2019年12月21日土曜日

値動きのカラクリ

●本日より当ブログの本来の目的を果たすため、筆者・天井騒ぎの手法の色々をひも解いてみたい。この『値動きのからくり』としてシリーズ化する予定の記事に登場する、各種指標、取引ツール、理論は、順不同、思いつくままに記事にするが、それらに関する筆者の解釈はどれも一人よがりの独善的なもので他人からは鼻で笑われる程度の浅い知識である。それを承知の上で、書いているうちに、欠点や新たなる発見も見いだせればいいや、という欲深な企画である。

今回は第1回として、エリオット波動に関する自己マン的記事を書こう。

『エリオット波動・第2波の研究(1)』


エリオット波動の第2波とは、果たしてどんな性質をもった波なのかをまずあげてみたいが、筆者が知る限りにおいて重要なのは次の二点であろう。

A)第2波とは第1波に対する調整波である。
B)その調整の深さは往って来い、すなわち全押し、全戻しになる可能性がある。

この二点である。次にそれぞれの解説を試みたい。(便宜上、上昇トレンドを想定する)

A)第2波とは第1波に対する調整波である。
まずもって第1波とは何か?という疑問から解決しよう。

ある銘柄が長い長い下落の末に、人気枯れ果て、売る人もいなければ買う人もいないといった閑散状態を想像したい。日足チャートで言えば、ごく狭い範囲での上下を続けるのみの底這い状態である。そんな人気薄株でも、上場している限りは目をつける人がいるもので、「いつ上がるかわからないが、これ以下には下がらんでしょ」と長期覚悟の一部お金持ちか、その銘柄が内包している、ある情報を知った上で「近々上げるよ」と虎視眈々のインサイダーである。

前者、後者どちらにせよ、株価チャートには目立った痕跡は残さず、株数だけを静かに集める。そして、その内包された情報のニュースが市場に流れるか、あるいはひょんなキッカケ(マクロ、ミクロを問わず、ファンダメンタル的な)で、株価は浮足立つ。それまで目立った陽線なぞついぞ見たことのなかったチャートには、大きな陽線、出来高も平均の2倍以上。各種ランキングにも顔を出せば、人気に拍車がかかり、その後、押し目をつけながらも上昇の日々が続くが、やがて目先の天井を迎える。
これが第1波の内実である。

この1波の果実を最も満喫できるのは、大底時代に苦労しながら株数を集め、結果その株価を支えた者たちであるのは言うまでもない。糟糠の妻は報われて当然なのである。

しかし、ある日彼らは彼らが抱いていた理想の株価まで上昇したのを見て、「もう、コレ位にしといたらぁ」と手持ちの全部とは言わないまでも、少なからず利益確定に動き始める。そして上がりそうで上がらず、下がりそうで下がらないといった状態が続いたのち、株価は弱含み始めるのである。あるいは一気に利確の売りとカラ売りが同時に出た場合などは急落の憂き目にあう。これが第2波の調整なのである。

ところで、筆者のような短期トレーダーの場合、波動の数え方も短期的である。日足をもとに1、2、3、・・・と波動を数えるのであるが、第1波の始点は、必ずしもチャート上の最安値とは限らない。例として、昨日ブログで取り上げた本多通信工業(6826)のチャートを見てみる。

常識的なら、図左端8/28の438円が第1波の始点だろう。だが筆者は530円のBS転換点を陽線で上抜いた11/28(矢印2本)の安値516円を始点として取り上げた。そして4日後の高値665円が第1波の頂点、547円が今のところの押し目底(第2波底)になっていると読んでいる。こんな出鱈目な数え方が許されるものなのかはわからないけれど…。そしていずれくるであろう第3波の推進波を頂こうと手ぐすね引いているのである。

ここで、ちょっとだらだらになってきたので、続編はいずれまた、頭ん中を整理してからにしよう。

最後に素晴らしいブログを記す。

エリオット波動売買戦略FXブログ

エリオット波動の関連書物は何冊か出版されているが、恥ずかしながら筆者は読んだことがない。言い訳がましいが、読もうとする前にこのブログに出逢い、その膨大な知の体系に感動、記事をコピーなんかして結構精読させてもらったからだ。多分日本のエリオット波動論の参考書としては一番詳しいもので、入門編的記事から実践編的記事まで、懇切丁寧に書いてある。一通りの知識だけじゃなく、エリオット波動を利用して、相場で儲けてやろうと思わず企みたくなる。そんなブログだ。表題通り、FXでの解説が主だから仕方ないが、日本株を使用しての解説も時々はやってほしいとは望みすぎか。

以上