2020年3月31日火曜日

2泊3日で+10%を狙う

マザーズ先物は指数が600を切らなかったので参入チャンスなし。ここは焦らずともよい。来週にでもまたチャンスは巡ってくるはず。

そういえば、日経平均株価が25日線の下で沈んだままなのを尻目に、TOPIXは昨日ついにそれを超えてきた。これは大口が東証1部の銘柄を買っている証拠。先物でがんがん脅しをかけて、個人投資家の持ち玉を手放させて、それをヤツらはしっかり受けているはずだ。大丈夫、当分日本株は沈まない。ヤツらと同様買いで儲けようではないか。

となると、まだ25日線を超えていない銘柄を選択したい。

東京建物<8804>の日足である。3/25日に黄色のマドをを一気に飛び越え、そのまま25日線まで到達しようともくろんだが、さすがに咎められることになった。直近の3日間は当然の調整で、本日から(実際は昨日から)上昇して、今度はマド抜けを果たすはずである。

今朝は先物ナイトも高く、高寄りが予想されるところではあるが、なんとかマド抜け前に最低1160円前後では捕まえたいと思っている。

マド下は多重帯がしっかりガードしているので買い安心感はあるだろう。前日も下ヒゲをつけてそこで折り返した。万全だ。乗り遅れ組でも木曜日までには10%以上は獲れそうだ。もちろん筆者の目標は25日線だ。

本当は時間をかければ半値戻し1366円前後までの実力ある銘柄とは思うが、筆者のトレードスタイルで25日線までとしているだけである。チャレンジできる方はやった方が良いと思う。

尚、木曜日までとしたのは、昨週末の下記記事にもとづく。筆者の単なる経験からの判断ではあるが。
日経225MINI先物、来週の展望と月曜日(3/30)のトレード戦略

◆その他本日の監視銘柄 <6841> <3103> <8729> <4541> 等々。すべて目線は【買い】である。
<3103>は昨日仕込み済み。後場のほぼ最安値なので含み益はある。本日は増し玉を狙う。<4541>はデイトレで。

以上、天井騒ぎの【今日のお蔵入り】でした。ご清聴ありがとうございました。










2020年3月30日月曜日

マザーズ指数分析(5)4月はどうなる?

個別株の予想を書く順番であるが、諸事情によりマザーズ指数の分析を優先したい。マザーズは日経平均より先に底を脱したようである。順番に見ていく。

【月足】

前回記事(日経平均株価・マザーズ指数分析(6)3月からの方向は?)よりも事態が深刻になっているのはチャートを見るまでもないだろうが、エリオット波動の調整波第4波の押しは、61.8%では止まらず、76.4%以上の深押しとなった。しかし、500ポイントを割れば、筆者の波動の数え方自体が間違っていたことになり、分析の大修正を迫られるところであったが、何とかその手前で踏ん張ったようである。そして例えば4月の月足が陽線になり、上昇を示唆してくれるものになったなら、いよいよ上昇第5波動がスタートする。そんな希望を抱かせてくれる月足チャートでもある。

もちろんこの月足では、完全に下落が終わったとは言えない状況であるのは間違いない。
今日も含めて4月からの指数の値動きを予測するのには、やはり日足を観察する必要があろう。

【日足】

月足第4波動の内部波動でもある日足は、どうやら第5波が終了し、波動全体の修正波に移行したのではないかと思われる。まだまだ予断は許されないが、ここから3/13日の最安値を割らない限りは、しばらく楽観視してもいいようだ。

そして更に高安値を切り上げる展開になってくれれば、その後当分は上昇トレンドを享受できるだろう。これは日経平均株価の戻り目が、その後の下落の前段階であるのとは全然違う動きである。月足でいえば、第5波の上昇トレンドなのである。どこまで上昇するかはともかく、押し目も浅く、安心して玉をホールドできるだろう。まさしく我が世の春を謳歌だ。

【だから?】

東証1部を主戦場としている筆者としては、個々のマザーズ銘柄を売買するつもりはない。従ってその対象は、ETFや先物になってくるであろう。普通のETFでは値動き的にダイナミックさに欠けるので、やはり先物かな。マザーズ先物なら、その上昇トレンドの旨味を享受できるだろう。

エントリーはもう一度指数が600ポイントを割ってきたところであろうか。そして直近高値を再び上抜いてきたなら安心である。東証1部の激しい上下運動を尻目に、マザーズ指数、ひいてはマザーズ先物は順調な上昇運動を見せてくれるに相違ない。

そして上値である。普通なら第5波は第3波の頂点を超える。しかし、今回の第4波の下落が調整にしては深すぎるので、フェイラー(高値更新失敗)現象出現の確率が高そうだ。最終的には1000ポイントは超えてくるだろうが、900ポイント辺りで念のため一息つくことも重要ではないかとも思っている。それはその都度決断する。

以上、天井騒ぎの【今日の電通案件】でした。ご清聴ありがとうございました。


2020年3月28日土曜日

日経225MINI先物、来週の展望と月曜日(3/30)のトレード戦略

今週前半は強気の押し目買い、後半はちょっと注意。


ようやく暴落に歯止めがかかった今週である。今月は個別銘柄の短期トレードではプラス計上も、先物は200円ちょい幅負けている。あと2日間で何とか取り返したい。ボラが大きいのでビビリの損切が多かった。もっとどっしりと構えたいものだ。

【日足】


6月物もようやくエリオット波動調整第4波に移行してくれたようで、ひと安心である。二番底懸念はあるものの、下落が止まらぬ恐怖と戦う日々の先週までとは市場ムードが段違いである。

そうなれば気になるのはやはり戻りメドで、それに関しては先週記事と同じで「第3波の高値23795円から仮の安値15860円迄のフィボナッチ23.6%戻しが17735円、38.2%戻しは18890円、もっと欲をかけば50%戻し19825円もV字回復してくれるなら無理な数字ではない」をそのまま踏襲したい。

今は上記38.2%戻し18890円(赤線3本目)をめぐっての攻防戦である。

【2時間足】

図のように2時間足はおおむね19300円から18300円の範囲内でのレンジ相場である。これは日足チャートからでも想像できることで、今後どちらに放たれるか非常に興味深いシーンである。悲観派は二番底探りに余念がないであろうし、楽観派はもっと上のラインを見たくてしようがない。(因みに筆者はやや楽観派の方である)

しかし、このレンジが今週いっぱい続くというパターンも当然あるわけで、上下に値を拡大しても、結局落ち着く先は38.2%ラインかーいで、ロスカットの嵐が続出するかもしれない。まあ、その辺はしょうがないかな。

以上のことを踏まえていよいよエントリーを考えたい。

【エントリー戦略】

結論を急ぐ前に30分足チャートをご覧いただこう。オレンジ色のチャネルラインと、緑線は200本移動平均線である。30分✖200本=およそ日足換算で5日線と思っていただきたい。

この200本線と聞いて、まず浮かぶのはグランビルの法則ではないだろうか。そしてカンのいい方ならすぐわかったであろう。筆者はこの法則の買いの②番を狙っていることを。買いの②番とは、「価格が上向きの移動平均線を下回っても、再度上回ってくれば買い」という法則である。つまり初動の押し目狙いのことである。

幸いなことに、金曜日ナイトは下落した。シカゴ清算値は18560円である。3月30日の月曜日、朝に売り方が猛然とショートしてきたなら、徹底抗戦しよう。もちろんしっかりと下落後にである。保合い安値処である18200円前後まで落ちてくれば、買いボタンに指を載せてもいいかもしれない。

あるいは、コロナ関連の新ニュースが寄り前に流れて、大幅にGDしてしまうかもしれない。その場合は18000円処までの下落も考えられるだろう。それを表したのがチャネルラインの下辺である。そしてそこの位置位なら、上向きの200本移動平均線まで戻って、更に上抜くまでのエネルギーはそんなに必要ではない。すなわち買いの②番の法則が有効となるわけである。買いの場合はあまりにもお馬鹿さんと笑われることはないのだ。

この玉ならスイングも可能かもしれない。すなわちレンジ上限の19300円までのホールドも考えられる。なんせ初動の押し目で買った玉なのである。数百円で手放すのは惜しいではないか?

