綱引きはどうやら勝負がついたようである。少なくともあと少しは上昇が続くと思い始めたトレーダーが増えたのではないだろうか。
【日足】の波動シナリオに変化はない。青色B波の頂点がどこなのかはまだつかめていないままだが、いずれはっきりしよう。筆者としては「限月丸ごとトレード」で述べた、現時点での限月安値62530円からまず10%の上昇=68000円台、次に同13%の上昇=70000円台で値動きを総点検するまでのこと。もはやそれまでとなったらド転を実行するまでのことである。
厳密に言えば、現時点では緑色実線であらわした元の保ち合いゾーンを抜け出したわけではない。が、それも明日の東京時間に証明されることになろうと想定している。
まず、赤〇の上ヒゲ先までは上昇するだろう。そうでなければ、連休中の高値が無駄走りとなる。また何のために連休前の終値=65100円に戻ってまで再スタート、再上昇を開始したのか、意味不明となってしまう。であるから、67150円奪還は確定的である。
重要なのはそれ以降のことである。67150円までは届いてもそこから果たして上昇が継続するのかということだ。
【現物225指数&変則週足】を見てみよう。
2週前のほぼ十字線は天底転換を期待させるものであったが、先週はその期待通り陽線が立った。しかし、週足と言えども正味は2日間での出来事で、またその大きさも小さく、とてもとても上昇を確信させるものではないだろう。
その意味では今週がその試金石。先週の始値から込みで、大きな陽線が立ってくれたら上昇は確証されるはずである。また8月中旬に残されたマドを埋めるチャンスが巡ってきたようでもある。期待したい。
【米国株動向】
以上の期待が現実化されるには、やはり米国株の動きが重要だ。
先週筆者は「見るべきはSP、ナスダックの大型株だ」と言い切ったように、特にナスダックは史上最高値を付けてきたほど絶好調であった。戦争、インフレ、原油・金利高の厳しい状況下では買われるのはAI・半導体のみであるから、こういう結果となるのは当然だろう。
また、「利上げがあろうとなかろうと」12限月は上昇方向にハラを決めていることが証明されたともいえる。
今週はナスダックの更なる上昇、史上最高値更新もさることながら、SPやSOX指数にも注目したい。SPは史上最高値を狙う準備ができているし、SOX(下図)も前の戻り高値を捉えて抜き去ろうとしている。出遅れ組の日経に先立って実現してくれればうれしい限りである。
【イベントスケジュール分析】
今週末に雇用統計がある。先月はちょっと注目したが、今回はほぼスルーすることになろうか。注目の的であった「利上げ」問題は9月のFOMCで解決したからである。年内にあと1回か2回の利上げが行われるだろうという結論に行きついている。
結論がわかればそれで十分。材料出尽くしとなって処理されるのが株式相場の通例だ。トレーダーは過去には拘泥しない。いつも前を向いて行動する習性があるからだ。「利上げがあろうとなかろうと、AI・半導体だけは買い上がろう」と決めてしまっているのである。
10月末にFOMCがある。波乱があるとすれば、その1週間前くらいから注意だが、その2週間前には(14日)CPI発表がある。もしかしたらここから注意が必要になるかもしれない。(※さらに上昇トレンドが続くと言っても、反対勢力にも生活というものがある。針の穴ほどの材料を見つけて大げさに騒ぎ立てることもあろう。)
よって、これらのイベントでは大きく想定外の数字が出ればわからないが、想定とそれほど変わりないような数字なら、天底を揺るがすような値動きにはならないと見ている。
おそらく最大の転機は11月下旬の米中間選挙になるだろうというのは衆目の一致するところでもある。
【4時間足】
ここからは赤色のN字シナリオ完成を想定している。
N値なら69710円、ここを超えて70000円突破なら上記で説明した13%のの上昇率に近似だ。一方で上の日足チャートでのN値(青色ジグザグ)なら71670円だ。
おそらくこの2つのどちらかが当12限月の高値になりそうな気がしている。
もちろん18%の上昇も可能性としてはゼロではなく、その場合は73780円まで伸びることになろう。言うまでもなくその数字は、6月に付けた史上最高値73645円を捉えたことを意味するものである。
しかし、最後に言っておこう。
