2019年12月31日火曜日

日経平均株価分析(4)

筆者の予想は前回から変わらないのだが、一応新年度を迎えることだし、改めて確認して記しておこうと思う。

【今日のホンキートンク】

まずは日経平均。大納会の日こそ崩れたが、相変わらず強い動きである。というより、買いあがる気配はないが、下値にはしっかり買いが入り、大崩れしない、と言った方がいいか。
それもそのはず、月足はB波であり、順番的には上昇して当然なのである。

当然ではあるが、今一歩伸び切れないのは、今の波動がしょせんA波の調整役割でしかないB波であり、昨年高値24448円を超える上昇波動にはならないからである(フェイラーとして例外もあるが)。それが大きな下落もしないで23000円台後半を維持できているのは、ひとえにアメリカさんの株価が高値を更新しているからだろう。

ダウやナスダックの好調さだけが、今の日本株を支えているといったら、言い過ぎだろうか。ダウが好調な間は日経平均も大丈夫。下落トレンドにはならない。

それでも筆者は、24448円を月足の実体で超えていくことはないだろうと思う。根拠はない。ただエリオット波動論にもとずく単なる予想である。

もし超えていくほど上昇したら、その時はその時。「相変わらず当たらないなあ」と笑い飛ばすのみ。あるいは「エリオット波動にはフェイラーというのがあるのさ」と涼しい顔でうそぶくかもしれない。どちらに転んでもいいように対応するのが、短期投機家の利点である。今から、下落方向に賭けたポジションを用意するつもりはさらさらないのである。

目先の動きも予想してみる。
日足である。これは、第3-5波が終了し、第4波の調整に入ったように思われる。最後の陰線は大納会の日であり、信用できないし、新年の欧米株の動きがどうなるかもわからないので、ハイ、調整開始とは言えないが、弱含みになることは想像できまいか?
 
しかし、第2波の調整が短期の値幅調整に終わっているので、この調整は長期間の時間調整になるやもしれない。そうなるとグダグダした苦手な日足の動きになる。下落幅でいうなら最高でも22600円前後までの下落だろうか?
 
まとめるとこうなる。
 
日経平均は、当面弱含みの保ち合いである。下がっては戻し、下がっては戻しのどっちつかず。25000円超えの期待を持たせつつ、決してそれを超えられず、「すわっ、下落か!」と身構えさせてはするすると戻っていく。まことにもって蠱惑的な動きで、それに惑わされれば、買っては下がり、売っては上昇という、逆目の連続でメンタルが持たない。
 
では、どう対処するべきか?
 
日経平均に関しては、先物225MINI先物に賭けるのであるが、これは節目、節目での逆張り作戦になるであろう。詳細な節目の価格帯の分析はその都度書いていくことになろうか。
個別銘柄に関しては、全体が弱含みながら、保合い商状なのだから、変な悲観は禁物で、銘柄ごとのトレンドに合わせた売買に徹すればいいと思う。
 
以上。
 
 

 

 






2019年12月27日金曜日

本日、休筆

それなりに年の瀬は忙しい。
やはり、仕掛けてきたか。アト2日。いや、鬼は案外こっちのことかも。

2019年12月26日木曜日

来年度の戦略2(投資信託を活用する)

動くとすれば、今日?

【今日の当て推量】

さて、来年度に挑戦したいことの一つとして取り上げたいのが、ある投資信託のシステムトレードで的な取引である。

マネックス証券がこの12月、すべての投資信託の買付手数料の無料化を高らかに宣言した。信用取引手数料無料は他社もやっているが、すべての投資信託に関してとなると聞いて、はたと思いついた。

というのは、筆者はこの11月から、ETFの日経レバ(1570)やWインバース(1357)を使って、あるシステムトレード的な取引を実験している。その投資手法というのは、毎週金曜日の引けに売買し、翌木曜日の大引けでの決済を淡々と繰り返すというものである。エントリー時の基準が、まだ曖昧なままであり、実験段階であるから、まだごく少額での取引であるが、ある程度の確証を得たので、来年はもっと投資額を引き上げようと思っていたところのニュースであった。

この取引手法を、上記ETFではなく、レバレッジ型の投資信託で応用できないか、と思いついたのである。そして調べ直した。

日本株のレバレッジ型といえば、『楽天 日本株4.3倍ブル』と逆は『楽天 日本株トリプルベア』があった。(※SBIさんも同様なのがあり、こちらのベア型は3.7倍である。)以前まで買付手数料として3%もとられていたシロモノである。それが無料になったのである。
信託報酬がとられるが年1%前後で、信用金利と思えば安いもの。