しかし今週の押せ押せムードは木曜日日中までと考えておいたほうがいい。それまでにレンジ突破できない、あるいは200本線付近をウロウロしているようなら、あきらめて薄利でもいったん利確をするのがいいと思う。金曜日からはまた新しい相場が始まるからである。もう少し時間がかかれば21000円処が戻りメドだとは思うが、それは単なる想像である。将来が見えない今はきっぱりと別れて、金曜日からまた新たな相場と付き合うべきである。

以上、天井騒ぎの【今日の我田引水】でした。ご清聴ありがとうございました。








2020年3月27日金曜日

【断固買い】前日の下落は想定内。本日は一転上昇する

昨日実行したデイリーサヤ取りはやはりマイナス。うまくいかない。たぶん前日からのGUやGDが激しすぎるのだろう。地合いが合わないせいかもしれない。今日で発表はひと区切りする。

本日は気を取り直して頑張りたい。

この日足チャートは住友不動産<8830>である。一日を通して監視を続けていたが、思うような値動きではなかったので参入機会もなかった。本日に持ち越しである。前日比8%以上の下落であるが、筆者のお気に入りの日足形状ではない。本日、もう少し下落する余地が残されているように思う。

この銘柄の場合、前々日のマド埋めは行き過ぎており、しかも高値引けという超目先天井丸出しの形状だったので、前日の下落は想定の範囲内である。やるならウリだったろう(もちろん寄付GUからの動きであったので、筆者的には実行できなかったが)。マド埋めの翌日は反転と相場は決まっているし。

行き過ぎのマド埋め、というのはマド全体(2884~2705円)の上は克服したが、下が残っているからである。前々日は大きなGUからの上昇であったためにそんな現象が起こったのであり、昨日も0.5銭しか安値を切り下げなかった(マド埋めが0.5銭分しか、の意味)。

そういう意味で、今日は残った窓を閉めに戻ると思うわけである。すなわち今日の安値は2705円迄ある。その価格以下で買えれば、安心安全なトレードとなる。
中期的には半値戻しの3200円処まで上昇するとは思っているが、短期目標はやはり25日線までであるので、なるべく早めの上昇を望むところである。ロスカットは5日線割れかな。下にマドを残しているので判断が難しいが。。。

様子見した住友不動産の代わりに大引けで買ったのが三菱商事<8058>である。以下の日足チャートの形状を住友不動産のものと比較してみてほしい。

もちろん下にマドを残していて不安点もあるが、筆者はこれを選んだ。得意の一泊トレードの対象としてである。読者ならどちらを選ぶであろうか?

どちらも3連騰後の反転である。前日比約2.5%と住友不より小さいが、即反転を望むならこちらである。こちらは目標をまだ達成していないからだ。価格は目標値付近までは最低限動く。昨日の反転は全体地合いに引きずられての下落であるので、その場合の押し目は小さいほうがいいのである。本当なら4連勝するはずの日であった。雨天中止というわけである。当然今日はその分を取り返す番だろう。

その他、本日の主要監視銘柄。<6674>、<6501>、<1803>

※掲載するのは今日でいったん中断のデイリーサヤ取り
【買い】7202いすゞ
【売り】4506大日住薬

以上、天井騒ぎの【今日の夢芝居】でした。ご清聴ありがとうございました。


2020年3月26日木曜日

【デイトレ・短スイング買い】8015豊通商の上昇は、もう1日ある

昨日は大幅GUで、前日に仕込んだ買い銘柄2種の利確に利用させてもらった。最後まで注目していたがタムラ製作所のエントリー出番はなし。デイリーサヤ取りは、売り銘柄の上昇が大きく、トータル失敗。これで売り銘柄は3連敗となった。やはり今週はカラ売りは止めておいてもよかったかな。

そこで今日も買い出動する。豊通商である。これも地味な銘柄であるが、ボラの大きな地合ならではの銘柄選択となる。
見事な3連陽で立ち直ってきた。今年の急落途中で明けたマドは5回あるが、昨日1番下のマドを突破した。どこまで埋めるかはわからないが、まずはおめでとう。

しかし、今日はむつかしいところである。4連勝なるか、押しが入るか。筆者は4連勝に賭けるが、根拠はない。ただ何となく25日線までは上昇するのでは?と思うだけである。ダメなら損切するだけのことである。

なので、寄付からの初動は断然下落だ。GUして上昇したなら用はない。他に移るか、引け間際に売り方に回る予定である。

さておき、どこまでの下落ならその後の上昇に確信が持てるだろうか?商品には納得できる価格というものがある。安すぎても買わない場合があるだろう。ズバリ2580円を割ってしまっては、少なくとも今日の上昇はないと思わなければならない。2580円というのは30分足での押し安値である。この近辺では必ず援軍の買いが入るはずだ。それを確認後に参入してもいいが、あまり下げないようなら2700円割れでもいい(ただし、この場合は注意が必要だ。その後あまり動かないようなら早めにロスカットすべきだ。急落の憂き目に会うかもしれない)。

とにかく「初押しは買い」なのである。ダウ理論に従ってトレンドには最後まで付き合ってみようと思う。この銘柄の場合、上には変なシコリがない。マドをすべて閉じてしまう幸運に巡り合えるかもしれない。

※今日のデイリーサヤ取り
【買い】1911住友林業
【売り】6444サンデン

以上、天井騒ぎの【今日の詐話】でした。ご清聴ありがとうございました。


2020年3月25日水曜日

【短スイング買い】6768タムラ製の強固な上昇サインに乗るか反るか

デイリーサヤ取りはうまくいった。まさか一時ストップ高になる銘柄を選べるとは思わなかったが、まぐれ当たり屋の面目躍如だ。ブラザーは昨日決裁した。ひと晩で10%以上の利確なら、目標値を待たずとも十分である。ただ、今日も寄付高く始まると思えるのでチト惜しいような気もする。

本日は昨日ようやく目を覚ました出遅れの銘柄を。タムラ製作所である。日足ではなく30分足チャートを掲載する。

低位株でもよく聞く名前であるが、何をやってるかは知らない。ま、筆者の場合はほとんどの場合そうであるが・・・
戻りの足取りは他と比べて遅々とし、甘く見られがちだが、それは上昇する場合には十分な確認条件を必要とするという、低位株ならではの暗黙のルールがあるからである。昨日のブラザーや新光電工とは趣きを異にする(彼らは一流のスター選手のようなもので、ムード一変の時はすぐ反応する)。

何よりチャートを見てほしい。3点底(320円辺)をつけて、ようやく昨日ネックライン(360円辺)を上抜けた。W底だけでも堅い買いサインなのに、3回も底を確認するなんて、慎重すぎるではないか。今日からヤル気アリアリだろうとの思惑は見てとれる。黙って「買い」と言いたい。

がしかし、今日の寄付がやはり心配である。昨日の終値近辺で寄り付き、もう一度ネックラインを試すような動きをするなら、根性はある、脱帽である。中期でホールドしてもいいかもしれない。

しかし、高寄りしてしまってはちょっと残念だ。高寄りして、そのまま上昇してしまうような派手なプレーは、月見草には似合わない。この場合には、本日寄り天の陰線を望む。被せ線になってくれるなら尚ありがたい。買いポイントは350円処が有力になってくるだろう。後場まで待って、のんびりと参加するがいい。

いずれにせよ、この銘柄に一直線の上昇はない。地道に稼がせてほしい、と願うのは筆者だけではあるまい。

アト、相場が豹変してまた下落相場再開となれば真っ先に売った方がいいことにも言及しておく。低位株の逃げ際は鮮やかである。

※昨日挽回できたので、デイリーサヤ取りは今日もやる。
【買い】2002日清粉
【売り】7599IDOM

以上、天井騒ぎの【今日のフィクション】でした。
また昨日書き忘れたようなので【昨日の大はしゃぎ】でした。ご清聴ありがとうございました。

2020年3月24日火曜日

【短スイング買い】6448ブラザーの脅しの下落は気にするべからず

またまたやってしまった。昨日から始めたデイリーサヤ取りは見事失敗。片方だけでも利益が出るという目算は見事に裏切られた。さすが曲がり屋の天井騒ぎだけのことはある。まあ、これで新しい知識も加えられたので、再出発といこう(ポジティブだろ?)

今日のブラザーは、筆者が昨日終値で仕入れた銘柄のひとつである。全体相場がそろそろ落ち着いてきたようなムードなので少し冒険をした。シカゴ日経が上がって帰ってきたようなので、少しは報われると見ているが・・・

近頃ではどこにでも転がっていそうな日足チャートだ。陳腐極まりない。ではなぜ筆者は買ったのか?答えは簡単だ。昨日下落したから。前日に買いで仕込むのは、上昇期待銘柄が大幅下落した日である(逆にカラ売り銘柄は大幅上昇した日だが、この場合はちょっと恐い)。

ではなぜこの銘柄が上昇期待なのか。これも明白である。2日前の大陽線(長い上ヒゲ付き)の出来高が抜きんでており、もう底を抜け出すのではないのか?と思ったからである。

でもそういう素人的発想ではなかなか勝たせてもらえないのが現実。大衆が買気旺盛の日に限って、下寄り後一方的に売られるというイジワルをされる。しかも他の多くが上昇している日にである。当然人々の目は他所の銘柄に向くわけで、結果大引けまで下がりっぱなしだ。筆者は終日様子見だったが、買った方は大変だ。損切りの憂き目を見る。

しかし、これは脅しの下落である。赤ラインは月足での攻防ラインであるが、4日間その下でもち合った後の、ライン突破大陽線である。平行になった5日線も飛び越えた。ーーー翌日飛びつかないわけがないし、少なくとも監視銘柄には入れるだろう。だが、この下落は計算されたものなのである。いわば振るい落しだ。多くの人は、赤ライン下、5日線下に戻った日足を見てがっかりするだろうが、筆者はこんなのを買う。もう1日下落はあるだろうが、なんの悪材料もなく7%も下がった後である。知れたものよ。

なのでロスカットは直近安値1380円割れ、利確目標はマドや25日線がある1800円前後だろう。

※再度デイリーサヤ取りにチャレンジする。
【買い】6967新電工
【売り】4088エアウォーター

2020年3月23日月曜日

【短スイング買い】4613関西ペイントの売り圧力はそう強くない

まだまだ日本株の先行きははっきりしない日々が続くと思われるが、戻りを試す銘柄もポチポチ出始めたのは事実である。筆者も先週は丸井東武で少なからぬ利益を得た。今週もそんな銘柄たちが新しくデビューするだろう。
先週までは警戒感が強くあったので、BS問わず長くホールドするのに抵抗があったのだが、今週からは少し握力を強くすることにする。恐る恐るではあるが・・・

今日の関西ペイントも25日線が追い付いてこない内に上昇を願う銘柄のひとつである。

まず前日の上ヒゲ陰線はおそらく、週足でいったん割れた斜めのサポートライン迄価格が戻っ来たのを、これ幸いと売られた結果であると思われる。が、この逆張りの売り手は頑強ではない。

2日連続の陰線といえども、終値自体は上昇しているし、この3日間に関してはダウ理論的にも上昇トレンドだ。5日移動平均線にも2日連続乗っている。何といっても3日前の多重帯を下から差し込む大陽線が睨みを効かせている。売り手の弱腰は見えているだろう。今度はそんな、いわば苦し紛れのカラ売り勢を苦しめる番である。

といっても、今日GUして寄付き、そのまま大陽線を出現させての上昇を願うほどアマチャンではない。前日のカラ売り勢にはそれなりの敬意を払うべきである。安値2067円を少し割る程度のわがままは許してあげてもいい。あるいはもう一歩ゆずって前々日安値2039円までは面倒見よう。だが、それ以上は欲深としてたしなめる必要があるだろう。

本当はカラ売り勢はすでに退散しているかもしれない。終値の出来高が40万株とは、その日全体の4分の1強もある。なので大引け時点でBSの体勢が入れ変わったかもしれないと推測できるわけだ。この場合は寄付GUからの上昇が期待できる。本日から含み益を計上できるし、ホールドしても安心感がある。

以上、天井騒ぎの【今日のうぬぼれワルツ】でした。

以上であるが、いやまだある。

新アイデアを思い付いた。今日から1週間程度、そのアイデアに基づいた売買を実行しようと思う。売り・買い1銘柄ずつを機械的にエントリー・決済する手法である。その日の
地合がどちらに傾こうが、どちらかで利益が出せる、サヤ取りみたいなものである。しかし銘柄間の値動きの連動性はない。ただ上がる銘柄を買い、売られる銘柄を売るだけの話だ。寄付成行エントリー、当日大引け成行決済のデイトレードが基本だが、場合によっては持ち越す場合がある。引け近くの日足を見て判断する。

本日3/23(月)の銘柄は
【買い】8593三菱UFJリース
【売り】6996ニチコン

ご清聴ありがとうございました。

2020年3月21日土曜日

日経225MINI先物、来週の展望と月曜日(3/23)のトレード戦略

来週の日経先物は、レンジ相場を想定して戦う。

前週の記事で筆者は『金曜日の16475円が底値であり、今週はそこからの戻り相場であると仮定して話を進めようと思う』と書いた矢先、先物は再下落。月曜日のナイトではあっさりと新安値更新(15860円)をしてしまった。いつも朝方に、すなわち日本市場の寄付前に
ニュースを流すのはやめてもらえないか。大統領やFEDがその政策等に自信があるのなら、発表は自国の寄付前にしてもらいたい。その方が自国の株は上がるよ。日本市場で様子を見るのは止めにしてもらえないかな。

と、ぼやいても仕方ないので、例によって6月物の日足分析に取りかかる。

【日足】

ご覧のように、エリオット波動の下落3波を今だ抜け出せていない。底近辺での陽線出現がせめてもの救いであるが、「第4波動に持ち込む」という筆者の願いは来週以降に持ち越された格好だ。

そういう意味では来週の値動きは興味深いものになる。すなわち、今週つけた底値近辺をどちらに放れるのか、あるいは、もうしばらく保合いが続くのかである。

下ならその下値メドは「わかりませーん」となるが、戻りを試すのなら簡単だ。第3波の高値23795円から仮の安値15860円迄のフィボナッチ23.6%戻しが17735円、38.2%戻しは18890円、もっと欲をかけば50%戻し19825円もV字回復してくれるなら無理な数字ではない。因みに23.6%戻しの17735円はCMEの日経先物では金曜日夜に達成している(高値は17845円迄あった)。

【2時間足】
赤い水平線で分かるように、17300円以上では強い売り圧力があるようだ。3度とも上ヒゲを引いて下落している。

フィボナッチファンを引き直してみた。これも見事、1本目で止められている様子が見てとれる。

まあ、2時間足はレンジ相場であり、概ね17100円~16000円の範囲を往来している。範囲外の̟外側200円分はノイズ、オーバーシュートと思えばよい。

以上のことを念頭にいよいよエントリー戦略を考える。

【エントリー戦略】
金曜日のCME日経先物は17845円まで伸びるも、結局は清算値17030円に落ち着いた。これは木曜日のナイト終値17025円とほぼ同値である。シカゴ日経での17300円以上の上昇分(約500円)は夢の中の出来事になってしまったと言えるわけだ。そして更に月曜日朝の寄付がどの位置になるか、筆者は心配でならない。すなわち、木曜日ナイト終値17025円に近いのか、木曜日の大引値15545円に近いのかである。おそらく両者の間のどこかであろうが、その位置によってエントリー戦略に違いが生じる。

17000円処なら当然ショート。満員電車での上げ底ボインよろしく、押される度に移動して、1周回って元の位置(16000円近辺)に帰るものだ。

だが寄付値が16500円処迄下がってしまっては手の施しようがない。様子見になるだろう。これはありえない事ではない。特に真新しい悪材料が出なくとも、寄付時点でそれを織り込んでいる場合も考えられるからだ。価格が16000円か17000になるまで待つことが仕事になる。

しかしもっと間便にこの荒れ相場で儲ける方法がある。3分割法で、この17100~16000円のレンジをざっと3分割して、それぞれの価格帯で売り・買いをする方法である。スキャルパーが使うこの戦法も、今のボラ高き相場なら利益も大きい。筆者も個別銘柄の売買にひと段落後に参入するつもりである。その際は2時間足でひいたフィボナッチファンラインが、貴重な指標となってくれよう。

以上、天井騒ぎの【今日のノンポリ】でした。ご清聴ありがとうございました。







2020年3月19日木曜日

【デイトレ売り】6407CKDよ、売られるのは君だけじゃない

昨日の丸井は前場絶好調。筆者も1829円で参入したが、後場の日経乱調であえなく降参した。カラ売りも交えたので、利益はちゃんとあるが、少し未練もち過ぎた面もあり、これは反省材料。
今日は(特に前場)、例によって買い気旺盛なら、昨日手掛けたマクセル丸井シャープ等を種にデイトレに勤しみたい。

が、寄付からあやしい雰囲気なら、このCKDでカラ売りを敢行する予定だ。

ご覧のように2/13日に多重帯の壁ができているので、やはりこの株に明日はない。しばらくは上向きの200日線を頼りに、この近辺をウロウロするばかりであろう。もっと相場が落ち着けば、中期スイングでもカラ売りしたい銘柄のひとつである。上昇の基点昨年9月の950円処まで、価格は里帰りするであろう。

が、今はデイトレに専念しよう。
昨日の終値(1231円)はそこそこ大出来高である。なので今日の寄付の位置が重要だ。すなわち、この1231円より上か下かで、カラ売りエントリーの時間帯が決定される。

寄付GDしてそのまま下に行きそうなら、飛び乗るべきだ。といっても、足は速いのでできないかもしれないが、先週金曜日の安値1197円処ではいったん止まるので、戻ったところをSするのがいいだろう。そこら辺までで精一杯なら買い戻してもいいが、後場にチャンスがあると思うのならホールドでもいい。

しかし、特に明日の休場を控え、昨日と同じように後場は売られる、と考えるのは当然だが、相場はそんな常識通りには動いてくれぬ場合も多々あり、いったんの買戻しの方が正解だろうか。

問題は寄付GUから上昇した場合だ。前場は押し目買い勢力によるカラ売り勢いじめが予想されるため、この上昇は激しく急なものとなるに違いない。なのでその勢いが止まるまではエントリーは控えるべきである。力は後場に温存するべきであろう。まあ、1280円処では買いの勢いも止まるだろうが・・・

以上、天井騒ぎの【今日のやっつけ】でした。ご清聴ありがとうございました。

2020年3月18日水曜日

【短・中スイング買い】8252丸井は25日線までホールド可なのだが・・

ようやく明るい日差しが差し込んできたようだ。思えば月曜日の下落がダメ押しの形になったようで、しばらくは戻し相場を堪能しようと思う。筆者も昨日は買戻しに必死。唯一残しておいた日経レバやハイレバ投資信託ともども、含み益が乗った状態になっている。あとはどこで利確するかだ。

今日もぜひとも欲しい銘柄である。GUして買えないかもしれないが・・・
この丸井は月曜日も快調なスタートを切って、最後までイキたがっていたようだが、残り30分で失速した。そして前日はと言えば、他の銘柄が大きく買い戻されるのをよそ眼に、こじんまりとした上昇であった。

前々日の上ヒゲの半分を回復しただけの、この一見地味な上昇が、本日の狙いとなる。月曜日の高値を突破した銘柄よりも、含み足で終わったような銘柄の方が、本日の上昇幅はでかくなると思われるからである。またここ3日間の出来高は大底をも暗示する。

今朝の日経ナイトも17000円回復で、やはり今日も買戻し先行。この銘柄もGUしての寄付に違いない。だが慌てることはない。5日線など日足の移動平均線は下向きである。また先物の動きもまだ不安定である。オドシの激しい下落は日中に1度はある。押し目は必ずつけるはずだ。

筆者は月曜日の高値1853円迄なら買いたいと思っている。なんとか2000円超迄の上昇の果実は食らいたいと思っているのだが・・・日本は金曜日が祝日で残念ながら休場。超短期トレーダーとしてはやはり明日迄のホールドかな。1日分損をしたような気分だ。

以上、天井騒ぎの【今日の美辞麗句】でした。ご清聴ありがとうございました。


2020年3月17日火曜日

【短・中スイング買い】8058三菱商を性懲りもなく買いに回る

まだ下がありましたか。ホールド銘柄は当日参入分も含め、例によって、ロスカット&薄利確。シーイーシーも最後は力尽きたように下落していった。

むざんなや 株との下の きりぎりす

累々たる屍を前に、筆者・天井騒ぎも落涙の毎日を送っているが、新しい朝を迎えてみれば覇気は少なからず残っているものだ。ここで負けてはたまらぬ。

で、今日も買い方に回る。筆者には珍しく、メジャーな銘柄で勝負だ。2カ月前までなら歯牙にもかけぬが、今はボラも大きいので、手掛けてみる価値はある。三菱商事だ。

言っておくが、この株に将来性はない。日経平均同様、ちょっと戻しただけで、また元の下落トレンドに戻る運命である。中長期スインガーなら、戻ったところを叩くのであろうが、悲しいかな、筆者は超短期の急ぎ働き専門なので、その小さな戻りを頂戴しにそっとロングを仕掛けるのである。

赤の水平線は週足の節目である。2220円辺であろうか。先金曜日はここで反発した。出来高も直近では最大である。底値圏には違いない。筆者はこの上ヒゲ付きの大陽線を信じたいと思うのだ。信じなければ、今までやってきた意味がなくなる。

ともかくこの陽線の安値を明確に下割れるまでロングで闘おうと思う。どうせ今朝の寄付もGDして安いだろうが、それは大歓迎。2160円台なら喜んで買う予定だ。そして本日大きく上昇するとは期待していない。1泊は覚悟せねばならないだろう。

以上、天井騒ぎの【今日の下品・げぼん】でした。ご清聴ありがとうございました。




2020年3月16日月曜日

【短・中スイング買い】9692シーイーシーなどは一例に過ぎないが・・・

先週末は「全銘柄、突っ込み買い」と言っておきながら、筆者は前場、後場にそれぞれ不動産系、電機系を1銘柄ずつ、それと引けに日経レバ(1570)を買ったのみ。個別はあと2、3銘柄欲しかったが、いつものビビリがでて手が出せなかったのが本音だ。

