■■クリスマスラリーを祈る■■今週(12/22~)と月曜日の日経225MINI先物分析&トレード戦略20251222W

日曜日, 12月 21, 2025

t f B! P L

やはり相場はままならない。先週はコテンパンにやられた。特に金曜日は轟沈した。租チンの筆者が轟チンとはコレ如何に。日々の予想は裏目の連続で、場中でのカンの冴えさえなくなっている状況が続いている。このままではオマンマが喰えやしない。焦り出している。

もう一度洗い直すとしよう。現状の波動はどうなっているのか。すべて書き出してみよう。

現在の波動状況の解釈は大きくは3つに分かれる。

Ⓐ 月足③波が終わって、④波調整中。

ジグザグを中心にフラット、トライアングル、どの修正波になるかはまだ正体不明。拡大型フラットもある。そのどれかのB波中というのがノーマルなシナリオ。したがって4波だが、最高値52740円を上抜いてしまう可能性も捨てきれない。これが目下の本命シナリオ。

Ⓑ 月足③波中⑤波内の4波中、

上記Ⓐと同じ。ただし、規模はⒶより小さいか。この場合は拡大型はない。あっても52740円前後までのリバウンドだ。

Ⓒ 月足③波中⑤波内の5波の初期段階。

5波動構成の推進波として上昇を開始中。たぶん52740円を大きく上抜いていくだろう。

この3つだろう。どれであるかは絞り切れない。このことが苦戦の原因である。週末は下落トレンド再開(ⒶのジグザグC波)を選択したが、あの力強い上昇を見せられてシュンとなった。

思えば、予想が当たり前すぎた。当たり前すぎる予想は外れる。相場は皆が思っているのとは反対に動くからである。特に現在のような混沌とした4波調整中ではその傾向が強い。

相手はヘッジファンドの中でも、今年ここまでの成績が芳しくなく、Xmas休暇返上でちょっとでも赤字を減らそうと躍起になっている下賤な連中である。筆者のような純朴な素人相場師がその下賤な連中の剛腕にしてやられるのは当然と言えば当然だ。

が、やられっぱなしで終わっては浮かぶ瀬もない。だいいち喰えない。ここは仕返しをせねばならないだろう。チャート分析に力を入れよう。

・・・・・・

【現物225指数・日足&変則週足】

すでにお気づきの読者もおられるだろう。先週の朝記事<重要ライン>内で参考値として、突如なんの前触れもなく差し込んでおいたのが、赤丸点線であらわした数値である。

そして上下2本の点線で挟まれたゾーンは、4月以降の大上昇最後の大陽線(青矢印)の実体部分であることを示している。

「まさかこのゾーン内でのもち合い相場が続くんじゃないだろうな」

恐怖を覚えた。

こんな風に延々とやられては、それこそオマンマの食い上げだ。上下どっちでもいいから早く抜け出してほしい。

最初は下かな?だった。11月頭の最高値以降反発の陽線は2度あるが、1度目Aより、2度目Bは高値を切り下げているからだ。たとえ今週が陽線で上昇だとしても、その実体終値はBのそれ=51028円に届くことなく次週からは下落の道をまっしぐらだろうと想像した。

しかし、緑色点斜線を引くに及び、「三角もち合い、年末年始で煮詰まってくるのかな。放れはその後か」の考えも生まれた。相場に対するしっかりとした思慮分別、物差しを持っていないので気持ちがころころ変わる。

専門家の記事もいくつか読んでみたが、総体的に年末年始はレンジ相場との解釈が多かったように思う。先生方もみな悩んでおられるのだろう。もち合いと書くほかないのだろう。上昇または下落とはっきり書いてあるサイトはなかったかな。

真似さえできやしない。で、どっちかに決めよう。決めなけりゃ、筆者の場合デイトレさえままならないのである。

で、思い出したのが今年の初詣でのおみくじの文言。

買え、大利あり

今年はそのお告げ通りにふるまって何度も大金を手にしてきた。困ったときの神頼みとはよく言ったものだ。今年はこれで最後。信じようではないか。

上昇に賭けてみる。

・・・・・・

【日足】

難関というか、条件はある。

今週木曜日の日中セッションまでに、図中での青色点線ライン=51545円を一度でも突破していることだ。木曜日と言えば25日、Xmasだ。そう、筆者はクリスマス休暇返上で我々をダマシにかかる、いわゆるクリスマスラリーを先取りしてやろうと思う。おもしろいアイデアだろう。この日までにあいつらは必ず上昇させてくる。特に現況のような弱気トレーダーが目立っているうちは。


