【迷った時の一策】日経225MINI先物・11/14月曜日の環境認識とトレード戦略20221114

土曜日, 11月 12, 2022

日経225MINI先物

t f B! P L

  金曜日は総じて幸運な日であったようだ。

たぶん読者の方にも役立つプレーだと思われるので、チャートを見ながら詳しくお話してみよう。



5分足チャートである。筆者にしては珍しいこんな短期足を使ったのは、この日をデイトレデーと決めていたからである。売りならともかく買いに関してはその日に建てた玉を翌週に持ち越せない。

まず9時20分頃、緑のジグザグ波動N波動を獲った。プレステージでの上昇後9時からの下落になったのがローソク足4本目で反転した後だった。とっさのひらめき、N値は28235円と計算してGO(28130円)となる。その日の上昇高値を28250円~28300円と感じていた筆者には格好の目標だった。因みに建てた時点でのロスカットは安値28085円割れなのは当然である。躊躇したとしても数十円の損切りですんだろう。

相場は途中の押しがあってヒヤヒヤものであったが、上方修正していたロスカット値28135円(+5円の利)にかろうじて届かなかったのはツイていたとしか言いようがない。無事28245円で利確できた。28235円よりも高いのは勢いを感じたからである。

次に自慢したいのは図のでのショート。ナイトセッション5時すぎの出来事。これはジグザグB波・3山ショート作戦の亜流で、今回は2山となった。青色の安値切り上げ線を割ったところから、そのリターンムーブ28225円で建てた。N値は28105円と素早く弾いている。

このプレーは順調そのもの。少しづつであったが確実に下落してくれた。8時すぎに安値から反発した28100円で決済している。今回の上昇の23.6%押しが28100円であったことから潮時を意識した。その後いそいそと熱燗の準備に入ったのは言うまでもない。

しかし失敗もあった。ジグザグ波動なら図のも同様である。高値28330円から下落して反発後に再下落した処である。ローソク足数本の小もち合い中28175円で売っている。結果はジリジリ高という兵糧攻めにあって、30分後に28225円で手放している。▲50円。

この2つのジグザグ・ショート狙いの成功と失敗の分れ目は何だったろうか。功を焦ったとか、いろいろ考えてみたが、大きな違いは、

ラインを割れたか割れていなかったか、に集約されるのではないだろうか。特に上昇の勢いの強い相場であってみれば、いくら高値圏であっても「ラインを割れる」との思い込みは厳禁である。思えばジリ高とは、ぞんな個人投機家の心理(高値圏だから売りをしよう)を巧みに突いた買い方の作戦であるのだろう。

ラインを割れるのを確認してから事に挑みたい、を再確認しておく。

ところで、デイトレとは別にスイング用の玉も建てたのも白状しておこう。

28245円でのショート玉。これは高値からの下落途中であったが、当日の高安値の38.2%押し28220円を割ったアトで実行した。その後やはり60円ほど担がれるが、捨て石的(買い玉のヘッジ)存在なのでその時点でも損切りする気はなかった。「もっと上がったなら、買い玉と心中させればいいや」との考えだ。

以上だが、これで保有は買い2(26025、27400)VS売り1(28245)となっている。咬ませ犬がどこまで活躍してくれるだろうか。

さて、話を月曜日の予想に移そう。

はっきり言ってこれが皆目わからない。

始めはこう考えていた。4時間足を見てみよう。



『ふん、またチンケなチャート作りやがったな。緑色丸枠の中を見てみろよ。下ヒゲ4本だあ、マドウメもやっときましただあ、何をほざきやがる。え、天井圏では首吊り線て言うんだよ。子供ダマシもいい加減にしておきな』

つまり月曜日は下落すると考えたのである。また最後の3本の高値は28140円でストップさせられている。3点天井だ。『ふふふ、騙そうたって無駄だよ』である。

しかし、そんな意見もショートに完全に傾かせてはくれない。はっきりした根拠はないが、もしかしたら「上」もありうる? そんな雑念が消えることはないのである。すなわち、迷っている。

こんな時はどうするか。様子見を決め込むのが最適であろうが、筆者は例の妄想、都市伝説じみた陰謀論を想像することにしている。つまりは、あいつらならどう考えるだろうか、われわれ個人投資家からどのように金をむしり取ってやろうかと考え行動するかである。

