■■再上昇開始■■今週(11/13~)と月曜日の日経225MINI先物分析&トレード戦略20231113

日曜日, 11月 12, 2023

日経225MINI先物

t f B! P L

いよいよ、いよいよであろうか。われわれ零細トレーダーの日々の労苦が報われる時が降臨しようとしているのだ。いや、すでにやってきていたのかもしれない。ここからのわれわれの仕事は、この上昇機運にどこまでもついていくことだけである。「上値メド」など考えるのはまだまだ先。当分は、上昇トレンドに沿った順張りで事足りそうだ。

しかし、今週は一方で悲しい事件が起きていた。

大証による先物取引などに係る手口情報公表の見直しである。取引参加者別(証券会社別)売買枚数の公表が、売枚数・買枚数別々ではなく、売り買い合算になってしまった。つまり特定のある証券会社の売りと買いの傾きがわからなくなったということだ。

筆者自身はこの手口分析をトレードに活かしたことはないが、上手く利用できれば面白そうだとは思っていた。「手口分析」という響きがいい。やつら、つまり大手機関、海外投資家どもの悪行を世間にさらけ出すために、われわれができるささやかな抵抗のひとつだと感じていた。来年からゆっくり研究してみようかな、などと漠然とだが考えてもいたくらいである。

それが今回見直された。見直しの理由が「手口公表は不平等、不公平」ということらしく、手口がライバル会社に漏れることになるからだということらしい。(詳しくは日本取引所のHPでも見てくれ)

オイオイオイ、われわれ個人投資家の手口はどうなるんだ。みんな見られているんだぜ。それこそ不公平ではないか。取引所はあいつらがわれわれ個人投資家から金銭を簒奪している事実を知らないわけなかろう。市場の透明性をというなら、あいつらよりわれわれ個人投資家にもっと優しくしてくれないと。

取引所や証券会社がそんなこと考えてるのなら、これからますます個人トレーダーは儲け辛くなってくるばかりだ。そのうち、チャート表示も「リアルタイムはまかりならん」となってしまうのでは? あいつらはひとつずつ、ひとつずつ、われわれのか弱き武器を無効化するつもりだろう。

このニュースを知って、ますます闘志が湧いてきた。絶対、あいつらを血祭りにあげてやる!そのためには今知っている分析法、トレード法に磨きをかけて、賛同してくれる同志たちをより多く募ることだ。では・・・。

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まずはこのチャートからご覧いただこうか。今週からこの時間足が主役になるだろう。

【4時間足】

先々週の急騰劇が終わって、先週は一転調整相場になってしまったが、昨ナイトセッションで直近高値を上抜いてきた。先週は筆者も「紙一重」シリーズの記事を乱発して、「どっちに転ぶでショー」とお茶を濁してきたが、ネックゾーン(灰色細線枠)の3度目突破で、そんな保ち合い形状にケリがついたのではなかろうか。

なんといっても、右側上がりの逆三尊底を形成しての上伸模様がキレイではないか。これで週初からの上昇は約束されたようなものだ。安心して買いまショーだ。

もう1枚ある。

これは、2番底と考えられる30385円から始まった上昇波動(赤色ライン)が11/8の32045円から3波目に進行しているのだが、その3波目は金曜日ナイトからは更に3波の副次波(青色ライン)に分解されるのではなかろうかというカウント法を図にあらわしたものである。

つまり、現状は波になったのでは?ということである。それが事実なら、サードオブサードという最強の波動に突入したことになる。恐いもんなしだ。だれでも、酒はうまいし、ねぇちゃんはキレイだとの噂がある天国で自由に遊ぶことができる日々となる。(あー、さっそく疼きだしたぞ。)

赤色3波の目標値は1波の1.618倍拡大値だから35905円となる。当然、今限月での達成は無理だろうが、来年早々に向けておおいに仕込んでおきたいところであろう。


【日足】

ところで、上の赤色波動は日足ではこのグレー3波の副次波に相当する。つまり現在は、サードオブサードオブサードということになる。さらに鉄板だ。天国で暴走しすぎないよう注意する必要さえ出てくるくらいだ。