ETFのように希望の日時に、希望の値段で取引できない欠点も、この倍率ドンは魅力である。暴騰・暴落時は大きな火傷も覚悟しなければならないが、それを上回る利益が獲得できるのでは?という皮算用だ。

そう思って、マネックス証券のHPを閲覧したら、この『楽天 日本株4.3倍ブル』、週間売れ筋ランキングは先週、先々週と売れ筋ランキング連続1位やないか~い。皆さん、よく知ってはること。

しかし、「日本株全体」の値動きの4.3倍を目標とする投資信託であるらしく、「日経平均株価自体」の値動きの4.3倍ではない点が不安点で、果たして我が手法に合うのか、まだまだ熟考の余地があり、この年末年始にじっくり考えてみたい。

以上

2019年12月25日水曜日

来年度の戦略1(手数料無料化の波)

今年の株式市場は、今日を含めてアト4日。個別銘柄については新たなエントリーはせず、ホールド中の建て玉をどうするかだけ。たぶん最終日までにすべてを返済するのは既定路線。だが、これには、利益関係以外にいろいろな思惑が絡んでおり・・・

アト4日。狙うは日経の首ひとつ。
日経225MINI先物に関しては、暴騰の期待があるので、上への動きがあれば飛びつこうかと思っている。(その場合も決済は今年中になる)
もし逆に、下方向に動いたら、今年はもうやらないか、デイトレで凌ぐか、だ。

【今日のステマ】

話は飛ぶ。「証券界の手数料無料化の波」が金融マスコミをにぎわせているようだが、筆者のような零細投資家にとっては、喜ばしい限り。来年はその内容により、使う証券会社を変更しようと思っている。

SMBC日興証券は、現在メインで使わせてもらってる証券会社だ。筆者の知る限り、おそらく日本で初めて信用取引手数料を無料化した会社で、その功績、先見の明は認めなきゃね。筆者もずいぶんお世話になりました。けれど、確か1年ほど前に、信用金利を値上げしたのはいただけない。今後の引き下げに期待。

今後は、信用取引に関してはライブスター証券にしようかと思っている。こちらはこの12月からの信用手数料・完全無料化組で、しかも金利手数料が業界で一番安いと思われる。買い方金利(制度)が年2.3%。(※取引○○億円以上の資産家向けならもっと安い証券会社はありますが)少しの違いだが、スイングトレーダーにとってはチリツモで、年間通したら結構な額になるのでは?
これからゆっくり考えることにしよう。

あと、マネックス証券に関しても書きたかったが、制限時間いっぱい。続きは明日になろうか。

2019年12月24日火曜日

7746 岡本硝子

ちぐはぐだな

【今日の小手先】

こんな仕手株はあまりやりたくないのだが、やはり外人が戻ってくるまでは辛抱の一字か。

でも、この日足。いい形になった。10/30の大出来高カブセの大陰線の中に、一昨日それを上回る出来高の大陽線で食い込んできた。

実は筆者、この銘柄は昨日も仕掛けている。こういう上ヒゲの目立つ大陽線は、「その日の終値以下で仕掛けろ」というマイルールに則って、243円でエントリーした。したが、その後の株価がはっきりしないことで、ほんの微益で撤退したのだ。引け前の1時間で伸びていき、「ああ、やっぱり」と後悔。今だガマンできない人間である。

そんな昨日も終わってみれば、一昨日の上ヒゲ内に、昨日の実体部分がすっぽりと収まっている。昨日よりもさらにグッドな型になってるので、再チャレンジだ。

もう安くは買えないかもしれないが、前多重帯高値261円を目指す展開を想定し、きっちり指値したい。

2019年12月23日月曜日

2371 カカクコム

あれれ・・・

【今日のちゃらんぽらん】

どこまで伸びるのだろうか?もう一杯、一杯なのであろうか?さすがに怖い気もするが、筆者はダウ理論信奉者でもある。ここは一丁、買ってみる。

なにしろ、分割後の上場来高値更新中である。しかも2日前のカブセの陰線を上抜いた。この買いサインを信じる。

金曜日は上ヒゲが出てるので、エントリーの第一条件としてわかりやすいのは、終値2801円より上で寄り付いてくれること。次に2801円以下に下落してもらうこと。そして下落が止まったら、である。
それ以外はむつかしいので、見の一手。損切は終値で2801円以上にならなかったら。非常にタイトである。

しかし、もっと難しいのは出口戦略だ。上場来高値だから、目標が見当たらない。ま、5日線、あるいは10日線を割ったらでいいかな。もしくは相応の含み益後、ぐぐっと伸びた日か。

