先週末までにケリをつけたかったが、米国株の堅調推移に助けられたようで57000円を回復して終わっている。レンジ相場の域を出ないまま、強弱感が入り交ったまま、このまま相場は続いていくのかもしれない。
値動きの頼みとしている米国株も揃って上がったり下がったり。いかにも触れなば落ちんといった感じなのに、「好きな人いる?」と彼女に問うても「いま、すん」とあやふやに返されてしまうのと同様で、ちっとも参考にならない。
もはや願っていた2月中の波乱はあきらめざるを得ない状況である。月足3波は2月11日の高値で天井をつけ終了しているというシナリオを標榜している筆者ではあるが、2月中はレンジ往来相場、したがって日々の逆張り戦法で乗り切るしかなくなった。そうしておいて、勝負は次の6限月、3月SQ後からの波乱相場に賭けようと思う。
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あーつまらないと明日の戦略会議に移ろうとしていた筆者に、次のニュースが飛び込んできた。
トランプ氏、全世界への新関税を15%に上げ表明、適用時期は不明 通商法規定を根拠に(産経新聞電子版)
金曜日に「トランプ関税は違法」との最高裁判決が出て、それなら10%の新関税でやり返すとしていたトランプが税率を15%に引き上げてやるというコメントを出したというのだ。
金曜日の米国市場は違憲判決を歓迎して上昇していたのだが、これでわからなくなったというのが筆者の予感だ。
彼は金利が上昇しないこと、すなわち米国債の価格が暴落しないことならなんだってする。それが政権の使命であるからだ。そのために相場巧者のベッセントを雇ったのである。
10年もの国債利回りは火曜日からちょっとずつ上昇していた。金曜日の最高裁判決を織り込んでいたのかもしれない。先々週までは気ィよう下落していたはずである。ここで一気に上昇方向に向かったなら、それこそ財政破綻がやってくる。それだけは防がねばならないのだ。
こんな時はサンデーダウが役に立つ。日曜日でもやっている証券会社のCFDだ。しかし、午後3時現在、前日比0.17%の下落を示すのみ。この程度の下落率では、15%コメントに対してことさら騒ぎ立てているようには見えない。
筆者は次のように解釈した。
もともと10%の新関税の発動は24日の午前零時(日本時間同日午後2時)からであった。15%をやるとしても早くて同日からだろう。なので、対応は同日からでもいいのでは?と高をくくっているのかもしれないということだ。
その根拠はTACOトレードだろう。トランプはやるやる詐欺だと安気に構えているのだ。
しかし、今年のトランプはバカにできないように思う。今年は中間選挙の年だ(11月)。何が何でも勝たねばならぬ。敗ければねじれ国会だけではすまなくなる。政権自体が崩壊してしまうだろう。
よって、とことんやるような気がしている。特に国債金利の上昇につながるようなことは断固つぶしにかかると思われるのだ。
すなわち、いつからになるかわからないが、15%引き上げはきっと行われるだろう。あるいは、トランプ関税を訴えた者に対して、「わかりました、今まで収めた関税は返金してもらわなくても構いません。その代わり15%はどうかご勘弁を」と逆に頭を下げさせる目的ならば、15%引き上げはやらないかだ。
どちらにせよ、米国の財政破綻時期を少しだけでも引き延ばせることになろう。トランプ=ベッセント陣営の勝ちである。
というようなわけで、今週はもう一度「下落」に賭けてみることにした。24日に15%引き上げなら株価は暴落する。
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先週の朝記事ではセッション値幅について何度か言及してきたが、この表が示す通り、値幅が徐々に小さくなっている。1月下旬から2月初旬にかけて、あれだけ1000円幅を連発させてきた(最高は2270円幅も)ことがウソのような縮小ぶりである。
このことが筆者には不気味なのである。何かよからぬ事件が起こるかもという予感の元、金曜日はさすがに身構えたことは記事でわかるだろう。結局、何も起こらなかったが、それはこの先も起こらないということではなく、先に引き延ばされたとも言えるだろう。
ともかく、明日の米国市場の動向、24日の新関税発効後の動向を見ようではないか。
その上で【現物225指数・日足&変則週足】が次のような大陰線になってしまうのを予想してみようと思う。
木曜日の日足十字線と金曜日の日足陰線との間柄は遠いけど、お前とはOK、いますぐ「宵の明星」になるかもしれない。
こんな大陰線にならないのなら、冒頭で述べた2月はレンジ往来相場に終始、ドラマチックな展開は3月に入ってからということになる。筆者もさすがに「今週こそ!」と読者を毎週のように引きつけておくわけにはいかなくなる。
【4時間足】であらわすと、
今週の相場は通常なら青色ラインのようなレンジ相場だろうが、57700円という転換ラインを明確に超えてくれば、赤色ラインのようなフラット形を描くことだろう。また上記のような米国発の悪材料が飛び出せば緑色ラインのようなジグザグ形で、日足押し安値を今度こそ割り込むことになりそうだ。
