け犬パターン。ここは「この上昇をどこまでも追いかけてやるぜっ!」の精神が正解か。


<重要ライン> ※6限月の数字です

①28925・・・週足3波N値

②28700・・・戻り高値2

③28640・・・戻り高値1

④28495・・・1時間足本日上昇目標値

⑤28370・・・ナイトセッション・バリュー上限値

※28355・・・ナイトセッション終値

⑥28325~28255・・・日中マド5

⑦28260・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑧28225・・・前日日中マド埋めライン

⑨28150・・・ナイトセッション・バリュー下限値

⑩28015・・・5日線処

⑪27985・・・今回上昇の23.6%押し

⑫27895~27720・・・日中マド4

⑬27385~27355・・・日中マド3

⑭26760~26655・・・日中マド2

⑮26495~26280・・・日中マド1


<詳細>

というわけで、寄付きから買う気旺盛の筆者である。もち合い上値突破を待つまでもなく、寄りから(と言っても9時~ルールは守る)買いに走る。

当然できれば先に下げてほしい。が、⑥マドは残るか。安値切り上げなら28300円以下にはならないはずだ。買う。なんとか安く買わせてほしい。

きょうの日中に限ってはそれだけ。28200円割れが起こるまでは買い目線で過ごすつもり。週間予想記事に忠実に則る。


以上。

2023年3月8日水曜日

【売りを急ぐな】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20230308

少なくとも 当限月の天井はつけた。

心配していたハニーちゃんからのお誘いをきっぱり断ることができたのは、相場が案外強く始まったから。9時半すぎバリュー上限突破で同値での買いが最初。15分後の28345円(3波目標値)で指値利確。手堅い戦法。

次は11時すぎの28330円カイは38.2%押し近辺。高値更新を期待したが、保ち合いになってしまい、引け間際に5円だけ貰って撤退した。

ナイトはイケイケ。6時ジャストには上昇を確信。28335円で指値買い。ジリ高になってくれたので安心感。激震が走るまで放置OK。で、10時半すぎ28430円での利確となった。

ニューヨーク時間になってもう高値はないと思っていたが、「明日もわからへんで」のスケベ心。利確28520円(日中マド手前)、逆指し28250円でホールド玉をW指値設定して就寝。

結局は下落してしまって含み益を減らす格好でポジションはなくなった。

3限月にもう未練はない。明日大引けまでに高値更新することは期待できないだろう。

では、6限月はどうか。先々は夢いっぱいだが、まずは3限月の天井調整をこなさなければならない。少なくとも今日はウリ目線になる。


<重要ライン> ※本日寄り6限月です

①28255~28325・・・日中マド5

②28225・・・日足大天ネックゾーン上辺

③28195・・・ナイト高値

④28175・・・ナイトセッション・バリュー上限値

⑤28085・・・(仮)1時間足61.8%戻し

⑥28045・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑦28020・・・(仮)1時間足38.2%戻し

⑧27975・・・(仮)1時間足23.6%戻し

※27940・・・ナイトセッション終値

⑨27925・・・4時間足3波の23.6%押し

⑩27915・・・ナイトセッション・バリュー下限値

⑪27895~27720・・・日中マド4

⑫27760・・・5日線処

⑬27755・・・4時間足3波の38.2%押し

⑭27700・・・日足大天ネックゾーン下辺

⑯27620・・・4時間足3波の50%押し

⑰27385~27355・・・日中マド3

⑱26760~26655・・・日中マド2

⑲26495~26280・・・日中マド1


<詳細>

まだ、日足1波(③ー1波)の天井はまだ残っている。終わったのは③ー3波の天井であって、全3波のそれではない。

従って、きょうの仕事はその③ー4波の下落調整を獲りに行くことである。簡単だ。でも、あわてちゃいけない。

まず、反発は必ずあるという意識を持って臨むことだ。仮に安値27910円からの反発が27970円で終わったと予想するなら、それは23.6%戻しのレベル(⑧)に達せず下落するのであるから、相場は非常に弱いだろう。

