最後の試練あるか【日経225MINI先物、来週(6/20~)の展望とトレード戦略】

土曜日, 6月 18, 2022

日経225MINI先物

t f B! P L

 気にいらない。何もかもが気にいらない。

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だいたいがこの下落相場の前の上昇相場の時から気にいらなかった。27000円を超えた辺りから、毎日のように買いの下落ポイントにわずかに届かず上昇していく相場。それを筆者は「買い気が強い」証拠として、それまでの売り方、あるいは上昇懐疑派から買い方に転向してしまっていたが、胸中穏やかではなかった。漠然とした「何かおかしい」感。

月曜日日中での押し目買いに失敗して以降、割とすんなりウリで儲けられたのは、そんな感情が渦巻ていたからであり、それはアメリカのイベント事情に助けられてのものでもあった。

そして金曜日。最後のイベント=日銀声明。その前日に例の15分足の地下アイドルたちが急に解散風を吹かせたのは筆者のせいではないが、スポットライトを浴びることなく消えていったのは記憶に新しい。おとなの階段を踏み外したんだね。シンデレラたちは12時をすぎて焦っちゃったんだろう。

それでもやはり最大の「気にいらない」のは金曜日だ。

またしても下落目標値に届かない。例の日中マドをほんの少し埋めただけで、階段を上り始めたのだ。それがガラスの階段だとわかっているのだろうか。地固めをしないうちに上がってしまうって、それって幸福(しあわせ)はだれかがきっと運んでくれるって信じてるってことだ。

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そう、来週、最後の試練がやってくる。でも、そう感じるのは筆者の予感にすぎない。それを示す根拠もなにもない。

ふん、つまらん。そう感じる方に以下の述懐は無用である。気が悪くなるだけかもしれないので、ページを閉じられよ。

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〇高値28350円からの下落が、直前の上昇波(25475円→28350円)の85.4%押し=25895円を下回った段階から、筆者は押し目買いへの幻想をとり払った。その直前の上昇波は支配波といえども、すぐにでも乗り越えられる波と考えた方が確率的には高い、とは筆者のルール。すなわち、始点=25475円は突破される。


ギャンファン再登場!




加賀まりこ似のスナックママとの復縁を期待して再度使い直すことにしたこのツールでも、一番下の8:1ラインを日足で下抜けた。ナイトでなんとかライン上まで戻したという状態だ。月曜日の日中ザラ場にでも上昇すればいいが、そうでなければ、真とした1:1ラインの直前上昇波は完全に否定されることを意味する。

〇しかし、始点を突破されたからというだけで、下落トレンドが続くという意味ではない。突破した途端に精魂尽き果て、反転していくことも経験上よく知っている。そして、相場をピンポイントで当てることは不可能で、だいたいのゾーンで考えればいいのでは?というのも知識としては知っている。

〇しかし、乗り越えるべきは自己の内なる「値頃感」である。前の安値に近づいた。そろそろ反転するのでは?また、強気相場は総悲観から生まれるとの格言もある。先週に総悲観はあっただろうか?皆さん、押し目買いに嬉々としていたのでは?

〇これは言い訳に聞こえるだろう。筆者には日中マドを完全に閉めなかったというウラミ・ツラミがある。その後の急上昇の大半をとり逃がしているせいかもしれない。またしても予想屋としての顔をつぶされたという気恥しさもあるだろう。そんなこんなで、下値を探る蛮行に走っているのかもしれない。

だが、どうしても、もう少し下値が残っているという疑念が消えないのである。

〇ここで、下のチャートではギャンファンの始点をぐっと戻してみた。始点=3/9の24270円である。





この始点から28350円に引いたラインが真(斜め45度)であり、今週の下落波動はその調整であるという考え方である。

そう考えて再度チャートを見ると、下ヒゲで突破しているものの実体では3:1ラインを死守しているではないか!これはやぶへびか、やはり下落は止まったのか?

いやいや、そうではないだろう。そういう考えもできるだろうが、次の4:1ラインに向かって下落するかもしれないではないか。そう考えると25400円割れにラインがある。これなら金曜日の朝記事で筆者が提示した底値25400円台もそんなに荒唐無稽でもなくなる。むしろおとなし目の数字だ。

〇もっと、個人投資家が総悲になる数字を探し出してこなくては。

〇それは、24865円。24270円からの上昇幅の85.4%押しレベルである。これを割れたら完全い浮足立つ。「もうやめてくれ!」となる。たぶん金曜日の日中に底値だとして買い持ちしている方も多かろう。


【戦略】

しかし、これはまさしく筆者の夢想である。なので信用はせぬように。筆者は趣味でこんなイジワルな記事を書いているだけなのであるから。

少しはまっとうな予想を書こう。

ナイト終値を挟むように、日中マドが上下に存在している。下のが<25600円~25540円>で、このマド埋めは筆者の悲願でもある。上は<26375円~26090円>で、金曜日日中とそのナイトで阻まれてできたマドである。

月曜日はおそらくそれらの窓のどちらかを埋める(あるいは途中までかも)だろう。すなわち、26090円以上に上昇するか、25600円以下に下落するかだ。

筆者の熱心な読者なら、もうおわかりだろう。先につっかけた方が負ける。ローソク足の習性を考えればわかる。陰線になると思わせて後半盛り返して陽線になる。陽線だと飛びついたら結局は上ヒゲ陰線か~いとなる。週足で考えてみよう。

しかし、もうやめておこう。自分の底意地の悪さをさらけ出しただけだ。やはり、金曜日25600円台での買い玉を建てられなかった腹いせ、妬みからなのである。


以上、天井騒ぎの【今日の破調】でした。ご清聴ありがとうございました。




まずはこれだけでも覚えて帰ってください。

◎まずジグザグ波動の徹底マスターから始めよう。

ジグザグ修正波だけでもこれだけのことができる! 4波修正波は難攻不落である。 その修正波の動きは種類もいっぱいある上に、それらが複雑に絡み合って、長期化すれば長期化するほど値動きのドロ沼にはまってしまう。個人投機家は、この4波の予想がつきがたい値動きに翻弄され、3波でしこたま稼い...

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自己紹介

 超短期(短気?)スイングトレーダーです。日本株と225先物を中心にやってます。FXやCFDは気が向いた時だけです。毎日日記したいけど、結構時間かかるので・・・一、チャンスを殺さず・・・二、ルールを犯さず・・・三、利薄きからは獲らず・・・この『トレーダー心得三か条』を守り、値動きから利益を掠め取る手法は”急ぎ働き”なれど、それなりの仕込みは必要と考えております。

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