山場はおそらく6月の残り2日間、今週の月曜日、火曜日になるだろう。
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トランプがまた要らんことを言い出した。戦争再開か?せっかく平和な方向に行きかけてただけに、そうなったら今度こそ相場は暴落か?
それでなくとも先週の相場は非常に値動きの激しい、高値波乱とも呼ぶべき、まことに天井圏らしい相場付きであった。スイングトレードをしたいのはやまやまだが、買った翌日大きく下落、売った翌日大きく上昇、こんな相場ではとてもとても玉をホールドすることはおぼつかない。「きっちり利確しておくべきだった」と後悔するばかりの日々であった。
われわれテクニカルトレーダーの注目は果たして「あのマドが埋められるのかどうか」の一点に尽きると言っても過言ではない。
売り方の第一目標がそのマド埋めにあることは絶対だ。しかし、買い方もその企みを十分承知していることも分かっているので、売り方はちょっと距離を置いている。それが現状だ。金曜日ナイトはいったん切り上げた。
が、攻め切れないわけではない。小さな時間足から見よう。
【1時間足】
金曜日の朝記事にて、最高値からのこの下落を(a)(b)(c)修正波とした。(a)波をインパルスの5波動にカウントしなかったのは、この(a)(b)(c)3波をフラット修正波になってほしいと強く意識したからであるが、(a)波を5波動としてカウントして全体ジグザグ修正波になってしまってもそれほど落胆はしなかっただろう。
なぜなら、フラットもジグザグもその(c)波は5波動構成であると決められているからだ。どっちゃでもよかった。おそらくその(c)波の大きさによる違いだけの呼び方であろうとの認識である。
見れば、ナイトでいったん上昇したものの、それほど大した上昇ではなかったし、終盤はまた戻ってきている。これならまだ4波動目とカウントしても許されるだろう。
筆者はナイトで決着をつけるべくショート戦略で我慢強く粘っていたが、下値を切り下げないとわかった時点で撤退している。それは緑線のようなトライアングル修正波を警戒していたからでもある。
5波動目の下落はおそらく先送りされた。明日が問題だ。
前の安値水準からせいぜいマド上辺までの下落なら期待通りのフラット修正波だろう。それ以上の下落、マドを完全に埋めるのはもちろん、半分程度までの下落ならジグザグ修正波と呼ぶことにしよう。
フラットならそこらで反発してから最高値更新に向かうかもしれない。少なくとも危機はいったん遠のく(※)。
※この(a)(b)(c)3波を一回り大きな修正波の(a)波と数えれば、最高値更新はほぼ無理になる。その場合は調整相場が長引くことになろう。
問題はジグザグだった場合だ。この(c)波の5波動全体が大きな1波となったら目も当てられない。これはもう調整波ではなく下落の推進波だ。すなわち下落の3波動目に成長しているということにもつながろう。あのマドをいったん埋めた後もう一度攻めてきた時が危ない。上昇トレンドの天守閣自体が燃え上がることになるわけだ。
【日足】
いろいろ迷った末、今でも迷ってはいるが、このダイアゴナル上昇説とは縁の切れない状態である。先週提示のものとは始点⓪を異にしているだけである。これも未だわからない点ではある。
それはともかく。そのエンディング・ダイアゴナル3波動目のb波というのが現在地であるとの規定だ。赤丸で囲った部分がb波である。このb波の調整が終わればC波の上昇となると想像できる。
このB波の調整の仕方を上の【1時間足】でくどくど説明したわけである。順序が逆なのだが、先にこの危機を説明したかっただけでこうなった。実際どうなるのだろうか。
【4時間足】
下に控える茶色□枠のマドを埋めるのかどうか、そんなものいくら眺めても分かるはずがない。言えるのは、このb波の調整が終わればC波の上昇になるだろうということくらいのものだ。また今後どうなるかは、このマドがキャスティングボードを握っていることは間違いなさそうである。
【現物225指数・日足&変則週足】
いろんなことを想像させるチャートになった。火曜日の日足大陰線を見たときは、
『やはり今週の週足陰線は免れないかな。先週の大陽線の半分かな、1/3くらいで済むかな』などと思ったものだが、変則週足確定日である木曜日が日足大陽線で大きく戻したときには、
『下ヒゲが出て、強えな。最終日で逆転か』と思ったのもつかの間、
『これって首吊り線じゃあないか』と思い直した。そうしたら金曜日の日足大陽線。明日以降が思いやられることになった。
もし週足が首吊り線なら、もう1週は陰線、実体は小さくても陰線が妥当か。覚悟はいるだろう。やはり6/15の日足大陽線の安値(66783円)あたりまでは見ておかねばならないだろう。そこまで下落したら完全なマド埋めかな、少しは残してくれるかな。
・・・その時の覚悟だけは必要なようである。
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最後にこの大事なマドの存在意義を再度講釈しておこう。
このマド(筆者の用語では日中マド7)は6/12高値から土日を挟んだ翌月曜日の安値との間に生じたマドである。この土日に何があったのかはご存じだろう。米イが覚書にサインした(正式には日本時間の月曜日早朝)のだ。少なくとも平和に一歩前進したと誰もが思ったイベントによってできたマドである。
だからこのマドが完全に埋められるということは、米イ戦争が再開されるということである。元の混沌に戻るということである。
十分ありうることだろう。
しかし、筆者は先週「7/4~7/9までは戦争はない」と書いている。訂正するのは事実が起こってからでいい。今はまだその想像を引き継ぎたい。
なので、トランプ。きょうか昨日か知らないが、イランへの再攻撃。これもまた小競り合い。素直に仲直りすりゃいいものを、お互い意地の張り合いでなんやかんや言いたいだけなのであろう。
よって、7/10以降は知らないが、少なくとも現時点での戦争再開はないとの想像で分析・予想を進めて行こうと思っている。
その想像によると、
「マドは完全には埋まらない。最低1/3くらいは残すだろう」という結論にたどり着く。
が、その意に反してマドが埋められたなら、もっと大きな下落になるがそれはまだ予測しないでおく。面倒だからだ。
もともと筆者は「戦争が終わらないうちは上昇トレンドは続く」と言ってきた。戦争によるインフレ問題とは無関係なAIや戦争に必要な半導体関連銘柄だけを買い上げて作ってきた上昇相場である。戦争がなくなれば一転売られることになるのは当然の帰結だ。
なので、もしマドが埋まるような事態になったら、それは戦争再開を意味するからいったんはショック安を現出するが、その下落がある程度までいけば再度上昇トレンドに回帰するとみているのである。心配はいらない。
問題の原油相場を見てみよう。
以前から取り上げてきた4波トライアングル調整波説はなくなった。が、まだ4波調整であるということ自体は消えてはいない。いずれ5波の上昇がやってくるだろう。
だいぶ大きく下落したことは確かだ。だが、このチャート上にもマドが見える。マドを開ければ港が見えるものだが、現在はこのマドを閉めようかどうか迷っている状況だ。先週末下ヒゲだけちょっと入り込んだ。
トランプの勇み足かもしれない。そのまま黙って放っておいてマド埋めからその下の1波ライン(オレンジ色水平線)まで下落させれば、全体はインパルスの上昇波動ではなくなる。3波構成の調整波で終わらせることもできたし、最低限ダイアゴナルの推進波で5波の上昇速度をセーブすることもできたろう。
ベッセントの舌打ちが聞こえてきそうだ。
が、まだ間に合う。トランプがそのことに気づいて、すぐさま和平協議に取り組めばマド埋めになるかもしれない。
原油と日経平均のマド埋め、どっちが先になるか楽しみではないか?
