2020年4月4日土曜日

日経平均株価・マザーズ指数分析(7)4月はどうなる?

恐るるなかれ、日本株の4月の底割れはない。


二番底懸念がささやかれている昨今だが、果たして二番底は来るのか、来ないのか?来るとしたら、それは何時か?そんなこんなをチャートで探ってみたい。

【月足】
日経平均株価はエリオット波動のC波調整波である。これは前回から変わりはない。しかし、その時書き漏らしたあることを今回記す。ちょっと重要な事なことである。

今回の下落=C波動(24115円→仮安値16358円)が、前回の下落=A波動(24448円→18948円≒5500円)の1.618倍以内に収まっている限り、このABC波動は推進波とはならず単なる修正波ということになり、よってまだ新高値更新(24448円以上)の可能性があるということである。逆に1.618倍以上の下落、つまり5500円✖1.618=8899円を24115円から引けば、15216円で、これを明確に下抜けた場合は日本株に明日はない。

したがって、二番底を探る場合は、この数字に注意すべきである。2008年10月からちょうど10年かけて駆け上がってきた日本株は、その50%近い押しをたった3カ月で経験したが、15216円を割るまでは悲観する必要もない。アト1000円以上ある。むしろ前向きに戦いたいと思っているほどだ。

さりはさりとて足元で気になるのは、3月の月足である。長い下ヒゲの陰線だ。4月の始値が3月の終値以下で始まっているので、非常に不吉である。これは下ヒゲの安値を試す相である。4月の月足も昨日までの3日間分をあえて付け加えた。(想像しやすく誘導してしているようだが)、なんとなく陰線が下に伸びて、ヒゲ部分を埋めるように見えてくるであろう。

もしその下ヒゲを埋める場合、値動きのパターンとしては、
①月の前半下落、後半に上昇して月足は下ヒゲ陽線になる。
②前半上昇して、後半下落。月足は上ヒゲ陰線となる。
③上記①、②のどちらかで、月足は十字線、またはそれに近い形で終わる。

これら3つのパターンが主に考えられるが、この値動きパターンから戦略を考えていくことになる。つまり、この2週間の動きが重要なのである。

※これらは前回の安値を更新せず、またちょっと更新したとしてもすぐ反転する場合を想定しての値動きパターンである。15216円へ向かって一直線の場合はそんな悠長なことは言ってられない。

なぜ筆者が上記のような相場観を、つまり単刀直入にいえば、4月はレンジ相場であるという相場観を抱くようになったのか。その根拠はこのC波の内部波動である日足を分析してわかったことなのである。

【日足】

日足は第4波調整中である。そして、2波動目が短期・単純系の調整であったことから、この第4波は長期・複雑系の調整波動であると思われる。つまり、上に行ったかと思わせては急落し、遂に下抜け!と構えさせては急騰する。あるいは静かな波が立つばかりの退屈な時間が続く時期もあるだろう。そんなイヤらしい動きを、しかも長期に渡って繰り返す相場の期間なのである。

なので、遂に直近安値更新か?と思われるような急落を当然見せる。例えば、17000円ちょいの処にマドが開いているが、そこを埋める動きなどがそうだ。あるいは前回の戻り高値をぐいぐい抜いてくるような上昇も見せてくるだろう。

だが、そんなときにすわっ、大変だ!とばかりに大量のカラ売りを仕掛けたり、逆に買い玉を目いっぱい抱え込んだりしないことだ。たいがいは翌日反転している。WEBコマーシャルよろしく「買ったら下がる、売ったら上がる」日々が続き、遂には投資顧問の門を叩くことになるだろう。

要は、4月中くらいはこの複雑・怪奇な相場が続くであろうと思われる。4月に限れば、日本株の底割れはない。

こんな相場観をもって、筆者は4月の日経225MINI先物にチャレンジする予定だ。その具体的な戦略に関してはまた後で。これからは、マザーズ指数に関してを少し。

【マザーズ指数・戦略】
詳しい分析・戦略は3/29日記事『マザーズ指数分析(5)4月はどうなる?』を参照していただきたいが、前日600Pを再度割ってきたので、戦略の確認だけしておこうと思う。

当然、再度600Pを上回ってくれば完全な買いサイン点灯となり、その際は有無を言わさず、マザーズ先物をロングする方針だ。しかし、今週、特に前半下落するのであれば、550~560Pであれば、ロングしてもいいような感じもする。もちろんその場合は損切覚悟だ。
安値更新なら、当然のことだろう。

以上、天井騒ぎの【今日の話半分】でした。