2021年7月10日土曜日

日経225MINI先物、来週(7/12~)の展望とトレード戦略

ここからは『エリオット波動論』通りに進むかな。

恐ろしい相場であった。

おそらく、大下落は木曜日ナイトで終わったと思ったトレーダーが多かったと思う。筆者もその口だ。

だからナイトで買った27580円玉は中途半端な利益では手放さず、朝までぐっすり寝た。

しかし、寄付き気配値板が表示されると、「もしかして危ないのでは?」との動物的カンが働き、28,800円で指値決済指定しておかなかったことを後悔するようになった。で、もったいないとも思ったが寄付きで決済した。

この170円の利益は、その後27860円まで上がって逆に後悔することにもなるが、しばらくして安心することにもなる。その後相場は下落に転じ、27380円と相場そのものの壊滅的打撃一歩手前までいったからだ。

でも、大引けを迎えてみれば「何じゃこりゃ」である。そのまま持ってれば500円以上儲かったではないか!である。結果論だけれども、だが。

ま、こういう感じで、今週はチグハグなトレードが続いた。波の逆方向に賭けていたわけではない。順方向だが、ホームランが出ない。12打席8安打だったが、すべて単打といった感じ。だからあれだけ上下に動いたにもかかわらず、一週間の儲けも少ない。

この原因はわかっている。相場を短期で見ていたフシがある。不調の時のしるしだ。好調ならもっと長期的視野で眺める。玉の握力が違うのだ。

ではなぜ視野が短期目線になってしまったのか?

それは度重なる下落の波にもまれて、買い玉だけでなく、売り玉でさえ、その有効期間に自信を喪失してしまっていたからだろう。

でも、もう大丈夫。昨日の後場からの上昇と同様、筆者も調子を取り戻すだろう。そんな感じがする。

では、分析に移る。

【4時間足】











読者は覚えておいでだろうか。この4時間足チャートに引かれた2本の赤線のことを。

確か3週間前の記事だったが、「例の神の子の聖域、特に②の27545円を侵されない限り、大丈夫、マイフレンド」といった意味のことを書いた。

ところが、今週、あっさりと神の子は死んだ。

最終的には下ヒゲで難を逃れたようにも見えるが、3度侵されている。特に2度目は相当に深かった。絶望。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

だが、神は復活した。緑色〇で囲った大陽線を見よ。以前よりも大きく成長して帰ってきたのだ。

このことは、売り方がどんなに悪意に満ちた方法で買い方をどん底に突き落とそうとしても、神は何度でも復活して明るく希望に満ちた世界をさし示してくれることをあらわしていると思わないだろうか。

エリオット波動の新しい上昇第1波が始まったのである。

確かにオレンジ色ラインであらわした如く、下落5波の後のABC調整波のA波かもしれない。もちろんその懸念は残る。いくら能天気お気楽ロマン派の筆者でも、そのことは頭の片隅に残してある。

だが、われわれ個人にできるのは、この復活した神につき従うことだけである。自ら逆賊の汚名を着る必要はないだろう。

といっても、新しい第1波の賞味期限もそうそう長く残されているわけではない。上には赤色斜線の抵抗ラインが控えている。200本線もあるだろう。ここから伸びても28700円前後までか、とも思わせる。

そういうことだ。第1波(またはA波)はもうすぐ終わる。そして2波(またはB波)の下落があって、3波(またはC波)の大きな上昇が始まるのだ。

このシナリオが来週進行する。すなわち、来週は1波の残り→2波調整、そして3波の上昇の初めまでが展開されるだろう。

われわれは、このシナリオ通りに買いを中心に考えてトレードに臨めばいいのである。


【日足】






⑤-2波の底が更新されてしまったので、フィボナッチファンも引き直した。その61.8%ラインは、目分量で誤差も多いが、だいたい28650円前後である。このラインも抵抗ラインとして機能することだろう。

しかし、200日線が機能した。青い支持線も最終的ではあるが外されずにすんだ。元の4波の保合いゾーンに戻ることができて、この日足からでも、これからの上昇に疑いは入れにくい。

29440円の戻り高値を上抜くまで、あるいはその前の大陰線高値28940円を上抜くまでは本格的上昇とは言えないが、復活した神の進行はすでに始まっているのである。


【1時間足】












1波の徴候はここからも読み取れる。

図で青〇で囲った部分は、リーディング・ダイアゴナルという第1波やA波に特有の推進波である。くさび形に伸びていく相である。

リーディング・ダイアゴナルというのは投資家心理的に言うと、

買い方は「そろそろ利確時期とちゃうか、相当上がってきたぜ」との不安心理、売り方は「もう天井やろ、相当上がってきたぜ」との不安心理の裏返しで、売り買い交錯も、買い方は利確を遅らせても余裕があるので利確は遅め、逆に売り方は辛抱たまらず少しずつ根をあげての買戻しをするので、こういうじり高形状になるのである。

で、結末は、高値で新規の買いがおらず、売り方の買戻しが終われば、あとは買い方の利確売りだけが残るだけとなり、相場は急落する。というのがパターンである。

ラスト2本目のローソク足が実体の小さい上ヒゲ陽線、そしてラストが陰線で終わっており、しかもそれが200本線に絡んでの事象であるので、いかにも利確を促しているようにも見える。

「もう」か「まだ」と考えている諸兄にとっては、まことに意味シンなチャートではあるが、金曜日ナイトはこんな終わり方をするパターンが多い。やはり土日の間に頭を悩まさせるのが目的なのだろうか。


【戦略】












ところで、第1波の天井を探るために上のチャートを用意した。日中取引だけの日足チャートである。

日中だけのチャートを筆者はときおり見るが、様々な示唆に富んでいると思う。

第1はマドであり、それはナイトの取引を完全無視して、現物取引がおこなわれるのと同じ時間帯(全く同じとは言えないが)だけでのマド明けを重要視しているからである。

今回の例でいえば、黄色いゾーン28565円から28415円、実体部分で計測すれば28605円~28380円だ。

先物価格は月曜日、必ずこのマドを埋めにくる。

これが結論だ。そのマド埋めが第1波の天井である。

そしてもうひとつ別の指標ではじき出した、28635円28610円もこのマドに近い。


では今度は2波底を簡単に探ろう。

これはわかり切っている。フィボナッチの出番である。

金曜日安値27385円からの値幅の38.2%~61.8%押しレベルが常識的で、仮に上で出した28635円が天井と確定した場合では、【1時間足】でのチャート図では2本の赤い水平線がそれだ。28160円から27865円で幅が広くピンポイントではないが、これは仕方ない。

今のところではあるが、筆者のカンでは28000円前後、+-50円前後の気がする。(あると思います)

いずれにしても、この2波底は大事なスポットであるから、なるべくなら安く仕込みたい気もするが、その後に3波の大きな上昇が見込まれるのであるから、そんなに神経質にならないでもいいだろう。

予算が許されるのなら、買い下がりもいいかもしれない。

注)買い下がり、というトレード法は筆者もときおり採用するが、あまり好きではない。理由は、最初の買値が甘くなりがちだからである。次また買うので、これくらいでもいいかという考えになりやすいからである。それは玉を早く持ちたがるからでもあろうか。それを防ぐためでもあるし、筆者はやはり精査を重ねた上で、買いポイントを絞ったクリティカルヒットが好きだ。でも、取り逃がすことも多いけど。


以上、天井騒ぎの【今日の教条主義】でした。ご清聴ありがとうございました。



0 件のコメント: