反省もくそもない。下落のほとんどを指くわえでやり過ごしてしまうとは。現場での修正能力の高さだけには自信を持っていただけに、金曜日の敗戦はショックだ。上昇願望が強すぎたのだろう。見る見るうちに含み益が減少していった。そして要らぬ安値拾い。負けパターンのあるあるである。もう一度出直しだ。
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本日は長期足の分析は後回しにして目先の利益を獲りに行くために、まずは月曜日の作戦会議から始める。
【4時間足】
残念ながら、左端の大陽線は完全否定された。この大陽線から始まる上昇トレンドは短命に終わり、以降青色線のような3波構成の調整波が示現するに至る。買い方に残された支持ラインはマド埋めだけとなる。
が、そのマドもサポート役にはなってくれそうにない。今週早々にも埋められる運命だと考えられる。
根拠は次の【1時間足】を見れば判るだろう。
このジグザグ調整波のC波は当然5波動構成で、すでに4波動目の途中である。つまり5波動目の下落波動が残っていることは簡単に想像できるだろう。
下部に期間分析を入れておいた。4波は3波と同等以上の期間を要すると言われている。ならば、早くてアト1本か2本のローソク足(1時間足)を残すのみ。期限が来たらいつ5波動目の下落に進行してもおかしくはない。
遅くとも明日の後場からは5波動目の下落が始まるのではないかと思われる。(早ければ10時半くらいからだろうから、早い目に準備をしておいた方がいいだろう。)
したがって、明日はウリから始まろう。戻ってもナイトでのリバウンドの範囲内、そこでは強烈なウリが待ち構えているに相違ない。
早い目の下落、そして早い目の底打ちなら買うことも可能だ。後場の早い時間での底打ちなら大引けにかけて一定の戻りはあろう。
が、ナイトまで引っ張ることはできそうもない。ニューヨーク市場が大変なことになっているからだ。
代表として、SP500の日足チャートはこうなっている。
以前書いたが、重要な3つのマドのラストのマド(3)を埋めるために下落することは明白である。その(3)マドを埋めるまでおそらく下落は続くだろう。多少でもリバウンドがあるとしてもその後のことだ。
つまりSP500は、マドまで下落しては半分くらい戻し、次のマドを埋めてはまた戻しの、都合5波動をイメージしておけばいいと思う。
よって、アメリカが頼りない以上、ザラ場での買玉はいったん大引けまでには利益確定を入れておくべきなのである。(ショートも現在位置でのものはちょっと無理があるか。)
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では、あまり気が進まないが、長めの時間足分析にしよう。明日の戦略にもかかわってくるから仕方ない。
【日足】
非常に残念で悔いの残ることだが、おそらく当限月の高値は7月24日の42080円で決定なのではなかろうか。今回も天井を捕まえることに失敗したようである。
失敗の原因はわかっている。波動カウントを間違えたからだ。今回から次のようにカウントする。
高値42080円は3波の頂点とすることにした。9限月は3波動目までしか上昇しなかったことになる。ここから1か月間はまたまた調整4波のやりにくい相場が続くのだろう。
ラインの説明を少し。
青色点線は①-③チャネルラインである。ラインが2本あるのは、3波の始点が決められないからである。どちらでもそう大差ないが、高い位置の方だとナイトセッションの安値がタッチしているような感じだ。もう下落は終了かな?と思わせる。
4波の押し目率は3波の38.2%押し水準以上(今回の場合は39930円)になってほしいので、その点ではクリアしていそうだが、いかんせん、4波はこのチャネルラインを割り込んでくるというのもアノマリーとして存在する。
なので、1時間足でもう1波動分の下落が残っているとしたのは正解である。底値はたぶんおそらく、3波中の4波動目にあたるどこかであろう。となれば、その値は39600円台から39100円台になるか。筆者は最終的には39000円割れもあると踏んでいるが、それはいったんリバウンドしたのちのことだ。明日月曜日の下落はそこまではいかない。
そのリバウンド、つまり4波のリバウンドは赤色のフラット形か、緑色ラインであらわしたトライアングル形になると思われる。3波に要した期間が29日間とするならば、やはり9月初旬まではこのどちらかの形態の調整波が幅を利かせることになろう。
※筆者はトライアングル説だ。米国株が弱いというのがその理由で、彼が下落途中で時々立ち止まったり、ちょっとしたリバウンド見せた時にだけ、日経は上昇するのだろうと思っている。トライアングルと言ったって、B波は大きくは戻せず、せいぜいA波の半値戻しくらいなもんだろう。底値と半値の間での三角保合いになるのかな。
そんなことを勘案すれば、待ちに待った5波の上昇に移るのは、もしかしたら日本のメジャーSQ日前後からになるのではないかと思う。結局は「夏枯れ相場」というこっちゃ。(あーつまらん)
このことはひとえに米国株の下落トレンド入りのせいだということに尽きる。金曜日の悪すぎる雇用統計がすべて悪いのだ。日経自体は下げたくなかった、下がる気は毛頭なかったのだ。
※雇用統計の結果を受けて米国の株式市場は総コケになってしまったが、10年債利回りの大幅下落はひと筋の光明だ。これで9月の利下げ期待が確実視された。もし、この金融緩和期待と景気腰折れ懸念との戦いで、前者への意識が優勢になろうものなら、株価はそこそこ安泰。そうなれば、日経の4波・フラット説が急浮上してくることになろう。
また、平年なら目立ったイベントのないこの時期は「夏枯れ相場」と決めつけるのもいいのだが、今年はトランプ砲や地政学的材料がいつ飛び出してくるかわからない。大きく撥ねる瞬間があってもしかるべきだ。(もっともそれらの材料でも4波が9月初旬まで続くことは覆せない)。フラット説も外せないか。
その場合、B波は前の高値42080円を少しばかり超えてくるかもしれない。そして逆に次のC波は39000円割れもあり得ることを覚悟するべきだも言えるが。
これで最後にしよう。【現物225指数・日足&変則週足】
こんなに早く、もう一度あの青色点線(39965円水準)の下で闘わねばならないかと思うとぞっとした。このレベルをどんだけ試せばええねん!
※5波動目の安値を付ける場合、7/22安値39586円のザラ場での下抜けは断固カイだ。
<重要ライン>
①42500・・・過去最高値
②42080・・・直近高値
③41010・・・4時間足戻り高値
④40825・・・5日線処
⑤40740・・・4時間足上値メド
⑥40575・・・日中マド埋めライン
⑦40570・・・ナイトセッション・バリュー上限値
⑧40645~40355・・・4時間足前天ネックゾーン
⑨40305・・・上昇転換ライン
⑩40115・・・ナイトセッション・バリューハーフ
⑪39955~40095・・・ナイト下落の浅戻しゾーン
⑫39910・・・ナイトセッション・バリュー下限値
※39905・・・ナイトセッション終値
⑬39730・・・直近安値(ナイト安値)
⑭39695・・・4時間足ジグザグ下落N値
⑮39630・・・4時間足マド埋め
⑯39620・・・本日下落目標値
<参考>39586・・・2週前大陽線安値
⑰39515・・・4時間足下値メド1
⑱39455・・・本日下落可能値(実験中)
⑲39260・・・4時間足ジグザグ下落チョイ拡目標値
⑳39240・・・4時間足下値メド2
㉑39130・・・日足押し安値(3波中4波底)
㉒38975~38935・・・日中マド5
㉓38780・・・日足1波頂点
㊵38630~38405・・・日中マド4
㊶36630~36555・・・日中マド3
㊷34685~343355・・・日中マド2
㊸32640~32310・・・日中マド1
<詳細>
まずリバウンドから先にあれば、⑩までと想定してショートが重要。午前中はなかなか下落しないかもしれないが、放っておいていい。後場から、遅くてもナイトから下落していくはずだ。
下落が先ならナイト安値⑬手前までと想定して買ってもいいが(まだ4波動目の内だから)、上値が重くなってきたら即利確は当然だろう。5波動目の下落に引き込まれる。なので、下落後上昇した場合でもド転売りは重要だ。
<マイポジション&スイングトレード的構想>
売2(41900台、40200台) 1枚増
買1(37500台) 1枚減
恐ろしい相場だった。ここからは1時間足5波動目の底に限って買うことになる。39500円台~39200円台というのが現時点での目安である。示現するなら月曜日(ナイトも含め)の確率が高い。
<前日感想戦>
ナイトのみ書く。日中は前場のみカイで稼ぐ(何とか日当分)
6時15分前に40530円で買ってみる。ジグザグ拡大目標値=40480円近くで切り上げを期待した。が、7時半チョイ前あきらめて同値撤退。まだカイに期待していた頃だ。
その後安値更新。これで雇用統計に照準を移す。結果は下落。それでも40370円で買う馬鹿さ故。10分もしないうちに返り討ち。40440円で▲70円計上。
それでもカイは止まず。10時すぎ40295円は目標値40305円を下抜けてから。が、すぐ40250円で切らされてからすべてを自覚した。
同時にホールド買玉もすぐ同値で放出。しばらくして40265円でようやっとショート。
米市場開場後も下落の波に乗ることも考えられず、完全にやる気喪失。ヤケ酒に浸る。
安値39730円時も起きていたが、恐ろしくって買えなかったし、ウリ玉の利確にも気が回らず。
反省・・・雇用統計の金曜日だけは断酒すべし!
以上。
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