9限月足が確定した。先週掲載分とあまり変わり映えしないが、念のため掲載しておく。
さて、もう9限月はもういいだろう。12月限の話を急ごう。
先週、この12月限の値動きの特徴に少し触れておいた。まとめると、高安値の値幅は平均値並みの5000円程度、天底転換日は9月中旬か、あるいは10月初旬になるかのどちらかということだった。
今週に至ってもその考えに変わりはない。で、いつも通り未来予想図を描いてみた。
緑色と青色のような値動きの2種類を想定してみた。が、これは昨日の週間予想記事で書いたように、明日火曜日の値動き次第ではっきりどちらかに絞ることができるものだ。すなわち、4時間足での3ー4波が長引くかどうかだけである。それによって、天井や調整時期が違ってくるというわけだ。
しかし、しょせんは赤色ラインのような値動きに集約されると見ている。
つまり、ここからほぼ一貫して上昇し、49000円前後で天井を付けるというものである。12限月の安値は44000円程度と見ている。そこから平均値の値幅5000円をプラスしただけの単純思考である。
注意点は途中での調整。これは今現在は2000円程度の調整だろうと想定しているが、その時になってみないとはっきりわからない。いちおうはショート玉でのヘッジが必要になってくるだろうレベルの調整になるかな。
今週安値で仕込んだ買い玉は、何度も荒波に揉まれようが、ガマンしいしい何とか49000円前後の天井までホールドし続けるのが、この12月限のメインテーマとなる。
今週の安値はたぶん12限月の最安値になるだろう。つまり今週は絶好の買い場となる。4時間足3ー4波の調整では44000円を割るか割らないか程度だと考えている。頑張って買い貯めたい。
以上が筆者の12月限におけるシナリオである。
読者にはなるべく自分でシナリオを組み立ててほしい。限月内で最も大きな波の平均値幅=5000円は過去データからほぼ確実に発生する(少なくても4000円幅はあるだろう)。これは動かしようのない事実だ。
この5000円幅の波がどこから発生するかを予想することから始めればいい。例えば、FOMCから売られて42000円まで下落した後から反転すれば、47000円まで上昇するとか。
もし仮に「日本株の実力からして49000円になるわけがない。せいぜい47000円だろう」という相場観なら、47000円から売ればいいだろう。ここから47000円までは3000円の上昇だから、そのあと5000円幅の下落の波がこの12月限内に必ず訪れるはずである。儲かるだろう。・・・
最後となるが、日程について少し。
10月初旬はやはり重要だ。3日夜の雇用統計に加えて翌日4日(土)が自民党総裁選投開票日になった。翌週6日からの値動きは注目されるだろう。
この日柄まで上昇し続けているのか、調整が続いているのかによっても、それ以降の出方が違ってくるイベントになるということである。
もっと重要なイベントになる可能性があるのが、パウエル氏に代わる次期FRB議長の指名だ。トランプに任命権があるのだから、次期議長は誰に決まろうと金融緩和、利下げ派の人物になることは疑いない。
筆者が思うに、この日が「利下げ期待」材料の最後の出尽くし処となるのではないかと睨んでいる。来年も金融緩和は決定的になるので、今度は逆に「でも、景気は実際どうなの?」と心配になってくるのだろう。つまり株価は軟調になるというわけである。
この日はまだ決定していない。トランプ本人は「秋口には」と言ってるようだから、嫌がらせで10月末の次回FOMCまでには決めるだろう。
このように10月も目が離せない月になりそうだ。
以上。あくまでいつもの皮算用でござんす。
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