ちょっと披露しよう。

ナイトセッションの終値28120円という価格は全体のどの辺に位置してるだろうか。

筆者の目先上昇目標値は28500円以上に置いている。下の表で言えば③④といったところである。これはたぶん大勢の同志たちが支持してくれる価格でもあろう。

一方で下値はどうか。よほどの悪材料が出ない限り、27700円であろう。これも大きな差はない。ここまで上昇志向が強くなった相場では、それ以下にウリ崩すのは至難の業だ。

なら、28100円台という今の価格は、上へいくにも下にいくにも中途半端な位置である。上に先に行ったらすぐ利確の売りが出るし、下に行けば押し目買いが待っている。つまりはあまり儲からない値位置なのである。

この状況にあいつらはどう対処するだろう。筆者が考えるあいつらの陰謀はこうだ。

「売り崩せない以上、先に下落しては零細個人は安心して押し目買いをしてくる。その後相場を上昇させても零細個人を儲けさせるだけだ。

先に上にもっていってやろう。

零細個人の多くは現在の相場を高値圏だと考えている。CPIから1000円上がった直後である。逆張りウリを仕掛けているのも多いだろう。金曜ナイトがそうであった。かれらはちっちゃな儲けで喜んでいる。

また別の個人は押し目が欲しいとも考えている。CPIで買えなかったやつや、更なる上昇を当て込んではいるものの、安値にならなくては恐くて買うことができないタチのやつらである。

この高値圏で更に上昇させたらどうなるか。ウリ仕掛けたやつはロスカットに追いやられるか、ナンピンで挑んでくるだろう。それはつり上げた価格次第だ。一方押し目を待ってるやつらは、慌てて今以上の価格で買ってくるにちがいない。

そこでウリ浴びせてやろう!

やつらは慌ててロスカットするだろうし、ナンピン売りをやったやつらもすでにあきらめているさ。」

・・・・・・

こんな妄想で月曜日に挑む。


<重要ライン>

①28880~29465・・・日足大天ネックゾーン

②28745・・・3波目標値

③28660・・・日足大抵抗ライン処

④28595~28655・・・日中マド4

⑤28460・・・次の戻り高値

⑥28405・・・4時間足上昇目標値2

⑦28330・・・直近高値

⑧28305~28440・・・4時間足大天ネックゾーン

⑨28285・・・ナイトセッションバリュー上限

⑩28140・・・もち合い高値

28130・・・ナイトセッション・バリューハーフ

※28120・・・ナイトセッション終値

⑫28035~27490・・・(新・統合)日中マド3

⑬28010・・・ナイトセッションバリュー下限

⑭27955・・・今回上昇の38.2%押し

⑮27940・・・15分足5波動目目標値

⑯27855・・・5日線処

⑰27840・・・今回上昇の50%押し

⑱27825~27545・・・日足節目ネックゾーン

⑲27725・・・今回上昇の61.8%押し

⑳26860~26825・・・日中マド2

㉑26635~26430・・・日中マド1


<詳細>

やはり⑩28140円を突破するかしないかが問題となってくる。筆者はその時点で買いに入る。またヘッジの売り玉も始末するつもりである(寄付きからすでに突破している場合は注意が必要だが)。

また⑬がもう一つの注目点でもある。あいつらがわれわれの売り玉を増やそうとして、あるいは買い玉を減らす目的で、先に、少しだが、相場を崩したように見せかけるのが⑬割れである。なので⑭⑮までは我慢しよう。逆にそれは買い場である。

そんなであるから、筆者は上昇目標値を引き上げようかと思案してもいる。②ないしは①の入り口近辺である。


以上。


まずはこれだけでも覚えて帰ってください。

◎まずジグザグ波動の徹底マスターから始めよう。

ジグザグ修正波だけでもこれだけのことができる! 4波修正波は難攻不落である。 その修正波の動きは種類もいっぱいある上に、それらが複雑に絡み合って、長期化すれば長期化するほど値動きのドロ沼にはまってしまう。個人投機家は、この4波の予想がつきがたい値動きに翻弄され、3波でしこたま稼い...

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自己紹介

 超短期(短気?)スイングトレーダーです。日本株と225先物を中心にやってます。FXやCFDは気が向いた時だけです。毎日日記したいけど、結構時間かかるので・・・一、チャンスを殺さず・・・二、ルールを犯さず・・・三、利薄きからは獲らず・・・この『トレーダー心得三か条』を守り、値動きから利益を掠め取る手法は”急ぎ働き”なれど、それなりの仕込みは必要と考えております。

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