2022年7月31日日曜日

【後ろを振り向くな】日経225MINI先物・月曜日の環境認識とトレード戦略20220801

 相変わらず日中はトリッキーな動きを見せる。金曜日もまた儲け損なった。

もっと深い押し目を期待していた筆者は10時までの安値を獲ると事ができず、「でも、ここなら大丈夫!」とばかりに買って出たのは27905円。10時半を回ってからだ。期待通り含み損を抱えることなく上がってくれて、「さあ、後場はここから大きく伸びるぞ」。

しかし、昼休みに暗転。底なし沼に。プラ5円の逆指しを入れておいたのでよかったが、入れてなけりゃどうなっていたか。

後場が始まり、バリュー下限下=27765円で待っていたのは、下落を甘く見ていたため。ロスカットもできずにいたが、27710円はギリセーフ。27700円割れは切り!の宣言通りになってくれて助かった。

この玉はナイトで上がるだろう運転で、27930円(日中バリュー上限手前)までよく持ってられた。朝起きてご機嫌だったのは言うまでもない。

ホールド玉は変わらず。欲を言えば1枚残したかったが、寝る前は確信できなかった。再度下がる可能性もあったし。

さて、明日もザラ場は意地悪な動きをしてくるのだろうか。週が変わったので、少しはまともな動きになってくれないと。しかし、波動はつかめている。先ほどの予想記事通りなら上がらないかもしれないが、下がることはない。三角保ち合いをどちらに抜けてくるかだが、抜けてからでは遅い。先手必勝といこう。


<重要ライン>

①28680・・・3波大目標値

②28645・・・4時間足全3波目標値

③28365・・・1時間足目標値

④28350・・・日足前回高値

⑤28115・・・1時間足N値(抵抗あるかも)

⑥28110・・・本日目標値

⑦28090・・・4時間足天ネックゾーン上辺

⑧28055・・・直近高値

⑨28020~28120・・・日中マド2

⑩27980・・・ナイトセッションバリュー上限

※27950・・・ナイトセッション終値

⑪27820・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑫27790・・・ナイトセッションバリュー下限

⑬27765・・・5日線処&ナイト安値

⑭27715・・・4時間足Gファン下ライン

⑮27655・・・4時間足天ネックゾーン下辺

⑯27595・・・1時間足押し安値

⑰27405・・・4時間足押し安値

⑱27340~27030・・・日中マド1


<詳細>

嬉しい押しがあるとすれば、⑪まで。そこなら躊躇なしのロング勝負。デイトレならいざ知らず、スイングなら27600円までは腹をくくるか。(⑯を割れば即退却)

そしてデイトレ分の利確は⑩と言わず、思い切って⑨のマド突破を狙う。

きょうだけではなく、明日以降もとにかく①、②までは強気で。


以上。


エリオット波動/波のエクステンション(内部拡張)を常に意識しよう

 1,2,3,4,5,6,7,8,9波っと。

・・・・・・あれ!? エリオット波動のトレンド推進波って5波動じゃなかったっけ。なんで9波動もあるんだ?

こんな経験をしたことないだろうか。もしかしたら調整波をたくさん勘定しちゃったのかな、なんて何度も数え直してみたり。

でもそれ、9波動で正解なのである。トレンド波がキレイであればあるほど9波動になっているのである。これ如何に?

そのわけを説明してくれるのが、今回のテーマである「エクステンション」である。エクステンションとは、「拡張」の意味で、エリオット波動原理ではトレンド推進波の1,3、5波のうち、必ず1つはその内部が更に5波動に拡張し、トレンド方向に進んでいくものとされている。

例えば、通常3波が一番エクステンションされる波とされているが、その3波の中に1,2,3,4,5と数えられる波を内包しているのである。従って、1波、2波、3波(5波動)、4波、5波と5波動が9波動に数えられるというわけである。

このエクステンションした波が5波の中で一番長くなるのは当たり前であるが、拡張される波によって、さまざまな特徴を有するようである。次からは実践的なエクステンションの見方を中心に解説したい。

※以下の図表は例によって『エリオット波動売買戦略FXブログ』からお借りした。基本的にはこれを読んでもらった方が話は早く、わかりやすい。


◎3波拡張型










もっとも普通のパターンである。エクステンションするから長いのである。

しかし、このパターンの実践的な特徴として、

1波=5波になることが多いということに注目するべきだろう。すなわち、3波の次の5波の長さは1波の長さと同等になるということだ。この特色によって4波の底をつかんだ後、5波の天井がどの辺にあるかを推測できるわけである。

また先週やった『見込み波』というのは、この3波拡張型のパターンをより早く見つけ出すことができる波のことでもある。すなわち③ー1波である。

エリオット波動/見込み波という考え方について


◎5波拡張型

1波や3波でもエクステンションしなかった場合、当然5波でのエクステンションが期待される。3波が意外に伸びなかった(1波の1.618倍に届かず、1倍チョイ程度だった)場合は、5波で大きく伸びてくる。1波からトレンド推進波だと感じているのなら、あきらめず5波に賭けてみるべきである。

そして、この5波拡張波を実践的に利用できるのは、その後に続くABC調整波のメドを推し量る時である。ずばり、⑤ー2波を狙え!である。相場は最低限ここまでは戻る。つまり、上昇トレンドの5波の天井近くで空売りをかけたのなら、⑤ー2波まではホールド可能ということである。


◎1波拡張型

このパターンが一番少ないのは、1波という特性(大衆心理的な)を考えてみればわかるだろう。例えば、長らく下落が続いた後の上昇1波がどうしても短くなるのは、大体の投資家が半信半疑だからである。

そんな1波が長くなる時ってどんな場合だろうか。

それは見ているチャートの時間軸の上の時間軸(1時間足なら4時間足とか日足とか)でトレンドが長く発生しており、今の時間軸での波動が1回転(8波動)で終わらずに2回転目に突入した時である。上の時間軸での5波動が終わるには、下の時間軸ではさらに5波動必要だとされる場合である。(例えば、4時間足では5波動目であるが、1時間足では1波動目という話になる。)

従って、このパターンの場合は2波が浅いのは当然である。上の時間軸でトレンドが確定しているわけだから、もう半信半疑などと様子見している投資家はいない。チキンな利益確定が終わればすぐ3波に移行するってことだ。

新1波の誕生の3条件を満たした後もグイグイ伸びてくるような感覚の時は、この1波拡張型であるということを最後に付け加えておく。


◎その他

ひとつの波が拡張された時、その内部の5波動がさらに内部拡張される場合がある。これで9波動+4波動で=13波動となる。これもまたひとつのトレンドが13波動に勘定できる!というエリオット波動の「怪」の真相である。


では、この知識を持って今週の予想をやってみよう。

【日経225MINI先物、今週(8/1~)の展望とトレード戦略】


【4時間足】






先週、「ダンナ、3波はまだ終わっちゃいませんぜ」と書いた。このチャート図をみればその通り、3波はまだ継続中であるようだ。見込み波の波から始まり、3波はエクステンションしていると思われる。

現況は波なのであるが、その5波動目がさらにエクステンションしているのではないかというのが、筆者の推測である。すなわち、5ー2波(その2波は3角保合形状)ではないだろうか。

もし5波動目が28055円で終わったのでは、それは短すぎる。また上の時間軸の日足では4波動目のままか、5波動目に入っているかだから、4時間足が5波動を終えたということにはならないだろう、というのが予想の根拠である。

また、内部拡張の中のさらなる内部拡張論がその予想を力づけてくれる。5ー2波で間違いない。

となれば、計算できる。5ー1波の1.618倍を。

27405→28055→27595なら1倍で28245円、1.618倍で28645円。

5ー3波はここまで伸びてくる。この数字は全波の目標値として出していた28680円に肉薄する数値ではないか。やはりつじつまは合う。

しかし、5ー2波の三角保ち合い形状が下抜けた場合も少しは想定しておくべきだろう。5波動目が短命だった場合だ。それは波に入ったことを意味するのは明白である。この場合は最悪1波頂点27230円までの下落になる。

要する時間はともかく、下落幅は大したことはない。そして、1波の長さ=1775円分がその4波底から上昇するのは上で書いた通りである。すなわち、波の頂点は最低で、

27230+1775=29005円となる。バンザーイ!!


【戦略】

明日・月曜日の値動きが分かれ道となる。3波終了して4波の調整になるか、5ー3波としてさらに伸びていくか。

もし前者なら今週は調整で四苦八苦。値幅というよりは、セッションごとに上に下へと振らされる悩ましい展開になるだろう。

後者なら、3波最後の大きな上昇を満喫できるにちがいない。波がそう長くならなかったため、波は長めではないかとも考えられるのである。


以上、天井騒ぎの【今日の酒飲みの自己弁護】でした。ご清聴ありがとうございました。


興が乗ってきたので、月曜日の予想もやってしまおう。上の能天気予想を中心に思い付きだけで書いていく。乞う、ご期待!














2022年7月29日金曜日

【買いのみ虎視眈々】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20220729

 なんと大きな押し目だったこと!またまた大はずし。寄付きから売りの流れであったにもかかわらず、バリュー下限値下=27890円指値なら通用するかもという甘い認識で即ノックダウン(▲50円)を」喰らう。その後は手が出ず。

ナイトではニューヨーク開場後に期待したが、逆に下がる始末。27530円で指値買いを指定して寝た(刺さらず)。ポジションは買いのみ1枚のままだが、よく戻ってくれたもんだ。

結局、この2,3日の乱高下では一銭も儲けなし。損失を計上した。シナリオにこだわったわけではないが、数値設定が甘すぎた。というか完全に翻弄された。

週末のきょうこそはクリーンヒットを。いちおうナイトセッションで当面の安値をつけたと思われ、新しい上昇波の3波入りを狙う。やはり押しから先に入ってくれるとありがたいが・・・。


<重要ライン>

①28680・・・3波大目標値

②28350・・・日足前回高値

③28200・・・4時間足Gファン上ライン

④28090・・・4時間足天ネックゾーン上辺

⑤28055・・・直近高値

⑥28040・・・本日目標値

⑦28020~28120・・・(改)日中マド2

※27940・・・ナイトセッション終値

⑧27920・・・ナイトセッションバリュー上限

⑨27810・・・ナイトの38.2%押し

⑩27750・・・5日線処

⑪27655・・・4時間足天ネックゾーン下辺

⑫27630・・・4時間足Gファン下ライン

⑬27625・・・ナイトセッションバリュー下限

⑭27595・・・ナイト安値

⑮27405・・・4時間足押し安値

⑯27340~27030・・・日中マド1


<詳細>

さすがに⑬までの押しは欲張りすぎだろうから、仲値の27775円辺りを狙うか。ダメなら即切りで⑬を狙う作戦。

逆にまだ伸びるようなら、⑦のマド埋めまでは狙えるだろう。そこまでリスクを獲れるかは疑問なのでノープレイになるだろう。夜に期待するしかない。

どちらにしても、最終目標は①であることを念頭に頑張りたい。また、ウリのポジションは目標値達成まで持たないつもりである。



以上。


2022年7月28日木曜日

【なんとか先に押し目を!】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20220728

完敗。大きな損失ではないが終日儲けの無かったトレード。売り目線一色のシナリオが最後まで響いた結果だった。

寄付き高く始まったので、予想高値をバリュー上限値に変更し27865円でショートしたものの、昼休みに高値更新されては▲30円でロスカットせざるを得なかった。この時点で「もしかして、買い?」と感じてはいたが、売りへの想いは夜も止まず。

27800円で早めに売り建てたが、9時半の指標直後も下がらず、これも▲30円でロスカットした。こうなるともう買いになるはずだが、きのうの筆者はホールドしていた売り玉を27800円で手放しただけ。10時半を回っても下がらなきゃ仕方なし。ベストなトレードはもう1枚買いを建てておければよかったのに、である。

これでポジションは買いのみ1枚(25875円)。

きょうは心機一転。買いに転向。きのうから始まった3波最後の波動(5波かもしれないが)を獲りに行く。なんとか押し目がとれればいいが・・・。


<重要ライン>

①28680・・・3波大目標値

②28350・・・日足前回高値

③28140・・・本日目標値

④28120~28005・・・日中マド2

⑤28090・・・4時間足天ネックゾーン上辺

⑥28065・・・3波小目標値

⑦28040・・・ナイトセッションバリュー上限

※28005・・・ナイトセッション終値

⑧27900・・・(仮)4時間足1波23.6%押し

⑨27805・・・(仮)4時間足1波38.2%押し

⑩27800・・・ナイトセッションバリューハーフ

⑪27780・・・5日線処

⑫27765・・・前日日中マド埋め

⑬27755・・・ナイトセッションバリュー下限

⑭27655・・・4時間足天ネックゾーン下辺

⑮27405・・・4時間足押し安値

⑯27340~27030・・・日中マド1


<詳細>

その押し目、⑩まで欲しいのはやまやまなれど、そう簡単に卸してはくれないだろう。下手すると27950円程度かもしれないが、危険を冒してでもやる価値はあるような気がする。目標値②が見えているからね。もちろん、⑧割れはいったん撤退するけれど。

なんとか下がってくれないかと祈るばかりだ。

でもこのまま上に行ってしまったらあきらめる。その場合は一度28100円台での抵抗を経験させてからの買いとなるだろう。


以上。


2022年7月27日水曜日

【収益化はナイトに】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20220727

本寄付き上昇後からの本寄付き割れをを26635円で売り建てたのはいいのだが、買い方の執拗な攻めにあい、深追いしすぎて+45円で撤退。昼は儲けられなかった。

夜も同じくだが、ナスダック指数が弱そうだったので、自信を持っての27650円売り建て。27545円(日中バリュー下限値手前)で利確後は、残した1枚は深夜に27460円で指値利確となったようだ。

保有ポジションは変わりなし。

本日も日中は弱そうだが、昨日同様買い勢力も強そうで、下がった処はすぐ戻されそうだ。トレンド追随派の筆者としてはやりにくい相場。


<重要ライン>

①28680・・・3波大目標値

②28350・・・日足前回高値

③28065・・・3波小目標値

④28005~28120・・・日中マド2

⑤27835・・・4時間足戻り高値

⑥27710・・・5日線処

⑦27705・・・1時間足戻り高値

27670・・・ナイトセッションバリュー上限

⑨27655~28090・・・4時間足天ネックゾーン

⑩27535・・・ナイトセッションバリューハーフ

※27460・・・ナイトセッション終値

⑪27410・・・ナイトセッションバリュー下限

⑫27365・・・4時間足③ー3波38.2%押し水準

⑬27340~27030・・・日中マド1

⑭27235・・・4時間足Gファン下ライン

⑮27230・・・大きな3波の1波頂点

⑯27210・・・4時間足C波目標値

⑰27185・・・4時間足③ー3波50%押し水準

⑱27040・・・4時間足③ー1波頂点

⑲27005・・・4時間足③ー3波61.8%押し水準


<詳細>

それでも、ナイト前半までにあるだろう脅しの暴落を期待してのショートは建てておきたい。寄付きからの勢い次第ではあるが、ナイトから上昇してもザラ場高値は⑩までだろう。先にここまで上昇してくれればやりやすい。

が、得てして寄付きから下落してしまう展開も大いにあるもの。その場合の筆者的ウリ建て値の限界は⑫までだ。それ以上は日中ならすぐ反撃を喰らう可能性大で追いかけるのはつらい。

また週末ブログで書いた、「27400円割れでの試しの買い」はちょっとできないかも。やはり⑰以上の下落でもない限りは無理か。

注目のフェドの発表は深夜3時から。筆者は起きてられないので、寝る前までには元のイーブンのポジションに戻さざるを得ない。ニューヨーク開場初期までにひと波乱あってくれれば楽しいのだが。


以上。


2022年7月26日火曜日

【きょうこそ】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20220726

 どこまで上がるか不安だったが、27800円を再度割ってきたのでショート参戦は9時半すぎ。が、小さなもち合いになって、あまり下げなさそうに感じたので、11時前に27690円で全玉利確。

夜も27700円後半のモチモチ状態が続き、「ヤメとこッ」。ポジションは買い1(25875):売り1(27900)のまま。この売り玉はプラ5円までガマン。

やはり押しは浅いのか不安だ。きょうも下げなければその公算が大きいが・・・。きのう同様売り目線で臨む。


<重要ライン>

①28680・・・3波大目標値

②28350・・・日足前回高値

③28090・・・4時間足ネックゾーン上辺

④28065・・・3波小目標値

⑤28005~28120・・・日中マド2

⑥27955・・・直近高値

27790・・・ナイトセッションバリュー上限

⑧27750・・・ナイトセッションバリューハーフ

※27695・・・ナイトセッション終値

⑨27675・・・ナイトセッションバリュー下限

⑩27655・・・4時間足天ネックゾーン下辺

⑪27590・・・③ー3波23.6%押し水準(訂正)

⑫27460・・・4時間足押し安値

⑬27450・・・1時間足N値

⑭27365・・・③ー3波38.2%押し水準(訂正)

⑮27340~27030・・・日中マド1

⑯27210・・・1時間足C波目標値

⑰27040・・・4時間足③ー1波頂点


<詳細>

1時間足が三角保ち合いになっているので、下に抜けるのを期待してのウリ。ちょうど⑨があるので、そこを割ってきたら売ってやるつもりだ。⑪も割ってくるなら放置プレイになるだろう。

上は考え辛いが、日中は特にやはり小保合いはあるかもしれない。早めに切り上げて夜に備えるか。


以上。


2022年7月24日日曜日

【売り目線一色】日経225MINI先物・月曜日の環境認識とトレード戦略20220725

10時45分の指標発表直後のた高値更新から急落したのを追いかけての27900円ショートはよかったが、今夜の収益用にと一呼吸おいての追加ウリ=27855円玉は、+35円の逆指しを見事に刈られていた。酒がまわって、うとうとしていた間の出来事で、2波の反発のことを忘れてのいい加減な逆指し設定であった。反省。

これでポジションは買い1(25875):売り1(27900)で、いちおう形は作れたか。

月曜日は上げ下げどちらが先かでトレードは限られてくるが、最終的には下げるだろうからショートに分あり。上れば売る。


<重要ライン>

①28680・・・3波大目標値

②28350・・・日足前回高値

③28090・・・4時間足ネックゾーン上辺

④28065・・・3波小目標値

⑤28005~28120・・・日中マド2

27925・・・ナイトセッションバリュー上限

⑦27845・・・ナイトセッションバリューハーフ

※27695・・・ナイトセッション終値

⑧27660・・・ナイトセッション76.4%押し水準

⑨27655・・・4時間足天ネックゾーン下辺

⑩27600・・・ナイトセッションバリュー下限

⑪27570・・・5日線処

⑫27540・・・③ー3波23.6%押し水準

⑬27460・・・4時間足押し安値

⑭27340~27030・・・日中マド1

⑮27285・・・③ー3波38.2%押し水準

⑯27080・・・③ー3波50%押し水準

⑰27040・・・4時間足③ー1波頂点


<詳細>

大きく上がってくれればくれるほどうれしくなってくるが、その最大値は⑦。27800円程度では売り建てたい。そして再度⑧を割ってくれば安心圏だ。

ただ、寄付きから先に下落してしまう確率も半々。⑩や⑪までのわかりきった下落なら、デイトレ対応で少し買ってみるかもしれない。そして上がればド転ショート。

が、⑫の完割れならどこかで売り場を探して売ることになる。上手くリターンムーブがあればいいが。

⑭の手前ではちょっとした反発があるだろうから、27400円を割れたなら試しの買いをするかもしれない。マドを全部埋めずに上に行ってしまうこともあるからだ。今回の③ー4波の調整はヨコヨコっぽい感じ、つまり押しの浅い修正波になるかもしれないし。


以上。


<お知らせ>

昨日記事『エリオット波動/見込み波という考え方について』は一部不備を見つけた為、先ほど追加原稿を数行入れました。よろしければ再読よろしくお願いいたします。

2022年7月23日土曜日

エリオット波動/見込み波という考え方について

 昨夜の日経先物はニューヨーク開場後の経済指標発表あとに反落していった。売り方でなくともホッとひと息ついたところであろう。休みなく上がるのは逆に不安なものであるからだ。できるなら浅い押し目を入れながら上昇していってほしいと願うのは、筆者だけではないだろう。

だが、この反転で目先の天井感が出たのかどうかは疑問だ。そのまま下落の途に就いたのかもしれないし、少し休憩しただけでまた上昇を開始するかもしれない。

そもそも6/20から始まった上向き波動自体が不可思議というか、なんとも意地悪な波動を描いて進んでいるものだから、推進波なのか、修正波なのか、いまだに確定できないトレーダーも多かろうと思う。エリオット波動原理の専門家でも意見が分かれるのではなかろうか。

そんな難解な波動を見分ける一助になるかもしれないのが、今回のテーマである「見込み波」である。

例によって、筆者の参考書ブログ『エリオット波動売買戦略』さんから図を借用してきた。





詳しいことは上記ブログを参考にしてもらいたいが、要するに見込み波というのは、衝撃波の3波になる見込みがある波ということであり、いわば、③ー1波のことである。(※衝撃波とは1,3,5波のうち、内部拡張する波のこと。)

3波は5波動に内部拡張する可能性が一番高く(1波、5波より)、その1番目を見つけることができたら、もっとも大きな収益が見込まれるという意味からできた名前かもしれない。

長い下落の後に、1波の上昇が始まり、それに続く2波の下落がある。そしてその下落の底から反転した上昇波は、単なる下落波動の修正波か、上昇トレンドの3波になりうる可能性のある波動なのか、その時点では判断できないのは当たり前である。

筆者などは、1波動目が例の新1波誕生!となる3条件を満たすならば、2波の底を狙って獲り、3波の波を丸ごと獲ってやろうとの野心を持ってトレードする習性があるが、大体において失敗する。

それは3波が直線的に1波の頂点を突破してどんどん上昇していくことは珍しく、当たり前だがジグザグに進んでいくので、いったんは反落する。それを見て失望し、また2波の安値を更新するのでは?という不安から玉を投げたりするからである。

だが、安値更新することなく、もう一度上昇してきたらどうだろうか。1波の高値を抜けるまではダウ理論的にトレンド転換したわけではないが、それでも一定程度の買いが入ることは間違いない。(これが安値の切り上げで買え!といわれる所以である。)

1波の5波動→2波の3波動の次に、再度5波動→3波動の、同じような高さの山を見つけたら、この見込み波ではないか?とちょっと考えてみることをお勧めする。修正波動になってしまうかもしれないが、大きな3波に育つ夢を見るのも一興だろう。(7/24追記)

それが見込み波、③ー1波である。

この見込み波は1波の頂点を突破した段階で、ある程度の安心感が与えられる。が、単なるジグザグ修正波動ではないか?との疑念からN値では強烈な売りを浴びるだろう。それは仕方ない。筆者も玉の大半は利確する。

だが、③ー3波が③ー1波の1.618倍を超えるほど伸びてきたら、もう安心だ。③ー5波は言うに及ばず、全5波までまるごと頂けることになるだろう。

これが、見込み波、③ー1波の全貌である。

2波底を逃したなら、③ー2波で買う。これが基本である。

しかし、2波や③ー2波というのも後付けではないか、後から見てそうだったというのが本当ではないか、という反エリオット波動論者からの批判はある。

その通りである。たまたま買ったのがぐいぐい伸びたというのが本音である。誤解を恐れず言うが、エリオット波動は後付け理論である。なので「底を獲ったどー」と自慢する気はない。しかし、その時のローソク足やチャートのパターンやら、インジケーターのサインやら、人によってさまざまだが、何らかのサインに従って買ったのは事実である。自慢はしないが嬉しくはある。

筆者のように「下落するならこの辺まで。そしてそれがここまで伸びれば・・・」などといつも皮算用しているタイプのトレーダーでないと無理な話ではある。

ちょっと話がずれてきたので、最後に、ではなぜ見込み波などという、まどろっこしい波動をするかで締めくくろう。

なぜ、そんなまどろっこしいのか?それは我々トレーダーを悩ませるためである。推進波なのか修正波なのか、本気かしら、好きさ大好きさ、とわからなくさせて、結果損をさせるためである。

・・・・・・

ここで来週の予想に入ろう。この見込み波をどう活用するか、予想を展開する。


【日経225MINI先物、来週(7/25~)の展望とトレード戦略】


3波はまだ終わっちゃいませんぜ。


【日足】








図のようにラインを引いたが、これはどなたも異論ないところであろう。3波である。全体を調整波とする向きにとってはジグザグのC波と言ってもいい。

どちらでもいいが、問題はこの3波動目がどこまで続くかである。

ジグザグ波動と認識したとしても、その長さまでは確定できない。C波がA波の1.618倍を超えることだってままある。

青色矢印の陰線は金曜ナイトだけでのものであり、月曜日のザラ場で盛り返して陽線化するかもしれない。そうなりゃ、たちまちショートは引っ込む。

しかし、やっと手にした陰線なら、ここから大事にして、もっと大きな大陰線になってくれればいいのにな、というのも売り方の思惑もわかる。

いっぽうでは、赤色矢印の大陽線が効いている。印象が強烈だ。もしかしたら、この陽線の始値=26980円近辺までしか下落しないのではないか、というのは買い方の頼みの綱である。

この日足チャートからでは来週の進行方向は漠としてわからない。


【4時間足】




では、4時間足ではどうか。

青色のラインが3波の内訳であり、おそらくこのようなライン引きが常識的な線であろうと思われる。

これによると3波は5波延長型の5波動が終了して、4波調整波に移行したところと考えられるだろう。最後陽線1本の反発があったとはいえ、そこそこの陰線2本が出て、一目雲との乖離も大きそうなので、調整に入るというのもうなずけよう。

が、やはり筆者は不満だ。もしここで終わるなら全3波が1波の1.618倍に到達していないからである。1倍をわずかに超えたあたり、1.272倍にも達していない。もちろん1.618倍は厳密なルールではない。現に1波だってその内部3波は小さかった。筆者が全体を推進波ではないかもと疑い続けた所以である。今週半ばでも疑っていた。

1波に続き3波もキレイな推進波とはとてもじゃないが認められないことが、全体修正波(ジグザグ波動)説を勢いづかせている要因でもあろう。

では別のライン引きをしよう。







第一声。なんでこうなるのっと言われるだろう。

このライン引きこそが見込み波の活用法である。

上の例の③ー3波頂点を③ー1波頂点に仕立て上げた。内部波動のカウントも適法だ。おかしくはない。③ー1波の大きさも1波と比べてそれほどチンケなものにも映らない。おかしくはない。

どうだろう。これだと3波は終わっておらず、ナイトの下落は③ー4波であると考えられるのではなかろうか。・・・・・・いいかな。

では続けよう。

ここから計算できることは、2つある。一つは全3波の上値メド。もう一つはこれから始まりそうな➂ー4波の押し目メドである。

まず全3波の上値メドから。

これは簡単。1波の1.618倍=28680円に置こう(下記注参照)。③ー4波の調整が終わったあとはここまで上昇が見込めるってことである。この近辺まで上昇したのなら、キレイなトレンド波として認められるだろう。全体調整波であるとはなかなか言えなくなる。なぜならその後の5波の上昇を逆に意識してしまうからである。

次、押し目メドだ。

38.2%押し=27285円

50%押し=27080円

61.8%押し=26875円

フィボナッチ計算が出ている。③ー1頂点が27040円だから、これと重なることはできないのはエリオット波動原理の鉄壁ルールだ。となれば50%押しあたりがその最大値となろう。(但しヒゲでの重なりはゴカンベン)

先の例に従った場合は、1波の頂点は27230円となっているので、ここでも反発は見込まれるだろう。つまり、27285円~27080円辺りが匂うな。更につまり、下にある日中マド(27340円~27030円)を埋めるレベルである。

おそらく、この日中マド埋めを果たしてから、上の日中マド(28005円~28120円)を征服する覚悟なのであろう。

ここで断っておくが、筆者は全体修正波説や、3波終了説を完全否定しているわけではない。筆者とてこれらの説は頭の中に入れている。ただ、見込み波を活用した最後のカウント法が一番しっくりくるのである。

それは筆者がロマン派であるからであり、そう考えるとすべてのつじつまがあってくるからでもある。28350円で3点天井論者をぎゃふんと言わせてもらいたい。


【戦略】

以上の分析によると、来週の値動きは前半=下落調整、中盤から後半=上昇トレンド回復となる。

当然前半は、ウリから入って、上手く下落すれば即利確。メインは押し目拾いにちがいない。簡単である。売りは持ち越さないが、買い玉はお値打ち価格なら5波終了までスイングするのはあたりまえ。


以上、天井騒ぎの【今日の自己都合】でした。ご清聴ありがとうございました。


<注>

28680円というのは、金曜日朝ブログ記事内で、①番もしかしてパート2として提示した数字である。本当は③ー3波で(あるいは先の例でいうと3波)ここまでいってもらいたかった。そして④番=もしかして?で提示した28065円は、1波の1.272倍値である。最低限ここまで伸びてくれれば、余は満足じゃ。


2022年7月22日金曜日

【もう一丁いっとく?2】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20220722

恐ろしくなってきた。なめたらアカン。

10時半前まで引き付けて27550円で買い、なんとかこらえて27330円で決済したまではよかったと思う。しかし、ナイト前半でのちょいとした乱高下に恐れをなして、ホールド玉も1枚手放した。そして売り玉も建てられずじまい。ニューヨーク開場後の上へ下への値動きには、とてもじゃないがついていけない。

これでポジションは25875円の買い玉1枚のみ。含みは増大しているが、そろそろ怖なってきた。ウリ玉を建てたいにはやまやまなのだが。

きょうもまだ伸びそうである。5波が内部拡張しているようだ。デイトレ対処で買ってみようかな。


<重要ライン>

①28680・・・もしかしてパート2

②28350・・・日足前回高値

③28090・・・4時間足ネックゾーン上辺

④28065・・・もしかして?

⑤28005~28120・・・日中マド2

27865・・・ナイトセッションバリュー上限

※27850・・・ナイトセッション終値

⑦27680・・・ナイトセッションバリュー下限

⑧27660・・・1時間足押し安値

⑨27655・・・4時間足天ネックゾーン下辺

⑩27570・・・4時間足Gファン下ライン

⑪27380・・・5日線処

⑫27340~27030・・・日中マド1


<詳細>

含みが大分あるので少しは冒険でもしてみよう。

27800円を浅い押し目底と見ての買い。もちろん寄りから先に下落してもらわねばできない相談である。ロスカットは▲50円として対処。⑦を下回れば売り転換としてショートを。

天井ははどこだろう。候補がいっぱいあがってきた。こういう時はあえていつもの目標値での決め打ちはしない。考えられる限りの最大値まで頑張るが、いつ反落して含み益を大きく減らすのは覚悟の上でトレイリングストップ作戦。⑤から順次達成しだい逆指しを上げていく。大引けまでに届かなければ小利でも決済。


以上。

2022年7月21日木曜日

【もう一丁いっとく?】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20220721

休憩なしで上に行ってしまったようだ。

9時からの15分足が下ヒゲをつけて陽線に変化したのを見て「ム、ム、ム」の筆者は、レンジ突破の27450円でカイ玉を建てる。「このまま伸びちゃうんだ」。

で、その買い玉を目標値の手前で決済したまでは見事な手さばきであったが、目標値27585円までしかいかず、その下でのちょいとした保合いを見せられウリのバットに手が出た。27580円玉はほどなく▲40でロスカットの憂き目に。見せ球にひっかかった図。

ナイトでは日中の敵討ち。日中バリュー上限値27655円に戻らなかったことで下落を確信。23.6%押し水準での保ち合い時(7時頃)に27620円でショート参戦。下がっては反発され、ヤキモキさせられたが61.8%押し水準=27480円ジャストで決済した。売り玉の1枚は残しておいたが、深夜刈られていたようである。

ナイトセッションは半日ずれ込んでの「お休み」だったので、本日はもう1波の上げを獲りに行こうと思う。そんな大きな野望は抱いていないが、獲れる時は獲っておく。

ポジションは前日と変わらないままの買い2枚。何とかヘッジ用の売りもかませたい。


<重要ライン>

①28065・・・もしかして?

②28005~28120・・・日中マド③

③26865・・・1時間足5波目標値

④27700~27735・・・(改)日中マド2

⑤27655~28090・・・4時間足天ネックゾーン

27650・・・ナイトセッションバリュー上限

⑦27500・・・ナイトセッションバリュー下限

⑧27480・・・4時間足Gファン下ライン

⑨27340~27030・・・(新)日中マド1

※27375・・・ナイトセッション終値

⑩27105・・・5日線処


<詳細>

もち合いがちょい長く続くかもしれないが、27500円処が安値となってくれそうなムードなら思い切って買ってみるつもりだ。⑥突破ならひと安心。今度こそ④のマドを埋めてくれよう。それが第一目標。本命の③まで伸びてくれれば言うことナス。そしてその後の売り建ては果敢に。

あるとすれば、もう1セッション休憩をはさむ場合だ。前日日中レンジの下部=27500円~27300円の価格帯での持ち合いになるかもしれない。この場合は、上で買っていれば躊躇なく損切って、レンジ底値付近(新しくできたマド⑨がクッションに)で買い直し、ナイトでの反撃に備える算段。


以上。

2022年7月20日水曜日

【ヘッジの売りで対処】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20220720

ようやく上がってくれた。冗談予想が久しぶりにヒット。

注目の26920円をあっさり割って、ショートチャンスではあったが、26890円→26815円しか獲れずじまいであったのは26800円辺が堅いと睨んでいたせい。利確後26700円台に沈んでいったが、これには対処できなかったところ、26805円を回復してきたので26815円でカイ玉を持つ。

1枚は売り持ち玉に対するヘッジのために残しておいて、残りは26950円で手仕舞った。

夜は、寄付き坊主、26930円割れ(日中バリュー割れ)のサインで26930円でまずショートから入ったが、26900円割れを3度試しても割れそうになかったので、5円だけ頂いて退却。ド転26945円ロングとした。

これは「下がダメなら上だろう」、「ダウ、ナスダック先物1時間足が上げの4波中であり、ニューヨーク開場後には5波上昇確実」との見立てによるもの。

あとは27160円(N値)でまずは1枚目の利確後、寝る前に27190円で手仕舞った。その前に売り玉はお役御免(5963)で27000円ジャストで決済だ。

これでポジションは買い2(25875、26815)のみで売り玉はなし。

さて、きょうはさすがにひと息入れたいところ。日中は特に下落するような気もしているが、1時間足以下ではもう1波残っているような感じなので、押し目を拾っていく作戦。


<重要ライン>

①28005~28120・・・日中マド2

②27655~28090・・・4時間足天ネックゾーン

③27585・・・4時間足大きな3波N値

④27410~27735・・・日中マド1

27390・・・ナイトセッションバリュー上限

※27375・・・ナイトセッション終値

⑥27280・・・(仮)23.6%押し

⑦27145・・・ナイト・バリューハーフ

⑧26910・・・ナイトセッションバリュー下限

⑨26825・・・5日線処


<詳細>

目指すべきは③。今回の上昇の目標値と設定している。④の完全マド埋めも期待したいところであるが、半分埋めでいったん下落というのがシナリオ。

しかし、日中は買い方にとっては苦しい展開。もう1波残っている感じはするが、すでに余力はなくなっているかもしれない。ここからイッキの目標値達成にはならないだろうから、ここは高値が確定次第、ウリを交えて戦う作戦にしようかな。

まあ、いつも通り高値からの23.6%押し水準割れでのショートが安全で、その一例が⑥。寄りから高値更新することなく下がれば、この数値にのみ注目する。そして買うなら27000円トビ台か。

あるいは、もしかしたら小もち合いに終始する可能性もある。その場合の下値は27205円だが、ショートしてもあまり儲からない。アメリカ時間に大きく下落するかもしれないが、逆にもうひと伸びするかもしれないので、売り玉はひとまず手仕舞っておくのもありだろう。

また寄付からの上昇には乗ってはならない。派手に見えるなら尚更だ。それは売り方の〇〇〇だからなのはご存じだろう。むしろ新規ショート組の格好の餌食になる。


以上。

2022年7月19日火曜日

【いちおう上狙い】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20220719

 朝の予想記事は夜にずれ込む。予想は半日分ずれている。

先週はそんな1週間であった。

「26800円を超えれば早い」の通り、ニューヨーク開場チョイ前に上がっていったので26820で買うが就寝前に26910円で決済し、ポジションを変わらずのイーブンに戻してゲームセットとしたが、金曜ナイトの結果を見て後悔することになる。売り玉を外しときゃよかった、である。

しかし、今起きて、久しぶりのCMEやらCFDやらの数字を見ると、ナイト終値より下がっている。

ようわからん。ツキがあるのだろう。きょう再度チャンスをもらえた感じ。

それにしても、相場は読めない。推進波なのか修正波なのか、どちらともとれる波動である。そろそろ上にましますマドのひとつでも埋めてもらいたいのだが。


<重要ライン>

①28005~28120・・・日中マド2

②27655~28090・・・4時間足天ネックゾーン

③27585・・・4時間足大きな3波N値

④27410~27735・・・日中マド1

⑤27280・・・4時間足Gファン上ライン

⑥27250・・・15分足3波目標値

⑦27235~27245・・・時間足空白ゾーン(6/26記事参照)

⑧27230・・・4時間足大きな1波頂点

⑨27040・・・4時間足戻り高値

※26990・・・ナイトセッション終値

26985・・・ナイトセッションバリュー上限

⑪26830・・・4時間足Gファン下ライン

⑫26805・・・ナイト・バリューハーフ

⑬26735・・・ナイトセッションバリュー下限

⑭26695・・・1時間足押し安値

⑮26515・・・5日線処

⑫26505~26120・・・4時間足ネックゾーン


<詳細>

シカゴの動きを無視して進めようと思う。なかったことにする。

日足はジグザグか、フラットかまだ分からない。少なくともトライアングルではなかったようだ。また推進波と捉えることもできそうだ。が、どちらにしても3波動目(C波)の5波動目、それが4時間足ではダイアゴナルしている図。最後の大炎上を待っている状態だ。

なら、⑦までは最低限ありそう。腐ってもいくはずだ。シカゴの高値は27215円と届かなかったようだが、日中ダメでも夜には達成するだろう。

シカゴ安値26880円から推測すると、寄りから先に⑫まで押してくれると買いやすい。⑪もあるしね。

そして⑬の完割れはロスカット。ド転ショートである。

また、仮にナイト高値26990円を上回ることなく下落した場合は、23.6%押し水準=26920円に注目。シカゴ終値の数字を見る限り、寄付き直後はこの数字を巡っての攻防戦になりそうだ。守れれば27000円乗せに賭ける作戦で。

なんだ、結局シカゴ無視してないか。むしろ参考にしてるやん!


以上。

2022年7月15日金曜日

【上方向、かなぁ。】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20220715

 きょ、驚異の回復力!

昨夜26435円(日中バリュー下限のチョイ上)で利確を果たした後、明日の下落を信じて眠った筆者だったが、残しておいたウリ玉はキレイに刈られていることに驚いた。まさか26625円玉が逆指しにひっかるなんて、である。

きのうの朝、26435円売り建てをあっさり(半分予想通り)▲40円でロスカットした後、26490円でカイ転向。上にバリュー値26540円が見えていたが、ジグザグの26625円に賭けた買いであった。

そして「自分の予想は半日ずれ込んだだけ。日中はダマシ」との想定していた筆者は、ナイトでの動きにニンマリ。GUでの寄付きから下落、日中バリュー上限値26670円割れ、高値からの23.6%押し=26645円割れと次々にヒットしたいったので、26625円でウリ参戦したのであった。

9時過ぎにはもう安心圏。ニューヨーク開場で上記のような明日の想定も確信していたのである。

しかし、この朝までの動きでまたまたわからなくなった。日足トライアングルの4波動目下落はもう終わって5波動目の上昇になったのかな? そもそもトライアングルだったのか?

皆目見当がつかないため、きょうは上がる方に賭けてみようかな、程度の軽い予想でやり過ごそう。夜はわからないが、昼は上がって3連休としゃれこむらしい。

尚、ホールド玉の売り買い1枚づつは変わらず。


<重要ライン>

①28005~28120・・・日中マド2

②27655~28090・・・4時間足天ネックゾーン

③27585・・・4時間足大きな3波N値

④27410~27735・・・日中マド1

⑤27235~27245・・・時間足空白ゾーン(6/26記事参照)

⑥27040・・・4時間足戻り高値

⑦26990・・・日足抵抗ライン処

⑧26970・・・1時間足N値

⑨26760・・・ナイト高値&4時間足Gファン上ライン

26730・・・ナイトセッションバリュー上限

※26690・・・ナイトセッション終値

⑪26535・・・5日線処

⑫26505~26120・・・4時間足ネックゾーン

⑬26460・・・ナイトセッションバリュー下限

⑭26415・・・ナイト安値(1時間足押し安値)


<詳細>

そんな筆者の上値メドは⑧、⑦といったところ。ここを目標に掲げるので、⑩超えからの買いエントリーでも十分利益になる。26800円を超えてしまえば抵抗もなくなるだろう。

もちろん先に下落して押し目をつけてからの方がおいしいのは当然だが、26600円を割れるかなあ、というのが本音。

しかし、今週はハズシっ放しの1週間だったから、きょうもまたわからんな。

また⑦までの目標値達成ならSの準備だけはしておくつもりである。


以上。

2022年7月14日木曜日

【売り目線にて】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20220714

きのう寄付き直後の安値を拾えず、11時前の安値も「26300円前半じゃなきゃ要らねえや」とやり過ごし、日中の相場をノープレイで通過したのは山カンが働いたせいだろうか。

指標発表後にでも上がるだろうと思い込んでいた筆者だったが、希望の安値はやってこなかった(26300円前半でも切らされてはいたが)。なので発表直後の急騰からすぐの下落を拾うことができた。26225円。これは26200円割れたら即ロスカットの条件付きのバクチトレードだ。

しかし、こんな危ない橋を渡るバカなトレードにもかかわらず、26300円であっさり利確終了としたのは、やはり上昇に不安があったせいだろう。大きく儲けれなかったのは失敗。

4時間足は火曜日に修正波との烙印を押され、頼みの1時間足はナイトセッションで淡い期待を剥がされては、もう下を向くしかない。下に添付した日足チャートはやはりトライアングル修正であろう。4波目の下落途中のように見える。下ラインに届くまでは売り中心で稼ぐつもりだ。


<重要ライン>

①28005~28120・・・日中マド2

②27655~28090・・・4時間足天ネックゾーン

③27585・・・4時間足大きな3波N値

④27410~27735・・・日中マド1

⑤27235~27245・・・時間足空白ゾーン(6/26記事参照)

⑥27040・・・4時間足戻り高値

⑦26690・・・4時間足Gファン上ライン

⑧26560・・・前日高値

26540・・・ナイトセッションバリュー上限

⑩26505・・・4時間足ネックゾーン上辺

※26470・・・ナイトセッション終値

⑪26415・・・(仮)ナイト上昇の23.6%押し

⑫26325・・・バリューハーフ

⑬26250・・・ナイトセッションバリュー下限

⑭26205・・・ナイト安値

⑮26120・・・4時間足ネックゾーン下辺

⑯26075・・・4時間足Gファン下ライン

⑰26000・・・日足トライアングル下辺処

⑱25890・・・4時間足前安値


<詳細>

そんな筆者としては、伝家の宝刀=23.6%押し割れでのショート戦略は頼もしい限りだ。高値を更新するならそのたびに計算し直さなければならないが、更新が無いようであれば⑪は絶好の指標となる。

上手くハマれば⑬までは期待できるだろう。ただ、ホントにトライアングルの下落なら⑰辺りまでは狙えるので、売り玉1枚は残しておくつもりである。そして5波動目の上昇を狙うのはそれからになる。

とはいえ、短期時間足はまだ上への期待を残しており、本日日中は少し上がるかもしれない。そして⑧を超えてくるなら悲観的な見方は少しは和らぐだろうことも付け加えておく。デイトレに限ってなら、⑨を完全突破で少し買ってもいい。


以上。





2022年7月13日水曜日

【買う、だろう2】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20220713

またまた大ハズレ。恥ずかしいったらない。イレ込まなくてもいつもこうだ。

9時すぎからの急落でチャンス!とばかりに喜び勇んで26550円でカイを入れるも、あえなく撃沈。一昨日のようなツキはなく、相場はそのまま沈んでいった。▲50円ロスカット。

これでもう、中途半端な買いは断念、下げるだけ下げさせてから買う戦法に作戦変更。1時間足1波の頂点26275円を割れて反発したところを買ったのは11時前。26300円。

しかし期待していた後場は上昇の気配すらなく、引け際まで26300円以下に抑えられていたので、さすがにへこたれて同値で撤退した。

そしてナイトでは、8時すぎに26250円まで下がった後の上昇を26285円でつかんだが、その後もち合い、アメリカ開場後に27360円で手放してしまった。きのうは概してこらえ性に欠ける日であった。

ホールドは買い1(25875)VS売り1(27030)のイーブンで変わらず。

今夜は最大の指標が発表されるようだ。日中下がったらぜひとも買いたい。上がったらやめておく。たぶん26500円程度の価格で指標発表を迎えることだろう。


<重要ライン>

①28005~28120・・・日中マド2

②27655~28090・・・4時間足天ネックゾーン

③27585・・・4時間足大きな3波N値

④27410~27735・・・日中マド1

⑤27235~27245・・・時間足空白ゾーン(6/26記事参照)

⑥27040・・・4時間足戻り高値

⑦26880・・・15分足3波目標値

⑧26730・・・今回下落の61.8%戻し

⑨26680・・・15分足3波N値

⑩26635・・・今回下落の50%戻し

⑪26620・・・4時間足Gファン上ライン

26550・・・ナイトセッションバリュー上限

⑬26510・・・5日線処

⑭26505・・・4時間足ネックゾーン上辺

※26425・・・ナイトセッション終値

⑮26360・・・バリューハーフ

⑯26520・・・1時間足1波頂点

⑰26260・・・ナイトセッションバリュー下限

⑱25890・・・4時間足前安値


<詳細>

15分足の推進3波形成に賭けてみるか。それが1時間足の5波に相当する。⑰まで再度下落があったら最高の買い場だが、⑮でも上等と思わねばならないだろう。そして日中はおおむね26600~26300円の保ち合い相場だと決め打ちして相場に臨む予定。デイトレで少し獲っておこう。

そして上手く安値で買えたなら1枚は残して夜に備える作戦。ナイト初期でもう一度安値を試す場面があるかもしれないが、買い玉を持っていないならそれが最後の買いチャンスだと思って指標発表に臨む。

⑰完割れは撤退。上の話は聞かなかったことにしておくれ。


以上。


2022年7月12日火曜日

【買う、だろう】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20220712

またまた大ハズレ。恥ずかしいったらない。イレ込むといつもこうだ。

原因は、1時間足はまだまだ④波続行と思っていたのが、ナイトから5波進行中であった。4時間足は③ー4波続行中だと思っていたのが、やはり③ー5波が進行していた、というお家芸であるエリオット波動の完全な読み違い。ゴメンナサイ。

寄付きからしてすでに高かった。しかし直後の26900円台前半での小もち合いは売るにも買うにも怖すぎる。買うにしてもマド埋めの下落があるかもしれないし、売るにしても27000円トビ台の天井が見えていた。

で、様子を見ていたら上がったので、ウリしかなくなった。1時間足のあの動きはまさしく5波のダイアゴナルジリ高からの最後の大噴火、断末魔ってことで、ちょうど27040円(4時間足小3波目標値)をつけたのを見届けた後27030円でショート参戦。これは買い持ち玉のヘッジでもあり、50円くらいならナンピンするつもりであった。

そして高値からの23.6%押し水準=26915円ですったもんだしていたので、26920で売り増し断行。あとは転落の一途であったが、26600円台では利確できず、お出かけの用事があったので26750円で決済した。

ナイトは寄り1時間後くらいに26740円(日中バリュー下限)でショートしたが、これはチト無理筋だった(▲25)。あとはノープレイ。

これでホールドは買い(25875)VS売り(27030)となり、金曜日よりサヤは広がった。あの夜、あ~あ、やんなっちゃったというムードの中で売り玉を手仕舞いしたことが逆に幸いしたのである。やはり今年の筆者はツイている。

きょうも性懲りもなく予想しておこう。1時間足の一目雲を割れずに反転したら、相場は強いとするので、それを期待して買ってみようと思っている。いったん反発上昇の後、再度下がるのはわかっているが、押し目率もまあまあだし、ローソク足2本の下ヒゲをちょっと信じてみようかな。


<重要ライン>

①28005~28120・・・日中マド2

②27655~28090・・・4時間足天ネックゾーン

③27585・・・4時間足大きな3波N値

④27410~27735・・・日中マド1

⑤27235~27245・・・時間足空白ゾーン(6/26記事参照)

⑥27040・・・前日高値

26775・・・ナイトセッションバリュー上限

⑧26710・・・バリューハーフ

※26595・・・ナイトセッション終値

⑨26590・・・ナイトセッションバリュー下限

⑩26550辺・・・4時間足Gファン下ライン

⑪26520・・・4時間足1波頂点

⑫26515・・・1時間足押し安値

⑬26505~26120・・・4時間足ネックゾーン

⑭26465・・・4時間足50%押し

⑮26450・・・5日線処

⑯26390・・・前日安値

⑰26330・・・4時間足3波の61.8%押し


<詳細>

⑭までの下げは気になるところではあるが、⑪の存在があるのであまり気にしないでいこうと思う。寄付いてナイト終値から下落しても、再度バリューゾーンに入り込んでくれれば断固買い。最低限⑧まではあろう。

例の下ヒゲを割りこんでも、すぐ戻るようなら、これまた買いだ。

しかしながら上値は重い。それに、いったん反発しても再度下がるのは目に見えている。確実に利確しておこうと思う。

逆に26500円を割るとちょっと手を出し辛いのは上記表のとおりである。


以上。


【研究中】





またもや、悪名高き15分足でこんなチャネルラインを引いてみた。これも変型ウォルフ波動だと認じれば、26900円あたりまで上昇余地ありそうな感じ。



【問題】

上記文章中の下線部分(⑪の存在があるので)とは波動的にどういう意味か。登場人物の心情に寄り添って答えよ。


2022年7月10日日曜日

【売りからスタート】日経225MINI先物・月曜日の環境認識とトレード戦略20220711

金曜日はショッキングな事件がすべてを狂わせた。

いつもならバリューハーフに注目するはずだが、押しが浅いと感じていたせいもあって、寄付きからの上昇を見逃した筆者。バリュー上限値の26670円を超えてしまった相場を前に思案投げ首も、2度の押し目が26675円で止まったのを見て26705円で買う。まあ、だいぶ遅かったが仕方ないところ。

そして、26855円で上昇がとまり、上値が重くなってきたのを見て、26830円のショートを1枚建てた。前場終了間近である。皮算用では「いつものパターンなら後場から下がる。もし上がっても26705円の買いは2枚あるから差し引き儲かる。思い通り下がれば、買い玉を手仕舞い、23.6%押し割れで更に売り増しを狙おう」というものだった。