筆者はもちろん緑ラインを期待する。ここから上昇してきたら、57700円前後ではウリを放つつもりである。そのラインが破られたら、今度は現最高値付近でのウリとなるだろう。上手くいけば例のマド③を今度こそ下抜けるかもしれないと考えている。
最高値突破は考えない。すでに月足4波に移行しているとのシナリオに傾いているからであるが、完全にというわけでもない。波動カウント次第で十分ありうるシナリオではあろう。が、それまでも考え込んでしまうと決め打ちトレードができないからである。
決め打ちをしないと、限られた小さな値幅のもち合い相場では逆張り戦略は上手くいかないだろう。
突破する、しないはどちらも同等に確からしい。どちらも相手側の意見を打ち負かすほど強い根拠は持っていない。サイコロを振って決めてもいい案件である。
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では、明日月曜日の戦略会議にしよう。
明日は祝日取引であまりよくわからない。休んでもいいのではあるが、いちおう上昇してきたら売ることだけを考えて臨むというだけになりそうだ。
<重要ライン>
①58525・・・現最高値(現物指数では58015円)
②58040・・・本日上昇可能値
③57855・・・1時間足ジグザグ上昇拡大目標値
④57750~58275・・・4時間足新天ネックゾーン
⑤57615・・・4時間足上値メド2
<参考>57467・・・現物225指数・変則週足陽線前週終値(ここから上は全てウリ)
⑥57465・・・1時間足ジグザグ上昇N値
⑦57430・・・4時間足上値メド1
⑧57360・・・(新)日中マド7上辺
⑨57225・・・目先上昇転換ライン
⑩57165・・・ナイトセッション・バリュー上限値
※57140・・・ナイトセッション終値
⑪57135~57045・・・ナイト上昇の浅押しゾーン
⑫57125・・・(新)日中マド7下辺
⑬57070・・5日線処
⑭56855・・・ナイトセッション・バリューハーフ
⑮56805・・・ナイト上昇の76.4%押し
⑯56690・・・ナイトセッション・バリュー下限値
⑰56605・・・4時間足下値メド1
⑱56420・・・4時間足下値メド2
⑲56275・・・大下落転換ライン
⑳56145・・・日足直近安値
㉑56130~54415・・・日中マド6(高市劇場3つ目のマドに相当)
㉒56080・・・4時間足押し安値
㉓55365・・・4時間足ジグザグ下落N値
㉔55350・・・1時間足480MA処
㉕53895・・・4時間足ジグザグ下落拡大目標値
㉖52965・・・日足押し安値
㊵50790~50605・・・日中マド5
㊶50235~49885・・・日中マド4
㊷49275~49210・・・日中マド3
㊸48315~48220・・・日中マド2
㊹46385~45990・・・日中マド1
<詳細>
ナイト高値をとってからすでに一度61.8%押し水準までの下落を経験しているので、ここからは上昇する確率が高いかもしれない。
しかし、前回も機能した④ゾーン下辺でのウリが理想だが、休日で市場エネルギーが小さそうならそこまでは上がってこれないだろう。デイトレ特化なら明日は⑧前後でもウリをしなくてはならないことになる。そうしておいて57000円前後までの下落でマン足するべきだろうか。
要するに明日の予想レンジの大半を⑧~⑫、上下に引き延ばせば57400~57000円前後と考えているわけで、このレンジ内での逆張りが正解となるだろうと予想する。
また下落が先ならカイもアリだが、筆者はしない。上と違って下のめどが立たないからだ。57000円前後で止まると思うが、それは無風状態の場合であって、材料が欧米勢が参入してきそうな後場からは特にカイには勇気がいる。
デイトレードならナイトの方が面白いか。トランプがらみの材料で大きく動く可能性がある。
<マイポジション&スイングトレード的構想>
売1(57400台) 変わらず
買0() 変わらず
※売玉は風前の灯。上昇しそうなら即利確。
<前日感想戦>
9時からの急落は手が出ず。ようやく20分後56825円で。消極的な自分に鞭打つような。数分後上昇してきた処をさっと56810円利確。この位置では長期戦はムリ。
9ぞ半を回って56910円で再度。すぐ56950円で切って56910円でまた再度売り直す。10時すぎ戻されて56860円利確。
さらに数分後、56830円は56600円台への執念を見せたものだが、急反転に1時間後56780円利確。
ほぼあきらめて外出。
ナイトは期待先行。5時すぐ56880円だったが、しばらくして57020円で損切り。10時半指標後にしようと思ったが、そのころにはへべれけ。結局何もできず。
良い所まで追いつめているが底割れなかった。
以上。

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