その代わり、今年のチャレンジ目標のひとつであるブルベアファンド<SBI 日本株4.3ブル>を購入してみた。成功すれば上記日経レバの更に2倍以上の値動きが狙えるので、非常に楽しみだ。後で調べたら、このファンドの基準価額は前日比32%安、純資産総額も30%近く減になっておった。大底を拾ったかもしれない。

まあ、今日も買い一辺倒には違いない。コロナ関連のニュースが世界各国から流れてくるだろうが、少なくとも今日に限っては上昇機運に水を差すことはない。それぞれの実力に応じて上昇するはずだ。

今日取り上げる、シーイーシーも単なるそんな銘柄群のひとつである。金曜日の日足が、陽線であるか、陰線で終わっているかの違いだけで、3日連続値下り、出来高増、下ヒゲ出現なら、今日はみな上がる。どこで買うか、買えるかだけだ。なので、この銘柄に関する物語は今日の処はなしだ。

が、一つ注意点があった。先週末からなんでも拾うといったが、厳密には、1、4、7、10月の決算期の銘柄を除くべきであった。これら決算月の銘柄はちょうど決算発表のシーズンであり、発表前の銘柄はやめておいた方が良い。今日に限れば少々上昇するかもしれないが、明日以降は約束できない。どんなニュースが隠されているかわからないからね。そこのあたりは、『値動きのカラクリ(4)』を参照されたし。

以上、天井騒ぎの【今日のエモ話】でした。ご清聴ありがとうございました。

【7時半追記】
おいおい、ダウ先物下げとるやないかーい。いつも水を差すことしてくれるね。寄付きにご注意を!



2020年3月14日土曜日

日経225MINI先物、来週の展望と月曜日(3/16)のトレード戦略

今週の戻り相場は慎重に、かつ、しっかりと利益を獲りに行く。

金曜日後場、そしてナイトでの上昇で、この暴落に当面の終止符を打ってくれたのはありがたいことだと素直に思う。いずれまた下落トレンドが再開されるとはいえ、毎日毎日、持ち株がいわれなき打擲にさらされるのは忍びない。そう思うのは筆者だけではないだろう。

だから、今週はもう下落の話はなしにする。金曜日の16475円が底値であり、今週はそこからの戻り相場であると仮定して話を進めようと思う。きりがないではないか。
6月物で順番に分析する。

【日足】

先週の大陰線(20555円~16475円)内レンジ相場を予想する。今回の下落幅は、23925円→16475円=7450円の歴史的なものであった。そのフィボナッチ比率38.2%戻しが19320円、50%戻しは20200円、そして61.8%戻しが21080円となっている。どこまで戻るかはわからないが、おそらくここ数か月は順番にそれらのラインを達成していく展開なのではなかろうか。
すなわちエリオット波動の下落第3波を脱却し、調整第4波に持ち込むことに成功したと言えよう。上がっては下げ、下がっては上げ、あるいは何日間か保ち合ったりして、今回の暴落の傷をいやす役目を果たしてくれる期間になると言ってもいいだろう。保ち合いだけに複雑な値動きになるのは止むを得ない。

それからもう一つ。上記フィボナッチ比率の3つの数字以外でよく使われるのが23.6%だが、その戻し値は18235円であり、これは奇しくも昨夜ナイトでの高値と重なっている。(不思議でしょ)

因みに筆者自身はこの期間を利用して、優待目的の長期保有銘柄の整理、買い増しを進めるつもりである。

【2時間足】


4本前の大陰線A(18010円~17110円)を3本の陽線で回復した。赤三兵ともいえる喜ばしい買いサインである。18000円の下で揉み合いが続いたのち上伸するか、ちょい下げのあと一気に抜き去るかのどちらかであろう。

またチャネルラインも引けそうだ。このラインを重視すれば、月曜日は18500円程度で頭を押さえられる可能性は否定できない。底は17100円処であろうか。

フィボナッチファンも引いてみた。1本目ラインの18000円処を上抜けば上昇トレンドになる。あるいは1本目と2本目ラインとのレンジ相場に終始する1日になるかもしれない。


以上の予想をもとに月曜日のエントリー戦略を探ってみたい。

【エントリー戦略】

2時間足チャートからは様々な展開が予想される。大別すれば、寄付後先に下げるか、上げるかであるが、筆者の得意パターンでいうなら、まず最初に利益確定で下落してほしい。

その場合は、2時間足の最後の陽線(B)に注目だ。18000円を上抜く上昇を見せるためには、このBの安値17470円を割っているようでは話にならない。なので、この近辺なら買おうと思っている。ここでなら、上記フィボナッチファンでの保ち合いが続いても耐えられる価格である。更に時間がたてば、チャネルライン下辺も追いついてくるであろう。そんな我慢のあとは18500円迄の上昇が期待できる。

あるいは18500円までも下げずに、寄りから1時間くらい18000円~17800円前後までのレンジが続くようなら、これも思い切って下値でロングする。

だが米ダウの上昇につられて、先にホイホイ上がってしまっては困ったことになる。18500円、あるいは5日平均線が18340円処なので、いったんは止まることは確定的だ。小さな利益を獲りに飛び乗り(下記注)はしないので、必然的に様子見となる(基本買い目線なので)。そうなれば、今度はフィボナッチファン1本目ラインが下値支持線となってくれるので、再度の18000円割れの押し目をロングすることを狙っての様子見なのである。時間がかかるが仕方ないだろう。ナイトあるいは火曜日に期待だ。

注)但し18200円位なら飛び乗るかも。

以上、天井騒ぎの【今日のつべこべ】でした。ご清聴ありがとうございました。



2020年3月13日金曜日

【短・中スイング買い】安値更新の全銘柄は突っ込み買い

としか言いようがないではないか。目が覚めて知ったら、いつものように個々の銘柄の物語を紡ぎだす気にならなくなった。ここは、男は黙って「突っ込み買い」。

筆者は超短期トレーダーであるし、ここ一ヶ月はほぼデイトレで資金を回していたので、大きな利益もなかった代わりに、大きな損もなかった。それでもここまで日本株が、日本そのものが痛みつけられては、「末席を汚させていただきます」と哲学者のように泰然としてはおれぬ。筆者なりに、買いで参戦する予定である。

以上。


2020年3月12日木曜日

【短・中スイング売り】9513Jパワーの下落は始まったばかり

後場の売り攻勢にを油断してたせいか、含み益の大部分を削らされての利確は反省大。やはり手抜きの悪癖は治らぬのか。シークスは寄付から弱く、空売りできずじまい。ここら辺でのウリは筆者には無理だ。

今日は、一見強そうな銘柄をピックアップしてみた。2日連続の陽線で、底を脱したかのように見える。しかも初日など下ヒゲまで長く引いて、初心者の買い心をくすぐらせるには十分であろう。
だが、ちょっと長めのスパンを見れば、この株が下落トレンドに入ったのは明らかであって、ここからのスイング買いはない。間違ってもV字回復など、この株に求めてはいけない。

たぶん買い手の思惑は週足での水平線(2200円処)だろうが、そんなものはいったん下抜けてしまえば弱いものだ。

筆者が頼りにしている10日移動平均線を本格的に下回ってから、まだ12日間程度。あと8日は保合いか、下落のトレンドが続くと見た方がいいだろう。

ウリのエントリーポイントはどこか。10日線が2226円、マド埋めが2209円。やはり上記週足の水平線がのあたりで、ここら辺はウリ・カイの攻防線である。

しかし、アメリカさんのあおりで今朝の日経ナイトはあいにくの大幅安。この銘柄も高く始まりそうにない。GUしての寄付になりそうなら成行で参入!と意気込んでいたが、安く始まるのだろうか。決戦は明日以降かもしれない。今日は前日寄値付近まで下落すれば、デイトレ限定で買ってもいいと思っているが・・・節操がないか。

以上、天井騒ぎの【今日の風まかせ】でした。ご清聴ありがとうございました。

2020年3月11日水曜日

【中スイング売り】7613シークスは饗応の中、S玉をそっと忍ばせる

ディップはS玉を即損切の後買いに転向、勢いに乗れた。合格点も、後場のひと波に乗れず全体的には70点レベルの日。
アメリカさん爆上げで、今日も上昇の日であろう。買い銘柄は楽しみだが・・・

こんな日に売り銘柄を記事にするなんて、誰も目にかけてくれはしないだろうが、僻目の筆者は一方でこんなことを企んでいる。


日足だ。チャートが崩れているのは、何もこの銘柄に限ったことでもないだろうが、陽線での多重帯を下抜けており、しばらくの迷走は確定的だ。日経が第5波の下落波動になるのは以前の記事で言及したが(『日経平均株価・マザーズ指数分析(6)3月からの方向は?』参照)、この株も同じ運命をたどるはずである。

しかし冒頭でも言ったように、今日は上昇の日である。そればかりか、何日間かは反発の宴が日本株に起こるであろう。この株もそのムーブメントに後押しされて、一定程度の反発上昇はありうる。現に昨日の「差し込み線」はそれを物語っている。だから今日は、少なくとも今日に限っては、皆と一緒になってラララ輪になって踊ればよい。寄付GUで買いづらいかもしれないが・・

しかし1200円近辺まで価格が上昇してきたのなら、さっと一人その宴から抜け出し、一服盛る準備をしなければならない。はんぱなワインにいつまでも酔ってる場合ではないのだ。

マド埋めは1199円だ。10日線は1216円だ。まさか多重帯下辺1264円まで押し寄せて来ることはないだろうが、場が盛況なればその心算はしておいた方がいいだろう。ここらあたりがS玉を忍ばせる頃合いだろうか。逆日歩銘柄であり、売り方の断末魔の悲鳴を聞いた後なら、ぐっとチャンスは近くなるだろう。

以上、天井騒ぎの【冒険活劇】でした。ご清聴ありがとうございました。

2020年3月10日火曜日

【デイトレ売り】2379ディップの底はもう少し先

昨日の信用売買はウリ・カイとも我ながらよくできた。どれもデイトレだったので残玉はない。昨日記事のタカラバイオは寄り前気配の段階で勝負あった、でトレードせず。しかし、今日が底だと思って買ったMINI先物19660円玉が引っかかっている。どう処理するべきか。

しかし嘆いてばかりではいけない。勝負は続く。

こういう局面になると、銘柄はどれも似たり寄ったりで選択の面白みに欠ける。言えるのは、急落局面では、買うに恐いのはもちろんだが、売りにも相応の注意が必要だということだ。どこで下げ止まるのか、そしていつ反転するのか、警戒に警戒した方がいい。

こんな時、小心の筆者らしく小利で我慢するしかない。売り対象は「もっと下げるけど、ここら辺で止まりそう」という銘柄を選ぶ。間違っても底なし沼状態のチャート銘柄は相手にしないのだ。

このディップもそんな銘柄だ。5分足チャートを見ると、大引けの出来高はそれほどでもないが、一つ前の5分足が最も出来高が多い。それなりに投げが出た証拠であろう。日足での出来高も直近では最も大きいし、なかなかの大陰線の出現である。

だが、長期チャートで見たらどうなのか?というのが今日のテーマだ。

左端に、昨日よりもっと大きな、2倍くらいの出来高の日が2日ある。それぞれの日の寄り値に赤線を引いておいたのでわかりやすいだろう。

そう、昨日の大陰線はまだ底ではない。もうちょい下に、底がある。大きな反転があるかどうかはわからないが、少なくともいったんは下げ止まる。そんなポイントが見えはしないか。

赤線1本目はクリアした(下抜けた)。次は下の2本目だ。2000円を割れる処まで、おそらく下げは止まらない。少しくらいのGDでの寄付だったら果敢にS参入するべきだろう。そして、先物の動きを見ながら、2000円割れでの買戻しを狙う。今日中ではないが、たぶん1800円位までの下落は見込んでもいいが、リスクも大きいので、いったんは買い戻す。

この銘柄の上昇は赤線2本目からスタートした。半年間あまり孤軍奮闘したが、矢折れ力ついた。彼はおそらくそこに里帰りする。それはもう一度英気を蓄えるためだ。この暴落相場がひと段落し、その時価格が1800円近辺を経験済みであったなら、再度上へと向かう列車に飛び乗ってくるだろう。そして華やいだ相場を見せてくれるに違いない。

以上、天井騒ぎの【今日のひとりフェス】でした。ご清聴ありがとうございました。

2020年3月9日月曜日

【デイトレ買い】4974タカラバイオは時間をかけてじっくり構える

ウリとわかっていながら長くホールドできないのは、持って生まれた小心臓ゆえか。1ヶ月前、いや1週間前でいい、そこに戻って、三千世界の株を全部カラ売りしてみたい。朝寝、朝酒、思いのままだ。
でも、悲しい性かな、こんなご時世でも買い銘柄を探してしまう。今日も頑張ろう。

タカラバイオ株は、金曜日にデイトレをやった。10時台前半に2206円で買い参入。が、2262円の高値の危険さを察知できず、急落の中、成行決済したら、結局1円しか儲けられんかった。筆者にしたら大きな魚を逃したことになる。そして、今日はそのリベンジ戦である。

まず日足を見ると、なかなかの危なかしさである。大出来高の上ヒゲ陰線は、25日線止まり。200日線は下向きでなんとも心細い。

よく見ると、高値は斜めの抵抗線に抑えられ、マド埋め完了からの下落だ。11時過ぎにまとまった売りが出たが、そいつは相当の手練れだ。なんと羨ましいことよ。

なので、こういう銘柄をデイトレとはいえ買い対象とするには少々の不安があることは確かだ。長期足の方向に賭ける方が安全には違いないが、30分足を見るとついつい手を出してしまいたくなる形状をしているのだ。

その問題の30分足を見てみよう。

な、いいラインしてるだろう。こんなキレイなラインを引かされたら、どんな男もイチコロだ。特にエリオット理論信奉者は。

ともかく株価は上昇3波が終了し、調整4波に移行したのが読み取れるだろう。金曜日後場からの急落はこの調整波のなせる技である。

この4波の調整波はどこまで下げるのだろうか。その調整の安値をできるだけ拾いたいというのが、筆者の願いである。掘り下げよう。

3波の高安値のフィボナッチ比率61.8%押しは2026円となっている。そして1波頂点は2027円。ここだ!一気に視界が広がった。そして、もっと言えば、こんなご時世である。感極まっての投げが出れば、「1波と4波は重ならない」という重要ルールは緩くなり、ヒゲならOKになる。なので2020円前後なら買い参戦しよう。

更に付け加えるなら、2波調整が短期単純系の値動きだったので、この4波調整波は長期複雑系となる。なのでなかなか5波上昇とはならないかもしれない。のんびり構えることになるだろう。1泊する心算も必要かもしれない。

3波の高値を上抜くとも限らないので、利確は2200円前後までと思っておいた方が無難だ。手堅く2150円でもいい。ともかく日足に不安がある以上、なんぼテーマ株でも長居は無用だ。明確に2027円を30分足で割ったら決行するロスカットも、2020円台で買えたのなら損害は小さくて済む。

