2022年3月27日日曜日

拡大型修正波の重要性について

エリオット波動理論でいうところの修正波は何やかやと複雑すぎて、筆者はつい最近までその学習を逃れてきた経緯がある。

推進波さえわかってれば、波動は何とかなるし、トレンドの方向もわかるから建玉するのに問題はない。修正波の時は短い時間足で乗り切って、小さな利益を積み重ねる作戦で十分、そして推進波の順番が来たら一気に攻勢に出ればいいと思っていたのである。

しかし、ここにきて、その弊害が多くあらわれるようになった。波動が読めない時間が多すぎるのである。それもそのはず、実際の相場ではもち合い7割とも8割とも言われているのだから、動きの読めない修正波をわかっていなければ、年間を通したら勝率、利益率は悪くなるのは当然である。

そこで、やっと重い腰を上げた。ちょっと勉強しよっと。

ただ今回は、基本的な事だけの内容になりそうなので、読み飛ばしていただいて一向にかまわない。エリオット波動理論の実践者にとっては何の収穫もないだろうから。


【修正波の種類とその違い、分別法】

修正波そのものの種類としては、①ジグザグ、②フラット、③トライアングルの3種類と、それぞれ自体、あるいは3種類の組み合わせでできる波動がダブル、トリプル・・・と繰り返す④複合型の4種類に分類される。

例えば、トレンドに忠実な推進波(1,3,5波目)が終わって、それぞれの修正波(2,4,ABC波)が始まったとしよう。

その時、最初の波動(A波)の内部構成が5波動であれば、その後はもうジグザグ修正と決定される。ジグザグ修正は②③の修正波と違い、その3波動(AーBーC)は5-3-5構成であるからである。

従って3波動構成でA波が終了しB波に移行したようであるなら、それ以降は②か③の修正波になると考えられるのである。ちなみに②のフラット修正の内部構成は3ー3ー5であり、③のトライアングルなら3-3-3-3ー3の5波で構成される。

まとめると、修正波が①になるか②になるか③になるかの問題は、次のように推察・確定することができるだろう。

まず1波動目(A)の内部構成波動の違いで①と(②か③)に区分けされ、3波動目(C)の内部波動の違いで②と③が区分されるということである。


【拡大型とは?】

②と③の修正波は展開する波動によって通常3つに分類される。が、筆者は通常型と拡大型の2種類に分類した方が便利であると思うので、それを採用している。

B波の終点がA波の始点を超えるか超えないかの1点に注目するからである。超えれば拡大型、越えなければ通常型である。そして拡大型の中に、C波がA波の終点を超えるか超えないかでまた別れるということになる。超えなければ、それはランニング型となるのである。


やはり図がないとわかりにくいかもしれないと、例によって「エリオット波動売買戦略」さんから図をお借りした。



















実はこの拡大型がクセモノなのである。

なぜなら、ダマシの上昇や下落と気づかずに建玉してしまうからだ。

例えば3波の上昇がもうそろそろ終わりかな、と思っているとしよう。その時、直近高値ブレイクでエントリーしたことはないだろうか。B波がA波の始点を超えてきたら誰だってそう思うだろう。またB波がA波の終点を下抜けたら、それにも反応して、売り玉を建てたことはないだろうか。

どちらもロスカットに会うことは明瞭である。買って損、売って損、また買って損。次こそ!と売って損。損が累積するだけである。

こういう修正波があることを知っただけでもダマシに会う確率は少なくなるだろう。


では、チンプンカンプンな解説はこれくらいにして、いよいよ日経225MINI先物の予想に移ろう。


天井妄想値を上方修正した!


筆者は先週日曜日記事『ダイアゴナルについての研究。ついでにウェッジ、ウォルフ波動にも言及。』において、昨8月から9月の急騰相場の再現で、今回の上昇相場の天井は28260円としていたことはご存じであろう。冗談から駒の如きこの目標値も今や現実味のあるものになってきた。

しかし、その上を行くアナリストが現れたのである。マネースクエア社の宮田直彦氏である。氏といえば、当代きってのエリオット波動理論によるテクニカルアナリストとの呼び声が高く、筆者もそのレポートを毎度参考にさせていただいている。筆者のようなチンピラ予想屋ではなく、レッキとした顕学である。(ちょっと持ち上げすぎか)

その氏が3/25付けレポートで、今回の上昇波動は29960円(但し現物225価格)まで続くとされているのだ。

根拠は直前の下落波動はエンディング・ダイアゴナルであり、いったん上放れればダイアゴナルの始点=11/16の高値に達するというものであるが、その知識以上に筆者を驚かせたのは、今回の例として30年前の1992年のケースをあげられていることだった。

なんとその時は17営業日だけで、日経平均は5090円もの急上昇を演じたそうである。

17営業日。見事な一致だ。

実は筆者は3/24記事において次のように書いた。

「いずれにしても日足は4波の調整に入る。しかし、長期ではない。ほどなく5波上昇に進行して、今度こそ28000円超えを目指すはず。(今月中は買い目線中心で挑む覚悟)」

宮田氏が例として上げたケースも17営業日なら、筆者が上げた昨年の例も17営業日。(今月は買い目線中心で挑む覚悟)なる文句の裏付けはこのことであったのである。

17営業目といえば4/1の金曜日、週末に当たる。この日に価格は高値を獲ってくるだろうと予測したわけだ。

しかし、悔しい。上昇幅が全然違う。宮田氏は5090円である。

ならば、筆者もその例に倣うことにしよう。3/9の底値24681円+5090円=29771円。これを先物価格に直せば、配当落ちがあるので、

29500円でどうだ。

あと5営業日で1500円の上昇である。賭けてみようかな。

・・・・・

ここからは今週(3/28~)225MINI先物のまじめな予想をしよう。









これは1時間足チャートである。本当は4時間足でも良かったのであるが、緑色のライン=波動の内部構成をはっきり確認するために下位足を使った。

筆者の見立てによると、今回の上昇の3波目は3/23にすでに終了しており、現在は第4波の修正波である。それも3-3-3-3ーのような内部波動から、この4波はランニングトライアングルではないだろうか。

ということは、月曜日はB波頂点28140円を突破して、D波天井をつける。しかし、ほどなく下落するが、前の安値C波底=27705円を下回ることはない。その安値がE波底であり、次なる5波上昇に向けての絶好の買いポイントになる。(勉強の成果がすぐあらわれたか?)

そしてその5波の天井はどこだろうか。29500円といいたいところだが、もっと現実的な話をしてお茶を濁しておこうか。

よく言われる1波=5波ならば、4波押し目底27350円+1波の長さ1205円=28555円。←これなら無難やな。

でもやっぱりロマン派なら、29500円を狙っちゃおう!


以上、天井騒ぎの【今日の水増し】でした。ご清聴ありがとうございました。





























0 件のコメント: