2023年1月9日月曜日

藤井将棋とローソク足

 天才対レジェンドの熱戦はまだ続いているようである。

筆者は羽生の勝利を見込んでいる。というより、藤井の負けである。

棋譜を見てるわけではない。そんなもの見たって筆者にはわからない。ただ藤井のこれまでの戦い方を知って、そう直観しているだけである。

藤井は第1戦を捨てている。たぶん、筆者の記憶ではこれまでのタイトル戦ではすべて初戦は黒星のはずだ。

なぜだろう。初戦の緊張からか。それもあるかもしれない。

でも筆者は別のこと考えた。藤井は第1戦を捨てている。負けてもいいと考えて試合に臨んでいる。最終的に3勝、4勝すればタイトルは獲れる、防衛できるとだけ考えている。

では、その第1戦で何を考えているのであろうか。

それは相手の調子、この試合に対する意気込み、どれだけ自分の手筋を研究してきたか、前やった時よりどれだけ工夫しているのか、戦法を変えてきたか同じか、そして最後には自分自身の調子を考えること。「果たして2戦目以降勝てるのか?」などである。

そんな事を考えながらやってるので、必然的に負けることが多くなる。ましてや相手は必死である。天才の首を取ってやろうと皆が考えている。初戦から勝負に出ることの方が多い。余裕もない。

例えば、あなたが小さな子供と相撲をする場面を想像するがいい。「ハッケヨイ」と同時に子供を押し出したり、投げ飛ばしたりするだろうか。

おそらく子供の力を測りながら、「ほほー、去年よりは力がついたな」などとほほえましく思いながら、時には土俵際まで追い込まれるふりをしてみたりする余裕があるだろう。

最後は大人の力を見せつけるために、やさしく子供の体をつり上げて土俵の外に運んでやるのではないか。

同じだ。藤井はあの年で羽生を子ども扱いするにちがいない。完全な横綱相撲である。

逆に言えば、本日の一戦、藤井が勝ったなら(藤井に負ける余裕がなかったなら、あるいは羽生に負ける余裕があったのなら)、第2戦以降は羽生に追い風が吹く。

・・・・・・

ローソク足の特性を利用した天底測定法』という記事を以前書いた。

藤井将棋と同じだ。

もし、あなたがデイトレでロングを仕掛けようとしているのなら、まず敵側である売り方から先に仕掛けさせるといい。相手が寄付きから力任せに突っ張ってくるのを、土俵際まで追い詰められながらも、土俵を割らないのであれば、今度はあなたに勝機が訪れる。相手の疲労を待ってこちらが攻める番である。

その結果が「下ヒゲ陽線」である。


以上、まだ試合が続いてますように。


0 件のコメント: