筆者のスランプ脱出法と【日経225MINI先物、今週(10/24~)の展望】

日曜日, 10月 23, 2022

手法

t f B! P L

日銀の円買い介入があったようで、日経は上昇して終わった。【強気で臨む】とした筆者は半日遅れながら予想が当たって正直ほっとしている。ナイト前半の時間では敗北を感じていたからである。

その前の週から大きな値動きに翻弄され、トレードが上手くいってなかった筆者が、そもそも金曜日に「強気」とタイトル付けした理由は何であろうか。少々自慢話になるが、読者のこれからのトレードに少しは参考になる部分があろうかとも思われるので、列挙してみよう。




①何といっても、木曜日昼からの急騰(上の4時間足チャートの赤色人差し指)だ。これで「潮目が変わった」と書いた。今回の円買い介入ではないが「これ以上売り込んだらタダじゃおかねえよ」。もろ肌脱いでべらんめえ、という買い方の強力な意思表示を感じたわけである。(直観のみ)

②前兆は火曜日のこれまたお昼。前場高値をつけた後急激に売り込まれた後の大きな切り返しであった(同チャート青色指差し)。この時もウリ玉を外している。(これもまた直観のみだが①の時よりは弱い)

③相場は先々代の親波(25610円→27395円)の23.6%押し=26975円を明確に割ることができておらず、割っては戻されの底固さ。(付け足し)

10/2記事で紹介した天底転換サインである騰落レシオが80%を割らず90%台でウロウロするありようを「下げ渋り」と逆解釈した。つまり長期投資家はもう投げない?(注:実際には10/3に78%をつけた。ちなみに金曜日は80%だった。)(これも付け足し)

⑤日中マドが下にあり、そのひとつ(26860~26825)を埋め切れずに推移していたこと。3波に入ったことの証明か?(押しつけ)

先週予想記事では、下落を予想していたのは大ハズレだったが、下落の底到達時期を先週末から明日月曜日としていたこと。値位置は違うがうねりの底の到達時期は早ければ今日(金曜日)なのではとの(こじつけ)。

⑦筆者だけのアノマリーではあるが、夏時間・冬時間の入れ替わり時期(今期は11/7)が近づいてきていること。年2回あるこのイベント前後は相場の転機になりやすいと感じている(2年前くらいのトレード記事参照)。(後日思い浮かべたこと)

とまあ、直観を肉付けしていった挙句の盛り話ではある。

しかし、筆者を決断させたのは、こんな理論的な分析が元ではない。

はっきり言おう。イチかバチかの勝負に出ただけの話である。バクチであった。

金曜日の早朝はもともと弱気であった。先週の朝記事で見られるように、毎日どっちつかずの態度であり、トレード成績もかんばしくなかったのだ。そんな環境下での丁半バクチ。

が、この丁半バクチこそが筆者を助けてくれることを経験で知っている。


手法の逆張りをしよう。

これは以前も書いたことがあるのだが、スランプの時ほど逆張りをせよ、と言うのが筆者のモットーである。

逆張りと言っても、もち合い相場の時のセオリーだとされる逆張り(すなわち、上がれば売り、下がれば買う)ではない。そんな確率論に裏付けられただけの単純な手法ではない。

これは自分の手法自体の「逆張り」と言えるもので、いつもの手法では買いであるが、今回は逆に売るという感じだ。例えば、「ボリバンの-2σだ。買おう」はいつもの手法。逆張りは「-2σでも売ろう」である。あるいは「5日線に陽線がにょきっと顔を出した。買いだ」の時はウリをしてみる。また「あ、ここにラインがあるぞ。売ってやろう」ではなく、「突破するかもしれない。一丁、買ってみるか」である。といった具合にいつもの自分の手法、セオリーの逆をやってみることである。

これは今まで自分が育ててきた手法やテクニカルを捨てるという意味ではない。むしろ捨てたらだめだ。聖杯探しの旅になってしまう。わかっていながら敢えて中止するだけの話だ。

どうせスランプだ。何をやってもうまくいかないのだ。なら、いつもの逆をやろうじゃないかという「確率論に裏付けされてもいない」単純な思考法である。筆者の危機脱出のひとつの方策である。

なので、今回の買いは見事に上記スランプ脱出法がはまっただけのことであり、また今回だけでスランプを脱出できるとも思っていない。精進を続けるしか道はない。


では、今週の分析・予想に移ろう。もう上昇トレンド入りは明白のように感じている。もう一度下落してくるが、それが最後の押し目、買い場になるのではないだろうか。

【4時間足】



しかし筆者が提示できるのはこのチャートのみ。赤、青、緑、どのチャネルライン狙いますか?というだけに、今回はしておこう。3つのうち、お好きなラインまでの値幅を楽しむべし、である。

それでもエリオット波動的な解釈をちょっと付け加えておこうか。

27370円からの下落は上昇の4波動目で、たぶんジグザグ修正波だろう。従ってこの後5波目の上昇が待っている(と言うより、すでに始まった)。

※5波動といっても推進波ではないので、推進波としてのルール(1波と4波は重ならないとか)は適用できない。まだ調整波中だ。だから、上がり切ったらもう一度下がってくる。問題はどこを「上がり切り=5波目の頂点」とするかだけ。


以上、天井騒ぎの【今日の講釈師、見てきたような嘘を言い】でした。ご清聴ありがとうございました。


ちょっと休憩してから月曜日の予想に入ろうと思う。乞う、ご期待。








まずはこれだけでも覚えて帰ってください。

◎まずジグザグ波動の徹底マスターから始めよう。

ジグザグ修正波だけでもこれだけのことができる! 4波修正波は難攻不落である。 その修正波の動きは種類もいっぱいある上に、それらが複雑に絡み合って、長期化すれば長期化するほど値動きのドロ沼にはまってしまう。個人投機家は、この4波の予想がつきがたい値動きに翻弄され、3波でしこたま稼い...

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自己紹介

 超短期(短気?)スイングトレーダーです。日本株と225先物を中心にやってます。FXやCFDは気が向いた時だけです。毎日日記したいけど、結構時間かかるので・・・一、チャンスを殺さず・・・二、ルールを犯さず・・・三、利薄きからは獲らず・・・この『トレーダー心得三か条』を守り、値動きから利益を掠め取る手法は”急ぎ働き”なれど、それなりの仕込みは必要と考えております。

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