上昇継続と見ておくべきか【日経225MINI先物、今週(6/27~)の展望とトレード戦略】

日曜日, 6月 26, 2022

日経225MINI先物

t f B! P L

先週は中だるみで予想は逆目ばかり。金曜日にいたっては完全に曲がり屋となった。しかし、予想が当たっても必ずしも儲かるわけでもなく、同様に予想が外れてもきっちり儲けることができるのが相場である。

なら、予想なんてハナからやらなくてもいいようなものであるが、まず自分の立場、目線をはっきりさせておいてからでないとトレードはできないはずである。逆目なら、逆目とわかった時点で、目線を逆転すればいいだけの話だ。

金曜日は宣言通りまずウリから入った。26190円(バリューハーフ)は26240円のロスカット、今度こそ!の26215円も26240円でロスカット。

その後のおおきく下がらない相場を見て、「下」方向への考えを改めたが、それを実行するには時間がかかった。やっとカイに入ったのは、バリュー上限値の26240円を完全に越えてから。10時ちょうど頃の25265円であった。

ナイトセッション終了までの間、利確を進めたが、最後の1枚は残してある。(というより26890円の利確指値に届かなかったおかげであるが)。

もちろん最初から買い目線であった場合とは利益額も違うだろうが、それは結果論というものであり、自分の判断、直観、相場観に基づいてトレードするほうが性に合っている。そして、その相場観、直観、判断力の誤りを少しでも小さくしようと日々素振りに励むのが王道だと信じている。聖杯はきっとあるはず、そう信じているからである。

言い訳はこのくらいにして、分析・予想に入ろう。

【4時間足】






まずわかることは、4時間足ではまだ新1波スタートではないということだ。

1)短・中期移動線のGX、

2)一目雲突破、

3)戻り高値突破の3条件のうちの前2者をクリアしていないからである。2)に関しては明日にでもありそうな気配だが、1)に関してはより急な上昇波動がない限り、もう少し時間がかかりそうな気もする。

1時間足ではすでにその条件はクリアしており、あとはこの4時間足を待つのみとなっている。そう、今日のテーマは先週からのこの上昇波動が、推進3波かどうかを検証してみることである。

まず黒色2本の斜線①③に注目してほしい。③は①をコピペしたものである。これすなわち、先週の上昇波動の角度(=勢い)は前の上昇波動の勢いとほぼ同じだということであり、きれいなN波動を描いていると言える。ということは値動きの予測が立てやすいということである。

AB=CDのN値計算なら27000円ジャストまで伸びるだろうと考えられるが、ナイトセッションでは少し届かなかった。しかし前回と同じトレンドラインなら月曜日にでも届くはずである、との推測は簡単であろう。

問題はそれ以上になるかどうかだ。

次に注目は⓪-②チャネルラインである。以前、エリオット波動原理では推進波としての第3波は必ずこのチャネルラインを超えてくるという話をした。そして超えた場合、3波の大きさは1波の1.618倍以上になるし、超えない場合は調整波かも、と。

そして今まさしく、その局面を迎えているのである。

1.618倍なら27635円まで伸びる計算だが、次に移ろう。

青色の点線は日足の節目に引いたもの、緑色の実線は高値同士を結んだラインとそのチャネルラインだ。これらの入り組んだライン群から導き出されるのは、どうやら27000円トビ台で跳ね返されるのではないか?という疑念である。

また、筆者がもっとも重要視しているのは<27225円から27245円>の細い赤色ゾーンである。先物9月物がメインになって以降に開けた時間足でのマドである。筆者は日中マド以外、すなわち時間足でのマドは無視することにしているが、時間足でも一度もつけていない価格、価格帯は日中マド同様の扱いとして受け入れている。

<27225円から27245円>はまだ一度も経験していない。このマドこそが買い方の本当の目標値なのではないかと踏んでいるわけである。

しかし、上昇がここで止まると単純に思っているだけではない。その前で止まり、次のセッションでマドを開けて飛び越えてくるかもしれない。飛び越えて更に上昇して、本当に1.618倍を達成してしまうかもしれない。それは大いにありうることである。

この宙ぶらりんの、どっちつかずの相場観にどう折り合いをつけるべきか。

それはとりもなおさず、最初に言った新1波誕生!の3条件、ことに最後に残ると思われる条件「移動平均線のGX」を達成するかどうかがすべてのカギを握っていると考えられないだろうか。これさえクリアできれば、推進波は確定!3波の後で下落したとしても5波までは計算できる。すなわち、少なくても前の高値28350円くらいまでは上昇するだろう。


【戦略】

なので、まずその条件達成をただ待つ身となる。

1時間足などの下位足を見ると、すでに5波動目であり、5波終了とは言えないまでも、月曜日はここからそれほど高くなるとは思えない。あっても27000円トビ台までか。

筆者としてはナイトセッション辺り以降、この高値からの押し目を拾う作業に入る。ABC調整波だね。このC波の底がどのくらいの押し目になるかはまだ想像がつかないが、買い玉を持っている手前、ウリも交えてトレードするつもりである。

下落が大きかったり、動きが小さくなったりして、はっきりしたGXを妨げられるようなら、推進波としての3波はあきらめる。まだまだ調整波なんだと意を強くして、買い玉の決済や売り強化に動くだろう。


以上、天井騒ぎの【今日の愚痴】でした。ご清聴ありがとうございました。












まずはこれだけでも覚えて帰ってください。

◎まずジグザグ波動の徹底マスターから始めよう。

ジグザグ修正波だけでもこれだけのことができる! 4波修正波は難攻不落である。 その修正波の動きは種類もいっぱいある上に、それらが複雑に絡み合って、長期化すれば長期化するほど値動きのドロ沼にはまってしまう。個人投機家は、この4波の予想がつきがたい値動きに翻弄され、3波でしこたま稼い...

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自己紹介

 超短期(短気?)スイングトレーダーです。日本株と225先物を中心にやってます。FXやCFDは気が向いた時だけです。毎日日記したいけど、結構時間かかるので・・・一、チャンスを殺さず・・・二、ルールを犯さず・・・三、利薄きからは獲らず・・・この『トレーダー心得三か条』を守り、値動きから利益を掠め取る手法は”急ぎ働き”なれど、それなりの仕込みは必要と考えております。

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