2019年12月21日土曜日

値動きのカラクリ

●本日より当ブログの本来の目的を果たすため、筆者・天井騒ぎの手法の色々をひも解いてみたい。この『値動きのからくり』としてシリーズ化する予定の記事に登場する、各種指標、取引ツール、理論は、順不同、思いつくままに記事にするが、それらに関する筆者の解釈はどれも一人よがりの独善的なもので他人からは鼻で笑われる程度の浅い知識である。それを承知の上で、書いているうちに、欠点や新たなる発見も見いだせればいいや、という欲深な企画である。

今回は第1回として、エリオット波動に関する自己マン的記事を書こう。

『エリオット波動・第2波の研究(1)』


エリオット波動の第2波とは、果たしてどんな性質をもった波なのかをまずあげてみたいが、筆者が知る限りにおいて重要なのは次の二点であろう。

A)第2波とは第1波に対する調整波である。
B)その調整の深さは往って来い、すなわち全押し、全戻しになる可能性がある。

この二点である。次にそれぞれの解説を試みたい。(便宜上、上昇トレンドを想定する)

A)第2波とは第1波に対する調整波である。
まずもって第1波とは何か?という疑問から解決しよう。

ある銘柄が長い長い下落の末に、人気枯れ果て、売る人もいなければ買う人もいないといった閑散状態を想像したい。日足チャートで言えば、ごく狭い範囲での上下を続けるのみの底這い状態である。そんな人気薄株でも、上場している限りは目をつける人がいるもので、「いつ上がるかわからないが、これ以下には下がらんでしょ」と長期覚悟の一部お金持ちか、その銘柄が内包している、ある情報を知った上で「近々上げるよ」と虎視眈々のインサイダーである。

前者、後者どちらにせよ、株価チャートには目立った痕跡は残さず、株数だけを静かに集める。そして、その内包された情報のニュースが市場に流れるか、あるいはひょんなキッカケ(マクロ、ミクロを問わず、ファンダメンタル的な)で、株価は浮足立つ。それまで目立った陽線なぞついぞ見たことのなかったチャートには、大きな陽線、出来高も平均の2倍以上。各種ランキングにも顔を出せば、人気に拍車がかかり、その後、押し目をつけながらも上昇の日々が続くが、やがて目先の天井を迎える。
これが第1波の内実である。

この1波の果実を最も満喫できるのは、大底時代に苦労しながら株数を集め、結果その株価を支えた者たちであるのは言うまでもない。糟糠の妻は報われて当然なのである。

しかし、ある日彼らは彼らが抱いていた理想の株価まで上昇したのを見て、「もう、コレ位にしといたらぁ」と手持ちの全部とは言わないまでも、少なからず利益確定に動き始める。そして上がりそうで上がらず、下がりそうで下がらないといった状態が続いたのち、株価は弱含み始めるのである。あるいは一気に利確の売りとカラ売りが同時に出た場合などは急落の憂き目にあう。これが第2波の調整なのである。

ところで、筆者のような短期トレーダーの場合、波動の数え方も短期的である。日足をもとに1、2、3、・・・と波動を数えるのであるが、第1波の始点は、必ずしもチャート上の最安値とは限らない。例として、昨日ブログで取り上げた本多通信工業(6826)のチャートを見てみる。

常識的なら、図左端8/28の438円が第1波の始点だろう。だが筆者は530円のBS転換点を陽線で上抜いた11/28(矢印2本)の安値516円を始点として取り上げた。そして4日後の高値665円が第1波の頂点、547円が今のところの押し目底(第2波底)になっていると読んでいる。こんな出鱈目な数え方が許されるものなのかはわからないけれど…。そしていずれくるであろう第3波の推進波を頂こうと手ぐすね引いているのである。

ここで、ちょっとだらだらになってきたので、続編はいずれまた、頭ん中を整理してからにしよう。

最後に素晴らしいブログを記す。

エリオット波動売買戦略FXブログ

エリオット波動の関連書物は何冊か出版されているが、恥ずかしながら筆者は読んだことがない。言い訳がましいが、読もうとする前にこのブログに出逢い、その膨大な知の体系に感動、記事をコピーなんかして結構精読させてもらったからだ。多分日本のエリオット波動論の参考書としては一番詳しいもので、入門編的記事から実践編的記事まで、懇切丁寧に書いてある。一通りの知識だけじゃなく、エリオット波動を利用して、相場で儲けてやろうと思わず企みたくなる。そんなブログだ。表題通り、FXでの解説が主だから仕方ないが、日本株を使用しての解説も時々はやってほしいとは望みすぎか。

以上

2019年12月20日金曜日

6826 本多通信工業

尻すぼみか。

【今日の当て物】

12/3の多重帯日の大陽線も目立つが、翌日のカブセの陰線も第二の出来高になっており、これでひと相場終了ともいえる。大陽線の下辺付近でシコシコやっている向きは、その保ち合い期間が長引くほど、危険の中に身をさらしていると受け止めるべきだ。HOLD期間は今年いっぱいとするのはいいが、その前にも投げが入って下落してしまうかもしれない。
週足では、570円付近(紫線)は強力なレジスタンスにもなっている。

とはいっても、530円付近はBS転換点でもあり(ピンク線)、底固いのも確かだ。いずれ順番が来れば、もとの大陽線内に戻っていくのだろう。

何を言いたいのかというと、この銘柄は570円から530円の狭い範囲の保ち合いだということ。昨日の終値569円なぞはその天井で、危険極まりない株価であり、決してBしてはならず、逆にカラ売りすべきである(筆者はやらないが)。

買うなら530円に引き付けて、なのである。

この程度の株価レベルの銘柄なら、10円位の損切の腹つもり、4,50円位の利益を狙うのが天井騒ぎ流なのである。天井騒ぎの得手勝手な皮算用なのである。



2019年12月19日木曜日

マザーズ指数分析

利益確定を忘れていた

【今日の印象操作】

個別にコレッ!というものがなかったので、最近巷で心配されているマザーズ指数を。

マザーズ指数は11/15~11/29まで大した下落もなく、ほぼ一貫して上昇した。このスパイク的な上昇の間、世間は個人投資家の資金が増加してきたということで、市場に個人投資家が戻ってきたとはやし立てていたが、12月に入り失速、これまたスパイク的な下落で、今度は個人投資家を逆に慌て深めかせているようだ。

筆者は前回記事こそ「マザーズは上昇傾向」としながらも、「まだ月足では4波だよ」と警戒しておいた。なので、ここ一週間は「もっと下落を!」と祈ってきたのだが、そろそろいい水準まで落ちたのではなかろうかと思っている。

指数のチャートは敢えて載せないが、マザーズ指数そのものは売買できないため、代用としてETFと先物のチャートを掲載しておく。

まずマザーズETF(2516)は、指数チャートが出来高を表示しないので、それを見るのに都合がいい。2本の支持線に向かって下落しているのは指数自体も同じだ。660円~650円を割った辺りで買えれば、買い下がりするにしても負担は少ない。
11/26の大陽線の翌日がここ半年ほどの間での最多であるが、本当の底をつけるときはそんなものではない。過去にさかのぼってみればわかると思うが、最低で70、80万株をつけた時が上昇への進軍ラッパと思えばいい。そしてそれはそんなに遠い未来のことではない。







つぎにマザーズ先物(3月限)。12/13の大陰線が目立つ。これを見て腰が引けないトレーダーはいないだろう。12/13といえば、日経225が大幅高した日であり、まさにマザーズから入れ替わりに東証1部(なかでも225採用銘柄)に資金が移った日である。今週はその大陰線の安値から、いつ転がり落ちても不思議ではないほどの弱弱しい足取り。そう!ここはやっぱり下落してすっきりした方がいい。そうなるに決まっている。だから、それを待つことが大事。それが上記のETFが650円前後をつける条件になるだろう。そしてそこが買い場だ。

そんな好機が訪れた場合、筆者はマザーズ先物をためらわずロングするつもりである。

以上

2019年12月18日水曜日

6753 シャープ

もうちょっとだったんだがなぁ。

【今日の盲信】

この銘柄、ついに確変に入ってしまったような気がする。週足を見れば、長い底這いからようやく這い上がってきたところ。エリオット波動でいうところの3波推進波の端緒、まだまだこれから伸びる時期。長いお付き合いができそう。

さて、日足。ボリンジャーバンドを見れば、きゅっとすぼまったスクイーズ期間を拡張、+2σをグイっと上抜いた。これからバンドウォークしてくれないかな、とは筆者のいつもの能天気な期待。

いや、待て。今日からすぐ突っ走ってもらっては筆者の出番はない。今日だけは、昨日の値幅の範囲内でもち合ってくれよな。1765円以下になれば絶好のチャンス。5日線まで下落してくれれば、絶対買うから。そして日経が急変するまでHOLDするつもりだ。

2019年12月17日火曜日

8252 丸井G そして日経MINI先物

出口戦略が甘い

【今日の厚顔】

すでに多重帯(2688~2530円)を上抜いている状況で、金曜日の上ヒゲ陰線など深く考えないでよい。昨日も多少の警戒心が出現したのだろうか、小さな陽線で終わっているが、今日こそはぐ、ぐ、ぐいっとはね上がるのを期待したい。














多重帯の上辺2688円付近で買えば、ロスカット時の痛手は少ないが、このあたりの株価はもう何度も試しているので、そんなに安くは買えないだろう。ダウ、日経先物が高く帰ってきているようなので、2720円前後で買えればオンの字かな。

利確に関して言えば、昨年来高値2861円近くまで狙える。週足で見れば、エリオット波動の上昇5波に当たると思われるため、強気でHOLDできよう。が、2861円を超えるか、手前で失速するかは、その時の地合いによる。5波が3波の高値を超えるとは限らないから。まあ、2800円いじょうになったら警戒しながら売り時を探せばいいかな。

損切は終値で2688円以下になったら。保合いが長期化する可能性がある。短期派としてはいったん撤退だ。

【日経MINI先物】

押し目買いに徹するべし。こんな陽気なチャートを見せられて、躊躇してる場合ではない。

但し、筆者は日経平均<現物>は昨年来高値24448円を超せない(終値で、だが)という立場をまだ捨てていない。なので、現物がここに近づいたら、急落に警戒してさすがに買いの手は引っ込めるだろう。それまでは、強気の押し目買い!

2019年12月16日月曜日

2270 雪印メグミルク

う~ん、上なのか・・・

【今日の狼少年】

またもや週足のレジスタンスラインに頭をたたかれ(11/11)、下落トレンドになってしまっている。多重帯(2772~2650円)をも下抜け、金曜日の日経平均暴騰の日でさえカヤの外。典型的な負け組銘柄である。
従って、素直に長期カラ売りに向いていると思われるが、目先はわからない。下向きとはいえ200日線がすぐ下に控えているし、11月上旬の急騰前の揉み合い株価水準に戻ってきているからだ。なので当面はこの揉み合いを上下どちらかに抜けるまで様子見、というのはあまりにも消極的。ここは長期下向きの方向を信じて、カラ売り出動したい。

天井騒ぎ流なら、いったん上昇してくれなきゃ困る。ズバリ、2650円にできるだけ引き付けて・・・。・・・・・・遠いかな?ではS転換ポイント2601円近辺ならどうか。損切は、もちろん2650円超え。目標は2500円以下。下がりだしたら早い!

2019年12月13日金曜日

6274 ヤマハモーターロボティクス

まさか、昨夜・・・

【今日の空想】

アメリカがこの上昇なら、寄付き、大幅ギャップアップだろう。

そうなると、大方の銘柄は寄り天。ここもその心配大。多重帯の高値605円近くまで上昇したら手を出すべからず。カラ売りに転ずるべし。600円手前でもいいかもしれない。

といっても、その空売りは危険で、早乗り・早降りしなくてはならない。なぜなら、この銘柄が上昇トレンドに入っているから。日足ではまだエリオット波動の第4波だが、右下がりのライン(紫色)を、今日(たぶんだが陰線でも)上抜けた場合、第5波の上昇トレンドに入る。本当は買いたくて仕方ない。

もし、もしも大きく下がってくれるなら、ど転買いしたい。560円まで下がってくれんかな。昨日の終値と変わらぬ位の寄付きでもいい。・・・また、無い物ねだりかな。

でも、そんな無い物ねだりを口開けて待ってるくらいなら、下落トレンドにあるものを、寄り天とみなして「せーの」と一斉にカラ売りした方がいい。今日はカラ売り祭りじゃい!

以上

2019年12月12日木曜日

3186 ネクステージ

波乱なかった・・・

【今日のお門違い】

6か月前の多重帯を8/22に下抜けてから10/7に底入れし、2か月間ほぼ一直線に上昇してきた。
月足は高値圏にあるし、週足に引いたライン(ピンク線)はレジスタンスである。さすがにもう息切れであろうか。逆張り派が手ぐすね引いて待っている様がありありと目に。

でももう少しなのである。少なくても全体の地合いがウヤムヤなこの時は、トレンドあるものはそのトレンドに乗っかるのがいいだろう。だから筆者はB目線。今日、明日のところは、であるが。

NR7+ハラミ足であるので、昨日の高値抜けに期待。5日線処でエントリーしたい。1290円辺ではもちろん利確。4、50円巾の利益を狙いに行く。

損切は素早く、2日前安値1226円割れで。ここから下落トレンドが始まるかもしれないから、HOLDは禁物。

※来週以降、1300円処を明確に上抜けするまで、買いはない。S目線での欠点探し。

2019年12月11日水曜日

3664 モブキャスト

よそ見してたら泣きをみた。

【今日のまやかし】

大半の1部銘柄がモヤモヤしてて、動きがはっきりしない。こんな時は新興のボロ株をなぶるのがいいのかも。全銘柄を見ればいくらでも見つかるのだろうが、筆者のリストのなかではヤル気マンマンなのがこれ。

