(注)今週より12限月のチャートを使用いたします。ご注意を。
簡単に。
迷いの時間が続いている。
【日足】のシナリオ設定は当分これでいいだろう。もちろん自信はない。あくあまで暫定的だ。
迷っているのは緑色円で囲んだ先週後半からの上昇である。これが5波動目の上昇になるのか、まだ4波動目のリバウンドに過ぎないのかということである。
金曜日朝記事においては、「43200円を超えたら完全カイ転換」という意味のことを書いた。そのつもりで実際にトレードも行った。が、ナイトセッションでの急落でその考えが急速にしぼんでしまったのは確かだ。
「本当に5波か?」疑問符が付いた。次のように【4時間足】にラインをいくつか引いてみた。
どの赤色ラインもカイ転換をあらわすものばかり。昨ニューヨーク時間での急落も、2番天井から引いたラインを一時的に割り込んではいるが、最終的にはしっかり回復しているではないか。なに疑うことがあろう。
4時間足レベルであっても一目雲の上に顔を出した。20MAと80MAはもうすぐGXするだろうことも間違いない。戻り高値を突破した。このようにカイ転換3条件をすべてクリアしているのだ。しかも上向きの200MAにも支持されて反発している。
これ以上何を望もうとしているのか。
自問自答してみた。「ここにアイはあるんか?」。
もしかしたら、この完璧に近いカイ転換チャートを素直に愛することができない理由があるのではないか。それはもしかしたら、今週末のメジャーSQ日を迎えるまでは絶対に上昇してほしくないという自己都合によるものではないのか。そうだとしたら完全にポジショントークだ。
こんなチャートもやはり想像上の産物となった。
いずれ近いうちに5波動目の上昇が始まることは確かだろう。しかし、その前に少しだけ大きめの下落があるのではないかということをあらわしている。
高値43720円から先週火曜日深夜の安値41475円までをひとくくりにして、大きなジグザグ修正波のA波とした。よって先週後半からの上昇は同B波となる。青色ラインのような大きなジグザグ修正波をイメージしてもらいたい。
A波は緑色ラインで分割される2つのジグザグ波動で構成されるが、それらの約1.618倍の大きさのB波、C波がここから誕生するのではなかろうか、というものである。
実際、先週後半からの上昇幅、つまり大きな青色ジグザグのB波の値幅は、緑色ラインの値幅の1.618倍に非常に近い。マトリョーシカだ、入れ子だ、オウムガイだ、フラクタルだ。
ならC波は、赤色点線のような3波構成のジグザグでもって、その行先は右肩下がりの赤色太点線タッチなのではなかろうか。
また金曜日の大きめ陰線はやはり危惧すべきものなのではないだろうか。過去にあった高値からの叩き下ろされ方もよく似ているではないか(赤色矢印参照)。
ああ。しかし、このシナリオも例の自己都合に後付けした想像上のモンスターなのかもしれない。
・・・・・・
宿題が残っていた。【現物225指数・日足&変則週足】を覗いてみよう。
2週連続実体の小さなコマ足になった。下ヒゲは前週より長くなっている。今週はどうか。
「なんと言っても今週はメジャーSQ週だし、最後は(木曜日までには)きちんと帳尻合わせで元の位置近くまで戻ってくるだろう。」
とも言える。が、果たしてそうか。
4週前の大陽線に対する調整は3週間が過ぎた。今週はそろそろ上下どちらかに動き出してもよさそうだ。つまりもう少し実体の大きなローソク足が出来上がってもいいだろう。なら、陽線だ。調整3本のアトとしては陽線だ。少なくとも前3週のローソク足実体をまとめて上抜くような陽線を想像してもおかしくはない。
でも、これも買い目線専用の見方。長い下ヒゲ出現でカイ転換と決めつけるのは早計だ。
何より3週前のトウバに対する「禊」はまだ済んでいない。チャートを眺める限り、弱基調、じり安、下値切り下げ、そんな悪口はいくらでも出てくる。
金曜日の日足は十字足。明日は金曜日の先物の動向から下寄りが予想される。高値43220円突破ではなくても、少なくとも終値43018円を突破してからのカイ行動でも遅くはないのではないか。
ではなく、寄付きからそのまま下落し日足陰線になってしまえば、今度こそ本当に宵の明星になってしまうのではないか。目指す処は青色矢印41283円だったね(今週中に到達するかどうかはわからないが)。
ああ。しかしこれもわがポジショントークなのかもしれない。すべてはあの自己都合が筆者の眼を曇らせている結果なのかもしれない。
・・・・・・