高値がどこになろうとも、現在動き出している上昇トレンドは、「いばらの道」であることに変わりはない。ちっとは上がったかなと思ってもその都度叩かれ、勢いがありそうな陽線が出たかと思えば翌日全戻し。3歩進んで2歩下がる、365歩のマーチだ。もうあの春先の栄光の日々は当分戻ってこない。
ゆめゆめ油断召されるな。特に筆者のようなお調子者はあかん。儲からん。
・・・・・・
では明日の戦略会議にしよう。
この【1時間足】のチャネルゾーン内で今度は上昇してくるように見える。当然狙うのは緑色点線処=67150円である。
<重要ライン>
①71670・・・日足ジグザグ上昇N値
②69710・・・4時間足ジグザグ上昇N値
③69510・・・日足戻り高値
④68425・・・本日上昇可能値
⑤68180・・・大上昇転換ライン
⑥67945・・・上昇転換ライン
⑦67355・・・8月後半の上昇幅の76.4%戻し
⑧67155~67245・・・日中マド6
⑨67150・・・日足直近高値
⑩67145・・・1時間足ジグザグ上昇N値
⑪67050・・・本日上昇目標値2
⑫66795・・・本日上昇目標値1
⑬66650・・・目先上昇転換ライン
⑭66595・・・ナイト高値
⑮66535・・・ナイトセッション・バリュー上限値
⑯66505・・・(改)日中マド5上
※66475・・・ナイトセッション終値
⑰66305・・・(改)日中マド5下
⑱66245・・・6月高値からの日足抵抗ラインタッチ
⑲66235・・・前日日中バリュー上限値
⑳66110・・・ナイトセッション・バリューハーフ
㉑66070・・・前日日中バリューハーフ
㉒65910・・・ナイトセッション・バリュー下限値
㉓65855・・・ナイト安値
㉔65540・・・前日日中バリュー下限値
㉕65320・・・下落転換ライン
㉖65310・・・5日線処
㉗65090・・・4時間足直近安値
㉘64535・・・4時間足ジグザグ下落N値
㉙64295~63620・・・4時間足今回上昇の深押しゾーン
㉚632630・・・4時間足ジグザグ下落拡大目標値
㉛63120~61770・・・4時間足大底ネックゾーン
㉜62530・・・日足直近安値
㊴60370・・・日足大押し安値(デッドライン)
㊵58080~58015・・・日中マド4
㊶57395~56755・・・日中マド3
㊷55010~53890・・・日中マド2
㊸52295~52175・・・日中マド1
<詳細>
寄り付きからのウリ攻勢は相変わらず強い。こちらとしては、再度⑱以下に押し込められたくはないので、せいぜい㉙を押しメドにして逆張りのカイを仕掛けていきたい処だ。66000円割れの㉒までの下落も考えておかなければならないが、その場合は早期での回復が望ましい。そこまで下がってもまだウダウダやってるようなら当日のカイは用なしであろう。
押しても押さなくても⑮を突破してくるようなら、その場合もカイだ。先に押した後の突破なら、67000円程度までの上昇は期待できると思う。
寄付きから上昇が始まると67000円手前で失速、反落の憂き目を見る可能性がある。なので、この場合はあまり上値を追わず、重たく感じたらさっさと利確すべし。
ウリはやはり⑨を超えさせてからでないと危険。⑧のマド埋めまでの上昇の後なら最高のウリ処だ。買玉ヘッジのためにも一手。
<マイポジション&スイングトレード的構想>
売0() 変わらず
買1(65100台) 変わらず
※ナイトで増玉に失敗。本日チャレンジ予定。とりあえずは68000円台にまでは。
<前日感想戦>
(前略)
後場12時45分を過ぎてから65955円で買う。完全な逆張り。66400~66500円への確信あり。そのままホールド。
ナイトは5時20分近く、66250円でもカイ。日中バリュー66235円を突破してきた。15分後66430円で利確、後場の買玉温存に成功。調子に乗って20分後66515円でもカイ。66700円台の数字を見ていた。30分後66500円切り。やはり無理があったか。
でもこれはまだ愛嬌があった。下落を甘く考えていた。下落途中でのカイはしなかったが、10時すぎ、あまりの恐怖に温存できたと思っていた買玉を66205円で手放してしまう。まさか全戻し以上とは!66000円割れ。
ニューヨーク始まっても下落は止まらず。もう買えましぇ~ん。残った1枚にストップロスかけて寝た。そしたら朝、戻してるやないかい!またもやふるい落とされた格好。
以上。






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