■■絶対に買ってはいけない■■今週(3/18~)と月曜日の日経225MINI先物分析&トレード戦略202403018

日曜日, 3月 17, 2024

日経225MINI先物

t f B! P L

目標は決まっているのだが、相変わらず素直じゃないねえ。修正波だから仕方ないのかな。

筆者としては先週末で3000円幅の下落を予想していたくらいだが、いまだその半分くらい。特に先週後半は残念な値動きとなった。

だが、いよいよ筆者の望みも達成されそうである。

今週のメインイベントは日銀会合であることは誰しも知っている。

天底転換という意味でなら、先のメジャーSQ日前日にすでに雌雄を決しているが、にもかかわらず未だはっきりした下落の態度をあらわそうとしないここ数日の相場に、この日銀イベントが決定的な断を下してくれそうである。

すなわち、19日(火)、世界に例を見なかった金融緩和に終わりを告げた瞬間から相場は本格的な下落を開始する、と予想する。もちろん根拠などないのであるが、エリオット波動原理に基づくチャート分析ではそうなると告げている。

マイナス金利撤廃等はすでに織り込み済みなのであろうが、その確認だけ済めば、下落開始となるだろう。


【日足】

緑色水平線までの下落が目標であったが、一度もタッチすることなく、その手前で停滞している現状である。

その理由はダウ理論の日足売り転換が完全成就となっていないからである。茶色点線の押し安値を割れたが、もう一度高安値の切り下げが必要だ。すなわち、38055円を割れて初めてダウ日足売り転換となる。

それまでは未練たらしいカイがだらだらと続く。夢よもう一度、押し目買い意欲もかなり残っている現状だ。

そんなトレーダーたちの目を覚まさせるには、やはり日足売り転換にならなければ・・・。

それが、今週遂に実現するというわけである。遅くとも水曜日には。

では、そんな宙ぶらりんな現状のここから、どういう軌跡を描いて下落していくのであろうか。下の足で分析してみよう。


【4時間足】

現在が下落方向のジグザグ修正波A波の4波動目にあたることは先週の朝記事において明らかにさせた。たぶん合っているだろう。しかし、その4波の形状に関しては今だ不分明のままである。が、途中ライン引きに手こずったが、今となっては以下の2種にようやく絞ることができたようである。


それは青色点線の間を往来する5波動のⒶトライアングル(青色実線)か、あるいは緑色実線であらわした修正波Ⓑフラット(3波動構成)のどちらかである。

たぶん月曜日から日銀会合結果が発表されるまでの火曜日前場の値動きは、この2種類に集約されるだろう。

2種は波動数も違うが、根本的な違いはここからの高値余地がどれだけ残されているかであろう。

当然フラットの方が高い。前の高値38980円まで上昇する、あるいはそれ以上になることも多い。したがってフラットの場合は39000円乗せも想定しておかなくてはならないだろう。

トライアングルの場合は前の高値38980円には届かない。その前で反転下落する。その高値はどこになるかは最終的にはわからない。ここから1円も上がることなく下落してしまうことだってある。わかっているのは38980円に到達することはないというだけであろう。

これで月曜日のトレードプランだけは練れたであろう。あとはできる限りの高値での売玉を握って、会合結果を待つのみである。

しかし、この4波動目が長引いたので、そのアトのシナリオが順送りになってしまった。その辺りは下記に。今週の値動きには関係しない。

それよりももっと注意しなければならないことがある。日銀会合発表時点での値位置である。それによって、発表後の値動きが若干違ってくる。

Ⓑフラットの場合はそれほど問題ない。たぶん月曜日中に(ナイトセッション含む)38980円前後まで上昇するだろう。そしてあまり下落することなくその近辺で発表を待つことになる。だから、発表と同時に下落する。それまでに玉を握っておればいいが、持っていなければ飛び乗るしかない。

しかし、Ⓐトライアングルの場合は複雑だ。ここから上昇するとしてもそれがC波の天井で、即刻だ。そこからD波(↓方向)、E波(↑方向)と進んでいく。だから発表時にE波にまで進行しているのであれば下落で事はすむが、D波やE波の途中であったら大変なことになる。まだ修正波が終わっていない段階で売ることになるかもしれないからだ。

その場合は発表と同時に相場が吹き上がるかもしれない。終点はE波の終点だとわかっているのだが、一時に噴きあがればやはり恐怖感は相当だ。持っていた売玉を投げ出してしまうかもしれない。「すわっ!」と買ってしまうかもしれない。よ〜く波動の段階を見ておくべし、である。


【イベントスケジュール分析】

筆者は19日の日銀会合に重点を置いている。20日のFRBに関しては今回はあまり重要視していない。たぶん金利の「引き下げなし」は十分織り込まれているだろう。その通りという確認だけである。確認さえすれば、日本株同様、アメリカ株の下落も顕著になるはずだ。

その顕著になった下落は日本株にも波及する。日銀後に下落した日本株はその頃には再浮上の準備をしているはずだろうが、その頭をコツンと叩く役目くらいは果たしてくれるだろう。その程度のことだ。

ここまでの内容をまとめて、これからの波動航路を予測してみたい。エリオット波動が基礎となる。上でちょっと触れたように、波動シナリオが順送りされた。


〇3/19〜4月中旬まで・・・日足3ー4波の修正波ジグザグA波完成からB波のリバウンド。いつ反転するか今は不明。

GW手前から以降はジグザグC波の大下落。終わればその後は日足3ー5波の上昇に。

4/26の日銀会合前から「次なる金利上げ」の心配が取り沙汰されて再度下落傾向になるはずだ。実際には平穏だと思われるが、C波の勢いには逆らえず、といった感じ。

6限月が始まる当初と違い、限月を通じては下げ基調になるようなイメージに変更する。特にB波は厄介な波動になりそうだ。またのらりくらりやられそうである。何といっても先高観が強いからね。


では、明日月曜日の予想を。たぶん2種類の動きになるだろうが、君たちはどう生きるかである。

筆者はその2種のなかでは、Ⓐトライアングルを予想する。なぜならば、フラットになった場合はエリオット波動の「1波と4波は重ならない」という重要ルールをもう一度犯さなければならなくなるからだ。1度目はヒゲだけの絡みでOKを出した。でも、2度目はね。

どうしても重ねさせたくないし、時間的なこともある。月曜日の2セッションでフラットだけでは間が持たない。一度下落して、再度上昇した状態で日銀発表を迎えたいという個人的希望もある。

1時間足チャートだ。赤色点線がトライアングル波動だ。A〜Eの5波動から成る。

月曜日の朝に問題となるのはC波の頂点である。図ではここから更に上昇して39800円前後で頂点をつけるように描かれているが、頂点はナイトでの高値38750円で、そこからすでにD波の下落波動になっていると捉えることも可能だ。

つまり、前者なら寄付きから上昇だし、後者なら寄付きから下落することになる。どちらになるかはわからない。波動の折れ曲がり方はどちらの説を採っても正解だ。たぶん、ナイトの後半から盛り返してきたので、寄付きから上昇すると考えるトレーダーも多いだろう。

ところで、日銀の緩和修正の話題は先週初から出ていたが、市場はその都度織り込んできた。というのも、株価がニュースの度に一瞬下ってもすぐさま盛り返してきたからである。金曜日ナイトもその日経の強いのが見えた。アメリカのメジャーSQ日のドタバタに引っ張られることなく38600円台を維持して帰ってきた。

でも、その強さはまやかし、張り子の虎だと思う。しょせんトライアングル修正波なのだ。図の様に先々も上昇する拡大型のY波動(青色線)に見えるが、しょせんはトライアングルの中の一部なのである。

この下げそで下げない値動きは誰かさんの陰謀である。たぶんあいつらの謀略にちがいなかろう。われわれ個人投資家に買わせよう買わせようとしている。

『緩和修正なんて前々からわかっていたことじゃないか。ほら、叩かれても叩かれてもすぐ反発してるでしょ。日本株は強いのだ。われわれも買い越している。2月のあの上昇を信じようよ。』

寄付きから上がるとしても知れたものだ。それほどの上値はない。


〈重要ライン〉 

①40340・・・最高値

②39940〜40035・・・4時間足天ネックゾーン

③39185・・・4時間足上昇メド

④38985〜39305・・・日中マド5

⑤38980・・・直近高値

⑥38840・・・本日上昇目標値(トライアングルC波天井)

