嵐は過ぎ去ったか?【日経225MINI先物、来週(1/31~)の展望とトレード戦略】

土曜日, 1月 29, 2022

日経225MINI先物

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ご存知のように、日経平均株価は三角保ち合いを下抜けし、筆者の精神的支柱でもあった26954円をも下回ってしまった。これで一昨年3月から続いたコロナバブルは昨年9月の30795円で終了していたことになる。それ以降は、そのバブル相場の水準訂正という、なんとも味気ない値動きだったというわけである。

そして、その調整波は今もなお続いており、どこまで上がるのかではなく、どこまで下落するのかがトレーダーたちの興味の的となっている。嘆かわしいことである。

嘆かわしいには違いないが、それに倣って、筆者もまずは下値メドを予測する作業から始めようと思う。


果たして、下落は終わったのだろうか? 波動はすべてを現わしてくれる。


【日足】

先物日足の分析に入る前に、現物の週足の話をしておこう。

そもそも、新年のブログでは、以下の記事にあるように、週足は現在第4波の調整中であるとカウントしている。


しかし、当時決して破られないとしていた、例のいかがわしい赤線が破られた今、今度は青線に危機が迫っている。第3波の61.8%押し=25180円である。ここまでは長期的には覚悟しておきたいと今は考えている。




一般的な日足のカウント方法は、このチャートのように、現在は5波動全体のABC調整波のラスト波動であるC波が進行中と見るものである。筆者もこれに倣いたい。


ではこの日足・ABC調整波動的にみた下値メドはどうだろうかである。

実はこのカウント方法でも、1~5波動全体の38.2%押し水準が25280円(但し現物で)であるから、やはり25200円前後は、注意しておく水準なのであろう。

しかしながら、もう一つの計測では違う数字が導かれる。A波の値幅に注目するのである。

先週末記事において、筆者は下落波動の傾斜角度の美しさに着目した。なので、その下落幅にも着目しようではないか。ということで、

A波の下落幅は3635円(30560→26925)であるから、それをC波に当てはめれば(29370ー3635)=25735円となる。N値計算である。

来週はとりあえず、この数値に注目しておきたい。なぜなら、月曜日から本格的な戻しに入るのか、またはさらに安値更新して下落していくのか、皆目見当がつかないからだ。

世間では、日経平均のPERが13倍を割ったとか、これから決算発表で業績の良さが再確認されるとかの理由で、今は下げ過ぎなのではないか、世紀の割安水準だ、などというポジティブ発言が多いようだが、先物をやっている身としては、さっぱり響いてこないのである。

いつものロマン派宣言はどうした?と叱咤されそうだが、筆者のロマンはもうちょっと先を見つめたロマンであって、来週のロマンではない。来週は?なのである。

実際には、上記ポジティブ発言には賛成であり、この先下落トレンドが続くのだとしても、来週はある程度の戻しが見込まれて当然だとは思っている。つまり、上がるとは思っているが、もうちょっとオマケの押しが入るのではなかろうかというのが、筆者の見解である。

そのオマケの押しが25735円なのではないか、ということだ。

そして、このラインを大きく下回ることなく反転していってくれるのなら、その上昇はもう「戻し」の範疇ではなく、日足では3波、週足では5波の上昇波動に移行してくれることだろう。と、こんなことを想像してほくそ笑んでいるのだ。


下落が先か、上昇が先か、それが重要だ。


【結論】

来週はある程度戻すだろう。

しかし、その戻しの前に25735円前後までのちょいとしたオマケの押しが入るのではなかろうか。そして、その後反転して本格的な上昇が見込まれるはずで、当然4時間足の戻り高値=27860円などはいとも簡単に突破してくるだろう。

だが、問題は月曜日から先に上昇していった場合である。

この場合の戻しは弱い。たぶん27860円にも届かないし、たぶん27500円程度であろう。買い上がられては売られ、売られてはまた買い上がる。モミモミというやつだ。

そして、先に押しが入った場合と違うのは、下値がわからなくなることである。もちろん来週中ではないが、25000円割れも視野に入ってくるだろう。モミモミの後にどっと売り浴びせられるというイメージである。


【戦略】

筆者としては下げは先に入った方がいい。その後しばらくは上昇が続くだけだからである。

なので重要なのは月曜日日中取引である。この日の値動き次第で翌日からのトレードはすべて明瞭になる。買いばかりでいいのか、ヘッジの売りも交えた方がいいのか、デイトレか、スイングか、などすべてのシナリオが決定付けられるだろう。

月曜日の朝ブログに、乞うご期待。


以上、天井騒ぎの【きょうの口車】でした。ご清聴ありがとうございました。








まずはこれだけでも覚えて帰ってください。

◎まずジグザグ波動の徹底マスターから始めよう。

ジグザグ修正波だけでもこれだけのことができる! 4波修正波は難攻不落である。 その修正波の動きは種類もいっぱいある上に、それらが複雑に絡み合って、長期化すれば長期化するほど値動きのドロ沼にはまってしまう。個人投機家は、この4波の予想がつきがたい値動きに翻弄され、3波でしこたま稼い...

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自己紹介

 超短期(短気?)スイングトレーダーです。日本株と225先物を中心にやってます。FXやCFDは気が向いた時だけです。毎日日記したいけど、結構時間かかるので・・・一、チャンスを殺さず・・・二、ルールを犯さず・・・三、利薄きからは獲らず・・・この『トレーダー心得三か条』を守り、値動きから利益を掠め取る手法は”急ぎ働き”なれど、それなりの仕込みは必要と考えております。

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