と、皮算用だけは相変わらず上手だ。やはり今日も、線を引き引き損をするのだろうか。

以上、天井騒ぎの【今日の羊頭狗肉】でした。ご清聴ありがとうございました。

2020年3月7日土曜日

日経225MINI先物、来週の展望と月曜日(3/9)のトレード戦略

日経225MINI先物の命運は月曜日、20455円を超えられるか、どうかにかかっている。

日経はまたもや金曜日ナイトで大崩れさせられる展開である。これだから個別株もおちおち買いホールドできない。悪循環である。これが下落トレンドというものなのだろう。

それでも、先物は来週に限っては一筋の光明が見える。ある条件を満たせば、であるが。
日足を見よう。

【日足】

再度言えば、日経平均株価に当面の上昇はなく、第5波の更なる下落が今後待ち構えている。なのでこのチャートを見て、前回分析の通り、エリオット波動の下落第3波継続中であるという認識を確認する向きは多かろうと思う。
確かに3/2のほぼほぼ十字線の中で4日間保ち合った日足が、昨夜の安値更新一発で、再度の下落トレンドが始まったのでは?という印象を持つのは仕方ない。ダウ理論的には確かにそうだ。

だが、そう結論付ける前に考えてもらいたいことがある。最後の強陰線はナイトだけのもので、いわば半日足であって、日足での勝負はまだ決着がついていないということである。

個別株の記事にはちょくちょく書いたが、この半日足は「美人局足」なのではないか?と筆者は踏んでいる。頭の中でイメージしてほしい。もし図中にある青線(20455円)より上で月曜日の大引けを迎えたのなら、どんな日足形状になるだろうか?陰線だとしても、下に長いヒゲを残すことになるし、更に20675円以上で引ければガラッと印象が違ってくるであろう。要は月曜日の大引けの価格が重要となってくると言いたいのである。

もし上記のような上昇が月曜日の日中に起これば、押し目買い勢力が勢いづき、価格は21000円以上を目指す、と期待してもいいのではないだろうか。(また月曜日がだめでも、すぐ火曜日に大きな陽線が立っても同様な予想ができるとも思えるが)

ともあれ、仮にそういう展開に最後はなるにしても、売り圧力に相当なものがあるのは確かだ。特に前場はかなり売られると覚悟しておいた方がいい。心理的節目20000円の攻防になることは想像に難くない。
筆者は、ここでなら、

目先の底買い

をしてみたい。そして20000円を明確に割るようなら撤退する。それでも買い玉に固執するようなら、家の鍋・釜まで持ち出さねばならない羽目になる。

しかし一方で、戻りメドについてのあまり芳しくない見方もある。結論から言おう。

来週の先物の戻りメドは21000円が精いっぱいである。

これが、現物である日経平均株価の金曜日の日足から計測した筆者の予想であり、的中率は6割1分8厘を誇る。もちろん先物であるし、来週はSQ週でもあり、この価格を超える数字になるときもあるだろうが、週足完成時には21000円以下に収まっているであろう。

そうなれば、来週は20000~21000円前後のレンジ相場である、という結論になる。そして当然の如く、21000円近辺では、

戻り売り

なのである。

ともあれ、月曜日の引値に注目だ。

これで先物の予想は終わりだが、文中での「美人局足」に興味を持たれたなら、こちらを参照していただきたい。くだらないことが書いてある。今年の金融業界での新語流行語大賞を狙っているので、皆さんもおおいに使ってみてくだされ。

以上、天井騒ぎの【幸せ芝居】でした。ご清聴ありがとうございました。












2020年3月6日金曜日

【短スイング買い】ネクソン(3659)の押し目を拾う

お寝坊さんだったので、簡単に。

本日ネクソンは安寄り~下落ならBIGチャンス。多重帯上辺(1837円)近くまでは狙える。

◎他では、銀行・保険株の突っ込み買いを狙っている。本日日足陽線確定的なら、週マタギのスイングで勝負。

昨日の日新電は1940円台前半での買いが実行できそうだが、底割れする心配もあるので慎重に。

一昨日のイビデンは本日あまり下げなければ、決済予定。

以上、簡単に。


2020年3月5日木曜日

【デイトレ買い】日新電(6641)の下落は止まった。だがしかし・・

昨日実践したイビデンは△15円の含み損ホールド中。今日は敗戦処理に忙しいかもしれない。ま、来週には大きな下げがあろう。本日の銘柄に集中したい。

日足チャート図の紫線は10日移動平均線である。このラインに価格が沈んでから、かれこれ23日位は数えられるだろうか。

以前書いたことがあるが、移動平均線の寿命は、その基準となる期間の2倍をメドとするわけで、この銘柄は少なくとも10日線の呪縛からは逃れることになる。つまり、下落トレンドは当面終了したと思われる。

が、下落終了、即上昇トレンドではない。その場合もあるが、いったんレンジ相場になることの方が多い。特に今週の日経が上に行ったり、下に行ったりと忙しい値動きなわけで、この銘柄もそれに影響されずにはおれないだろう。

ではレンジ相場とは何か?筆者なりの簡単な答えは、買い方、売り方の力が拮抗して、交互に綱を引き合ってる状態ということである。そうならば、価格はレンジの「先端」を除いて何度かは経験されるということである。先端、つまり最高値と最安値のことだが、その間の価格は2度以上経験しなければならないというわけである。

チャートに引いた2本の赤線に挟まれた部分がまさしくそれで、1947円~1942円は3/2の陽線の中の価格では当日しか経験されていない。つまり、この銘柄は再度この価格帯に戻ってきて、この価格帯を経験することになるということだ。

実は2日前にもこの銘柄を筆者は狙っていた。底十字線+陽線の買いサインが出たからである。しかしその日は他銘柄同様寄り天の日であったので、買えずに終えたが、少なくとも将来的に25日線までの上昇は見込まれる銘柄であろうと思う。今日も前日高値1075円超ならその可能性も高くなる。

しかし、1947円~1942円の経験が必要なため、もう一度ここに戻ってくるのも事実。本日早い時間に降りてきてくれれば、その価格帯で買いエントリーする。その場合はスイングになる。が、下落せぬまま上がって、午後に変調をきたすようなことになれば、早急に株を手放すことになる。これが唯一の杞憂だ。なるべくホールドしたいのだが・・

以上、天井騒ぎの【今日の目くらまし】でした。ご清聴ありがとうございました。

2020年3月4日水曜日

【売り】イビデン(4062)の斜陽チャートにうっとりする

昨日のエムスリーは激しい動きであった。あんなにボラの大きい株だったかな。まあ、50円幅は儲けられたので良しとしよう。
本日は久しぶりにスイングトレードに戻ろうと思う。絶好の銘柄を見つけた。

イビデンである。珍しく長期チャートを掲載した。1年に及ぶ上昇トレンドがいよいよ終焉を迎えようとしているようだ。この激動の2月もまあまあ値を保ってきたのだが、昨日の陰線が、この優良銘柄にしては長すぎる。あまりの体たらくだ。

月足は2月、長い上ヒゲ陰線を出現させた。25日線、50日線のDXが見えている。加えて、昨日は2度めの直近安値割れと、売られるべきサインが満載である。

おそらく2/6の大出来高日を天井として、長期に渡るだらだら下げを演じるのだろう。あるいは、値持ちが良かった分、他銘柄とは違って遅ればせながらの急落パターンになるかもしれない。どちらにしても、この株には上昇の力はもうない。

緑線は200日移動平均線である。比較的長期チャートを載せたのは、この株の滅びゆくさまをじっくりと眺めてほしかったからである。この緑の稜線に支えられると思ってはいけない。日没は近いのである。

まあしかし、朝っぱらからいつまでも滅びの美学に酔っている場合ではない。ウリポイントを考えてみよう。

直近安値(2433円)を再度下回ったので、ここまで戻ってくる確率もまた小さい。昨日安値(2415円)の終値は、引け値としては大出来高であり、もしGDの寄付なら、これを超えることはない。それに今朝はシカゴ日経も安そうだ。そうなるとGDしての寄付となり、仕掛けが難しいかもしれない。寄ってからそのまま下落するのであろう。

それでも月曜日安値(2342円)を今日の処は割れずに終えるだろう。それくらいの体裁を保つ力はまだある。

なので、2342円と2415円の間でできるだけ利益が出るエントリーポイントを探すしか方法がない。少々上に持っていかれても、長期トレンドを信じてホールドする方針だが。GDが小さいことを祈る。

以上、天井騒ぎの【今日の三文小説】でした。ご清聴ありがとうございました。



2020年3月3日火曜日

【大陽線攻略】エムスリー(2413)の調整は終了したのかどうか、を判断する

またまた、やってしまったようだ。昨日の鎌倉新書。「どこまで反発できるか」のタイトルをあざ笑うかのような値上がりだったな。筆者は寄付から数分で、Sはあきらめた。一方的な動きでヤル気を感じたからだ。こういうのをSにこだわらずBできれば、デイトレーダーとして大成できるのだが・・・

まあ、今日は頑張る。エムスリーだ。昨日下落の底から大陽線を出現させて反発してきた。復活をにおわせる。それとも1日だけの「見掛け倒し足」で終わるのか、本日の値動きが命運を握る。(見掛け倒し足の意味はこちらを参照)

昨日までの大陰線攻略デイトレの逆バージョンである。30分足にラインを引いてエントリーポイントを探る。

大陰線分解法(詳細はこちら)に従って、終値、押し安値、安値に今回は61.8%戻しライン(赤点線)だけを引いた。日足ベースのマド埋めラインと、前日ネックラインは補助的ラインである。

ABCDE帯五つのエントリー位置に分解されるが、本日はABC帯だけに絞って解説したい。

まず、前日の上昇から多少利確分が寄付に出た場合はC帯での寄付になろうか。押し安値より下の寄りだった場合は当然B・S両面のトレードができる。すなわち、C上部ならSであり、C下部ならBを断行する。本日の値動きはこのC帯での保合いが想定できるからだ。安値は61.8戻しラインの2848円以下からネックライン2829円がいいだろう。特にネックラインはこれを引値で割るようなら、もうこの株の上がり目はないというほど重要なラインである。なので2830円台に引き付けてのロングがいい。後ほど上昇する気があるのなら、ここら辺までの下落が最大値なのである。

B帯での寄付きの場合は様子見。価格が上下どちらかに放たれるまではエントリー無用だ。そして放たれた後は順張りでついていくべし。

A帯の場合は勇気がいる。寄り天を警戒しなければならないからだ。そして、売り手の格好の狙い場である、日足ベースでのマド埋め3040円が上に控えているからである。もう1日上がるような気もするし、昨日の上昇がめいっぱいのような気もするしで、迷いはある。

筆者なら捨てるかもしれない。寄ってから押し安値(2957円)近くまでの下落があれば、喜んでBさせていただくが、高いままなら捨て置くことになろう。

ところで、この株のトレンドはどうなのであろうか。筆者的には今回はデイトレでの関わりなので、あまり関心はないのだが、一応225採用銘柄でもあるので注目はしている。

筆者なりの見解を言わせてもらえば、長期的にはいざ知らず、当面は冴えない動きが続くと思われる。25日線と50日線がデッドクロスしてるのが一つ。昨7月から休みなく上昇してきた経緯から、十分な休養も必要で、少なくとも2600円近辺までの調整は見えているように思うのだが・・・

マド埋めが終われば、売られる運命が待っているような気がしてならない。

以上、天井騒ぎの【今日の六死八生】でした。ご清聴ありがとうございました。

2020年3月2日月曜日

【大陰線攻略パート3】鎌倉新書(6184)はどこまで反発できるのか?

シカゴ日経先物の土曜日朝方の反発のおかげで、本日朝は多くの銘柄が買い戻されることになろう。大陽線で前日の下落を取り戻すほどの上昇をしたり、小陽線での反発にとどまったり、銘柄によってさまざまな動きがあろうが、その反発の度合いによって今後の値動きが運命づけされる、いわば試金石となる日が、今日なのである。

本日の鎌倉新書はどうだろう。金曜日は大陰線での下落である。

例によって30分足チャートにラインを引いてみた。

赤線の上下2本は前日の高値・安値。真ん中のはS転換点(1394円)である。ここを割ったらSトレンドになるというラインで、前日はここを割り込んでいる。青線は上から、76.4%戻し、61.8%戻し、50%戻しのラインである。

注目してほしいのは足の動きで、この日は戻しらしい戻しがなかった、つまり1日中通して売られっぱなしだった、ということである。こうい銘柄は翌日に限れば必ず反発する。GDでの寄付でも最低38.2%戻しラインまではあるものだ。だから、通常なら押し目を買うのも大いにありうる戦略だ。

だが、前述S転換点を下割れした以上、ここからどんどん上昇するイメージはわかない。すでに下落トレンドは確定しているのだから・・・

では今日のSポイントはどこか?それは図を見ればおのずとわかってくるだろう。筆者の経験によると、通常、大陰線の戻しメドと考えるのは、61.8%戻しラインだ。そうすると1380円が浮かび上がってくる。これを少し超えた処が、戻り売りの急所となる。あるいは、S転換点に戻ろうとする力が加わるので、1394円まで上昇することもあるかもしれない。だが、それで精一杯。今日が高値で終えたとしても、明日からまた下落街道が続くことになろう。

尚、大陰線攻略の詳しい説明は『ローソク足別・翌日のデイトレパターン1≪大陰線編≫』を参照されたし。

以上、天井騒ぎの【今日の狂言】でした。ご清聴ありがとうございました。



日経225MINI先物の戻りメドは?今週(3/2~)のエントリー戦略

すでに土曜日の現物の日経平均株価分析記事で書いたように、先物価格も同じく下降トレンドに入ったとみなさなければならない。なので、特に今週取るべきスタンスは、

戻り売り

となる。
さっそく3月物の日足を確認してみよう。

現物同様、きれいなエリオット波動3波が描かれている。しかも3波下落の先はまだ確定されたわけではなく、買い玉を持った個人投資家は戦々恐々の日々であろう。

しかし、シカゴCMEは日本時間の土曜日朝、マジックを見せてくれた。日経先物終値20545円より600円高いシカゴ清算値をつけたのだ(21150円)。
一瞬目を疑ったが、ミスニュースではなかった。
こんな汚いことをするから、外資は信用できない。とも思うが、一転本日朝は窮地に立たされた売り方の狼狽ぶりが想像できよう。

ともあれ、今日に限っては反発が期待される。というより、その売り玉の買い戻しにより一定程度の反発は必ずある。問題はどの程度まで反発があるかで、それによって、下落3波が終了して、第4波の調整波動になる。あるいは大した反発にならないようなら、3波継続となって、更なる下落に巻き込まれることになる。すなわち今日の値動きが重要なのである。

本日に限って言えば、シカゴ清算値を上回るかどうかにかかっている。それを超えることができなければ、火曜日からはまた下落が続くと見てよいであろう。買い玉は手放すべきである。

そして、めでたく清算値を上回ることができれば万々歳。一定程度の調整の戻しが期待できると見てよい。一応、筆者なりに戻りメドになる価格を書き出してみる。

22115円・・・前日高値
21905円・・・週足での50%押し
21840円・・・前週陰線38.2%戻し
21760円・・・週足フィボナッチファン3本目ライン
21730円・・・日足フィボナッチファン2本目ライン
21665円・・・5日移動平均線
21385円・・・週足での61.8%押し
21150円・・・シカゴ清算値

筆者の予想を言えば、よく上昇して22000円迄だろうか。すなわち今週の日経225MINI先物は21000円台のレンジ相場が続くとみてよいということになる。拙い見解ではあるが、筆者はこの予想に基づき、せっせと

戻り売り

に勤しみたいと思っている。

以上、天井騒ぎの【今日のピロートーク】でした。ご清聴ありがとうございました。