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ここで、以前から述べてきた「フェイラー型5波説」に言及しておこう。筆者がこの説に今ひとつ傾倒できないのは単にフェイラーが嫌いなだけなのもあるが、きちんとした別の理由も存在する。

それは今年3月から6月までの3波の形である。もう一度自分のチャートを見て確認してほしい。この3波はほぼ一直線に上げてきた。小さな押し目と見られる節目は散見されるが、大きな節目、クネクネが見当たらないのである。陰線の本数を見てもわかろう。圧倒的に陽線が連続して上昇してきた。急角度の上昇だったはずだ。

実はこの形状が、途中で飛び乗ることができたトレーダーとできなかったトレーダーに分かたれた原因でもあるだろう。つまりは爆益を獲得できた者と、それほど儲けられなかった者が明確に分かれていた。前者は途中でどんどん増し玉したりレートを上げたりして、3波の波に乗って儲けたが、後者は猜疑心が邪魔をした。はっきりした節目・押し目がないから「もうそろそろ終わりやろ」とかで押し目待ちに押し目が無かった状態だったとか、そもそもトレンドの半分以上も過ぎてからようやく「強いトレンドだ」と認識したのではなかったろうか。

そんな現象を生み出した3波の特徴が、節目のない、押し目の浅いほぼ一直線の上昇波動だったのである。

だから、筆者は次の5波はエクステンションする!とずっと思っていた。エクステンションして3波より波動が長くなるのではないかとずっと考えていたのである(※)。強いトレンドでは、1,3,5波のうち一つはエクステンションするというのが、エリオット波動原理の法則でもある。

(※)おそらくその長さは7000円以上になるだろう。となれば、5波の天井はざっと37000円前後以上にはなる。上で3波が35900円という数字を見たが、そこから考えてもあながち大ホラ話でもあるまい。

つまり、今度の5波は押し目がたっぷりある。それも大きな押し目になるだろう。その前兆はすでにあらわれている。全戻しに近い2波動目がそうだ。筆者も(その時はまだ4波の調整波中だと考えてもいたので余計に)、一番底30290円を下回るだろうと構えていたほどである。

そんな紛らわしい、言い方を変えれば、ふるい落とし戦術多彩の上昇波動が今回の5波の特徴になるだろうと心している。

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もっとも、筆者が毛嫌いする「フェイラー型5波説」側からも刺客はすでに放たれている。

もし、今回の上昇が先の高値33440円を突破することなく反落してしまった場合はどうなるか、である。上のチャートではちょうど青色の抵抗ラインがその反落ポイントになってもおかしくはない。レンジ志向のトレーダーが大喜びするラインだ。逆張りのカラ売りもおおいに入るだろう。

この場合は1〜3波は雲散霧消。33440円から始まったフラット修正波(またはジグザグ)のB波がフラット形かジグザグ形と認識されて、そこから反落下降したC波は今度こそ30000円割れになってしまうのではなかろうか。

こんな迷いが生じるから、落ちる時はバッサリやってほしかったのである。「あの時、落ちるとこまで落ちていたら・・・」は今さら言っても詮無い話だが。

しかし迷いは自ら断たねばならない。

それは決めつけることである。そして決断した後に神頼みすることである。処女の如く祈りを捧げるしかないのだ。決断の材料は何でもいい。隣りのポチがワンと1回だけ吠えた、サイコロで偶数が出た、晩酌に好物の酢の物があった・・・。


【イベントスケジュール分析】

予想を組み立てる前に、次のチャートを見てもらおう。現物225指数の日足チャートに、金曜日始まりの週足チャート実体を描画したものである。

先週はもち合い相場だっただけに、週足の実体が小さく、やや下ヒゲの長い十字足に近いコマ足となった。この足自体に取り立てて特別な意味はないが、陽線、陽線ときて、3本目や4本目にこの足が出ると、ちょっと危険なにおいを醸し出す。・・・「上値が重くなってきた?」