この場合には⑩割れなどで追随ショートが定番だろうが、⑪のマドを完全に閉め切ってしまうほどの下落があるかどうかは疑問だ。1波の上昇がまだ残っている状況では、カラ売り玉をやれやれの決済をさせず、いい処で反転させてしまった方が得策というものだ、あいつらにとっては。

なので、寄りからすぐ下落続行した場合は、⑪の手前や少し入った処での逆張り買いが有効になってくる。よく下落して⑬まで。(⑬まで予想してるなら先に売っておいた方がいいのだが。)おそらくは⑬まで届くまい。

逆に寄付きから上昇してくれたなら(こちらの方がやつらのメイン作戦だろう)、戻り売り作戦だね。フラットやジグザグ修正をイメージして、戻った処をショートすればいいだろう。具体的には⑥までの戻りを考えておけばいいだろう。目標値はやはり⑪埋められずまで。

ウリカイどちらにしても、きょうの処はデイトレ対応。あとで③ー5波上昇が残されているとはいえ、売り玉はもちろん買い玉も一応は利食って様子見を決め込むのが得策と見る。ジグザグ修正だと更なる安値が示現することになるからだ。


以上。

2023年3月7日火曜日

【売りのお誘い】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20230307

 う~ん、売りたくなるねー。

1時間足は5波終了の後のABC調整に入ったと捉えることもできるし(あるいは3波アトの4波)、その調整波がジグザグっぽい、2番天井として売りのチャートパターンも示現してる。おそらく深夜起きてたら、28250円前後ではショートしてたろう。それならうま味があるからだ。

でも、50円の差はでかいな。今さら、かな。ここからは恐いかな。逆Ⅴ字の下落は今日に限っては考えにくいしなあ。もしかしてみたら、これってオイラの売りを誘ってんじゃないの。

というわけで、買い派の筆者としては、まずは様子見からになりそうな今朝の気配。


<重要ライン>

①28530~28595・・・日中マド5

②28485・・・4時間足大天ネックゾーン上辺

③28425・・・日足戻り高値

④28345・・・4時間足推進3波目標値

⑤28340・・・週足大抵抗ライン処

⑥28320・・・前日高値

⑦28285・・・ナイトセッション・バリュー上限値

⑧28230・・・ナイトセッション・バリューハーフ

※28200・・・ナイトセッション終値

28185・・・ナイトセッション・バリュー下限値

⑩28165・・・1時間足ジグザグN値

⑪28160・・・4&1時間足押し安値

⑫28155~27975・・・(新・合)日中マド4

⑬28125・・・1時間足ジグザグ拡大目標値1

⑭28080・・・1時間足ジグザグ拡大目標値2&上昇の23.6%押し

⑮27960・・・4時間足大天ネックゾーン下辺

⑯27930・・・上昇の38.2%押し

⑰27880~27430・・・日足小天ネックゾーン

⑱27860・・・5日線処

⑲27640~27615・・・日中マド3

⑳27015~26915・・・日中マド2

㉑26755~26545・・・日中マド1


<詳細>

まずは⑪に注目するのは衆目の一致するところ。時間足どころか、前日・日中セッションの安値であるから、これを割ってしまってはどこまで下落が続くか知れたもんじゃない。

筆者の保有買い27945円玉は28000円割れで逆指し入れてあるが、そんなもん一気に成約してしまいそうだ。⑪を割ってしまえば、⑫のマド埋めが待ってるしね。

だから、「買いたいなら、まず売ってから」を提唱している筆者はとしては⑪を割れば半オートマチックにショート態勢に入るだろう。

しかし、割ったとしても、⑬⑭が控えている。ましては⑭は23.6%の浅押し処である。ここから大きく雪崩れることはないだろうと思っているのだ。なので⑪割れ即ショートは仕掛けにくい。

また、今はまだまだ気持ちは買いに傾いているので、今回の場合は28100円前後での買いを待つのみになりそうである。

実際は大した下げにはならないだろうと高をくくってもいる。理由は、やはり日足3波であること。またきのうは第1目標値の④にちょっと届かなかったということだ。後者はいかにも怪しい。