9/30の多重帯出現からキナ臭いムードがムンムン。12/3の突破陽線でその発端を露わにした。ここ3、4日は「今にも行きますよ」と言わんばかりで、それは30分足チャートを見ても明らか。

マーケットプロファイルを作成してみたところ、もし270円以上の寄付きなら上昇の確率がうんと増えるのでは。寄りからじっくり値動きを観察してエントリーに臨みたい。265円位までの下落でとどまるようなら、即リーチ!上に天井も見えているが、まずはマド埋め315円迄。

但し、この銘柄は今週限定。週末までにあんまり動かないようなら、有無を言わず切る覚悟。金曜までの長打一発狙い。






2019年12月10日火曜日

6184 鎌倉新書

う~ん、手強いやつ。信用できるのかも。

【今日のどっちつかず】

こういうチャートを見せられると、ついつい買い気がむずむずしてくる筆者。(心の奥底では警戒信号を鳴らしているにも関わらず・・・)

問題はどこで拾うのかだ。
2084円のすっ高値は1394円から始まった。なので、フィボナッチでは382押しを達成し、50%押し(1739円)へ向かう途中か。ちなみに618押しは1658円。
近づく25日移動平均線は1727円辺。
週足のB転換ライン(ピンク線)を引いてみた。1705円前後。

つまり、1700円から1720円近辺で買え、買えと筆者を誘惑してくる。だが今日の筆者は冷静だ。そんな高値ではYESとはならない。少なくとも1700円は割らないと、デイトレ・ハイエナ軍団の餌食になってしまうから。
だから寄付きから即の反発上昇にはカラ売りで頭をコツンとやるつもりだ。こういう一方的な上昇は全戻しになる確率は高い。だから空売りが常識的な戦法だろう。

上手く買えたとしても、この買いはただ5日平均線とのマイナス乖離だけが頼りなので、長居は禁物。せいぜい宵越し程度で早逃げするつもり。










2019年12月9日月曜日

6046 リンクバル

12月に入って、忠臣蔵物は相変わらず人気だが、太平洋戦争関連の番組は少なくなったな。

【今日の新高山登れ】

ちょうど1年前の高値1765円から新安値389円まで、3度のギャップダウンを経て売られに売られた。そして、もういいだろうという値ごろ感で買われたのが先週である。金曜日には出来高もぐっと伸び、大陽線をつけての上昇。底を脱したように思われる。
ここで飛びつき買いをするか、再度下落したのを買うのか、どちらかであるが、小心者の筆者はもちろん後者である。いずれ上がるにせよ、それまでの含み損を極端に嫌うからである。

もちろん、利確はマド埋めまでの500円近辺。損切は当然安値割れ。だから寄付から激しく売られての押し目を狙いたい。高値での寄付は絶対買わない。(売る勇気もないけど)

※注)5分足を見てみると、上で寄り付き、上に行ったらしばらく上昇だろう(5分足レベルで)。勇敢かつ機敏なデイトレ派はそういう利益を狙うのであろう。
ギャップダウンからの上昇




2019年12月7日土曜日

日経平均&マザーズ指数分析(3)

【今日の鉄面皮】

筆者はもしかして重大な間違いを犯したのではないか?と、さきほどはたと気がついた。エリオット波動による、日経平均の分析のことである。

一週間前の記事で、筆者は「日足は5波上昇が終了し、ABC修正波の中の保合いであり、おそらくこれ以上の上昇はないであろう」というような事を言った。このことである。

長期の月足に関しては、今のところ変更の不安が生じてはいないが、もしかして日足は波動の数え間違いをしているのではないかと思ったのだ。

下のチャートのように、上昇3波はまだ終了しておらず、3-1、3-2、3-3とエクステンションして、現在は3波中の調整第4波なのではなかろうか?
とすれば、この保合期間の説明がうまくいく。というのも、少なくとももう一週間ほどは保合相場が続くだろうと思うからである。

そうなれば、当然3-5波の上昇がいずれやってくるし、その後第5波の上昇も必ずあるだろう。だが、今日は3-4波までの分析に留めたい。これは先週とは違う見方の一つというだけで、筆者の心はまだ、両者勝敗のつかぬ宙ぶらりんの状態にあるからである。(回りくどいか、わからんと言った方が早いな。どっちみち、調整中であることも変わらないし、ね。)

