■■再度高み目指す■■今週(9/22~)と月曜日の日経225MINI先物分析&トレード戦略20250922W

日曜日, 9月 21, 2025

日経225MINI先物

t f B! P L

金曜日はえらいことになった。慣れっ子になっているが、さすがに含み益の大幅減はショックだった。

予想が外れた原因はまたしても波動のカウントミスだ。

いや、違う。朝の時点ではあのカウントでも十分真っ当なものだった。ただ、想定していた伸びがなかっただけのことだ。

【日足】

今回から波動カウントを変更する。現在は日足5波の5波動目ではあるが、そのスタート点(赤色④)を左にずらした。以前から気になっていたが、今後のイベント等を鑑みこれに変更する。その3波動目であることに変わりはない。ただ、前の5波動目というカウントでも当面は差し支えない。また、今回からの5波のスタート点説がおかしくなったらもとに戻す可能性もある。柔軟に考えたい。

言いたいのは、昨金曜日の急落でもまだ青色3波動目は終了していないということだ(おそらく3波中の副次波4波であろう)。筆者としては推進波らしく、3波は⓪ー②チャネルライン(緑点線)を上に突破してくれるものと考えている。

別途、もし青色1波頂点を下回るような下落が続いたなら、この5波全体は3波構成のエンディング・ダイアゴナルになる可能性が出てくる。今週前半は不安定な相場付きを想定している。注意だけはしておこう。


5波の値動き、儲け方について(心構え)

前から薄々気づいてはいたが、5波動目は3波動目のような安心はできないということだ。3波動目はいったん始まったら、自動運転に切り替えてのんびり上昇を眺めていることができたが、5波動目は「こつこつストン」型だ。いつ何時下落が発生するかに神経をとがらす必要が出てくる。

4/7から始まった日足5波もそうだ。特に6月からの動きはその内部波動の3波と言えども、利益確定がその理由と思われる急落が時々発生している。筆者はそのたびに煮え湯を飲まされている。「利確しときゃ良かった」だ。

その原因はやはりトレーダーの警戒心だ。上昇トレンドには違いないが、トレンド最終の5波だけにいつ下落してもおかしくないという心配、5波といういわゆるバブルに対する警戒心からきていることは確かである。

しかし、その一方でそんな心配性をあざ笑うかのような連続した上昇もときどき発生している。上の図で言えば、青色1波(3ー1波)や青色3波(3ー3波)の形態がそうだ。多くのトレーダーは慌てたはずだ。上向きの移動平均線やパーフェクトオーダーが続いているから、相場は強いということはわかっていても、実際にこの急上昇の動きに乗れていないトレーダーが多かったのではないか。「それ雇用統計だ、いやFOMCだ、SQだ」、あるいは「乖離率がどうのこうの」などと不安要素を先に口にしていたのではないか。

こういう人を喰ったような連続したトレンドもまた5波の特徴であろう。

では、こんな5波を前にしてどう対処すればいいのだろうか。

それは簡単だ。平凡だが、あまり欲をかきすぎないことに尽きる。

「利食い千両(万両)」や「頭としっぽはくれてやれ」などの格言は、この5波を対象にした言葉ではないだろうか。株式相場ではいつでも当たり前のことなのだろうが、3波途中での利食いはやはりもったいない。3波は頭からしっぽまでがっつりしゃぶりつくしたいと考える。大きな下落の心配がないからだ。

この伝で言うと、(副次波の)5波になったら、3波の高値を更新したら、上を見すぎず利確を考えよということだろう。自戒の念を込めて言っている。逆に(通常にカウントして)3波まではイケイケどんどんでいいだろう。

筆者の金曜日朝の波動カウントは3波中の5波だった。この5波に対して欲をかきすぎたのだ。カウントはいつでも書き換えられる。3-5波だったはずが、陰線一つで3-4波に戻されてしまったと言えるだろう。現行の最高値45710円は3波中3波の天井だと捉え直したい。


【4時間足】

これが日足3波の内部波動である。緑色4波動目の急落でチャートに亀裂が入った。これを下落の始まりと感じた読者も多かろう。

なんでもこの日のプライム市場の売買代金は最大を記録したそうだ。それまでの記録は昨年8月のあの令和のブラックマンデー日だったというから、相当な取引が行われたことになる。このことをもって、筆者自身も日経は天井を付けたかもという考えも浮かんだ。

9/2の米国レイバーデー以降、その夜が米国SQ日に当たることもあった。いよいよ天底転換日到来かという想像が駆け巡ったことは確かだ。

だが、その夜の米国市場は至って平穏。相変わらず「利下げ期待」継続で上昇した。

それよりも注目したのは日本市場でおいて、グロース市場が逆行高を演じたことだ。

この日足、1日だけでは何とも言えないが、今週連続上昇で前の高値を上回ってくれば、日本株全体も安泰なのではないだろうか。5波時代は中小型株が幅を利かすという。先週までの限られた株だけの上昇から、幅広い株が買われればまだまだ相場は捨てたもんじゃないだろう。

TOPIXも前日比マイナス0.35%と心配するほどの下落ではなかった。激しく売られたのは日経平均だけだったようである。(それでも前日比マイナス0.57%だったから暴落とは程遠い。たぶん買い主体が入れ替わっただけではないかと考えている。)

おりしも、木曜日だが米国では中小型株の代表・ラッセル2000指数が大幅高で史上最高値を更新した。これで4市場全部が最高値を更新したことになる。(2週前だったか、筆者はラッセルは到達しないだろうと書いたが、間違っていたことになる。)

これで米国株も安泰だと思われそうだが、それでもやはり米国株が危ないことに変わりはない。逆から言えば、このラッセルの上昇を以って、鮭は最後の大滝を上り詰めたか。つまり下落の始まりととらえてもいいかもしれない。今週の値動きに注目したいところだ。

ともかく、時間はない。せかされている感じだ。日本株も米国株ほどではないだろうが、やや急ぎ旅になるのを覚悟しておきたい。予定通り、10月初旬には日足5ー3波が終了するのではないだろうか。

(※ただし、ラッセル2000指数が下落し始めたとしても、ナスダックやSP指数がすぐさま下落するわけではない。それらの大型株が下落するのはラッセル指数が完全にウリ転換するのを確認した後からである。それまでは高値圏でのレンジ相場になるだろう。なので日本株もその影響を受けず、まだまだゆっくりしていられるというわけだ。)

・・・・・・

では明日月曜日の相場分析を。【1時間足】で考えよう。強気の筆者ではあるが、さすがにここから買い上がることはできない。やはり押し目を待つのが得策だ。45000円割れ水準で買いたいと思っている。

これは一例であるが、4波調整であることだし、月曜日はこんなふうなトライアングル形状になると想像している。緑色ダ円枠で囲った大陰線(4時間と全く同じ大きさ)の範囲内をもう1度、2度繰り返して底堅いことを確かめることになる。

この大陰線の下ヒゲ部分まで戻ってくればしめたものだが・・・。


<重要ライン> 

<参考>49615・・・現物225指数・月足3波高値目標値その2

①46875・・・4時間足大ジグザグ上昇拡大目標値

②46815・・・日足ジグザグ上昇チョイ拡目標値

③46620・・・3ー5波天井候補2

④46240・・・1時間足ジグザグ上昇拡大目標値

⑤46110・・・3ー5波天井候補1&4時間足上値メド2

⑥46010・・・4時間足大ジグザグ上昇チョイ拡目標値

⑦45710・・・現最高値&4時間足上値メド1

⑧45705・・・1時間足ジグザグ上昇N値

⑨45505・・・昨金曜日日中バリュー上限値

⑩45395・・・4時間足大陰線高値

⑪45375・・・目先上昇転換ライン(抵抗強し)

⑫45365・・・直近下落76.4%戻し(抵抗強し)

⑬45145・・・直近下落61.8%戻し(抵抗強し)