「上昇トレンドにおいて、目標値の手前で反転した場合、それは我々のウリを誘うダマシの手口である」というのが筆者の見方である。トレンドが強ければ強いほどその傾向は強い。

なので、それを信じて今回は敢えてウリを控えてみようと思っている。もちろん28000円割れがあれば、当然重い腰を立ち上げるだろうが・・・。

下のセッション足ではナイトセッションは前日・日中セッションのハラミとなっている。大陽線後に小さな休憩足が2本出ているイメージ。これから感じることは、本日日中にどちらかに動いてくるか、あるいはもう1本休憩足のあと、ナイトセッションで動いてくるかだろう。

筆者は当然上を狙っているので買うのだが、上で述べたような絶好の押し目がない場合は、やはり⑦突破を待たねばならないのは鉄則だ。動くと感じれば⑦突破で飛び乗る作戦である。

そして、きのう実現できなかった④突破からの③突破で今回の3限月は終了としようと思っている。いつも皮算用ばかりで申しわけない。

・・・

そうだ、きのうの釣果を忘れておった。

きのうは9時45分チョイ前に28235円でロング。38.2%押し28240円割れを狙ったものだが、30分経たぬうちに▲25円のロスカット。

ならばと、その後すぐの10時20分に28190円のロングで再度勝負。28185円は大きな波動の23.6%押しだったからだ。これは外出前2時半前後に28260円で利確できている。

ナイトは阪神VS侍ジャパンでヤル気ナシ。やっぱオータニサンは千両役者だな。


以上。




2023年3月5日日曜日

【最後までもらう】今週(3/6~)と3/6月曜日の日経225MINI先物の分析&トレード戦略20230306

ハハハ・・・笑ってしまった。

土曜朝の価格はなんだ! 金曜日の朝こそ「敵ながらアッパレ」と上から目線でアイツラの所業を眺めていたが、ここまで上がっちゃうと笑うしかないな。ハイハイ、アンタらはエラい。

けれど、ウフフフ・・・。

ちゃんと買ってんだよ。

日中こそ9時すぐに27655円の買い玉を1時間後に27810円で手放しているが(いったん休憩の調整が入るだろうと思った)、ナイトではニューヨーク始まる前に日中バリュー上限27935円を抜けてきたのを、27945円で買ったのさ。

いくら酒が入ってふらふらになってても、保ち合い上放れで買えばいいってことくらいはわかるんだ。

目標の28000円手前まで明るいうちに仕上げやがって、夜にもう一発やるつもりだったんだろうよ。さすがに28200円を越えてくるとは思ってなかったけどな。

・・・・・・

というわけで、思わぬセッション跨ぎの玉をホールドしてしまった。乗りかかった船だ。ひとりでも漕いで向こう岸までたどり着こうか。


さっそく今週の予想に入ろう。エリオット波動のカウントに関して先週から訂正することが出てきた。予想の根幹にかかわることなのでごまかして次に進むことはできない。


【週足】

これはチャートを持ち出すまでもなく、週足3波で間違いはなかろう。もっと精細に言うなら、週足③ー3波、もしくは③ー1-3波と言っておこう。(前も言ったが、前の高値を突破するまでは正確なカウントではなく、週足2波の範疇は出ていないが、もういいでしょ!といつもの見切り発車的見解)。

随分長い間、その行く手を拒んできた、あのギャンファンのラスト抵抗ライン(日足だが)を突破したし、すぐ戻されるかもしれないが、あの黄色のレジスタンスゾーンも抜けてきた。もういいでしょ!