【米国株動向】

米国株が息を吹き返してきた。金曜日はいったん消えたかと思われた「利下げ期待」がまた上昇の要因として取りざたされていた。

もちろん日本株との連動性ならナスダックの値動きを注意深く観察せねばならないのは承知だが、個人的にはラッセル2000指数に注目している。現在の唯一の上昇要因である「利下げ期待」がどこまで続くかを見たいのだ。それがなくならないうちは、ラッセルもまた下落しないし、ナスダックが下落トレンドであったとしても休憩時間になるだろうと思う。

そうであれば、日本株の安泰時代は続くかもと思い出し始めた今日この頃である。

・・・・・・

では、明日の戦略会議だ。筆者はカイに傾けているが、そこのところを今回は金曜日ナイトセッションのマーケットプロファイルを使って説明してみよう。

先に経緯を説明すると、早い時間にA山を作った(ニューヨーク市場までの時間での50100円~49900円のレンジ相場のこと)のち、50100円台をすっ飛ばして今度はB山(50400~50200円のレンジ)を作って終了したのが金曜日のナイトセッションの値動きである。

終盤の小さなDの山は付け足しで、大引けにかけてはB山に戻っている。

さてここからは今後のことだ。つまり月曜日はどう動くかという問題である。

わかりにくいだろうが、ニューヨークタイムでのB山はA山に較べてやや低い。アルファベットの積み上がりが2つ分(30分単位だから1時間分)少なくなっていることに注目してほしい。

これはA山で十分価格を試した末に、もうこのレンジは不要なものとして、次にB山に移行したと考えられる。

となれば、月曜日はこのB山をより高く積み上げることによって(時間をかけること)、B山のレンジをより堅いものとするか、あるいは、すぐさま次のC山に向かうかである。

前者の場合なら、ナイト終盤でできたD山をも巻き込んだより大きな山を形作ることになり、それはA山をも凌駕するだろう。そして、ゆっくりとC山を作りに上昇するということにつながるはずである。

後者なら、月曜日の寄付き勝負。明けてからほどなくして上昇を開始するだろう。もちろんC山を作るためにだ。しかし、その場合のC山の規模は小さい。たぶん大きさはA>B>Cという順番で、徐々に上昇の勢いが弱まってきたことをあらわすので、C山のあと反落する危険性が高くなるという読み方もできる。

たぶんこんな風な値動きだろう。


<重要ライン> 

①52740・・・現最高値

②52135~52720・・・4時間足天ネックゾーン

③51765・・・4時間足大ジグザグ上昇拡大目標値

④51595・・・日足戻り高値

⑤51395・・・4時間足小ー2ジグザグ上昇拡大目標値

<参考値>51325・・・現物225指数・変則週足ラスト大陽線終値(10/24、抵抗)

⑥51175・・・日足直近高値

⑦50645・・・4時間足小ー2ジグザグ上昇N値

⑧50615・・・4時間足小ー1ジグザグ上昇拡大目標値

⑨50580・・・上昇転換ライン

⑩50455・・・ナイト高値

⑪50440・・・ナイトセッション・バリュー上限値

※50330・・・ナイトセッション終値

⑫50285~50180・・・ナイト上昇浅押しゾーン

⑬50270・・・ナイトセッション・ハーフバリュー

⑭50180・・・下落転換ライン1

⑮49885・・・前日日中マド埋めライン

⑯49855・・・ナイトセッション・バリュー下限値

⑰49705・・・下落転換ライン2

⑱49500・・・5日線処

⑲49275~49210・・・(新)日中マド3

<参考>49095・・・現物225指数・変則週足ラスト大陽線始値(10/24、BS転換ライン)

⑳48665・・・4時間足直近安値

㉑48315~48220・・・日中マド2

㉒48075・・・日足直近安値

㊵46385~45990・・・日中マド1


<詳細>

このマーケットプロファイルの読解から実践を試みよう。

まず早い時間からすぐ飛び出してしまう場合は、⑪を超えたのを確認してから追っかけて買うだろう。上で言うC山のレンジは50500円~50700、50800円クラスと見ている。それ以降はナイトの仕事であろう。米国市場が好調なら51000円水準を窺うだろうし、軟調ならB山のレンジを再度試すことになろう。

もし、押し目を作ってからの上昇なら、B山のレンジ下辺50200円水準でのカイが妥当か。⑫ゾーンに注目だ。この時すぐ上昇せずもち合いが長くなっても気長に待つべし。たぶん遅くとも10時半を過ぎたあたりからC山を作りに上昇するはずである。

今度は逆にウリをせざるを得ない値動きが2つある。

ひとつは寄付きから簡単に⑫を割ってしまっていく場合だ。これはもう弁解の余地はない。即刻ウリ対応すべきレベルである。金曜日の値動きはダマシだったことになるだろう。おそらく大きな下落に巻き込まれることになろう。⑯を割った時点でウリ増しである。

もう一つは判別が難しい。上のプロファイル解釈でちょっと登場したD山が主人公だ。

D山はナイト明け方に崩されたような感じだが、痕跡ははっきりと残っている。もし、月曜日寄付きからすぐにでも、いったん⑪を突破するもすぐ上値が重たくなったとしよう。50500円に届かないレベルだろうか。

そしてすぐ反落してそのまま下落してしまうのでもなく、小さなレンジ相場を形作る場合は注意が必要だ。そのレンジは50400円台をそう大きく飛び越えるものではない。とにかく小さなレンジ相場だ。

この場合の保合いは、これから上昇する準備をしているのではない。B山の上辺にフタをしていると読むのである。もし上昇の勢いがまだ残っているのなら、そんなところでのもち合いはしない。上述したようにそのまますぐ上昇してしまうか、逆に大きな押し目を作ってから(より底堅くしてから)上昇するのである。その位置でのもち合いはウリ勢力が着々と準備を進めていると感じるべきであろう。

したがって、この場合はなるべく早めに、できればナイト高値に近い水準でのウリ仕掛けを。


<マイポジション&スイングトレード的構想>

売0() 変わらず

買0() 変わらず

※また裸にされる。うまく買いたいが・・・。


<前日感想戦> 

思ったような値動きになってくれず、なかなか仕掛けられなかった。

10時40分過ぎ、ようやく49540円でウリ。40分後2度目の突破で49575円でキリ。

12時10分前49705円の高値を付けた後49685円で再度ウリ。「日銀で下落するのでは?」の思惑も、アナウンス後に乱高下の心配あって5円だけもらっていったん降りた。

が、あきらめきれず数分後49860円で再ショート。「上がるはずはない!」とガマンしいしい持っていた甲斐があって、3時すぎてから下落してくれたが・・・。

ナイトは高寄り、5時すぐ10円小利であきらめた。

その後はやる気なし。金曜日だしで相場を見れなかったなあ。この時でもまだ下がるはずと思っていたけど、早々に手放して正解だったか。この週はやられっぱなしで終わる。


以上。

まずはこれだけでも覚えて帰ってください。

◎まずジグザグ波動の徹底マスターから始めよう。

ジグザグ修正波だけでもこれだけのことができる! 4波修正波は難攻不落である。 その修正波の動きは種類もいっぱいある上に、それらが複雑に絡み合って、長期化すれば長期化するほど値動きのドロ沼にはまってしまう。個人投機家は、この4波の予想がつきがたい値動きに翻弄され、3波でしこたま稼い...

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自己紹介

 超短期(短気?)スイングトレーダーです。日本株と225先物を中心にやってます。FXやCFDは気が向いた時だけです。毎日日記したいけど、結構時間かかるので・・・一、チャンスを殺さず・・・二、ルールを犯さず・・・三、利薄きからは獲らず・・・この『トレーダー心得三か条』を守り、値動きから利益を掠め取る手法は”急ぎ働き”なれど、それなりの仕込みは必要と考えております。

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