ところで普段、筆者は相場分析の際にファンダメンタル的なことはほとんど考慮しない。チャートのテクニカル分析一本である。上がるか、下がるか、変わらないかは、チャートにすべて織り込まれている、などと極論するつもりはない。筆者には、ファンダメンタルをひも解く頭もないし、その道具も不完全にしか揃わないと思うからである。

それでも近々の重要イベント位は頭の片隅によぎる。イギリスの総選挙と、米中貿易の行方である。これらが最重要イベントであることは筆者にもわかる。これらのイベントが控えているので、相場が、あるいは筆者の予想が、また世間の見方が、彼我、相分かれるのであろう。

でも、いくらよぎったとて、どちらもどっちに転ぶかわからないし、どっちに転んでも、筆者の主戦場である日本株の波の行方なぞ前もってわからない。だから、イベントを考慮した上でのエントリー、イグジットなどもっての他と言いたいだけである。

また、「テクニカルは、ファンダメンタルには負ける」と誰かさんが言っていたように思うが、それは相場の転換点のことを言っているのだろう。転換点や天底なんかは、後からほのぼの想うものであり、前もってわかりゃーしない。予測するのみである。

だから、テクニカル分析の方が秀逸である、という結論にはならないが・・・

話が意外な方向に転換したが、ここであるブログを思い出した。

グローバルマクロ・リサーチ・インスティテュート

ブログランキングでも上位にランクされているので、ご存知の方も多いと思う。世界の資金の流れを徹底的にファンダメンタル面から研究されておられるのがすごい。国債や金利、世界情勢など、筆者なんかには到底分かりっこない情報とそれに基づく長期投資方針を教えてくれる。年に1,2回の長期投資など、筆者のような小心者にはできないけれど、そこに書かれた知識は短期投資派にとってもためになるだろう。

そのブログによれば、英総選挙、米中貿易戦争が終焉を迎えたら、株は下落する、らしい(すぐ、というわけではない)。理由などはここでは記さないが、なるほどという内容である。

こんなヨイショはともかく、最後に筆者の結論と戦略を再度。

【結論】
日経はモチモチ、マザーズは上昇傾向と八卦する。

【12月の戦略】前回からの変更点のみ記載
<1>個別は銘柄1:1でBS偏りなく
<2>日経225MINI先物は、場当たり作戦
<3>Wインバースは中止

以上、天井騒ぎのとりとめのない日記でした。 


2019年12月6日金曜日

日経225MINI先物

はっず。人生会議やろ。

【今日の与太話】

本日所用あり、簡単に。

先物は23300円~23350円が、買い方、売り方の分岐点であろうか。今後SQ日までは、この地点での膠着が続くか、上下ぎっこんばったんの波乱の末に、結局はこの地点に収まるかのどちらかだろう。後者の確率の方が高いし、投機家の望むところ。

上下200円以上の振れがない限り、SQ日までは日経225MINI先物には手を出さないつもり。すなわち、23500以上になったらS、23000前後まで下落したらL。それぞれ23300~23350円前後までの押しや戻りを狙う。

もっとも本日昼間はあんまり動く気配がしなさそう。チャンスはナイトか。

以上


2019年12月5日木曜日

9466 アイドマMC

新興の試し玉、うまくいくか・・・

【今日の後講釈】

まず週足チャート(上図)を見てみよう。エリオット波動1~5波動が終了し、その調整に入っている。
日足はどうか。11/18の安値を下抜けて、W天井完成。25日移動平均線も下抜け、完全なダウントレンドである。
二つのチャートを見る限りBは無さそうであるが、それは長期トレーダーの見方であり、超短期派は違う見方をせねば生きてはいけない。

その根拠とは・・・・・

まず5日移動平均線との乖離率が5%以上はあろうか。
2番目は出来高多重帯の下辺(680円)に到達、下ひげ部分は反発していること。
そしてフィボナッチである。8/29安値から11/8高値の上昇幅336円の半値戻しも達成。

また今回フィボナッチファンも引いてみた(斜めの青ライン3本)。そしたら前日引値はちゃあんと618ライン内に収まっているではないか。

これだけの根拠を示されたら、もうBしかないのではなかろうか。680円割れをロスカットし、5日線までの利益を掠め取る作戦。
でも、今日の寄付は高そうで、多分安くは買わせてもらえないだろうね。





2019年12月4日水曜日

石原産業(4028)

昼間の日経強いね。

【今日の軽口】

ナイトは大荒れ。従って、RS両用で作戦でいくか。

スイングはS。日足チャートで分かるように、11/11の多重帯を下抜けるのは、3回目である。さすがに反発する気力はないだろう。(あくまで短期的に見て)。
昨日の引値1136円は大出来高で、ここが節目と思われる。このポイントより下での寄付なら当然S、と声高らかに言いたいが、大きくGDするだろう。飛び乗りはしないので、反発を確認するまで様子見になる。下に200日線が控えているので(1114円)、Sは無理。