残っているのはあの週足上値抵抗ライン。今週は27340円まで低下してきた。あと100円余り。

この展開をあと2,3日前にやっててくれていたら、筆者は満願成就、億万長者だったのにな。買い玉を手放した後に暴騰するのはよくある光景だが、億万長者になり損ねた一因が、今回の波動カウント間違いであったのである。

3波動目であるから、その目標値計測は簡単だ。

25565円→27820円→26940円とくればN値でも29195円、1.618倍拡大値なら30590円となる。3限月は今週で終了するので、6限月で計算し直すと、1.618倍拡大値は30310円となる。ざっと30300円が、次の6限月の高値目標値になると思われる。

安値をどこでつけるかはわからないが、一度つかんだ適当な価格の買い玉はこの数字を目標にホールドすることを目標にするべきだろう。

たとえば、安値が27000円程度であれば、ひと限月の高安値幅の平均値が3000円強であるのだから、けっして無理な数字ではない。また安値が26000円まで下がるようなら、次の9限月の初期で実現すると踏んでおればいいだけの話である。


【日足】




図のように、ずっと日足4波としていたものを、日足2波に改めさせていただく。したがって、金曜朝記事では「祝!5波進行」としていたのだが、現在地は3波進行に変わることになる。

週足が3波に入ったばかりなのに、日足が5波というのは整合性に欠けている。これは凡ミスである。週足、日足を両方見比べて決定すべきであった。

また、3波とした方が後から話すイベントスケジュール分析ともしっくりくるようになる。

どちらにしても独りよがりの予想であるが、いつものことだから今は見逃してほしい。

となれば当然、日足は3波突入。3波の中の1波目、1波目の打ち上げ花火が上がったのである。

また3波としたが、2/24の安値26940円からの上昇を新しい2回転目の1波スタートと考えてもいい。

そうすると、この上昇1波のローソク足があらわす波動はリーディング・ダイアゴナルなのではなかろうか。金曜日の陽線2本はそのラストの大噴火。どこまで続くかはわからないが、そのうち売り方の断末魔の叫び声が聞こえてくるはずである。

まずもって、月曜日も上がる方に賭けることの期待値は大きくなる。

また現物の日経平均株価チャートを見れば、金曜日はマド明け陽線である。もしやもしやの3空があるのでは?の期待も浮上してきた。そうすると今週中は(1日くらいは休憩日があろうが)上がり続ける。

そこで筆者としては、③ー2波が出来上がったらもっと精査できると思うので、それまでは1波の上昇をどこまでも追いかけることに賭けてみようと思う。

どうせ1度は死んだ身。SQ日も迫っているし、金曜ナイトでの買い玉なんざ、無駄になってもいいやという気概でいくつもりである。目標値は前週までの予想記事通り28500円に照準を置く。

忘れておった。チャートでの赤色9本線はギャンファンライン。上昇トレンド用に引き直した。ギャンファンは中央の(下から数えても、上から数えても)5本目のライン(1×1)をどこに合わせるかが問題視されるところであるが、今回は1波の頂点に合わせてみた。

その他に、2波の底に合わせたり、斜め45度のギャンライン(黒色実線)と重ねたりする方法がある。どれが正解かは筆者はまだわかっていない。

また斜め45度のギャンラインは、この3波がキレイな推進波であればあるほど、このラインに沿ってつかず離れずの上昇をあらわすラインとなってこよう(上に乖離してみたり、時には娼婦のように下に潜ってみたり)。以下の記事参照。

【チャート読解/副読本】斜め45度の法則。あるいはトレンドラインの見方。


同じように、青色チャネルライン(⓪ー②チャネル)も重要だ。まともな推進3波なら、必ずこのラインを突破してくると言われている。いずれも6限月チャートに変えた時点で引き直しておくといいだろう。

・・・・・・

ここからはいよいよ問題の【イベントスケジュール分析】である。経験不足もあって予想はなかなか上手くいかないが、続ければそのうちモノにできるはずだ。あきらめずに続けよう。ぜんぶ妄想だ。


【イベントスケジュール分析】

もうおわかりだと思う。おおきく訂正することになった。真逆のシナリオである。

原因はここまで保合いが長引いたこと。そして、長引いたがゆえに、一度火が付いたならなかなか消えないことがあげられる。

筆者は今週の日銀会合やSQ週であることをかなり警戒しすぎていたようである。それはあいつらも同じことだったにちがいない。警戒していたからこそ、ここまで保合いを長引かせたと言ってもいい。

