2020年5月30日土曜日

日経平均株価分析(9)6月相場の行方は?

マスコミに登場する解説者たちの言葉を聞いていると、弱気派はだいぶ姿を消したようである。5月半ばまではまだまだ2番底期待の声も多かったが、今週の暴騰で討ち死にさせられた投資家も多いはずである。先週分であるが、海外投資家が買い越しに転じたというニュースはそんな弱気派の息の根を止めるにふさわしい話題だったかもしれない。

そういう筆者はと言えば、まだ弱気派の端くれではあるが、さすがに上記ニュースは強烈パンチだ。そろそろ弱気派にサヨナラする潮時かとも感じている今日この頃である。もしかしたら、この記事が弱気派としての最後の記事になるやもしれない。2か月間トータル損こそなかったけれども、買いの大波に乗れず大儲けできずに終わった筆者を憐れと思し召し、今日はゆっくりと記事をご覧くだされ。

てな、しおらしい態度をしていても、いざチャートを前にするとガ然力がみなぎってくる筆者だ。さっそく長期足から見てみよう。

【月足】
エリオット波動・下落C波であると言いたいが、強烈な2本の陽線を見せられては自信がなくなってきた。新たな波動が数えられるのか、ABC調整波がそもそも間違いなのか、わからなくなってきた。それは今後の宿題としよう。

注意したいのは、2本の陽線が確定したという事実である。ならば、小さくても3本目の陽線が立つ確率は大きい。少なくとも6月の高値は5月の高値を更新する。ならばどこまでの上値があるのだろうか?上値メドばかりを気にかけるのは、それこそ追い詰められた弱気派の所業であろうが、傷ついた同輩の為にも、週足で探っていきたい。

【週足】
今週の長い陽線が、2本のグリーン色水平線の中央に伸びている。強気派が勝利を誇示しているようにも映るが、ここは過去にモミモミしたゾーンである。過去には、この2本のラインの間を上下するのに、5本以上、いや10本以上のローソク足が費やされた、いわば難所である。そう簡単に突破できるはずはない。

そしてもっと力強いのは、この保ち合いゾーンの上に、更なる鉄壁が立ちはだかってくれているのだ(うす青帯)。弱気派の最後の砦で、ここを突破されては「年末3万円、いや4万円だ」という輩が一気に湧いてくる。
それは23000円ラインである。
日足で更に絞ってみよう。

【日足】

以前からたびたび掲載しているが、日足は
エリオット波動・下落の第4波を形成している。悔しいかな、V字回復のパターンなので4波には見えないが、1波頂点である22775円に到達しない限り、4波であると言い通せる。

この波動が上昇の推進波であり、今はその第3波なのではないかとも推測できるが、もしそうなら3波は1波の1.618倍以上になるのが通例なので、赤いライン(22833円)を超えてくることになる。下落第1波の頂点ともほぼ重なる地点だ。超えれば筆者もバンザイしよう。

また、日足ローソク足は200日線までも捉えた。しかし今回有効だった50日線から200日線までの上昇を捉える戦略の利確ポイントは200日線であることもまた事実だ。利確の売りも出てくる。

更に、グランビルの法則でいう戻り売りの急所が一時的な200日線突破である(売りの6番)ということなども考え合わせれば、ここからの買いはない。2/27と28日のマドも閉めたことだし、もうええんちゃう。

ともあれ、当分は200日線の界隈でローソク足はちんたらまんたらすることになろう。その間は個別の出遅れ銘柄たちが活躍の場を与えられるが、そんな銘柄がなくなった後は下落するのみなのである。

以上、天井騒ぎの【今日の茶番】でした。ご清聴ありがとうございました。

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