さて、SQ日を今週末に控えて、こもごも当6限月の復習をしている処である。
最後に買玉を処分して売玉だけに絞った作戦が裏目に出てしまい、なんだか後味の悪い限月トレードになってしまったが、勝負に行って負けたのだから投機家としては本望。いつもいつも勝てるわけではない。
不甲斐ないのは、天底の両方をつかみながらも不要な妄想をして含み益をいたずらに減少させたことだ。反省の余地は大いにある。利益確定とのバランスを今後は重要視したい。
今週からいよいよ9限月が始まる。さすがに複雑な動きであった6限月が終わる今、今度はスパッと儲けたい。気持ち新たに挑もうと思う。
では、いつものように限月足(SQ足ともいう)チャートと数値表だ。ここから何を読み取ることができるだろうか。まずは各自自分で考えてもらいたい。なお6限月は6/6ナイトセッションまでの数字である。
その前に、以前にも書いたことがあるが、大体の傾向だけをここで再掲しておく。いずれも仕掛け処、決済処を探るうえで重要な話だ。
①赤色の日付を見ると、高値安値を先につけるのは、次限月が始まってそう時間は経過していない。とすればSQ月が終わるまでの間だ。20何日という日付が多い。3限月の場合は12月は忙しいので、次の年に持ち込んでいるだけで、それも新年早々に達成がずれたと考えられる。
②限月の平均値幅(これが筆者の限月丸ごとトレードの目標)3000円強(現在は4000円に訂正している)を達成するのに要する期間は、短くて20日前後、長くても2カ月前後だ。したがって、建玉のホールド期間も長くて2カ月強と考えてもいいだろう。(しかし、それ以上はムダと思わないこと。SQ日までの残りの日数はトレンドを勘案してできるだけ利益を伸ばすことに努めるがいいだろう。6限月のように平均の2倍以上の値幅になることはまれであっても、トレンドが出ているのであれば3000円で終了してしまうのはもったいない。一部でも残して頑張るべきと考える。)
③仕掛けの時期はSQ日から翌週のFOMC前後を狙うこと。トレンドが変わるとすればその辺りが天底になる。SQ週から25日前後までの間が仕掛けには絶好の期間となるだろう。まずはその期間内で1枚!
④SQ日初日から一方的な急騰急落が起きる場合もある。その値幅は2000円前後なので、その流れに乗ってもいいし、落ち着くのを待って逆張ってもいい。落ち着くのはFOMC前後日だ。そこで反対売買をする(上の②と同じ)。
⑤限月ローソク足には上下にヒゲが必ず付く。陰や陽の寄付き坊主、丸坊主にはならない。つまり、初日寄付きから一方的に1000円、2000円以上走ったとしても、1回は逆転される。逆張りが有効になるということだ。(尚、筆者の作成した限月足の寄付き価格は直前限月の終値と同一値にしていることに注意)また、最終木曜日日中セッションはその限月の最高値や最安値にはならないということも言える。水曜日ナイトセッションで最高値最安値をつけたのなら、それも逆張ってOKということも言えるかな。
こんなところか。ここからあとは限月ごとの特徴を見つけ出して、その限月での天底を見つけるのである。
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9限月の特徴みたいなものがお分かりになっただろうか。筆者の見解を書こう。
高値や安値を付けた日付に注目してほしい。ここ4年間の9限月に共通していることは、この欄に8月の日付が必ず入っていることだ。ということは、この限月での高値安値、つまり天底のどちらかは8月になるということである。もっと絞った言い方なら、「天底はお盆前後」だ。
※もっと過去を検証してみたところ、「まあまあ」という結果だ。マユツバかもしれない。このアノマリーは70%期待の確率かも。各自検証を重ねられたし。
仕掛けどころは6月下旬、利確ないしド転は8月という作戦上の構図が浮かび上がってくる。あとは、ウリかカイかどちらになるかの問題だけである。
8月の相場を評して、よく言われるのは「夏枯れ相場」。だけではなく、「サマーラリー」ともよく言われる。相反する相場付きで、現時点では今年がどちらになるかはわからないが、もう少し時間がたって、トレンドがはっきりすれば非常に手掛けやすい相場になるだろう。
今の時点では、週間予想記事でにおわせておいたように、筆者は6月20日前後以降から上昇トレンドになると感じているので、6月下旬のどこかでカイ、お盆前後でのウリ決済というのが本道であろうか。
昨日記事通りなら、まずは今週ウリから入り、来週のしかるべきところでカイをする予定だが、こればっかりはちょっとわからない。ここ1,2週間のトレンド次第ということになる。
したがって今回、9限月全体の値動き予想図表示はもう少し待っていただきたい。タイ週末には明確化できるだろうと思う。
以上、天井騒ぎの【今日のタコ】でした。ご清聴ありがとうございました。
<>現況報告<> 昼11時45分頃
9時過ぎに38110円でのウリ仕掛けは高値更新されて38150円でロスカット。10時すぐ38150円で再度チャレンジしている状況だが、余命いくばくか。
先物は高値更新されたが、コア30指数は高値更新になっておらず、大丈夫だと思ったのだが。前場いっぱいのもち合いは覚悟の上とは言え、心臓に悪い時間が続く。ここから再度高値更新ならあきらめざるを得ないだろう。
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