⑭45075・・・ナイトセッション・バリュー上限値

※45055・・・ナイトセッション終値

⑮45595~45520・・・ナイト上昇浅押しゾーン

⑯44945・・・ナイトセッション・バリュー下限値

⑰44850・・・5日線処

⑱44795・・・1時間足ジグザグ下落N値

⑲44630・・・1時間足ジグザグ下落拡大目標値

⑳44580・・・昨金曜日日中バリュー下限値

㉑44385・・・下落転換ライン

㉒44240・・・日足直近安値

㉓44070・・・大下落転換ライン

㉔43965・・・ 3ー1波天

㉕43925・・・4時間足下値メド

㉜43110~43020・・・日中マド3

㉝42560~42425・・・日中マド2

㉞40175~40095・・・日中マド1


<詳細>

3波構成となるため、ここからはまず上に上がるか。⑩の前には抵抗ラインの強いのが鎮座している。45300円前後ではショートだ。

(もちろん、ナイト終値近辺から始まって、⑭を突破してすぐなら買ってもいい。利確目標は45300円台ということになる。)

このショートが失敗となればド転ロングは当然だ。大陰線を試すまでもなく、相場はチョー強気なのである。5波動目に一直線だ。⑩を超えれば買わなきゃだめだ。(即飛び乗れという意味ではない。)

それでも今回はショートが勝つだろう。その玉を持ったまま、下落を待つだけである。おそらく最終的な下落目標は⑳だろう。ここでは確実に買おう。たとえ、更に下落して㉒へ向かうとしてもだ。

全面的に撤退するのは㉒割れだが、それでも5波の上昇は残されているのである。いったんロスカットしたとしても自信を持って買い直せばいいだけである。


<マイポジション&スイングトレード的構想>

売0() 

買2(42900台、43800台) 2枚減

※やり直しだが、買いはもう一度45000円割れまで下落したら(できれば44500円水準まで希望)。このまま上昇しちゃったら目立ったホールドはあきらめる。ウリはヘッジ用のみ。


<前日感想戦> 

9時すぎ45550円カイ。2度目の下落も3分後▲15円撤退。「まだ下がるかな」。

10分後45480円カイ。45470円はジグザグN値だったが、15分後▲5円でこれも切り。ウリの勢い止まず「45385円までは無理しちゃあかんな」。

で、11時10分前45380円カイに。これもまもなく切ることに。

いつになくウリが強い。いつもなら日銀前にはある程度戻しているはずだ。今回なら45500円前後まで戻っていてもおかしくない。それが45400円維持も危うい動き。「これは日銀きっかけで下げる気かな」。この直感を信じ切れなかったようである。

その直感は当たっていた。しかし、信じ切れていなかった分、カイに固執してしまう。

1時10分前、リバウンドを狙った45115円は再度下落しだしたので45195円で利確できたが、その後45000円も割ってしまったので、ホールド玉2枚も決済せざるを得ず、44950円と大きく含み益を減らしてしまった。これはかなりのショック。

しかし、下落する場合も考えていたことは確かで、その場合は3-2波の値幅分(43965→43845)=1120と同じくらいと考えていた。目標は44600円だ。

1時すぎ、とっさに44900円でウリに着手。5分後44580円でめでたく利確できた。これはいいトレード。筆者が目指す「予想が外れた時の対処法」としては合格点だ。このド転力、ド転対応力があれば相場で十分食っていけるだろう。

しかし、その直後がいけない。大底だと思って買った44575円は更なる大暴落に巻き込まれ、44450円と大損失を食らう。ちょっと時間をおくべきだった。あるいは売玉を持ったまま仕掛けるべきだった。

1時半チョイ前44315円でカイ。今度は大底到達か。日中マドをほぼ埋めたからね。もう勝負しなきゃ。これは3時前下落しだしたので44800円で利確しておいた。ちょうど半値戻しまでリバウンドしたようだ。後で気づいた。

ナイトはノートレード。今後を見極めたかった。酒も飲みたかった。

含み益を大幅に減らせてしまったのはいただけないが、そこそこいいトレードもできていた。でも、やっぱり自分の直感には素直に従うべきだな。欲が勝ってしまっていたのだ。


以上。

まずはこれだけでも覚えて帰ってください。

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自己紹介

 超短期(短気?)スイングトレーダーです。日本株と225先物を中心にやってます。FXやCFDは気が向いた時だけです。毎日日記したいけど、結構時間かかるので・・・一、チャンスを殺さず・・・二、ルールを犯さず・・・三、利薄きからは獲らず・・・この『トレーダー心得三か条』を守り、値動きから利益を掠め取る手法は”急ぎ働き”なれど、それなりの仕込みは必要と考えております。

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