買え!そして売り払え!【日経225MINI先物、今週(1/11~)の展望とトレード戦略】

日曜日, 1月 09, 2022

日経225MINI先物

t f B! P L

今週もエリオット波動で乗り切ろう。相場の行き先がなんとなくつかめる気がしてくる。


なんとも煽情的なタイトルをつけたものだ。その意味は後になってわかるが、その前に筆者が犯した誤謬について書いておかねばならない。波動の数え間違いがあったということで、それは直接読者には無関係なので読み飛ばしてもらってかまわない。筆者の復習のための備忘録にすぎない。

【そもそも】  


このチャートは昨12/18の『今年最後の修羅場になるかも』というタイトルで始まる翌週の予想記事内で使用したものである。(この回のタイトルもセンセーショナルなものでこっ恥ずかしい)。

そもそもこの時の波動カウントが大きく間違っていた。おかげで翌週からのだらだら上げに対して、何かおかしいと思いながらも逆張りのショートばかり仕掛けていた。クリスマスをはさんだ2週間ほとんど勝っていない。(それでも大きな損を出さなかったのは変わり身の早さか)。

正しいカウントはたぶん次のようなものだ。以下、本題に入る。

【4時間足】


マチガイの大きな原因は3波がエクステンションしていることを見逃していたことにある。だから12/22以降のじり高を5波のダイアゴナルと見抜けなかったのである。そして新年2日目の大団円を迎えても、まだ上がるかもという不安で思い切ったエントリーができなかった。(上下の予想なら当たっているように見えるが自信がなかった)。

この、たぶん正しい波動に気づき、そして木・金曜日の波動を再認識して、今回の予想は自信たっぷりである。

それはともかく、結論を先に言うと、

先週の下落は5波の上昇が終わったあとの修正A波である、ということだ。そのA波は5波構成であり、おそらくナイトでの安値28165円で終了したものと思われる。従って底から2本の陽線はB波の上昇波動の始まりではあるまいかと推測している。

このA波底打ち説の根拠は、

〇この4時間足での長下ヒゲ陽線後にその高値を上抜く陽線出現

〇下位足の1時間足では、陰線だが長下ヒゲ後から小陽線が5本連続出現

〇上位足の日足で見ると、その前の上昇波動(つまり5波)の値幅のフィボ76.4%押し=28155円に迫るほどの深押しを達成。また支持ラインに到達した。

などだ。

従って、火曜日さらに安値更新が起きると、このA波底打ち説は雲散霧消する。ただ調整波のうちのA波であるから、そう大きく安値更新するわけではないだろう。早晩B波の上昇が始まるに相違ない。

しかし、本当に恐いのは、A波が下げの第1波であるという認識だ。つまり、まだ5波からの調整は終わっていないということである。


この底は本当の底ではない。もう一度下がってくる。


ところでこの後、波動はB波に入る(もう始まっているかもしれないが)。そのB波は前のA波の反動であるから上昇波動である。なので、火曜日からは上昇する。

ここで一応上昇メドを計算しておこう。通常はA波の38.2%~61.8%戻しくらいを見ておけばいいが、A波の底を28165円とするならば、28625円~28910円という数字が出てくる。76.4%戻しまで計算すれば、29085円だ。

筆者は、4時間足での戻り高値28490円さえ突破してくれれば、次の戻り高値28830円付近までは最低限狙っていけるのではないかと考えている。常識的にはそんなところだろう。ただし過信は禁物で、”ダマシのB波”と異名をとるだけあって、その天井付近では「まだまだいけまっせ。この勢いの強い時にショートやなんて、担がれても知りまへんで」という声が多くなる。なので29000円もおかしくはないとも考えているのである。

このA波、B波、そしてそれらに続くC波の特徴はエリオット波動に関する吾がバイブル『エリオット波動売買戦略FXブログ 』を参照すべし。各波動の特徴が大衆心理とともに詳しい。

ここで、前に戻ろう。

本当に恐いのは、A波が下げの第1波であるという認識だ。つまり、まだ5波からの調整は終わっていないということである。

いくらかはわからないがB波が天井を打った次に来るのがC波である。安い指輪を贈られたり、花を一輪飾られただけの安っぽい誘惑ですべてを捧げてしまった投機家が、懺悔の値打ちもない行為に走ってしまうのがC波というわけである。

ところで、A波が5波動構成である場合、このA→B→Cと続く一連の調整波動は、ジグザグ修正になる、というのも上記バイブルに書いてあった。それが正解なら、暴落的な気分になるのが恐ろしいが、その分底までにかかる時間も早く、その後の上昇も期待が持てる。何より底値を推測するのに話が早い。

すなわち、B波の天井を仮に29000円とすれば、29370→28165→29000という値動きからは、N字下落なら27795円、1.618倍まで伸びれば27050円まで下落することになる。

この27800円~27000円前後の底は、新春初の記事に書いたように、もし日経平均が3万円を超えてぐんぐん上昇すると期待しているのならば、ぜひともつかまえておかねばならない。目をつぶってエイ!ヤっ!!と買えばいい。切るのは⑤-1波始点=現物で26954円割れである。

長々と失礼した。ここらでまとめよう。

【戦略】

火曜日からは上昇する。(買う。)

その勢いは力強く、どこまでも上昇するように思えるが、やがて天井を打つ。(売る。)

そしてここからは完全推測だが、C波の下落が始まるのは木曜日のナイトからか、遅くて金曜日SQ値の確定後ではないだろうか。(S玉に利が乗る。)

これが大きな流れだが、明日の月曜日はCFDで安い処があれば買っておきたい。先物でいう28300円台があるといいな。ロスカットは28250円割れでいいかな。29490円以上になってたら買わないけれど。

ウン? 結局この最後の7行程度でよかったのか。

しかし、筆者は話してみたかった。


以上、天井騒ぎの【今日のご大層】でした。ご清聴ありがとうございました。






まずはこれだけでも覚えて帰ってください。

◎まずジグザグ波動の徹底マスターから始めよう。

ジグザグ修正波だけでもこれだけのことができる! 4波修正波は難攻不落である。 その修正波の動きは種類もいっぱいある上に、それらが複雑に絡み合って、長期化すれば長期化するほど値動きのドロ沼にはまってしまう。個人投機家は、この4波の予想がつきがたい値動きに翻弄され、3波でしこたま稼い...

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自己紹介

 超短期(短気?)スイングトレーダーです。日本株と225先物を中心にやってます。FXやCFDは気が向いた時だけです。毎日日記したいけど、結構時間かかるので・・・一、チャンスを殺さず・・・二、ルールを犯さず・・・三、利薄きからは獲らず・・・この『トレーダー心得三か条』を守り、値動きから利益を掠め取る手法は”急ぎ働き”なれど、それなりの仕込みは必要と考えております。

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