変な値動きの週だった。大体振り回されていたような感じで、その意味ではもち合い相場のような。でも日足チャートを見ると、しっかり陽線で上昇トレンド。よくわからない。
いよいよ12月。そろそろはっきりさせてくれるはずと考えていたのだが、それもちょっとあやしくなってきた。このままでは次限月のトレードに差し支えてしまう。難しくなってきたではないか。
どうやら根本の原因は筆者の中でも上昇トレンド回帰の思いが消えていないことなのではないだろうか。
4波だというのに。外は北風が冷たいというのにである。
そもそもこの【日足】がいけない。実にいやらしい。
この3波動構成の青色ラインが何を示唆しているのか一向にわからないのである。フラットやトライアングル、ジグザグのA波であることに違いないのであるが、そのA波自体もすでに終了しているのか、まだ夢の途中なのかもさえも読解できていないのだ。
だから、その3波動に続く赤色ラインの正体も全く不明。複合修正波のつなぎのX波の可能性もあるし、フラット、ジグザグ、トライアングルのリバウンドB波説も根強いだろう。またジグザグ修正波4波動目のリバウンドということも考えられる。
さらにはフラットだとしても、先週話した拡大型フラットなどという亡霊波動も頭から消しても消しても浮かんでくる。TOPIX自体が前高値を突破していけば、まさしくその拡大型フラット波動になるらしいという話も聞いた。なら、日経もTOPIXにつられて上昇すれば・・・とも考えられるではないか。
あるいは、死んだはずの3波が、どっこい生きていたという説まで考えが及んで、真面目にラインを引いてはため息ばかり。この4波は月足4波ではなく、まだ月足3波中の4波ではないかというシナリオも浮上させるまでに。「まさか」の誘惑はとめどを知らないのである。
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こんな時は長期足を見るに限る。何かヒントを提供してくれるだろうか。【現物225指数・日足&変則週足】の出番だ。金曜日始まりの変則週足の威力はすでに実証済みだと思う。
変則週足はここ4週、天井を付けてから陰線、陽線、陰線、陽線と交互に繰り返した。なるほど、今週は陰線の番か。いや、サイクルが次もまた続くとは限らない。もう少し観察してみよう。
陰線は長い下ヒゲを付けている。その下ヒゲから勇気をもらって翌週は陽線になっている。売り方は攻めあぐんでいるのだろうか。買い方は非常に頑張っているとも言えるだろう。トレーダーは押し目買いに動いているのが見て取れる。
今度は陰線、陽線をニコイチで見てみる。そうすると、どちらも陽線は前の陰線のハラミ足になっている。そんな見方をした場合、買い方の反発力には物足りなさを感じてしまうのは筆者だけだろうか。ハラミ足ではなく、前の陰線実体を飛び越えていくような、いわゆるツツミ足になっておれば、買い方勢力の強さを実感できたのだが。
陰陽をセットにしたらローソク足はこうなった。
これって、ジリ下げ? 下落途中での下手くそな押し目買い戦略が見えてくるではないか。
これで筆者のハラは決まった。もう月足3波の亡霊に悩まされるのはごめんだ。お前は非業の死とは言え、死んでしまったことに変わりはない。その恨みつらみは5波の時にでも晴らすんだな。いまはもう鎮まり給え。
というわけで、今週からウリを強くしていく。といっても、すぐに大きく下落していくとは限らないだろう。まずイベント日程を見ておく必要がある。
【イベント・スケジュール分析】
①12/10(水)FOМC金利発表 ②12/12(金)日本メジャーSQ日
③12/16(火)米雇用統計データ発表 ④12/19(金)日銀金利発表&米国メジャーSQ日
<参考>(Xmasまでに)次期FRB議長選出
来週の①②が特注なのは誰でも知っている。
だが、それを前にする今週の値動きが重要だ。なぜなら先週は感謝祭で浮かれすぎた感があったからだ。米国市場のことである。死んだはずの小型株指数・ラッセル2000が5連騰で息を吹き返した。それも.764以上のリバウンドだった。これを浮かれすぎと言わずして何なのだろうか。
材料は利下げ期待のみ。その前週末から関係者が「利下げ余地あり」と公言していたのを頼りに米国株は一斉に上昇した。感謝祭週自体はもともとポジション調整の期間と言われているので、上昇すること自体はおかしなことではない。売った株を買い戻しただけのことだ。そのリバウンド率が大きすぎるということが問題なのである。
感謝祭以降の週に米国株がどうなっているのか過去に遡ってチャートを見てみるといいだろう。
利下げ自体は決定事項ではない。パウエル氏がやるかやらないかは半々の確率らしい。それをことさら持ち上げて材料にしただけのことである。
今週はブラックアウト期間だから関係者のコメントは出ない。出るとすればトランプかベッセントの口からだけであろう。そんなもの誰も相手にしない。
なので、今週は魔法が解ける週だ。「なんで先週こんなアホになって踊っていたのか」とむしろ平静に戻ってトレードするに違いない。だから、今週は利確調整の週である。軟調に推移するだろう。
もし、先週に引き続き今週も堅調な値動きを続けるなら、12/10の本番が危ない。きっとパウエル氏はデータ不足を理由に利下げを拒むだろう。米国株は暴落である。期待通り利下げしたとしても材料出尽くしで下落は見えている。
だから、そうならないためにも、今週は下落する必要があるのだ。利下げナシならちょっと下落度合いはきつくなるかもしれないが、今週の内にある程度下落しておけば想定内のこととあきらめもつく。逆に利下げが行われたとしても、それこそ材料出尽くし。順調に下落トレンドに戻っていくだろう。どちらでも同じだ。少し落ちていく角度が違うだけかな。
われわれはその米国株の値動きをいつも以上にしっかり見てからの参戦を心がけるのがいいだろう。米国人がわれに帰っているのか、浮かれすぎが続いているのかである。日本株は米国株の強い影響を受けるから当然である。特に今般のような4波の波動トレンドの下では日本株の主体性は皆無と言っていい。
※参考に上げた「次期FRB議長選出」がXmasまでに決まるらしい。ベッセントがそう言っていた。本当の材料出尽くしはその日である。
次期議長は利下げ推進派の人物であることは間違いなく、現在のような「頑固なパウエルさんが利下げしてくれるといいな」との甘い楽観は消えてしまう。代わって市場を支配するのは「高インフレ」や「景気後退」の現実から湧き出す悲観である。
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では明日の戦略会議だ。【4時間足】を使って分析しよう。
図で見るように青色点線チャネルラインタッチまで上昇してきた。天井からの半値戻し(50360円)直前でもある。目先の焦点は戻り高値の50615円(赤色点線)を突破するかしないかであることは明らかであろう。
突破してしまえば、下落云々の話は放っておいて、現最高値までの上昇に備えなければならない。その前の51500円処での反転も要注だが、たぶん現最高値を脅かすほどには上昇してしまう。フラットだ(51500円処で止まればトライアングルかも)。
下落目線の筆者はとしては、もちろん突破するはずはないと想定して行動するだけのことである。はっきりとした波動シナリオはまだ見えていないのだから仕方ない。一八勝負だ。当たれば(明日以降)37500円水準までの下落を期待できる。
<重要ライン>
①52695・・・最高値
②51020・・・4時間足ジグザグ上昇拡大目標値
③50910・・・ここまでの大下落の61.8%戻し
④50760~50975・・・日中マド1
⑤50615・・・日足戻り高値
⑥50575・・・本日上昇可能値2
⑦50450・・・本日上昇可能値1
⑧50360・・・ここまでの大下落の50%戻し
⑨50325・・・木金2日間のバリュー上限値
※50285・・・ナイトセッション終値
⑩50025・・・木金2日間のバリュー下限値
⑪49990・・・1時間足もち合い安値
⑫49945~49785・・・日中マド2
⑬49770・・・5日線処
⑭48265~48190・・・日中マド3
⑮48260・・・4時間足押し安値
⑯48025・・・日足直近安値
⑰47390、46590・・・スイング下落目標値1,2
㉛46355~45965・・・日中マド4
㉜43110~43020・・・日中マド5
㉝42560~42425・・・日中マド6
㉞40175~40095・・・日中マド7
<詳細>
値幅が一転小さくなった日が続いたので、もしかしたら大きく動き出すかもしれない。上下どちらになっても心の準備は必要だろう。
上なら当然⑤は突破していく。突破してしまったらウリはできない。ド転カイに回る。カイで④②までをひとまず目標に進めるつもりだ。
もし勢いがそうでもなく⑤手前で上値が重たくなったようなら、当然ウリだ。4時間足チャネルライン下辺47500円までの売りスイングを実行する。ただ、夜間での動きで利確に切り替えることはあるだろう。ニューヨーク時間での値動きが重要だから、それまでに危機があったらさっと引く。そして結果を見て火曜日から新たに仕掛ける。
⑨~⑩の間で価格が動いている間は何もできない。⑩を割れたらウリ、⑨を突破したらカイというブレイク作戦に徹するのみである。元に戻ってのもち合い相場続行はないのではないかと考えている。あいつらだって動き出したくてうずうずしているはずである。
しかし、⑨突破で買うのはちょっと危険かもしれない。この場合だけはダマシを考慮しておくつもりである。安心して買えるのは⑤突破達成後であろう。
※ダマシ後のトレンドにつくべしという戦略があるが、この日の場合はその戦略が的を射ていることになりそうだ。中長期的にその方向がトレンドになる。だって、分岐点なんだモン。
※分岐点ではダマシが横行する。特に⑤のような買い方売り方の誰もが同時にはっきり意識していそうなラインがある場合だ。最初に仕掛けた方が負ける。イコール、それをダマシと呼ぶ。
<マイポジション&スイングトレード的構想>
売1(51100台) 変わらず
買2(42900台、49100台) 変わらず
※さて、ここからどうなるだろうか。締め切り日が近いので無理はしないが、少しでも利益は積み増したい。今日の結果次第だが、買玉は当然切っていく方向。売玉は我慢の一手。
<前日感想戦>
10時半チョイ前50230円ショートからスタート。10時からのトレンドは信用できない。それまで大きく下落していたのであれば信用できるが、そうたいして下げたわけでもないので逆張った。50230円はプレオープン時間帯の高値である。少なくともその安値50065円近くまでは下落するはずと読んだ。
※プレオープン時間(8:45~9:00)で大きく動いたとき(値幅100円以上の目安)は、その後レンジ相場になる確率が高い。特に祝日がらみなど市場参加者が少ない時はそうなる。その場合にはプレオープン時間でつけたレンジが強く意識されるということである。
が、より一層の下落に備えていた筆者は満足せず利確しなかった。午後からはアップアップ。やけに強かったなあ。結局2時すぎに根負け。同値で退いた。
ナイトでは一転下落スタート。何だったのだろう、日中のあの粘りは。しかし、追いかけることもできず、そのまま終了となった。
それにしても切り返した後は強かったな。変な値動きだ。儲けナシだ。
以上。

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