そして、いつもの事務ワークに精を出すランチタイム前半。スマホでチラ見した価格は26700円台後半だったが、「26700円台でもち合うかな。これで後場から落ちるのは確定だ」といつもののんきな父さん。しかし数分後に見た価格は、26700円を割れていたのである。

これにはビックリ仰天。すぐ買い玉を2枚とも切ったが、▲50円を計上してしまった。

そしてTVを見たらあの事件で報じられていた。内容が内容だけに暗澹たる気持ちになり、あとは売り玉を捌くのみ、そして果敢に買って出るのみだったが、それも手につかず。次々に報じられるニュースに相場の乱高下を眺めるばかり。

ナイトに入っても気持ちは変わらず、恒例行事の演歌を聞きながら、ひとり酒、手酌酒をする気にもなれず、売り玉をを26750円で放り投げて床に入ったのである。結局は損失を出した1日であった。現在ホールドは買い1(25875円)のみ。

そんなこんなで明日・月曜日に賭ける気持ちは相当なものである。だいぶ入れ込んでいる。

昨日の週間予想記事とおり、ウリから入るつもりである。1時間足の4波調整中だろう。もし上がってしまったら、ホールド買い玉が有効に働いてくれるし。


<重要ライン>

①28005~28120・・・日中マド2

②27655~28090・・・4時間足天ネックゾーン

③27585・・・4時間足大きな3波N値

④27410~27735・・・日中マド1

⑤27235~27245・・・時間足空白ゾーン(6/26記事参照)

⑥27040・・・4時間足3波目標値

⑦26895・・・下落の76.4%戻し

⑧26855・・・前日高値

26810・・・ナイトセッションバリュー上限

※26810・・・ナイトセッション終値

⑩26670・・・バリューハーフ

⑪26545・・・ナイトセッションバリュー下限

⑫26505~26120・・・4時間足ネックゾーン

⑬26425・・・5日線処

⑭26390・・・前日安値

⑮26275・・・1時間足1波頂点


<詳細>




きのうの週間予想記事に従うなら、4波のフラット調整を想定して、この15分チャートの如く、筆者が得意とするB波三山ショート戦略で臨むだろう。目標値はざっと26500円台前半。寄付きGDから始まったのなら、ほぼ確定的と言ってよさそうだ。目標値はひとまず⑪にしておけばつじつまは合う。

そして、この⑪をも割ってしまうようなら、⑭を試すことになるだろう。

そして⑧突破でロスカットは当たり前。


以上。


【研究中】






同じ15分足チャートである。

正規なウォルフ波動でないが、こんなもんでも通用するのかな、という感じでラインを引いてみた。割ときれいな期間で頂点を刻んでいるからだ。

これによると、目標値は26400円を割ってくるようである。青色点線の行方に注意。

これからも正規、不正規にとらわれず、ライン引きを実施する。



2022年7月9日土曜日

エリオット波動/2波と4波の調整の違いについて

 まず、昨日亡くなられた安倍晋三元首相に追悼の意を表す。これからの日本に絶対必要な人物だった。残念。

・・・・・・

さて、きょうのテーマはトレンド波の中の2波と4波は、おなじ調整波動と呼ばれるけれど、その調整の形、パターンは真逆だというお話である。判読が難しく、トレードに何かと支障をきたす調整波動だが、ちょっとはその読解の手助けになれば、という思いで書いた。

最後まであきらめず読んでいただきたい。きっといいことがあるだろう。

・・・・・・

エリオット波動の推進波には次のような

1)2波は1波の始点を超えない

2)1波と4波は重ならない

3)3波は一番小さくならない

という犯すべからずの3原則があることは有名だが、その他にも波動読解に役立つ補足的なルール(みたいなもの)がいくつかある。中でも『オルタネーションの法則』と呼ばれるものは、覚えておいて損はないだろう。

オルタネーションとは波のパターンは交互に現れるというもので、修正波動に限って言えば、通常は2波が急こう配なら4波のパターンはゆるやかな調整になるということである。同じパターンは続かないと覚えておいてもいいだろう。

これは筆者が、短期・単純系と長期・複雑系と名付けているもので、よく前者は値幅調整、後者は時間調整と単純に呼んでいるものでもある。

そう、この法則でもって、4波の調整パターンを一端でも垣間見ることができるのである。

すなわち、4波は2波の調整パターンの逆と予測すればいいのである。

2波が単純なジグザグ修正の深押しだった場合は、4波は押しや戻しは浅いが複雑で5波になるまでの時間が長くかかり(フラットやトライアングル修正)、また複雑な波動を描く(拡大型や複合型)、と言える(この逆も成立する)。我々トレーダーが泣かされるのはこの4波の特徴による。

さらに、例えばフラット修正波ひとつをとってみても、この法則が生かされる。

すなわち、A波が単純なジグザグ修正なら、B波は複雑系になり、C波はもっとわけわかんないとかとなるようである。ジグザグや、トライアングル修正波動の内部波動についても、交互にパターンが異なって出現するのである。

はっきりこのパターンだ!とは解読できなくても、ある程度シナリオを絞り込めるようになるのではないだろうか。

便利だろ~、オルタネーションの法則って。

・・・・・・

ではこの法則を使って、来週の値動きをひも解いてみよう。


【日経225MINI先物、来週(7/11~)の展望とトレード戦略】

【1時間足】





今回は昨日お昼の急落で4波動目が終わったのかどうかが焦点である。

終わったのならば、短期急落系の修正波であり、ナイトセッションでの戻りは単なるリバウンドではなく、5波動目への移行となる大事なトレンド波動である。

まだ終わってないとすれば、たとえ安値更新はなくとも、月曜日はここから下方向に向かうはずであり、複雑な値動きをした後に5波動目の上昇に向かうということである。

さて、どう推測するべきか。下落の安値26390円は3波動目の50%強の押しを達成しており、押し目としてはまあまあな水準であろう。1波の頂点が26275円であるから、ここから下げてもあと100円くらいなもので、下値は限られると考えてもいい。

問題は時間調整だ。すぐ上がるのか?だ。

さっそく2波動目を見てみよう。オルタネーションの法則を使うのだ。

この2波を筆者は短期急落のジグザグ修正波と筆者は読んだ。そして次の上げ波動から3波が始まっていると読んでいたのは、今週連日の朝記事の文脈からもおわかりいただけるものと思う。

ということは、筆者の読みが当たっているとすれば、「4波の調整はまだ続く」となる。そしてその中身は、フラット修正かトライアングル修正となって、5波上昇まではもう少しお時間を頂きましょう、ということになるだろう。

26390円までの下落波動はフラットかトライアングルのA波、ナイトでの上昇はB波となる。今後はC波で終わるか、遅ければE波まで見ておくか。

また仮にフラットだとして、C波の下落はA波ほど急激なものではなく、ある程度のんびりした、したがって売るにしても、買うにしてもエントリーしやすく、初心者でも利益を出しやすい値動きになるのではないだろうか。

どうだろう、オルタネーションの法則を使えば誰だって最低限このくらいは予測できるのだ。エリオット波動ってすごいね。

今度は4時間足を見てみよう。


【4時間足】






赤色①②③とあるように、青色波動目の内部波動が進んでいる。

この青色波がどこまで伸びるのかは今はわからない。前の高値27230円で頭打ちとなるか、青色波と同じ値幅なら27585円まで上昇を見込めるし(N値)、推進波になるなら28680円まで期待してもいい。

だが、今はそこまで読む必要もない。まずは赤色①②③波を解読しよう。

もし、上記のように1時間足の調整がもう少し続くのなら、4時間足も調整となるが、そのカウントからすれば、その調整はー4波が続いているものとみなすことになるだろう。(※このカウントはあまり自信がないが、これで話を進める)。

つまり、「1時間足では4波の調整で5波上昇待ち」なのが、「4時間足ではー4波の調整でー5波の上昇待ち」というカウントとなり、4時間足の⑤波終了まではまだ時間がかかるということも言える。

しかし、ここで考えなければならないのは、4時間足が推進波であるかどうかはまだわからないということである。5波まで伸びず、3波構成の修正波で終わる可能性も十分である。

波が「推進波だ!ヤッタァー」と皆が喜ぶ数値は、25810→26520→25890なら、1.618倍の27040円である。これをクリアした時、トレーダーは押し目メド探しに躍起になる。しかし、これとて修正波でもよくあることである。

4波と思って押し目買いをしたとしても、それは新たな下落波動の始まりであるかもしれないのだ。ここに修正波の難しさがある。

まとめるとこうだ。

調整後上昇したとしても、それは3波動目の最後の上昇である、かもしれないということである。上昇は3波動目で終わるかもしれない。

そして4時間足で5波動目を望むとすれば、つまりは推進波を期待するとすれば、その4波動目は長期複雑系となり、したがって時間調整となるということである。なぜなら赤色波の調整は短期単純系・値幅調整のパターンであったからである。

ここから導きだせる結論は、大望を抱くのはまだまだ先の話だ。それまでは小さな時間足でコツコツ日当を稼ぐ作戦がいいだろうということしか筆者にはわからない。

しかし、もう一度チャートをご覧いただきたい。上昇波動は3本とも同じ傾斜角度で伸びている。何と美しいのだろう。これが美しい日本の波動というものである。


【日足】

チャートは割愛させてもらうが、現在位置から下がればトライアングル修正になる公算が大きい。そしてその下げ方は、2波動目が急降下の下落であったことから、ある程度ゆるやかなものになるのだろう。3波構成には違いないだろうが。

どうだろう、オルタネーションの法則を使えば誰だって最低限このくらいは予測できるのだ。エリオット波動ってすごいね。


【戦略】

まず月曜日は売りから入ることは上記の記事からして明白である。そして押し目を探して買い、そして売る。その繰り返しをする1週間かな。

先々週も書いたが、とりあえず例の空白ゾーン(27235円~27245円)をまずは突破することである。推進3波と認定するのはそれからであろう。


以上、天井騒ぎの【今日のスズメの涙】でした。ご清聴ありがとうございました。


【注】

月曜日は自民党圧勝の報があるのは確定的になったので、それを囃して暴騰するかもしれない。また13日夜の経済指標で大きく乱高下するかもしれない。

しかし、それは筆者のチャート読解には無関係である。イベント如きはすでにチャートに織り込まれているものであって、それを先に云々するのはチャーティストとして失格である。「この指標の内容次第で高値更新する」なんて言い方は無責任にもほどがあろう。最初にチャート分析する必要もないではないか。

もしそれらのイベントで事前予想通りに相場が動かなかったのなら、それは筆者自身の勉強・知識不足、勘違い等からくる単なる予想ハズレである。真のトレンドを読み切れなかったということで、ロスカットという形の責めを受けるだけの話である。(あ、それだけの話ではなかった。信用を失うこともあった。でも、もともと信用なんてないからいいかっ。)












2022年7月8日金曜日

【大事の前の下落を拾う】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20220707

イケそうでイケてなく、イケてなさそでイケてしまっていた。というのが昨日の値動き。

26110円というトレンド発車最終便逆勢力終着駅=10時半すぎ)に飛び乗ることができた後、まずはバリュー上限に敬意を払い25280円で1枚決済。しかし、次の決済目標=前日高値26520円到達が寸止めにあい、2時半前に26465円決済を余儀なくされる。

そして、最後の1枚の決済目標値=26610円(3波目標値)もなかなか上がらず、アメリカ開場後の値動きを見て、達成の予感はしていたが、大事を取って26550円で決済し全終了とした。

気になるのが、ホールドしていた売り玉のことだろう。どうしたかって? 3波目標値まで行けそうなのを確信した26400円で決済したよ。で、現在は買い1(25875)しか残ってない。また売り玉を仕込んでペアにしなくてはならないだろう。まだまだ安心はできない。

本日もさらなる飛躍を目指して押し目買いを狙う。まだもう1波残っているからね。でも、4時間足では最後のC波が終わったという見方もできる。むつかしい選択を迫られる場面でもある。


<重要ライン>

①28005~28120・・・日中マド2

②27655~28090・・・4時間足天ネックゾーン

③27410~27735・・・日中マド1

④27235~27245・・・時間足空白ゾーン(6/26記事参照)

⑤26895・・・下落の76.4%戻し

⑥26730・・・4時間足Gファン次のライン処

26670・・・ナイトセッションバリュー上限

※26615・・・ナイトセッション終値

⑧26545・・・バリューハーフ

⑨26535・・・前日日中マド埋め

⑩26515・・・(仮)1時間足23.6%押し

⑪26455・・・ナイトセッションバリュー下限

⑫26450・・・1時間足押し安値

⑬26415・・・(仮)1時間足38.2%押し

⑭26395~26060・・・4時間足底ネックゾーン

⑮26305・・・5日線処

⑯26245・・・1波頂点


<詳細>

もともと腐っても④まではあるとしていた筆者だから、その考えが変わらない今なら、当然もう1波の上昇を狙わなければならない立場である。

1時間足に従うなら、⑫辺りが格好の押し目買いポイントになるだろう。ちょうど⑪とも重なっているし、相場が少し休憩もち合いに入ったとしても、デイトレとしては利益になる買いポイントである。なので、26400円割れはロスカットして様子見に転じる。そして買いポイントを探す。26300円前後が臭い。

また朝からあまり下がることなくすぐ上昇してしまう展開も有るだろう。その場合は⑦超えで飛び乗るか、⑥超えでショートするか、いまのところ考えはまとまっていない。⑤まではありそうだしね。

今夜はイベント行事の総仕上げだ。警戒して日中に大きく下がってくれれば、そこは最良の買いポイントになるだろう。むしろヤツらのウリ仕掛けを待っている筆者である。


以上。


2022年7月7日木曜日

【歩みはのろいが】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20220707

昨日の昼間は9時からの上昇に乗ることができず、26015円までいったん下がってからの参戦。26025円→26095円まで。この前場での1本だけで終わる。ホールド玉1枚はこの下落過程でいったん終了。+50円は情けない。

一転ナイトではヤル気マンマン。寄付きGUからの下落を、26120円(日中バリュー上限)で買ってみたが、これはやんちゃすぎた。▲30円のロスを出した後はもうヤル気はでなかった。

それでも、火曜日ナイト>水曜日日中>水曜日ナイト10時頃まで、という風なハラミ足になっていたので、今夜は上下に大きく動くことを期待して準備。

が、11時の指標発表でも動かず、深夜のFOMCまでは起きておれないため、買い1(25875、25980)VS売り1(26475)のイーブンに戻してあきらめた。就寝前の祈りは『どうか動きませんように』で、これは『神様、ありがとう』。

きょうはどこまで上がってくれるかを見届けたい。きのう同様、1時間足の3波に賭けてみるほかなく、押し目があるなら当然拾いにいく。


<重要ライン>

①28005~28120・・・日中マド2

②27655~28090・・・4時間足天ネックゾーン

③27410~27735・・・日中マド1

④27235~27245・・・時間足空白ゾーン(6/26記事参照)

⑤26895・・・下落の76.4%戻し

⑥26685・・・下落の61.8%戻し

⑦26650・・・4時間足Gファン次のライン処

⑧26610・・・1時間足3波1.618倍目標値

⑨26600・・・4時間足ジグザグN値

⑩26520・・・前高値

⑪26395・・・4時間足底ネックゾーン上辺

⑫26375・・・1時間足3波動目N値

26290・・・ナイトセッションバリュー上限

※26250・・・ナイトセッション終値

⑭26115・・・バリューハーフ

⑮26060・・・4時間足底ネックゾーン下辺

⑯26055・・・ナイトセッションバリュー下限

⑰25990・・・1時間足2波底

⑱25890・・・1時間足1波始点

⑲25810・・・直近安値


<詳細>

やはりきょうもまたバリュー値は同水準である。相当煮詰まってきているようだ。上を狙っていく。

⑭までの下げがあったら買うだろう。そしてその伸びが⑫で終わるのか、⑧までいってくれるのか、それを見届けることになるだろう。

⑱から始まる1時間足は推進3波(しかも内部拡張する)の可能性を秘めているような気がしている。ましてや、最初から調整波であると限定するようでは、エリオット波動分析家としては論外である(心意気、また実際の波動の見地から言って)。素直に信じよう、結果が出るまでは。

というわけで、26600円処を狙う(日中にそこまで伸びないかもしれないが)。もちろん現実的な話としては⑭で買い玉の一部を利確しておくべきだろう。

そして筆者の場合は、ホールド売り玉の処遇だ。どこで手放し、どこで新たに建て直すか、実際の相場を見ながら、ゆっくり考えたい。少なくとも今週中は売りヘッジは必要だろう。

また再度の26000円割れはいったん撤退は当然。


以上。


2022年7月6日水曜日

【底試し終了期待の買いメイン】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20220706

 「おうおう、やっこさんたち、朝も早よから元気よなぁ」と寄付きからのギャップアップ上昇を眺めていたが、案の上、26500円超では動きが重くなり、筆者も28500円で楽々指値利確した。

こうなってはショートの出番。ド転ではないが、26475円で1枚S玉を建てた。目的は1枚残した買い玉のヘッジ。これで利サヤは確保できることに。最後は両者刺し違えてもらうことになるだろう。

しかし、その後のトレード(売りも買いもあった)はできずじまい。ここらあたりが筆者の限界か。ヘッジ成立に安心してしまって、手抜きになってしう。

が、ナイトで復活。なんと急落前の26310円でショートを建てている。これは両建て成立のいい面が出たと言えるだろう。この利サヤを担保にして、思い切った冒険ができることに。利サヤは精神的支柱になる。

あとは26100円指値利確後、11時の指標後まで粘って、25950円で残り1枚利確。そしてド転25980円で買った。

これで持ち越しは買い2(25875、25980)VS売り1(26475)となっている。

冒険心が出てきて楽しみになってきた本日も、買いをメインに据えたい。(と言いながら、最近は売りに転ずることが多いが)。ナイトでの下げが最終ではないかとの期待。でもまだまだ指標発表もあるようだし、参院選もある。またSQ週でもある。すんなり上昇とは思っていない。


<重要ライン>

①28005~28120・・・日中マド2

②27655~28090・・・4時間足天ネックゾーン

③27410~27735・・・日中マド1

④27235~27245・・・時間足空白ゾーン(6/26記事参照)

⑤26685・・・下落の61.8%戻し

⑥26600・・・4時間足ジグザグN値

⑦26520・・・前高値

⑧26395・・・4時間足底ネックゾーン上辺

26280・・・ナイトセッションバリュー上限

※26220・・・ナイトセッション終値

⑩26105・・・(仮)15分足③-3波50%押し

⑪26075・・・(仮)15分足③-3波61.8%押し

⑫26060・・・4時間足底ネックゾーン下辺

⑬25925・・・ナイトセッションバリュー下限

⑭25810・・・直近安値


<詳細>

バリュー値を見ている限り、きのうの朝と同じ水準である。ならばもう一度きのうの再現=26500円超までの上昇を期待してもいいのではなかろうか。

従って、当然押し目買い戦略となる。15分足では③波の形成が見てとれると思われ、先に押しが入れば万々歳。26000トビ台後半で買うことができれば願ってもない利益となる。

また先に上昇してしまうかもしれない。その場合は26500円を天井と見て、その利益に見合う買い値までに買うことになるだろう。⑨を超えてからの話だ。

もう一度確認しよう。最終的に④までは計算できる。一歩一歩進もう。


以上。


2022年7月5日火曜日

【信じるより術なし】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20220705

先週金曜日の勝負日は、夜11時過ぎるまで断酒したかいがあったのか、思いもよらぬ上昇に有頂天になっていた休日の間だけ。明けてみればGDからの急落でがっかり。売りヘッジする間もなく、また「根拠なき安心感」から手立てが遅れ、ホールド玉の1枚は20円で手放すはめに。

その後、恐るおそる25950円で買ってみたが、結局は含み益を減少させただけの負けトレードである。ナイトはアメリカ休場とかで、一発に賭けるチャンスもなく早々に寝た。

ホールド玉はカイ2(25875、26950)となっている。まだ不安定な値位置のような気がしている。

きょうはきのうの再戦のような感じ。どっちに転ぶか皆目見当がつかない波動なのであるが、筆者としては25810円を2番底であると信用する他なく、したがって上を向いて歩こうと思っている。


<重要ライン>

①28005~28120・・・日中マド2

②27655~28090・・・4時間足天ネックゾーン

③27410~27735・・・日中マド1

④27235~27245・・・時間足空白ゾーン(6/26記事参照)

⑤26880・・・4時間足反転目標値

⑥26520・・・下落の50%戻し

⑦26505・・・4時間足戻り高値

⑧26455・・・4時間足Gファンライン上辺処

⑨26395・・・4時間足底ネックゾーン上辺

⑩26350・・・下落の38.2%戻し

⑪26325・・・前高値

26260・・・ナイトセッションバリュー上限

⑬26250・・・26325円からの14.6%押し

※26235・・・ナイトセッション終値

⑭26205・・・26325円からの23.6%押し

⑮26200・・・4時間足Gファンライン下辺処

⑯26140・・・ナイトセッションバリュー下限

⑰26060・・・4時間足底ネックゾーン下辺

⑱25810・・・直近安値


<詳細>

4時間足の1波目は3波動構成のようなので、調整波の域は出ないかもしれないが、最終的には④まではあると信じてトレードしてみようと思っている。

⑫突破なら強気転換ラインの⑬も突破したことになるから、最低限15分足ででも達成したなら買い増ししようとの計画だが、一番いいのは寄付きから先に下げて⑯での買いというのは当然だろう。

しかし、きのうもだが、思った目標値を少しだけ達成せぬうちに上がったり下がったりしているので、売り買いとも非常にやりにくい相場環境である。エントリーにも気を使うし、利益も大きくは狙えず、⑩、⑦などの節目でこまめに利確していくしかないだろう。

逆に⑭の完割れなら、きのうのような急落もありうる。上手くショートをかませられればいいが、下に⑯が控えているので、下値も限られると懸念して筆者はたぶん手は出ないだろう。この場合は下げるだけ下げさせて買うしかない。(下げの限度はあるが)。


以上。


2022年7月3日日曜日

【少なくとももう少しある】日経225MINI先物・月曜日の環境認識とトレード戦略20220704

 金曜日は買う気マンマンだったが、朝イチから26500円以上に上昇されては買う気も失せた。で、バリューハーフ26310円割れからの寄付き値割れなら、もう買い目ナシ。素直に26245円ショート&ホールド買い玉決済を断行した。

後は口約とおり25875円(76.4%押し)までノンストップ。後場始めでストップしようかとも考えたが、昼休みに入ってするする下がっていったので、最後まで付き合った。買ったのは2時を回ってから、26875円で。含み損が出て焦ったが、別の計算で「下落は25730円まで」と出していたのでガマンできた。

そして、引けにかけて上がる気配がみえたので、26905円でもう1枚仕込んだ。売り玉は2回に分けてすべて決済している(平均26900円辺)。







ナイトではマド明け上昇なので、26950円でも買い増ししたが、これはふるい落としに会い+30円で終わっている。この1時間足チャートにあるように例のB波三谷ロング戦術により、獲れる相場であったが、ちょっと気力が萎えた。ふがいない。

以上、ホールド玉はカイ2(25875、26905)だ。なんとか26905円玉は耐えた。(というより逆指ししてなかった、が正解。)

明日、月曜日。この買い玉1枚はホールド継続は当然だが、デイトレ分としてはどうしようか。チャートでわかるように相場は買い転換しているのはマチガイないのだからついていくばかりだろう。


<重要ライン>

①28005~28120・・・日中マド2

②27655~28090・・・4時間足天ネックゾーン

③27410~27735・・・日中マド1

④27235~27245・・・時間足空白ゾーン(6/26記事参照)

⑤26880・・・4時間足反転目標値

⑥26625・・・4時間足ネックライン

⑦26520・・・下落の50%戻し

⑧26505・・・4時間足戻り高値

⑨26460・・・5日線処

⑩26405・・・1時間足3波目標値

⑪26395・・・4時間足底ネックゾーン上辺

⑫26360・・・4時間足Gファンライン処

⑬26350・・・下落の38.2%戻し

26315・・・ナイトセッションバリュー上限

※26325・・・ナイトセッション終値

⑮26205・・・(仮)26325円からの23.6%押し

⑯26115・・・1時間足1波頂点

⑰26060・・・4時間足底ネックゾーン下辺

⑱25950・・・バリューハーフ

⑲25895・・・ナイトセッションバリュー下限

⑳25810・・・直近安値



<詳細>

とりあえずは⑩までいかないと、4時間足が推進3波であるとのシナリオは成り立たない。譲歩しても⑬以上である。なので、それに見合う押し目をつけてくれるなら買うし、気配強く下げないなら、目先の(3波の)天井を見届けてからの押し目を買うだろう。リスクに見合った利益が予想できないなら買うべきではない。

その押し目とは、当然ながら1時間ベースでは最大⑯まで。それを割るようならロスカットだ。

また、1時間足で5波動あってから、23.6%以上に押してきたならショートで応戦するのはいつも通り。ホールド玉のヘッジに必要だ。


以上。






素直に上昇【日経225MINI先物、今週(7/4~)の展望とトレード戦略】

日経はひとまず金曜日深夜に上昇してくれたので、ひと息ついているところである。

先週の週間予想ブログ記事で火曜日夜の27230円天井を見破った筆者は、喜び勇んで水曜日の朝ブログ『ニイタカヤマノボレ』で暗号文を送った。しかしそれは敵側にとうに解読されていたようで、水曜日の上昇は不発に終わる。そして、木、金の更なる深押し。一瞬絶望も、その底で買って、夢は夜ひらいたのであった。

始めと終わりでだけだが、体裁はなんとか保った。中ぱっぱでも良しとしよう。


【4時間足】





最後の大陰線の実体部分を超えてきたので、それがダマシでなければ今週も上昇が見込まれるというチャートである。ご覧のように3波動目が始まったと見るのが妥当だろう。そしてどこまでの上値余地があるのかが、最大の注目点となっている。

青色点線の水平線は前の下落波動の戻り高値だ。この2本の水平線(26505円、26850円)までは紆余曲折あろうと比較的たやすく攻略はできそうである。

問題はやはり前回止められた「時間足空白ゾーン(赤色細枠)」である。前回はその一部しか埋めなかったので、またまたカベとなりそうという感じもしている。

3波動目のオレンジ色ラインは1波動目のラインを平行移動したもので、美しいN波動を描いてくれるのなら、そのラインを上下クネクネしながら上昇していくものと考えられる。そして27230円との交差点(黒丸囲み)が、達成時期を表わしてくれるだろう(たぶん木曜日夜から金曜日日中)。

しかし、それはあくまでそこまで上昇すればの話であって、途中で中折れしてしまうかもしれない。上昇力に若さがなくなった時によく聞く話である。

その懸念はある。

1波動目の波動自体が中途半端な気がしているからだ。

全体として見れば5波動構成には違いないが、その3波動目が気にいらない。1波最長型の推進波だと読めば、エリオット波動原理のルールに則っているので間違いではないのであるが、それにしても勢いが弱かった。また、5波動目頂点でも、1波動目の1.618倍をほんの少し超える程度の長さで終わっているのである。寸足らずというわけだ。

もしかしたら、この1波動目は修正波かもしれない、という疑念も湧いてきている。

なので、筆者としても慎重にならざるを得ない。水曜日朝ブログでは「この底での買い玉は9月SQ日週までホールドできる!」などとあおっていたが、正直なところチト早とちりかもの念も出てきているのだ。

それでも、『3波は懐疑のなかで育つ』という格言もあるのだから、へんに理屈っぽくならないで素直な気持ちで相場に向かおうと思ってはいる。


【戦略】

慎重に事を運ぶつもりだが、押し目買い作戦で今週は乗り切ることになるだろう。4時間足の戻り高値を一つ一つ登っては適度の休憩を入れ、次の目標に向かっていく。そしてN値=27585円を目指すのがセオリーとなる。

シナリオ崩壊の第一はもちろん26000円割れ。またしてもこれを割るような展開になるのなら、大きな夢は見れなくなるだろう。







2022年7月1日金曜日

【底到達、断固買い】日経225MINI先物・今朝の環境認識とトレード戦略20220701

 またしても「平穏ムード」は覆され、本日だろうと考えていた暴落が1日早まったようだ。

筆者は当初予定通り、26570円が底になりそうな感じがしたので、26585円でカイ。戻しいっぱいになりそうだったので1枚残しの26650円で決済。その間1~2分の超美技。こまめ作戦がはまった。

しかし、2度目の26610円割れで暗雲が。もう「のんびり」ムードは一変。26550円でショート&買い玉をホールド分を含めてバッサリ。あとは26490、26340(50%押し)で売り玉を捌くのみであった。

本当は売り玉もホールドしておけばよかったのだが、未練があったんだね。ナイト初期での反発を恐れていたのである。なので、ナイトが始まっても売ることができず、ずっとチャートを眺めていただけ。

それでも26245円を割ってからは買う気が湧いた来たので、就寝前に26200円で1枚だけ買った。買ったとたんに下がって不安だったが、25700割れのロスカット指定と同時に25875円の買い指値を入れておいた。勝負だ。(もっとも両方とも引っかかることはなかったが)

本日は一転明るいムード、といいたいところだが、またまたアメリカの指標待ちらしい。日中ザラ場で買って、ナイトで急戻りする夢でも見ようか。


<重要ライン>

①28005~28120・・・日中マド2

②27655~28090・・・4時間足天ネックゾーン

③27410~27735・・・日中マド1

④27235~27245・・・時間足空白ゾーン

⑤26675・・・下落の50%戻し

⑥26655・・・5日線処

⑦26625・・・4時間足ネックライン

⑧26545・・・下落の38.2%戻し

26450・・・ナイトセッションバリュー上限

⑩26395~26060・・・4時間足底ネックゾーン

※26370・・・ナイトセッション終値

⑪26310・・・バリューハーフ

⑫26150・・・ナイトセッションバリュー下限

⑬26120・・・ナイト安値

⑭25875・・・2波底メド(76.4%押し)


<詳細>

深押しをされてはもう日和見は許されない。買うのみである。ナイトの安値試しの動きは想定しておくべきだが、筆者的には26300円台で買いたい気分がいっぱい。下で玉を持ってはいるが、本日の儲け用としてである。

できれば⑧は一回でも経験しておきたいところで、そうすれば夜は一段高が期待できるだろう。本当に上がるとすればの話だが。

安値更新はいったん反故に。ロスカットして⑭に備える方がいいだろう。


以上。


【演習】

15分足チャートを開いて、直近の足に上値切り下げラインを引いてみよう。寄付きからGUの上昇でもカイだし、いったん下がってからライン突破するなら、それもカイのサイン。火曜日記事に書いたB波三山ショート戦略の逆、B波三谷ロング戦略である。

この場合、26335円辺りでの反転(気配)を確認後の早仕掛けでもいいだろう。