【上昇狙い続けるだけ】日経225MINI先物・今朝の予想と作戦会議20251229

金曜日は朝から急騰したものの、午後から失速。ナイトでは日中安値をも割り込んでしまうという波乱もあったが、引けでは何とか日中のレベルまで盛り返して終えている。

クリスマス休暇も終わっていよいよ本格的な上昇かと思わせたのも束の間で、波乱気味の相場展開が続いている。今年もあと２日、このままの難しい相場が続きそうである。

で、筆者が感じているここからの相場予想をまず簡単に書いておこう。

結論から先に言えば上昇トレンド継続である。相変わらず、日経平均の行方は上下どちらでも可能なようだが、再三書いてきたが、筆者はすでに「上」方向と腹を決めている。

これは以下の【現物225指数・日足＆変則週足】チャートにおいて、

赤色丸点線および緑色点線の支持ラインを変則週足でしっかりと下抜けてしまわない限り変わることはないだろう。

で、ここから相場はどう動くのか。

２本の緑色点線にはどちらも上ヒゲ、下ヒゲのタッチだけで反転させられている。（金曜日も上側のラインにタッチしたあと下げられた。）典型的な三角もち合い相場の様相だ。月曜日は下への備えも必要だろう。

筆者はこのまま下落することなく、上に放れていってしまうことを期待はしているのだが。

ミニ先物の【日足】チャートで今後を予想してみよう。だいたい１，２か月先までの予想だ。

上昇波なら３通りが考えられる。トレンドの勢いの強そうな順に説明しておこう。

①紫色ライン。これは先週に発表していた拡大フラットのＢ波上昇である。目標値は54600円前後だったね（限月丸ごとトレードのすすめ（51）参照）。ダマシのＢ波と呼ばれるだけあって、ぐいぐいやってくるだろう。それだけにいったん天井をつけた後の下落（Ｃ波）は覚悟しておくべきか。これは月足④波としての形状である。

②青色ライン。いったん下落してトライアングルＥ波の底から上昇するタイプ。これならＥ波の底から4665円値幅（＝トライアングルA波値幅）のスラスト的上昇が期待できる。そのアト上昇が続くかどうかはいまはわからない。これは月足③波内の５－４波としての形状であろう。

尚、Ｅ波と思われる地点から反転上昇せず、緑色支持線を下回ってしまった場合（青色太線）は、上昇トレンドをあきらめることになるのは先述したとおりだ。これはおそらくジグザグ波動のＣ波が再開したと解釈できるだろう。45000円レベルまでは下落することになろう。

③赤色ライン。筆者のメイン予想にのし上がってきた。ジグザグに上昇するエンディング・ダイアゴナルだ。

これは月足③波内のラスト５－５波としての形状であろう。月足３波の最期にふさわしい形状ではないだろうか。最後に盛大な花火を打ち上げてやろう。が、それまでは上昇と見せかけては下落し、下落かなと思わせて上昇する。それでも全体としては上昇トレンドになっているという、推進波と修正波の両性具有波である。ジグザグ３波構成で進行していく。

現在は３波動目の最中と思われる（最終５波まである）。この３波動目の天井は戻り高値である51595円を上抜いて、現最高値の52740円前後に達するだろうと想像している。

以上だ。この①～③のどれでもいいから、とにかく上昇することを願っているわけである。

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では上記のことを頭に入れて、明日月曜日の予想を始めよう。

ここでは金曜日の日中とナイトセッションのマーケットプロファイルを並べてみて値動きを想像してみることにした。

まず、この図を見る限り下落は考えられない。せっかく日中にクリスマス休暇中の保合いレンジを上抜けてきたのだ。そしてナイトセッション前半で再度そのレンジを試している。試した結果、最後はある程度戻してきたというわけである。

だから、まかり間違ってナイトで形成されたＢ山を下抜けることにでもなれば、当分の間戻ってこれないだろう。日足の緑色支持線に向かって下落が続くはずである。すぐにショートに転じるしかない。

下落の可能性は薄いとは思うが、ニ点だけ心配点がある。月曜日であるという点と、個人トレーダーの概ねがロングに偏っているのではないかということだ。偏っている場合は逆側に動く、また動かしてくるのが通例だ。われわれを欺かなければあいつらの勝ちはないからだ。

それと月曜日はすかされることが多いことも頭に入れておきたい。すかされるというのは、大勢の予想は合っていても、その日に限って外されてしまうということである。これもあいつらが多用する欺きの一種である。

だから十分注意だけはしておきたいが、月曜日に限っては下落した処は拾っておきたいと考えている。

次に高値ツカミに関しての注意。

上昇を当て込んでいるトレーダーが多いと察知された場合、単純に下落させるよりも、まず上に振って我々に高値を買わせた後から下落させるとどうなるか。それが高値ツカミだ。われわれは後悔の念でいっぱいになり、ロスカットすることになろう。

この図の場合、Ａの山を上抜けたらどっと買いが増えることは目に見えている。あるいは日中高値50970円をも超えてくれば尚更だ。

しかし、筆者は高値ツカミは是と考えている。上昇すると想像しているのだから買わない方がおかしい。むしろダメなのはそんなダマシのことばかり考えて、手が硬直してしまうことだ。何らかの買いサインを見つけてからにしようと、結局は様子見ばかりになってしまうことである。すなわち、ないものねだりだ。それでは儲からない。

だからダマシにあったらそのアトどうするかが大事なのだ。

乱暴に〇書きにした部分は、Ａ山とＢ山の頂上付近（モード）に挟まれたレンジである。概ね50900円～50600円くらいだろうか。筆者の予想では、たぶん上下にダマシが行われたら、そのあとの値動きはこのレンジに収まってくるのではないかと睨んでいる。掉尾の一振などは期待できない場合だ。

つまり高値ツカミをしてしまったと感じたら、その後はレンジを意識して50600円前後で買ってみるとかを１，２度繰り返せば最初の高値ツカミで損した分は取り戻せるのではないかと考える。

あるいはこのようなレンジ相場にならず、もっと下落するかもと感じたらショートにド転することも必要かもしれない。

＜重要ライン＞　

①52740・・・現最高値

②52725・・・スイング上昇目標値２

③52135～52720・・・４時間足天ネックゾーン

④52120・・・１時間足ジグザグ上昇Ｎ値

⑤51855・・・スイング上昇目標値１

⑥51765・・・日足ジグザグ上昇Ｎ値

⑦51595・・・日足戻り高値

⑧51370・・・上昇転換ライン２

＜参考値＞51325・・・現物225指数・変則週足ラスト大陽線終値（10/24、抵抗）

⑨51320・・・４時間足ジグザグ上昇チョイ拡目標値

⑩51305・・・本日上昇目標値２

⑪51265・・・４時間足上値メド２

⑫51175・・・日足直近高値

⑬51130・・・４時間足ジグザグ上昇Ｎ値

⑭51120・・・本日上昇目標値１

⑮51100・・・４時間足上値メド１

⑯50860・・・上昇転換ライン１

⑰50735・・・ナイトセッション・バリュー上限値

※50690・・・ナイトセッション終値

⑱50675・・・ナイトセッション・バリューハーフ

⑲50520・・・ナイトセッション・バリュー下限値＆５日線処

⑳50365・・・４時間足下値メド

㉑50350・・・下落転換ライン

㉒50255～49885・・・日中マド４

㉓50160・・・１時間足押し安値

㉔50145・・・１時間足ジグザグ下落Ｎ値

㉕49275～49210・・・日中マド３

<参考値>49095・・・現物225指数・変則週足ラスト大陽線始値（10/24、支持）

㉖48315～48220・・・日中マド２

㉗48075・・・日足直近安値

㊵46385～45990・・・日中マド１

＜詳細＞

しっかり上昇してくれた場合のデイトレ利確目標は51200～51300円台。筆者ならこれを考えて儲けが十分だと思う範囲で買うことにしている。すなわち51000円トビ台前半までなら買ってみるだろうか。

（ほとんど無条件だ。考えこんだとしても9時15分までかな。）

しかし、高値ツカミはなるべくなら避けた方がいいことは確かだ。最終的にレンジ相場になってしまうことも考えて、なるべく⑰前後までには買いたい。寄り付きから先に下落（例えば⑲まで）してくれたらありがたいが、そんなパターンは期待だけにしておいた方がいいだろう。多くはある程度高く始まる。だから⑰でも高値ツカミになる可能性もあるが、それでも50900円を超えてから買うよりはマシだろう。

買ってから上昇せず下落したらその時に考える。まず50500円を割り込んでも止まらないような感じなら、即刻ド転するべきだ。最低50300円前後までは下落する。そして再土転で今度は買ってみる、まだカイに未練があった場合に限るが。

初めから下落してトライアングルＥ波の底を探る動き（日足チャートの青色ライン、49000円割れを意識）になることも考えられるだけに、下落途中でのカイはある程度の勇気が要求されるが、「な～に、その時はその時」と開き直るしかないのだ。

ダマされ役になることが多いわれわれにできることは、騙された時の対処技術を磨くことだけである。騙されることに嫌気がさして、次々と手法遍歴を重ねることは、また別の悪者たちの餌食になるだけのことであろう。

＜マイポジション＆スイングトレード的構想＞

売０（）　変わらず

＜前日感想戦＞