しかし、あいつらの情報網のスピードや情報量はわれわれ個人投資家には到底かないっこないものである。

おそらく先週半ばまでには3/10の日銀会合結果やその後のコメントには、ツッコミをいれるスキが0ミリもないことを察知していたのではなかろうか。「金融緩和を続けます」とのコメントしかないのでは、ということだ。

そこであいつらの作戦は決定した。

3/10まで上げ続けてやろう。そして日銀会合結果は材料出尽くしに仕立て上げてしまえ!である。

たとえば、月曜日からハシゴを外して下げる展開も疑われるが、そんな中途半端なことするか、あいつらが? 

あいつらの仕事の大半はわれわれ個人のウラをかくことである。下げておいてから、金曜日から上げるような凡庸な絵を描くとは到底思えない。この上げに対して懐疑的な個人が多い時こそ「もっと、もっと」上げて苦しませるにちがいないのだ。

・・・というわけで、木曜日まで日経は上昇。金曜日から下落、すぐではないかもしれないから、軟調な動きになる、とでも言っておこうかな。

そして、その後である。

3/22に米FOMCがある。これは外せない。日銀会合後の軟調相場はこの日まで続くのではないか?と筆者は考える。逆に言えば、FOMCが日経を救いあげてくれるイベントになるかもしれないと勝手に考えているのだ。

そしてそのFOMCに助けられた日経は、その後GW前まで大したイベントがないことから、我が世の春を謳歌するにちがいないと踏んでいる。

(※)3/16にEUの中央銀行総裁会議がある。このEUのイベントに対する処し方は勉強不足でわかっていない。ただ、敢えて言うならば、それまでのトレンドに対して緩める役目、加速させるような役目を担っており、大きなトレンド転換を期待するまでの役割はないのではないかと現時点では考えている。(将来的にはわからない。日銀がそうであったように、EUもまた突然世界金融の主人公に抜擢される日が来るかもしれない。)


エリオット波動とからめてまとめてみよう。

今週3/9(木)まで・・・・・・上昇。日足③ー1波終了、天井形成。

3/10~22前後まで・・・・・調整。日足③ー2波の底探り。

3/22前後~4/25前後まで・・上昇。日足③ー3波の恐いものなし相場。

・・・・・・

では、いよいよ月曜日の予想に移ろう。【4時間足】での分析が礎になる。



上でも宣言したように、筆者は買いで追随する。移動平均線や雲からどんなに乖離していてもである。3波である。長いもち合いの上放れなのである。棒状に立ち上がったローソク足は休みながらでもエクスタシーを求めずにはおれないだろう。


<重要ライン>

①28530~28595・・・日中マド5

②28425・・・日足戻り高値2

③28345・・・4時間足推進3波目標値

④28340・・・週足大抵抗ライン処

⑤28250・・・日足戻り高値1

⑥28215・・・ナイトセッション・バリュー上限値

※28195・・・ナイトセッション終値

⑦28155~28140・・・日中マド4

⑧27975・・・前日日中マド埋めライン

⑨27970・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑩27880~27430・・・日足小天ネックゾーン

27855・・・ナイトセッション・バリュー下限値&4時間足押し安値

⑫27705・・・5日線処

⑬27640~27615・・・(新)日中マド3

⑭27015~26915・・・日中マド2

⑮26755~26545・・・日中マド1


<詳細>

とはいえ、どこで買ってもいいわけではない。押し目に決まっておろう。

そんな時はフィボナッチ。月曜日は高値を更新するたびに27855円からの押し目を計算する仕事が主になる。

例えば、ナイト高値28230円を突破できず下落が始まった場合、23.6%押し=28175円、38.2%押し=28085円。この間で下落が止まりもち合いに入ったらしめたもの。ロング断行だ。

