2022年2月5日土曜日

三尊天井を防げるか【日経225MINI先物、来週(2/7~)の展望とトレード戦略】

 今週のボヤッキーは別の機会に譲るので、さっそく来週の検討に移ろう。

今回の主役は4時間足である。この4時間足がすべてを物語っている。

【4時間足】

すでにご存じのように、27460円という戻り高値を上抜いたことで、1時間足は上昇1波が確定された。次は4時間足の番だったが、これも他の条件(移動平均線のGX雲突破)も今週果たすことができて、やっとひと息ついた感じであろうか。

しかし、日足での上昇トレンドはまだまだ先のことであり、楽観はできそうもない。この先売り方による買い方イジメが頻発するだろうことは容易に推察される。

ということで、図のチャートである。





見ての通り、三尊天井が簡単に見えてしまっている。しかも、ネックライン(26945円)が前回の押し安値を下回ってしまっている(青点線)から始末が悪い。今度下回ったら、完全な下落トレンドである。

そもそもこの形の三尊天井はダマシの確率が小さいことから、飛び乗りOKというのが通説だ。だから、割った瞬間から売り浴びせに会うにちがいないだろう。つまりは、下落トレンド確定である。買い方は相当な覚悟を強いられるというわけだ。

では、今回のタイトルでもある、三尊天井を防ぐことができるのかである。言葉を変えれば、割ったとしてもダマシの下落で、ほどなく上昇トレンドに戻ることはできるのか?ということだ。

結論から言おう。筆者は無理だと考えている。

図にもあるが、今現在のエリオット波動論的波動カウントは、第2波調整波であると考えられる。たぶん金曜日ナイトの最後のローソク足からは、そのC波の下落波動が始まってジグザグの下落波動を進行させることになる、とは常識的な値動きの予測である。

となれば、先のネックラインを割ってしまうことなど朝飯前で、買い方は「次の買いメドはどこだ」とチャートとにらめっこするばかりだろう。

それなら今のうちに覚悟を決めて、下値メドを計算しておこう。

ズバリ!N値の26820円である。(27565→26945→27440→N値) 価格はここで止まる。通常ならば。


しかし、本当の恐怖はそこから始まる。

もう一度チャートに戻って頂こう。赤い点線=26795円ラインは何だろう。第1波の半値押し水準である。そして、チャートの左方向に目を向けるとわかることだが、このラインを巡って、幾多の攻防の痕跡が認められるだろう。赤色〇印は一度は突破するも最後は押し戻されている事実をあらわしている。

つまり、このラインはBS転換線なのである。ここを突破すれば、売り方はガ然有利になる。上記三尊天井は「始まりの始まり」となるわけだ。

古来より「半値押し(戻し)は全値押し(戻し)」などと言って、半値の重要性を語ってきた。またエリオット波動論では、「第2波の調整は1波の全値戻しもありうる」などと、いささか卑怯な定義付けをしている。

そういえば、一目山人は基準線や転換線を高値安値の半値と定義していたなあ。なぜだろう。

この際、もう一度基本に戻って、半値の持つ意味を考えたい。寒い夜は膝小僧が冷たくて寝つきが悪いものである。このテーマをおなごを抱くように暖めてやろうか。

横道にそれてしまった。

では、次の下値メドまでついでに考えておこう。

筆者は、全値押しまでは考えていない。しかし半値を過ぎれば、次のターゲットは26400円前後になるだろうことだけは書いておこうと思う。

明日の見えない世界情勢である。この不安な相場環境から生じるオイシイ利権を、売り方がそうやすやすと手放すはずがない。最後は買い方に全面協力するにしても、それまではその利権をたっぷり吸いつくそうとするはずだ。

何度も何度も買い方を脅かすだろう。


【戦略】

当然、来週は売りに主体を置く。今回のC波は急激な下落トレンドというよりは、もち合っては下げ、もち合っては下げという、ゆるやかな値動きを想定している。時間稼ぎが必要なのだろうか。何の時間かは知らないが。

従って、底値さえ到達してしまえば、後は上がるのみなので、売りながら、都度下げ止まりを打診するといったトレードになるだろう。筆者の両建て作戦が功を奏するかもしれない、と楽しみでもある。

日々の作戦は寄付き前の朝ブログにて。


以上、天井騒ぎの【今日のきゃぱい】でした。ご清聴ありがとうございました。


<2/6追記>

そういえば、当ブログでも「半値」の持つ神秘性に迫った意欲的な作品があることを忘れておった。手持ち無沙汰の折にでも、よろしければ。

第4回目:頭と尻尾はくれてやれ






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