■■S波動の応酬から■■今週(4/29~)と月曜日の日経225MINI先物分析&トレード戦略20240429

日曜日, 4月 28, 2024

日経225MINI先物

t f B! P L

 土曜日朝、昨夜の酒がまだ残っているのはいつものこと。気にせず日経の終値を確認するため枕もとのスマホを手に取る。38355円。

『405円まであったか、カイを増やすべきだった』とちょっぴり後悔。今度はアメリカの指標を確認するためにGoogleアプリをクリック。ヤフーファイナンスを閲覧するためであった。が、先頭ページで次のような文言が目に入った。

You are hot  and cold. と言われたら・・・どんな意味【連載 大人の英語塾】

英会話に興味はなかったし、なんでこんなWEB記事が浮かび出されてきたのだろうと疑問であったが回答を確認するために記事を開く。思ったとおりの意味であった。

hot and coldBull and Bear  と言い変えることもできるな。ンっ!?

・・・

NO!I am not Bull and Bear. 寝床の中で、そう叫んでいた。

・・・・・・

そういうことだ。そう簡単に引き下がるわけにはいかない。日経は下落トレンドの途中なのである。


【日足】


今は4波(赤色ライン)である。この4波の出発点(=3波の終点)がどこにするかによって、波動カウントが違ってくることは先週の予想記事で触れたのでここでは詳しくは書かないが、拡大フラット説なら緑色ラインのようにC波の4波動目反発になるし、ジグザグ説ならそのジグザグは36710円で終了して、もしかしたら新しい上昇波動が始まったともとれる(あるいはまだ調整中ということにこだわるのであれば、複合修正波になっているという説も可能だが)。

筆者は、買い方の反撃に恐れおののきつつも、まだ4波調整中だとの考えである。

ダウの下落トレンドははじまったばかりでそう容易く否定されるとも思えないし、もともと拡大フラット説であり、この値位置ではまだまだ寝返る必要はないからだ。このあと5波動目の下落波動が始まると期待している。

ただ、足元の上昇傾向だけには注意したい、これくらいのものだ。この上昇メドだけはしっかり予想しておきたい。


【4時間足】

おそらくこの日足4波(=拡大フラットC波4波動目)の調整波はジグザグになるだろうと思われる。まだ前の高値38470円を突破していないのでトライアングルの可能性もあるが、日銀が緩和継続と宣言した余勢を駆って、明日か明後日には突破するにちがいないと踏んでいる。

また新しい上昇波動が始まったという向きが一部にはあるようだが、それはこのジグザグ波動(になるだろうはず)のA波が5波動構成(緑色ライン)あるからであり、その場合はリーディングダイアゴナル形状となって、その後の大いなる上昇が期待できるからである。

じつはこの点にも先週末の予想記事は言及している。


4波動目は大きめの修正となる。2波がフラットなので、この4波はジグザグ修正の確率が大だ。

そうなってくると、上で言った日足5波の上昇と初めの頃は判別が難しい。同じように上昇するからだ。そして、ひとっ走り上昇してからの反落も同じようなものになってしまうかもしれない。それは拡大フラット説の場合に3波の安値(36350円前後と想定した)を下回ってくるまでは峻別できずに、その間われわれを大いに悩ますことになるだろう。


明日以降、38470円を越えられず反落するならなんら問題はない。売り方の大勝利だ。しかし、38470円を突破したら(筆者はその考えがメイン)、売り方はおそらくビビリにビビリまくることになるだろう。

『天井は何処?』

しかし、安心なされ。

青色点線で1回は反落するはずである。チャート右側に見えている矢印は38790円、38775円を指している。このラインで反落すれば、BS転換ラインとなる。いわゆるS波動になるだろう。強力な下落波動だ。そのまま5波動目の下落になる。

しかし、ゆめゆめ油断なされるな。

買い方の反撃もまた強力なのである。いったん38470円を突破した買い方は、売り方の望むS波動を粉砕しようと、この38470円で待ち構えている。もしその38470円ラインで売り方を急襲して押し戻せばどうなるだろうか。今度は買い方に有利なS波動が生まれることになる。

・・・おわかりだろうか。S波動技の応酬となることが。それはざっと38800円〜ざっと38400円のレンジでの攻防戦がくり広げられることを意味する。

おそらく、月曜、火曜はその攻防戦だ。どちらにもそう大きくはみ出すことはあるまい。そして、水曜日明けの早朝からもち合い抜けが始まるだろう。水曜日明けの早朝はFOMCパウエル談の日であることはおわかりだろう。

パウエル談の中身はだいたい想像がついているかもしれないが、何が飛び出してくるかはわからないし、一縷の望みをもって話を聞きたいのかもしれない。それがはっきりしないうちは相場をどちらにも傾けられないのは当然である。


【現物225指数・日足&変則的週足】

ここからは余談だ。

この変則的週足では、先週は実体が小さく、ほぼ十字足だ。ヒゲは上下とも長く、「気迷い」というよりは、「低位での乱高下」をあらわしているように見える。「もっと下げてやろう」派と「いや、これだけ下がったんだから、ここから逆襲だ」派の面々の対立である。

ここから来週はどのようなローソク足をイメージされるだろうか。

金曜日は陽線だし、明日は休場も、火、水、木で先々週の大陰線の半値くらいまで差し込むような大陽線をイメージするだろうか。

先週足のハラミ足を想像されるだろうか。

筆者の意見を言おう。

結論はハラミ足だが、詳細まで言うと、火、水曜日までは先週足の上ヒゲ部分での小動き、そして木曜日で下ヒゲ部分まで下落する。陰ハラミと言うのかな。を、想像している。高値を更新させたくないというポジショントークである。どうしても下落波動を再スタートさせたくって仕方ないのであろう。


【その他】

先だっての「限月丸ごとトレードのすすめ(29)」で書いたが、25日平均線とマイナス10%以上の銘柄数が思うように伸びず、底入れは少し遠のいた。来週には達成の見込みが得られるだろう。

また政府・日銀による為替介入話がくすぶっている。先週から政府要人が介入に口をつぐみだしたのは明らかにFOMC結果を待たされているからだ。パウエル談で更なるドル高が確認されれば、その時は本当に実施されることだろう。介入は日経にとっては悪材料となる。

また同記事でも推測したように、大底は35325円であるという相場観に変更はない。

・・・・・・


では、明日の戦略会議に移る。明日は休場でGWにも入ったことだし、動意少なければ火曜日も含めての分析にしてもらいたい。もちろん月曜日から活発に動くようであれば、その限りではない。

まず注意点としては、月曜日は上で書いたように38800〜38400円のレンジ相場である可能性が高いが、そうなるのはまずもって37470円を突破した後の話である。先に利確が入り下落が先だった場合は、また安値探りとなろう。

水曜日まではそう下げないと感じているので、下げた処はカイである。

先に37470円を突破したのであれば、売り場を探すことになろう。


〈重要ライン〉 

①39265〜39475・・・日中マド1

②38885・・・日足ジグザグ上昇N値(目先上昇目標値3)

③38835・・・本日上昇目標値(目先上昇目標値2)

④38790 or 38775・・・日足1波頂点

⑤38720〜38825・・・日中マド2

⑥38695・・・4時間足ジグザグ上昇N値(目先上昇目標値1)

⑦38625・・・直近下落の61.8%戻し

⑧38490・・・上昇転換ライン

⑨38470・・・4時間足戻り高値

⑩38395・・・ナイトセッション・バリュー上限値

※38355・・・ナイトセッション終値

⑪38250〜38080・・・前4時間足底ネックゾーン

⑫38235・・・ナイト上昇の23.6%押し

⑬38215・・・下落転換ライン

⑭38135・・・ナイト上昇の38.2%押し

⑮38130・・・前日日中マド埋めライン

⑯38060・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑰38050・・・ナイト上昇の50%押し

⑱37950・・・5日線処

⑲37840・・・ナイトセッション・バリュー下限値

⑳36710・・・直近安値

㉑36350・・・日足3波目標値

㉚36025〜35925・・・日中マド3

㉛34555〜34270・・・日中マド4


<詳細>

まず先に⑨を突破した場合だ。突破即買いがいいだろう。少なくとも⑥までは上昇するだろうし、④も少しくらいなら飛び出るだろう。ショートはそれからでいい。もう一度⑨近くまでは押し込めると思う。

問題は先に下落した場合である。その場合の目標値は⑯辺りであろうから、特に⑪のゾーンに入り込んだらまずはショートで様子見。反転しないようならそのままショートだし、反転するようならカイに転じてもいい。

反転ポイントはけっこうある(⑭⑮など)ので、常に注視しておくべきだ。月曜日はあまりに一方的な動きにはならないと思っている。


<ポジション>

売2(40800円台後半、40200円手前) 1枚減

買2(37100円台後半、37900円台後半) 1枚増

※ウリカイ同数は苦渋の選択。カイの勢いが勝った。かと言って、上昇トレンドになったわけでもないので、売玉もはずせない。もう少し波動がはっきりするまでは同数が続くだろう。


<前日勝負手概説> 

前場は様子見に徹す。仕掛けが遅かったと反省。

発表後37920円で買った。あの勢いでは仕方ない。同時にホールドS玉も1枚処理。

次に12時半過ぎに38090円でショート。これは高値予想値38055円を越えてからのことでタイミングはバッチリであったが、しばらく夢を見さてもらっただけで、38010円で決済。その前には買玉も38795円で決済しているので、その後のトレードは苦しくなった。

それ以降は所用で外出。ナイトまで取引なし。

さて、そのナイトは37700円まで急落を見たあと、夢を追ってのショートは38020円もプラス5円で降りた。なかなか下がらず、9時半の指標イベントが恐かった。

そしてラストは9時半すぎてからの37965円カイ。『こりゃ日銀が効いてるわ』

アルコールのせいで頭も回らず、寝るまで「損しないならいいか」とチャートを見てるだけ。ニューヨーク後は上がりだしたので安心して寝ましたとさ。

1日を通じて、値動きが全く読めてなかった。よく損出さなかったもんだ。というより、あまり積極的に仕掛けしなかった、できなかっただけだけれど。


以上。


<お断り>

今週は平日であっても記事をお休みさせていただく場合がございます。悪しからずご了承ください。

まずはこれだけでも覚えて帰ってください。

◎まずジグザグ波動の徹底マスターから始めよう。

ジグザグ修正波だけでもこれだけのことができる! 4波修正波は難攻不落である。 その修正波の動きは種類もいっぱいある上に、それらが複雑に絡み合って、長期化すれば長期化するほど値動きのドロ沼にはまってしまう。個人投機家は、この4波の予想がつきがたい値動きに翻弄され、3波でしこたま稼い...

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自己紹介

 超短期(短気?)スイングトレーダーです。日本株と225先物を中心にやってます。FXやCFDは気が向いた時だけです。毎日日記したいけど、結構時間かかるので・・・一、チャンスを殺さず・・・二、ルールを犯さず・・・三、利薄きからは獲らず・・・この『トレーダー心得三か条』を守り、値動きから利益を掠め取る手法は”急ぎ働き”なれど、それなりの仕込みは必要と考えております。

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