23.6%押しにも届かずに反発上昇、高値更新してしまったらまた計算し直し。その繰り返しだ。筆者の場合は玉を持っているので無理はしないが、なければ最初の押しで買うことになるはずだ。

そして本日の目標は③番。そこまでは力強くホールドする予定。

休憩日になってしまったら仕方なし。日中セッション足が金曜ナイトセッション足のハラミ足になってしまうこともよくあるパターン。38.2%押しを割ってしまったら手仕舞いがいいに決まっている。非常な高値圏であることにまちがいはないので精神衛生上よくない。いったんロスカットしてナイトでの反撃に備えるべきである。

あるいは⑧、⑨番辺りの深押し水準まで待って思い切って買うかだ。これしか今週のトレンドに乗る方法はない。


以上。

2023年3月3日金曜日

【押し目狙い】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20230303

じらされて焦らされて、結局最後に投げさせられた、というのが総括。

ナイトは何もせず10時半にはスヤスヤ状態であったから、今朝起きてビックリ。前日寄付き直後、最後のホールド玉を27530円で決済したことが少し悔やまれたが、それまでけっこう粘ったので清々しさも感じられる。今週でのあきらめは及第点だ。

きのうもSからの発進。9時すぎに27540円だが、9時半前には高値更新され▲20円で降りる。

その後、相場は27600円を越え、早めロスカットに胸を降ろしたと同時に「買わねば!」だったが、1時間足の上値メドを27605円と計測していた(昨日記事中⑥番)ので思い留まることができた。

で、10時5分前、落ちてきたところを27565円でショート断行。『拡大フラットかな』。

なら、今度こそ27300円割れ!といき込んだが、27400円を5円割れた処で反転される。バリュー下限27430円で利確した。下がるのも早かったが、戻すのも早いのがここんとこの特徴。半値まで戻すのも早かったね。

あとは、前日の疲れもあり、のんびり過ごしたとさ。保有はゼロ。投げさせられたが、よくやった感も。

さて、本日。この上昇を見てケチつける人はもういないだろう。押し目を狙って、もうひと波動分をさくっと獲ってから、3限月の終わりとしよう。


<重要ライン>

①28530~28595・・・日中マド5

②28140~28155・・・日中マド4

③27880・・・日足小天ネックゾーン上辺

④27825~27915・・・日中マド3

⑤27820・・・前限月23.6%押し水準&日足3波高値

⑥27815・・・4時間足3波頂点目標値

⑦27715・・・ナイトセッション・バリュー上限値

※27705・・・ナイトセッション終値

⑧27660・・・(仮)今回上昇の23.6%押し

⑨27615・・・前日日中マド埋め水準

⑩27610・・・(仮)今回上昇の38.2%押し

⑪27575・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑫27545・・・日足Gファン・ラスト抵抗ライン

⑬27485・・・ナイトセッション・バリュー下限値

⑭27430・・・日足小天ネックゾーン下辺

⑮27300・・・直近安値

⑯27015~26915・・・日中マド2

⑰26940・・・前回安値

⑱26755~26545・・・日中マド1


<詳細>

4時間足は3波がまだ残っているカウント。3波の天井目標値は⑥番超だ。

1時間足では➂ー3波が終わって③ー4波になったような感じ。ナイトでつけた高値27740円というのは、③ー1波(27395円→27610円)のドンピシャ1.618倍値。

なので、ここからは③ー4波の調整、押し目を狙って⑥番までを獲りに行く。押し目はズバリ⑨番。⑧番から買い下がってもいい。深かったとしても⑪番では必ず止まる。ざっと200円幅のおいしいデイトレとなるはずだ。

そして、その後の4波の調整を待って、最後の5波動目までを獲りに行く作業はナイトで実施されそうである。5波動目頂点は④番マド埋めから28000円に届くか届かないかという感じ。

こういう計画だから、来週からは5波が終わったアトのABC調整波となるだろう。よってスイングはせずデイトレ対応とする。買い玉ホールド開始はやっぱり3/10から(早くて3/9ナイト)だね。

いつもいつも、こんなに明確に答えを出せたら楽なのになあ。


以上。

2023年3月2日木曜日

【無題】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20230302

好き放題だな、あいつら。

9時寄りすぐのホールド買い玉1枚決済27415円はまあいい。その時点では上出来の決済値だ。

しかし、10時前にウリ玉決済27380円はいただけない。27300円まで下がったが、27260円への思い強く、逆襲されてのイヤイヤ決済27380円。

これを筆頭に、デイトレはカイもウリもナイトも含めて3度やっているが、上下動激しいのはいいとしても、筆者の目標値に届かなかったり、その後の反撃が厳しかったり、利益が思ったほど伸びない。

デイトレが苦手と言っても、昔と比べれば雲泥の差で、「上」「下」でやられることはなくなったが、精神的にも非常に疲れる1日となる。小さめの利益と割り切ってやる分にはいいかもしれないが、筆者はどうしても欲張ってしまうタチだからかもしれない。

最後のトレードはなかなか27500円を許さなかった相場が、9時すぎやっとこさ割れてきたのを27480円でのショート。27400円割れまで追い詰めたが、ニューヨーク前に反撃され27450円の利確で終わる。今日の相場をあらわす象徴のようなトレード。その後はへとへと。12時まで見たかったが気力はすでになくなっていた。

保有玉は買い1(26300)となる。利益の大きい方を先に外したのは現金収支を味わいたかったから。残り1枚、今日中に利確予定。

きょうは(も)売り目線、買い目線絞ることはできそうもない。筆者が描くほとんどの指標は機能不全に陥っている。ただ、時間足の右下がりチャネルラインだけはまだ生きているようで、手掛かりはそれだけ。

ABC調整波(2波)だと想定してのトレードとなるが、細かく見ていくと疲れるので、先っぽの逆張りトレードのみに絞って見ていくか。何もしない、できない1日となっても仕方なし。


<重要ライン>

①28530~28595・・・日中マド5

②28140~28155・・・日中マド4

③27880・・・日足小天ネックゾーン上辺

④27825~27915・・・日中マド3

⑤27820・・・前限月23.6%押し水準&日足3波高値

⑥27605・・・1時間足上昇メド

⑦27560・・・直近高値

⑧27550・・・日足Gファン・ラスト抵抗ライン&4時間足上値抵抗ライン処

⑨27515・・・ナイトセッション・バリュー上限値

⑩27490・・・今回上昇の23.6%押し

※27480・・・ナイトセッション終値

⑪27435・・・ナイトセッション・バリュー下限値

⑫27430・・・日足小天ネックゾーン下辺

⑬27340・・・今回上昇の38.2%押し

⑭27300・・・直近安値

⑮27260・・・1時間足ジグザグ拡大値&今回上昇の50%押し

⑯27185・・・今回上昇の61.8%押し

⑰27015~26915・・・日中マド2

⑱26940・・・前回安値

⑲26755~26545・・・日中マド1


<詳細>

きょうも⑧が重くのしかかる。どうしても突破は許されないようである。きのうのような中国のサプライズ指標発表があってもダメであった。上での逆張り売りのラインは決まったようなものである。

一方では⑬も強く、筆者はその割れをきのうも虎視眈々と狙っていたが、一時的には実現しても十分な戦果は期待できそうにない。

しかし、3/10までは軟調・難解な相場付きであるから、「下」への動きには警戒が必要なようで、安易な逆張り買いはできそうにない。(筆者は再度の27000円割れがあると思っている)。

そういう意味では、27400円割れたなら尚更「下」を狙いたくなってくるのが人情だ。

やはり重苦しい1日となりそうだ。筆者のような素人は見送りが正解なのだろう。

まあ、のんびりすごしますわ。今朝は相当疲れが残っているようだし。


以上。

2023年3月1日水曜日

【一転下げを見る】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20230301

筆者の中での宴は終わった。

9時10分すぎ高値更新で果敢に買いに出たのは27565円。アトがない筆者の残された唯一の道。

その後「疑惑」の渦は消え去ることはなかったが、ランチ時からはいよいよ終幕を意識。後場寄りからも動く気配無く、買い方の劣勢は続く。「こりゃ、27500円割れするまで許してくれんな」。