⑦38745・・・ナイトセッション・バリュー上限値

⑧38730〜38920・・・4時間足節ネックゾーン

⑨38675・・・ナイトセッション・ハーフバリュー

※38660・・・ナイトセッション終値

⑩38595・・・前日日中マド埋めライン

⑪38475・・・5日線処

⑫38455・・・ナイトセッション・バリュー下限値

⑬38340・・・本日下落目標値

⑭38055・・・直近安値

⑮38025・・・4時間足下落メド1

⑯37815・・・4時間足ダイアゴナル根元

⑰37765・・・4時間足下落メド2

⑱37645〜37555・・・日中マド4

㉒37185〜36980・・・日中マド3

㉓37095・・・日足3波の38.2%押し

㉝36025〜35925・・・日中マド2

㉞34555〜34270・・・日中マド1


<詳細>

1時間足チャートからはY波動の上値ラインタッチまでがその上昇限度だろう。38800円前後だろうか。寄付きから最初に上昇するのなら、⑥がいい処だ。迷わずショートを。(もしフラットとなって38980円にまで上昇するようならいったん切るか、居直るか。)

しかし、C波の上昇がすでに終了しており、寄付きから下落していった場合は難しいだろう。⑩のマド埋め後に反転してしまうかもしれないし、その下に⑪⑫がある。

肝に銘じておかなければならないのは、明日月曜日関しては焦ってはならないということだ。大事なのは火曜日、月曜日は⑦〜⑫の往来相場に終始してもおかしくはない。あせって仕掛けてもそれほどの戦果は得られないかもだ。

が、それはデイトレードに関しての話である。スイングならD波の底は38100円前後まで見込まれるので、それを覚悟しての仕掛けならやってみる価値は十分あるだろう。(その場合でも⑪より上でホールドしたいけど。)

カイはほぼ絶望的だ。さっき述べたように⑦〜⑪までのレンジ相場を想定して底で買ってみるくらいだが、下抜けるリスクもきつく勇気がいる。筆者はできない、しない。

あるとすれば、いったん下抜けてから⑫あたりでの反転を狙うケースか。そこからまた200円幅くらいの上昇は先週に連日演出してきた値動きパターンだ。筆者でもできそう。

どのような値動きになろうと、筆者の興味は火曜日の朝だ。火曜日当日朝、価格がどの位置にあるかだろう。


<ポジション>

売2(39400円台前半、38800円台央) 1枚減

買0() 変わらず

※800円台の売玉も早めに外しておこうかどうか、迷いに迷った1日であった。ナイト時でもそうだったが、まず買玉を持ったのでガマンできた。月曜日も迷いそうだ。月曜日は寄付きから上昇すれば売玉はいったん利入れする。でもすぐウリ直すけれど。


<前日の感想戦> 

9時すぎ38385円買いから入る。すぐあとホールド売玉を決済。9時45分すぎ38465円で買い玉利確、10分後38460円再度カイは15分後38500円利確。利幅薄いがまあまあ。

でもその後は失敗。フラット上昇を狙って、1時半38420円カイ、ナイト10時半チョイ前の38585円カイはニューヨークオープン後の失速で狼狽売り。トントンで終わる。その後戻ってシュン。


以上。

まずはこれだけでも覚えて帰ってください。

◎まずジグザグ波動の徹底マスターから始めよう。

ジグザグ修正波だけでもこれだけのことができる! 4波修正波は難攻不落である。 その修正波の動きは種類もいっぱいある上に、それらが複雑に絡み合って、長期化すれば長期化するほど値動きのドロ沼にはまってしまう。個人投機家は、この4波の予想がつきがたい値動きに翻弄され、3波でしこたま稼い...

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自己紹介

 超短期(短気?)スイングトレーダーです。日本株と225先物を中心にやってます。FXやCFDは気が向いた時だけです。毎日日記したいけど、結構時間かかるので・・・一、チャンスを殺さず・・・二、ルールを犯さず・・・三、利薄きからは獲らず・・・この『トレーダー心得三か条』を守り、値動きから利益を掠め取る手法は”急ぎ働き”なれど、それなりの仕込みは必要と考えております。

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