しかし、この200日線を急激に割ってくるなら、反発狙いの逆張りB作戦もデイトレ限定でいいかも。

万一、全体相場に反して1136円より上に寄り付く、あるいは寄付後すぐ上昇なら、1150円めどにS
できる。

2019年12月3日火曜日

日経225MINI先物

果報は寝て待て、か。

【今日の大上段】

S銘柄はあまりいいのが見つからず。B銘柄は新興に2つほどあった。寄り付きの下げで、大きな押目をつけてくれるといいが。
そこで、夜に大きく動いた先物のデイトレでも。
この記事を書いているのはナイトの引け30分前である。30分足は底をつけた後、ゆるゆると23205円迄上昇。(が、最後の足1本は下落してしまったようである)

下は2時間足である。昨夜チャネルラインを下抜け、23065円の安値を付けたが、その23065円というのは、11/21の安値22720円から11/28高値23620円への900円の上昇幅に対してのピタリ682押しである。さすがはフィボナッチ。だから反転したわけだが、この戻しがどこまで続くかが問題。

朝寄りはピンク帯(2Hネック帯23225円~23160円)近辺でのモチモチが続くだろうが、その後さてどちらに?筆者としては戻りSの方向に賭けたい。25日線が控える23250円近辺までの戻りがあれば上出来!
先にレンジ下辺23120円を割るような下落があれば、23000円前後のLを拾いたい。まだ保合相場だろう。

2019年12月2日月曜日

オリンパス(7733)

すっきりすればいいが・・・

【今日の能書き】

この銘柄、実は金曜日に買い銘柄として狙っていたもの。舌も乾かぬうちに、とはこのことで我ながら恥ずかしいが、ド転という便利な言葉が相場界にもあることだし・・・。
週末は反発すると踏んでいたのだが、あっさり多重帯の安値(1635円)を割ってしまった。地合いのせいとはいえ、あまりに形が悪い。ここは空売りで入ってみよう。

ただ下に25日線も控えているし、30分足は一方的に売られているので、本日は多少の戻りもあろう。それでもそれは1650円辺までかな。利確はマドウメの1500円あたりを狙いたいが、25日線も上向いているし、半分の1570円位でもいいか。
1635円を終値で下回らなかったら損切。

オリンパス日足

2019年12月1日日曜日

日経平均&マザーズ指数分析(2)

【今日の我他彼此】

金曜日後場寄り直後、筆者は建玉すべてを処分した。後場引けにかけて売られっぱなしになるのではないか、との不安がよぎったからである。結果的には正しかった。その日エントリーした買い玉を含め、3銘柄すべて目標利益に達することなく、1銘柄は微損であった。が、引けまで持っていれば損失がどっとかさんでいた銘柄もあった。

とにかくフラットにして来週に備えたっかったのは、その日のイヤな予感だけでなく、来週以降の日経平均自体がどうなるかわからなかったからでもある。筆者の見立てでは来週は軟調であることは確率的に高い(金曜日の陰線がそれを物語る)。問題は再来週からである。

前回11/3の記事で、日経はB波であり、その内部波動である日足は5波動目。その5波動目が終われば、月足C波の下落が始まると述べた。日足チャートを見てみよう。














5波天井をつけ、調整を経て今季高値23,608円を11/26につけた。これは前回高値23,591円より高いが、ひげ部分のみであり、実体は上回っていないことから、筆者はB波の高値ではないかと推測している。
となれば後は落ちるのみと言いたいが、そう簡単ではない。「保ち合い」という厄介な期間が存在するかもしれないからだ。

次にマザーズはどうか。前回記事では「マザーズは前途洋々」と書いたが、11/15から上がりっぱなし。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いである。
が、月足を見る限り上昇5波に入ったとするのは早計であろう。
下の週足チャートで、チャネルラインを引いておいた。しっかり上抜けてくればいい。(日経が頼りないので、今週は上抜けるだろう)。もし反落なら、押し目と見てよい、かな。


 

 

 

 

 

【結論】
日経はモチモチ、マザーズは上昇傾向と八卦する。

【12月の戦略】
以上を踏まえて筆者の今月の作戦をいくつか考えた。
<1>個別銘柄は4:1でカラ売り優先
<2>225MINI先物は、デイトレはまだしも、スイングはSのみ。
<3>先物の代用として、Wインバースをコツコツ買い集める。
<4>マザーズ先物のスイングLもいいかもしれない。

さてどうなりますか・・・