※限月丸ごとトレードのすすめ(24)◆225MINI先物2024年3限月で儲けるために(その3)

月曜日, 12月 18, 2023

限月丸ごとトレード

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きょうのテーマは、『日経の12月下落メドは?』である。

先週の当コーナー記事や週間予想記事ではある程度のヒントを提示させていただいたが、今回新たなアイデアも見つかったため、更に深掘りしてみたい。下落は今週19日の日銀会合後に明確になるのだろうが、それまでに1枚でもショートポジションを用意していただきたいと思う。

通常なら自国のSQが終われば、クリスマス休暇に入るのが常であったあいつらも、今年は日銀の会合結果を聞いてからでなければ休みを取れないのが現状だ。それまでは安心して買えたものではないだろう。

日本の投資家、投機家にしたって年内は何かと忙しく、また専業であっても、翌年の確定申告のことを考えて損切りも敢行するだろう。

どう考えても今週、日本株に大きな資金が入ることは考えづらい。

それに、「FOMC後のダウの下落に同調するか、ダウの上昇に同調せず現状維持になるか」も問題であった。結果は先週末までのところ、日経はダウの上昇に同調せず現状維持になっている。

これでは日銀会合後の下落は確定的である。それまで十分な下落がないのであるから当然だろう。

また、昨日の週間予想記事で書き漏らしたことがあった。11日のナイトセッション始まりの直後に出たブルームバーグの記事だ。

内容は、19日の日銀会合では金融緩和に修正はなし、現状維持だよというもので、日銀理事に近い筋の金融関係者からのリーク記事のようなものであった。筆者などもこれに踊らされた一人ではあるが、相場は暴騰。翌日朝の寄付き直後の33135円まで上げられてしまって、悔しい思いをした。『おのれ、ブルームバーグ。末代までも祟ってやる』と心に決めた。

今にして思えば、ジグザグ修正波中のB波リバウンドで、チャートに織り込まれていたことを予見できなかった筆者が悪いのであるが、出処が出処だけに、19日の日銀イベント後は逆に反落するはずだとずっと睨んでいるのである。

このことも、日銀会合後の相場は下がるという自信につながっていることを付け加えておこう。

というわけで、大底狙いには年末年始の2週間が勝負処だということに問題はなさそうだ。

・・・・・・

それはいい。もうほとんど確定事項だ。次はいくらで買うかだ。

まず、先週の上記記事内で発表した数字を復習しておこう。

30915円・・・日中マド埋め水準

31035円・・・ジグザグA波の値幅1300円の1.618倍値をその後のリバウンド高値33135円から引いた値。

ここらに絞ってもよさそうだ。さらに今回の新アイデアで補強しよう。

これは前の12限月の高値安値のフィボナッチ水準表である。中心限月の現在の値動きが前限月のどのレベルで行われているかを見るために計算してみた。76.4%水準と言うのは高値から23.6%押しレベルだということを意味する。

注目すべきは、日本のSQ日前夜につけた最安値30085円は12限月の半値レベルであるという点だ。その直前で反転に入り、その後はおよそ60%~80%の間で推移しているということである。高値から40〜20%押しレベルの浅押しであるということで、このことからも株価は堅調なことがうかがえる。

現在のところ売り方である筆者は、常日頃から午前中の押し目買い勢力の強さを怖れているのだが、もしかしたら彼らの強さはこんなデータに裏打ちされてのものであったかもしれない。今はエネルギー充填の時期である=上昇前のもち合い期間と見ているのだろう。

しかし、12限月のモード帯(一番出来高が多い、つまりイニシャルが積み上がった価格帯)が33400円台であることから、12限月はやや上値の重い限月となっていた。当然その特徴は当3限月にも引き継がれるわけで、3限月も上値の重いムードになっていると言われても反論することはできない。

だから、逆に半値レベル33080円から下に価格が向かっていくことも考慮せねばならないのではなかろうか。直近安値30085円を下抜ければ、今度は40〜20%レベル(高値から60〜80%押し)までの下落が浮上してくる。美しいシンメトリーを描くのならばの話だが。

最大値なら③31005円だ。

つまり、上記①〜③まとめて、31000円前後というのは大底めどを測るうえで非常に重要な水準と言えるだろう。

ここで、いつもの限月表・チャートを掲載しておく。

この限月足(SQ足)チャートからも気になる数字を列挙してみよう。

2つ前9限月の安値④31230円、更に6限月の終値⑤31690円といったところが気になる。

因みに、⑤は当限月相当の30320円から33780円までの上昇の61.8%押し水準=31640円の近似値だ。④は200日MA近辺にあたる。

おそらく、④⑤というのは、もっと先の下落目標値(①②③)に至る前のリバウンド&もち合い水準になるゾーンだろう。増し玉のチャンス処とするポイントだね。


よっしゃ、決めた。



以上、天井騒ぎの【今日の乱痴気】でした。ご清聴ありがとうございました。



<現況報告> AM 11:47頃

10時半過ぎに32485円でカイをやったが、あまりにもリバウンドがないので11時前に▲5で切った。そのアト上がりだしたのでガックシ。売り玉は1枚32600円で決済している。午後から32600円以上になったら売るつもり。

ただ、あまり大きく下がるのは良くない。明日の日銀で上がってしまっては元も子もないからだ






まずはこれだけでも覚えて帰ってください。

◎まずジグザグ波動の徹底マスターから始めよう。

ジグザグ修正波だけでもこれだけのことができる! 4波修正波は難攻不落である。 その修正波の動きは種類もいっぱいある上に、それらが複雑に絡み合って、長期化すれば長期化するほど値動きのドロ沼にはまってしまう。個人投機家は、この4波の予想がつきがたい値動きに翻弄され、3波でしこたま稼い...

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自己紹介

 超短期(短気?)スイングトレーダーです。日本株と225先物を中心にやってます。FXやCFDは気が向いた時だけです。毎日日記したいけど、結構時間かかるので・・・一、チャンスを殺さず・・・二、ルールを犯さず・・・三、利薄きからは獲らず・・・この『トレーダー心得三か条』を守り、値動きから利益を掠め取る手法は”急ぎ働き”なれど、それなりの仕込みは必要と考えております。

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