(※)今年のお盆はまた格別な夏になりそうである。お盆は日本人が大事にする行事の一つだが、今年は世界的にも注目されるようになった。
6/15にサインされた米イ間の覚書で戦争終結を目標に60日間の和平協議をするとあった。その60日後が日本のお盆期間にあたる。よって、今年のお盆シーズンが相場の転換点になることは間違いなかろう。
このまま調整相場が続いてお盆時期から上昇トレンド再開、あるいは下落トレンド転換になっていくのか、ここから間を置かず上昇トレンドまたは下落トレンドになって、そのままお盆時期まで流れ込んでいってしまうのか、まだまだ混とんとして一向に相場の流れはつかめない。
今週が勝負であることだろうから、それからだね。限月丸ごとスイングトレードの出番は。
【結論】
明日月曜日ないしは火曜日までが勝負。
マドの完全埋めなら前提が崩れることになる。しかし下落トレンドになるとは思っていないので、別途シナリオを再作成し直し、そのシナリオでの大底買玉ゲットを虎視眈々と狙う。それまではウリ、ウリ、ウリで攻める。
少しであってもマドが残りそうなら、当然カイ、カイ、カイだ。3波高値まではウリの余地はない。
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では明日の戦略会議にしよう。もう一度上の【1時間足】を再登場させておこう。
先週から引き続いて、マド埋めはないとの予測をまずは信用してカイ狙いが本線だ。しかし、この週末の出来事やチャート形状からは、少しであっても下落を覚悟しておかねばならないだろう。
当然、押し目メドまではウリ、押し目メドに届いたらド転カイのいつも通りの戦略になるだろう。ウリは必要だ。そのメドまでで下落が止まるとは限らないからね。そんな決めつけこそ厳禁だ。
<重要ライン>
①77085・・・スイング上昇目標値2
②75225・・・スイング上昇目標値1
③74540・・・日足ジグザグ上昇チョイ拡目標値
④73765・・・現・最高値
⑤73615・・・過去最高バリュー値
⑥73075・・・4時間足上値メド2
⑦72725・・・4時間足戻り高値
⑧72545~73095・・・4時間足仮天ネックゾーン
⑨72155・・・4時間足上値メド
⑩71765・・・(仮)1時間足ジグザグ上昇拡大目標値
⑪70885・・・(仮)1時間足ジグザグ上昇N値
⑫70345・・・5日線処
⑬70340・・・目先上昇転換ライン
⑭70195・・・ナイト高値
⑮69990・・・ナイトセッション・バリュー上限値
⑯69705~69895・・・ナイト上昇浅押ゾーン
※69620・・・ナイトセッション終値
⑰69525・・・ナイトセッション・バリューハーフ
⑱69415・・・下落転換ライン
⑲69215・・・ナイト上昇の76.4%押し
⑳69185・・・ナイトセッション・バリュー下限値
㉑68405・・・日足直近安値
㉒68380・・・本日下落目標値1
㉓68335・・・大下落転換ライン
㉔68220・・・1時間足480MA
㉕68185~67195・・・日中マド7(新2空目)
㉖68045・・・4時間足下値メド1
㉗67890・・・本日下落目標値2
㉘67365・・・4時間足ジグザグ下落N値
㉙67125・・・4時間足下値メド2
㉚65945~64545・・・日中マド6(新1空目)
㉛62470・・・日足押し安値
㊴61205~60940・・・日中マド5
㊵58225~58180・・・日中マド4
㊶57545~56950・・・日中マド3
㊷55510~54100・・・日中マド2
㊸52440~52345・・・日中マド1
<詳細>
ここから第5波の下落が前提とすれば、⑰割れでは試しのウリだ。MP的にも69400円以下は別のゾーンに入り込んでしまうような図になっているので、まあ、ウリだろう。⑲割れで増玉でもいいくらいだ。㉑までは安泰だ。
㉑前後で買ってもいい。できればここで止まってほしい。
それ以上の深い押し目メドはどこだろう。まずは㉕マドのぎりぎり上。ここらで1回は買う。だけど部分的にマドを削られることも考えておいた方がいいに決まっている。その場合はキリがないので、マドの中間点あたり67600円前後に的を絞って観察することだ。もちろんそれまでに買っておればそれをロスカットをした上でのことである。
反転するかどうかはわからない。完全に埋められてしまえばもう買う余地はない。その日は反発で終わると思うから買っていっていいのだが、明日はない、残さず利確するべしだろう。
大衆心理的には下落方向に偏っているかもしれないし、月曜日でもあるからすかされる(はぐらかされる、避けられるの意)可能性も大だ。その場合は上記チャートの緑線=トライアングル調整を意識しよう。おそらく⑮を超えてくればカイで十分儲けられるだろう。
<マイポジション&スイングトレード的構想>
売1(71300) 1枚増
買1(64400台) 変わらず
※前回とほぼ同じ位置の売玉で助かった。ここから月曜日はウリから始めたいが・・・。
<前日感想戦>
9時すぎ、いつまでも戸惑ってばかりはいられないと自身に鞭打つ感じで71300円ウリ。この居直りが功を奏す。
(中略)
ナイト5時40分から69580円ウリ。5波狙いだ。日中大引け値を割り込んだあと。
6時40分過ぎにも69440円ウリ追加。69465円は日中バリューハーフだ。これは7時10分過ぎ69380円で小利確。
1発目も9時10分過ぎ69505円で小利確。ウリで押せ押せムードながら4波調整相場にやられた。日中ほど儲からず。
以上。







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