そんなこんなでいじいじしていたら、何が何だかわからなくなった。
仕方ないから、このままに放置して明日月曜日の戦略会議に移ろうかと思う。
きょうはタイガースの史上最速優勝がかかっている。サトテルをはじめ各選手の個人タイトル総なめも重要だが、チームとしても名を残してほしい。筆者は忙しいのだ。
【1時間足】
先週火曜日からの上昇波動は赤色ラインのような3波構成の調整波とした(B波)。青色ラインのような推進5波と最初は考えたが、高値を取ってからの長い上ひげ、何よりその後の大陰線が強烈すぎる。よって、緑色ラインのような下落をイメージ。ウリから攻めていきたいと思っている。
<重要ライン> ※注・本日より12限月での数字を使用。
①43720・・・直近高値
②43400~43620・・・4時間足・天ネックゾーン
③43190・・・本日上昇可能値
④43160・・・4時間足上値メド
⑤43015・・・日足直近高値
⑥42975・・・ナイトセッション・バリュー上限値
⑦42750~42840・・・ナイト下落の深戻しゾーン
⑧42705・・・ナイトセッション・バリューハーフ
※42680・・・ナイトセッション終値
<参考>42649・・・現物225指数・4週前変則週足(大陽線)終値
⑨42605~42510・・・ナイト下落の浅戻しゾーン
⑩42560~42425・・・(新)日中マド2
⑪42410・・・ナイトセッション・バリュー下限値
⑫42310・・・5日線処
⑬42280・・・1時間足押し安値
⑭42260・・・4時間足ジグザグ下落拡大目標値
⑮42245~42065・・・直近上昇50%~61.8%押し
⑯42195・・・4時間足下値メド1
⑰42065・・・1時間足ジグザグ下落N値(仮)
⑱41980・・・4時間足下値メド2
⑲41665・・・1時間足ジグザグ下落拡大目標値(仮)
⑳41625・・・下落転換ライン
㉑41475・・・日足直近安値
<参考>41283・・・現物225指数・変則週足大陽線始値
㉒40770・・・4時間足ジグザグ下落N値
㉛40175~40095・・・日中マド1
<詳細>
いったん売買方針を決めつけてしまうとトレードは楽になる。思い込みであったとしてもトレードに簡単に入り込むことができる。その思い込みが当たっていたら利益は莫大となる。リスクを取った分の何倍もの利益が転がり込む。問題はその思い込みが間違っていたことに気づいた時だ。当然ロスカットしかないだろう。そしてド転だ。
もし思いこみ通り実際に下落していくのなら、寄付きからの最初の上昇はほとんど残されておらず、⑦の入口42750円前後までだろうと考える。そこら辺でショートだ。ロスカットは⑦の出口42840円を突破してしまった場合だろう。
ただ⑥では止まる確率が高いので、まだ希望を捨ててしまっていないなら再度ウリにチャレンジするべきだろう。ド転カイはその後でも十分だ。
上手く下落しだしたなら、⑨ゾーン途中にでも売増しとなる。デイトレとしての最終目標は⑩のマド埋めあるいは⑪までだろう。
スイング的な買い方が報われるなら、⑬までで下落が止まるかどうかだ。ここを維持できれば次のセッション以降での上昇がまだ見込めよう。維持できないようなら奈落の底までとなる。今週木曜日までは芽が出ないと思うべし。
<マイポジション&スイングトレード的構想>
※9限月分
売1(43700台) 1枚減
買1(37500台、42300台) 1枚減
※買玉は決済方針。売玉はできるだけ最終日まで引っ張る予定。
<前日感想戦>
ナイトのみを。
日中から残しておいた買玉(42845円)は雇用統計直後の急落過程、42950円で決済させられた。発表前は高値圏往来相場だったから嫌な予感はしていた。アノマリーに反する野蛮な行為で失敗。
ただ、すぐ戻るだろうとも思っていたので、10分後に戻ってきた処43085円で買い直した。この時はまだ上昇トレンドになったものと判断していたからだ。
が、これが裏目。今度は測ったように11時から急落。さすがに43000円割れで切った。
42900円台もするするで、たまらず11時半チョイ前に42875円でショートした。雇用統計時の安値を割り込んじゃったら仕方ない。
でも、目標値42640円で利確しときゃよかったな。さすがに酒も回ってきてすぐ寝支度。朝起きたら狩られておりましたとさ。またも失敗。
以上。
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