でも、2本目だし逆に上昇途中のひと休みといったイメージの方が強く、今週は大きめ陽線になるのかな?との期待の方が強いのではなかろうか。

とすれば、今週はいよいよ青い点線のレンジ上辺突破が見えてくる。この変則的週足が決定する木曜日の大引け時点で、33485円突破を達成する動きに期待したいところだ。あと600円程度。簡単じゃね? 上記の迷いなんて簡単に吹っ切れそうだ。

こんなうきうき気分を持ってイベントスケジュール分析を試みよう。

懸案は今週のアメリカのSQ日である。日本のSQ週同様に週半ばに荒れるのだとしたら、日経も多少の影響を受けることは覚悟しなければならないが、しかしこればかりはチャートを見てもわからない。

したがって無視することになるのだが、例えば日経が日本時間に好調なら(アメリカなんて関係ねーやなら)、ナイトセッション時は調整気味の動きになるだろうし、日中で調整気味なら夜間に動くといった日米相反の動きになるだろう。

つまりは上昇、調整、上昇、調整といった動きで、セッションを跨いで連騰連騰、また連騰という動きにはならないような気もする。

だが、この今のうきうき気分を害するほどの調整ではなく、気づいた時には相当上昇しているのではなかろうか。少なくとも33485円を突破するほどには。(ここら辺りは筆者の世迷い話であるから無視すべし。)

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では、エリオット波動と絡ませて、ここからの分析を進めよう。日足は3波であるというカウント(4時間足でいう赤色3波)として話を進める。

ここから年内の主要イベントと言えば、日本のメジャーSQ日が12/8、FOMCが12/13日、18日が日銀会合だ。したがって、メジャーSQ日、あるいはその前週までは上昇が続くと踏んでいる。


〇11月13日〜12月頭まで・・・好調(日足3波上昇継続)

〇12月第2週〜12月18日前後まで・・・・調整(日足3ー2波か)

〇12/18前後〜年末から来年・・・・好調(日足3ー3波上昇続く)


パウエル等が金利引き下げに慎重発言をしたのが先週の木曜日であっただろうか。それでも上昇基調を止められなかったのが金曜日ナイトである。パウエルの真意は株価を抑え込むことにあるのだろうが、ダウは行くところまではいく。それでもさすがに、FOMC前になると投資家の方が慎重になり、多少は利益確定に動くだろう。それが日本のメジャーSQ週、FOMC直前からの反落である。

どれだけ調整するかはわからないが、上昇3波の最中である。知れたものだ。日銀が終われば何事もなかったように再度上がりだすだろう。

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では、ボケ老人の狂人話はこれくらいにして、明日の予想を始めよう。

明日はもちろんカイ中心である。中心といったのは、目先(も目先、超目先)の天井が見えているからである。いったんの下落が必要な場面でもある。


〈重要ライン〉 ※赤色、青色については上記4時間足チャート参照

①34430・・・4時間足赤色大ジグザグ上昇N値

②33585・・・4時間足青色中ジグザグ上昇拡大目標値

③33520・・・上昇転換ライン

④33485・・・現物225指数・例の週足レンジ上辺

⑤33440・・・日足次の戻り高値

⑥33145〜33175・・・日中マド1

⑦33075・・・4時間足青色中ジグザグ上昇N値

⑧33040・・・日足ネックライン

⑨32965〜33045・・・本日高値メド

⑩32920・・・ナイトセッション・バリュー上限値

⑪32915〜33035・・・新・4時間足天ネックゾーン

※32890・・・ナイトセッション終値

⑫32805・・・ナイト上昇の23.6%押し

⑬32760・・・下落転換ライン

⑭32730・・・ナイト上昇の38.2%押し

⑮32620・・・ナイトセッション・バリューハーフ&前日日中マド埋めライン

⑯32525〜32090・・・4時間足節ネックゾーン

⑰32470・・・ナイトセッション・バリュー下限値&5日線処

⑱32245・・・4時間足押し安値

⑲32045・・・日足直近安値

⑳31865〜31645・・・日中マド2

㉑31310〜30980・・・日中マド3


<詳細>

上の表で言う⑨⑧⑦(また⑪ネックゾーン上辺もある)がその目先(も目先、超目先)の天井である。特に⑦では強いウリを浴びせられることは間違いない。

だから、寄付きから勢いに任せて上昇してしまうような展開なら、一緒についていっては事を仕損じる。むしろキリ番33000円を超えた価格帯ではショートの準備を怠ってはならないだろう。デイトレーダーなら、ショートで応戦するべきゾーンである。

もちろんスイングトレーダーの筆者も加勢する。下に買玉を持っているからだ。下がるとわかっているのに売らない法はない。

どこまで下がるだろうか。⑫〜⑭だ。だから200円以上の値幅が見込める。売らない法はないのだ。

だが、トレーダーが意外と慎重で利確を先に進めるような展開なら、たぶん32800円に近い処での判断になるだろうから、それからのショートはうま味に欠ける。その場合は下落を見届けてから買うことになる。寄りからの下落は⑫〜⑭でだいたいは止まるだろう。

この場合は上の逆バージョンで⑨⑧⑦を目標に決済しておくのが無難だが、アト高値になるため次のセッションまで一部でも持ち越すことにためらいはない。先の例とは違い、⑨⑧⑦からの押し目は小さく、途中⑥の邪魔あるも、イッキに⑤近辺まで届いてしまう可能性も否定できないからだ(ニューヨークの助け舟要す)。


<ポジション>

売り0  変わらず

買い3(30720、32100、32315)  枚数変わらずも単価下げる

※32315円は良い玉を拾ったと思うが、もう1枚スイングで残しておきたかったか。あるいはもう少し上で指値利確しておけばよかった、などと朝の上昇を見てからの虫のいい後悔。まさか32900円以上になったとは。きょうからは本当に増し玉するぞっと。


<前日のトレード感想戦>

やはり利確指値しなかったことのお咎めを受けて、買玉1枚は寄付き決済させられたが、赤字にならなかった分ラッキーだったか。

下落ムード漂う中、9時9分32400、続いて9時15分32350ショートから新規仕掛けのスタート。しかし、目標の「せめて32200円割れ」の寸前、ちょうど76.4%押し32240で下落が止まり反撃にあう。10時前後にそれぞれ10円づつの小利で撤退した。遅れた理由は優柔不断。

それから即、こっちも反撃態勢。32400カイは10分後▲20で切ったが、11時すぎのもち合い安値近辺での32315、後場1時すぎの32535はネックゾーン再突破確信後と、怒涛のカイ攻勢。バリューハーフ32695円を目指して、ナイトまで連れ込んだ。

ナイトは一進一退。値動きに合わせて32500円台で買いも売りもやったが、レンジ的動きに翻弄され、どちらも小損で撤退させられる。

で、これが最後と8時40分。32435円のカイは日中バリュー下限値32425円を目安に。

あとはニューヨーク後の急落も酒の力を借りてスルー。じっと我慢し、32685円や32805円など新たにできた目標値チョイ手前で利確指値して終了となった。


以上。


まずはこれだけでも覚えて帰ってください。

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自己紹介

 超短期(短気?)スイングトレーダーです。日本株と225先物を中心にやってます。FXやCFDは気が向いた時だけです。毎日日記したいけど、結構時間かかるので・・・一、チャンスを殺さず・・・二、ルールを犯さず・・・三、利薄きからは獲らず・・・この『トレーダー心得三か条』を守り、値動きから利益を掠め取る手法は”急ぎ働き”なれど、それなりの仕込みは必要と考えております。

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