で、その通り1時10分前には27485円で損切り発動。同時にホールド玉も1枚決済した。

筆者の無謀な計画では「休み」は許されない。セッションごと、価格の停滞があったらそこで終了と決めていた。よって、計画は頓挫。頭を冷やすため席を立つ。

ナイトは上昇してきたのを尻目に2番天井狙いを模索。日中バリュー上限値に価格が到達したアトの9時半過ぎに27550円でショートを打つ。昨日の不安(5波終わってんじゃね)が的中し、ABC調整波に移行していると思ったからだ。

それでも、まだまだ上昇への色気は十分で、日中バリューハーフ27490円を割らない限りはアメリカ時間での逆転の可能性もあり注視を続行せざるを得なかったが、はじまって15分も立たぬうちに割ってしまったのを見て安心。27575円での逆指しロスカットを設定して寝た。

保有玉は買い2(25640,26300)VS売り1(27550)となっている。きょうから買い玉は1枚づつ利確決済にかかる。長い間ご苦労さん。

スイングの台本はすでに書き直し。3/10まで軟調推移との内容に変更している。

が、26940円からの上昇が終わったわけではなく、1波が終わったアトの2波になっただけと捉えている。この2波が3/10日前後まで続くと読んでいるわけである。26940円を割れるまではダウ理論的には下落トレンドでないのだから、それまでは買い目線に違いはない。

ただ、27585円を越えたとしても(3波入りを意味するが)ぐいぐい上昇するのは3/10以降かなというだけ。3/10日までは我慢しようっと。

というわけで、苦手でもデイトレ中心で考えねばならなくなった。本日はどこで止まるかを見ていく作業になる。


<重要ライン>

①28530~28595・・・日中マド5

②28140~28155・・・日中マド4

③27880・・・日足小天ネックゾーン上辺

④27825~27915・・・日中マド3

⑤27820・・・前限月23.6%押し水準&日足3波高値

⑥27660・・・4時間足上値抵抗ライン処

⑦27585・・・直近高値

⑧27560・・・ナイトセッション・バリュー上限値

⑨27555・・・日足Gファン・ラスト抵抗ライン

⑩27505・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑪27435・・・ナイトセッション・バリュー下限値

⑫27430・・・日足小天ネックゾーン下辺&ナイトセッション終値

⑬27400・・・前日安値

⑭27375・・・1時間足ジグザグN値

⑮27345・・・5日線処

⑯27340・・・今回上昇の38.2%押し

⑰27260・・・1時間足ジグザグ拡大値&今回上昇の50%押し

⑱27185・・・今回上昇の61.8%押し

⑲27320・・・38.2%押し

⑳27015~26915・・・日中マド2

㉑26940・・・前回安値

㉒26755~26545・・・日中マド1


<詳細>

まずは⑬。ここはマーケットプロファイル的にも要所だ。当限月モード帯の下限に位置する。ここを下割れることはジグザグ修正波動になることを意味するためもあり、⑰程度までは最低限下落する確率は高いと計算している。

なので、売り玉はここでいったん外すとしようか。その前に買い玉を入れるのが理想である。15分足でチャートパターン、ローソク足パターンを探すか、あるいは時間的なこともあろうか。

もちろん波動的にもいったんの「上」もあろうが、寄付きから先に上昇してくるようであれば、⑩手前では確実に売られる。ウリ乗せの要所だ。

スイング保有買い玉は寄りからの値動きの様子を見てまずは1枚決済に向かうだろう。

もし上記のような目論見がまたまたウラをかかれるとすれば、それは大引けで⑨を超えてきた時。どんだけ止られりゃ気すむんだ、っていうくらい強固なラインとなっている。引き続き注視。


以上。